2010年11月11日

ヒーローラット

昨日の朝だったか、テレビで見かけた情報。アフリカのタンザニアで、地雷除去に、訓練されたネズミ・ヒーローラットが大活躍しているというのです。
ヒーローラットで検索してみたら、詳しく解説されたサイトがありました。
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2774225/6428536
ネズミと言ってもけっこう大きい種類で、日本では動物園でしか見かけないんじゃないかと思います。こういうネズミが野生でいたなら、食べる量もハンパじゃなくて穀物倉庫とかかなり荒らし、徹底駆逐の対象となりそうな気もするので、こういう形で人間と共存できるのはいい話だと思いました。

大型だから脳も大きいのか、案外賢くて、訓練すれば100%の成果を挙げるそうです。
地雷除去というと亡きダイアナ妃のヘルメット姿を思い出しますが、人力で除去するのはあまりに危険だし効率が悪い。ネズミは軽いので上に乗っても爆発しないし、ネズミらしくちょこまかと動いて素早く探し出していました。
大型の戦車みたいな地雷除去専用車の写真を見たことがありますが(バンバンと地面を叩いて爆発させる)、機械は故障が多くて経費がすごくかかるそうです。

それにしても、地雷原の地雷を除去するというのは、上流でどんどん不法投棄され続ける原油を手ですくってきれいにしようとしているようなもの。銃の取り締まりもそうですが、発生源(製造元)から断つ必要がありますね。
戦争がなぜ終わらないのか、誰が得をするのかを自分の頭で考える必要がある。そのためには考える余裕を生むための貧困の解消と、やはり子どものときからの教育だと思います。

このネズミ、結核菌の嗅ぎ分けも出来るので患者(保菌者?)の発見にも使えるということでした。日本のような栄養状態や医療環境がいい国では結核も死に至る病になることは少ないですが、結核の流行で命を落とす人が多い国もまだまだたくさん。感染源を発見できる意味は大きいでしょう。
使いようによっては人類のよき救命主としてヒーローぶりを発揮してくれそうです。
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2010年10月21日

米粒の芸術作品

ネットで見つけた記事ですが、ほーとため息が出ました。
世の中には、すごい特技を持った人がいるものです。
米粒に描いた芸術作品ふたつ。性能のいい虫眼鏡がないと鑑賞することもできません。
いったいどんな筆で描いたのでしょうか、髪の毛かな。
米粒に書かれた文字はみたことありますが(ルーペ付きで展示されていました)、これほどの墨水画というのはすごい、と思いましたのでご紹介します。
米粒の上の「万里の長城」…台湾の“極微芸術家”が作品披露
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101021-00000031-scn-cn.view-000

22日追記:URLを間違いましたので訂正しました。
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2010年10月19日

心理的瑕疵物件(補足)


きのうの「心理的瑕疵物件」の補足です。
心理的瑕疵物件の内容ですが、先住者の自殺や幽霊・墓地以外に、
「近くに迷惑な住人(騒音おばさんとか?)がいる」
「近くに暴力団の事務所がある」「近くに宗教団体の本部が」
「交通事故が多い」「大きな病院の近く(救急車がひんぱんに通る)」
「葬儀所の近く」
などなど、たくさんありそうです。最近は公団でも瑕疵物件専門に募集しているところがあるそうなので、自殺じゃなくても孤独死とか傷害事件とか、いろいろあるのかもしれませんね。
寝る場所があれば十分、という人なら安くて助かる物件かもしれません。

宅建業法では、売買や賃貸の契約前に相手方に、物件の重要事項を説明しなくてはならないことになっていて(宅建主任者の仕事です)、これを怠ると厳しく罰せられます。
(業務停止、重大だと免許取り消し。罰則は2年以下の懲役、300万円以下の罰金、またはこれの併科。法人の場合は罰金1億円以下です!)
受験前に私がやっていた問題集に、
「自殺があったアパートだが、部屋自体はきれいで関係ないので説明する必要はない(○か×か?)」
という肢があって、これはもちろん×。
でも「おおかた10年以内」という慣例があるだけで、「何年間は説明しなければならない」という決まりはないようです。それに間に別の借主を入れればもういいのだそうで、自分の甥などに半年ばかり借りてもらって「洗う」、良心的とはいえない業者もいるそうです。

ところで、以前読んだ村上春樹さんのエッセイによれば、村上夫妻はカネがなかった若いころ(新婚時代だったかな)に、複数の線路に囲まれた三角州みたいな立地の(もちろん瑕疵物件で格安!)小さい家に住んでいたことがあるそうです。
電車の音を除けば静かで人通りもなくて(その家にたどり着くのが大変)快適だったとか。
でも飼い猫も危ないしで長くは住んでいられなかったようでした。音もですが、振動がハンパじゃなさそうですね。


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2010年10月18日

宅建受験して

昨日の宅建試験に、次の問題が出ました。(問10)
遺言に関する次の記述のうち、民法の規定によれば、正しいものはどれか。
1. 自筆証書遺言は、その内容をワープロ等で印字していても、日付と氏名を自書し、押印すれば、有効な遺言となる。
2. 疾病によって死亡の危急に迫った者が遺言する場合には、代理人が2名以上の証人と一緒に公証人役場に行けば、公正証書遺言を有効に作成することができる。
3. 未成年であっても、15歳に達した者は、有効に遺言をすることができる。
4. 夫婦又は血縁関係がある者は、同一の証書で有効に遺言をすることができる。


どの肢ももっともらしく、よく考えて作られた問題だなとおかしくなります。
(正解は3です)
民法はもともと私人の間のもめごとを収めるために作られた法律ですから、私たちの生活にとても身近で、勉強していて面白いし得るものが多い。小学校は無理でも、高校では教科として教えてもいいように思います。
宅建は宅地建物取引主任の名のとおり不動産の専門ということになりますが、宅建業法についで民法(不動産売買の権利移譲など)がメインの試験でした。私は受験のために勉強しましたが、やってよかったと思っています。
実を言えば、私は大学のとき民法も履修したのですが講義に出たのは一回だけ。そのときは「胎児は人か」という話でした。交通事故でお母さんが死んだら胎児は…という内容で面白くないこともなかったのに、なぜかあとは出ないで単位だけはもらったのでした。今ごろになってそのときのツケを払っているのかもしれないとも思います。

受験勉強の範囲には出てきませんでしたが、宅建つながりで読んだマンガ(「不動産屋は見た!」)に「心理的瑕疵物件」というのが出てきました。
「しんりてき かし ぶっけん」と読みます。
瑕疵というのは傷、欠点のことで、「法律上、なんらかの欠点や欠陥のあること」と辞書にあります。心理的なきずのある不動産の物件、どういうものかイメージ出来るでしょうか。
そう、例えば自殺のあった部屋とか、墓地の裏手にある、幽霊が出るという噂があるといった物件などです。
こういう物件は普通格安なので、実害はないから気にしない人は平気で住むようです。「いつまでもデブと思うなよ」のオタキング岡田斗司夫さんも何か大きな事件のあった有名な?部屋に快適に住んでいるそうです。
ちなみに「心理的」がない瑕疵物件には、路地の奥にあって日当たりが悪い、線路のそばでうるさいといった例があるようです。

宅建の合格発表は12月1日ですが、自己採点ではたぶん大丈夫というところでした。これで自信をつけたので、今度は司法書士にチャレンジしたいと思っています。
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2010年06月23日

心裡留保

今、一念発起して宅建にチャレンジ中です。
宅建とは何かというと、正式名称は「宅地建物取引主任者」資格試験、ですね。不動産取引に必要とされる資格です。誰かが自分でアパートを建てて貸すだけなら宅建主任者は必要ないですが、販売となると契約の場に必ず現れて関わることになります。不動産業を営む法人では従業員の5人に一人頭の宅建主任を置かなければならないので、ある程度の社会的需要はありますし、一度取ると一生有効の資格です。

ヘルパーで行った先の利用者や、サービス責任者に軽くあしらわれることが何度かあり、「私はあなたが思ってるほどバカじゃないんです!」と言いたくなった。そして「そう? ほんとに?」と冷ややかに笑う自分いて、「本当に馬鹿じゃないかどうか、証明したくなった」のでした。
学校に通う時間(の自由)もカネもないので独学、効率が悪いとは思いますが仕方ありません。
私は不動産業なんてガラじゃありませんが、建築基準法なんかは「ほほー」と目からウロコだったり、不動産関係以外にも民法や税法など幅広い知識が必要とされるので、なかなか面白いです。

民法をかじってみて、独特の法律用語には驚かされました。
例えば「心にもない冗談」。心裡留保と書いてしんりりゅうほと読みます。法律関係者以外で聞いたことある人は少ないでしょう。
昔、当時は仲の良かった姑さんが「相続した土地が売れたらdashiにも100万円あげるわね」と言ったことがありましたが、あれはこれだったかもしれない。
宅建講師をしている人のブログを読んでいたら、
「ここの問題全部できた人いますか? いたら賞金1万円!(心裡留保)」
と書いてあって、大笑いしてしまいました。

「善意」「悪意」はそれぞれ「知らなかった」「知っていた」の意味で使います。用語に慣れるまでは「悪意」と聞くと腹黒いイメージを持ってしまうのも、当然というところでしょうか。
こんなのもあります。
「近隣商業地域内においては、料理店は建築することができない。」
え? どうして? と思いませんか。
なぜかというと、「料理店」というのはファミレスなど一般の食堂を指す用語ではなくて、いわゆる風俗関係の店を意味するのだそうです。ご飯食べに行くところは「飲食店」。
一般社会と乖離した感覚なのかもしれませんね。

昨日の朝日新聞に、宅建に合格して孫と一緒に開業した80歳(!)の女性の投稿が載っていました。学校に通って勉強するのがとても楽しかったようです。
法律関係では宅建は一番易しいAクラスの資格だそうですが、楽しむだけでは無理で、やっぱりそれなりに努力しないと通るはずはない難関。10月17日まであと4ヶ月弱、頑張ります。
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2010年06月16日

貸本マンガの思い出

朝8時からの「ゲゲゲの女房」を楽しみに見ています。
ちょうど貸本マンガが衰退していく時期で、出版社が軒並みつぶれて原稿料もまともにもらえず、赤貧洗うが如し。でも電気がとめられる事態にもひょうひょうと明るく、たくましい。それがこのドラマの高視聴率(朝ドラでは久しぶりでは?)となっているのでしょう。
この貧乏も週刊誌にシフトするまでのことかと思いますが、かの水木しげるさんにこんな時代があったのかと感慨深いです。

私も子どものころ貸本マンガ(背表紙が赤い地にロウソクの絵)にはずいぶんお世話になりました。家で絵本を読んだ記憶もないので、たぶん字も覚えたのもマンガ。私の人格形成にかなり影響したと思います。
小さいころのことですから小遣いももらえず、安いとは言っても(15〜20円ぐらい?)貸本代が自由になる立場ではありませんでした。だからすべて、姉たちが借りてきたものを見せてもらっていただけです。
姉は4人いて一番歳が近いのが4つ上ですが、この姉はマンガ好きではなかったので、たぶん6つと8つ上の姉たちあたりが借りていたのではないかと思います。そう考えるとかなり背伸びをした趣味だったわけで、私は幼いときから「ませくれ(早熟ってことです)で可愛げがない」と言われていたものですが、案外このあたりが影響しているのかもしれません。

木内千鶴子さんのマンガは主人公は優しくて貧乏、金持ちの意地悪な子にいじめられるというステロタイプでした。意地悪な子がひどいめにあう勧善懲悪は徹底していたと思います。
矢代まさこさんは左翼系の人だったのか、労働問題(炭鉱の閉山とか)を扱うような硬派で、私はよくわからないながらも大好きでした。

そして強烈な印象を残しているのが楳図かずおさんです。偶然が重なっていく「私という名のミツキ」など一話完結の短編ばかりでした。味噌汁の中から長ーい髪の毛が出てくるシーンなど、ゾクゾクするくらい怖かった。
事故で意識不明になったあと、振り向くと人の頭の上に余命をあらわす炎が見えるようになった話では、振り向いて鏡をのぞき自分の余命を知ろうとするシーンには子供ながらとってもドキドキして、「怖くてどうしても見られなかった」のに、そりゃそうだとホッとし、また転んで?頭を打ったら炎が見えなくなったという結末にはよかったねーーと嘆息したりしたものでした。
なお、何年かあとに同じ作者が同じ題材で描いたマンガを見ましたが、媒体が女の子向けの雑誌だったせいかちっとも怖くなくて、楳図かずおの変節ぶり(たぶん編集部の意向)が寂しかったです。

小さい貸本屋さんもつぶれ、私も大きくなってマンガをあまり読まなくなったあと、懐かしい再会は上京してからのことでした。学生街だったからか、アパートのすぐ近くに貸本屋さんがあったのです。感激しました!
昔の田舎の貸本屋さんとは趣も品揃えも格段に違い、垢抜けていました。さすが東京(新宿区)。
今はマンガ喫茶というのがありますが、お茶は飲めないけどあんな感じに小奇麗なところでした。
私はそこで「MW」など(高くて買えない)手塚治虫さんの長編を借りまくったものですが、残念ながら間もなく店じまいしてしまいました。

「ゲゲゲ」に出てくる国防婦人会の亡霊のような親の元に生まれた子供たちは、貸本を読めなくて悲しい思いをしたことでしょう。ドラマの中でも泣いていました。(隠れて読んだかな?)
私の親はマンガなんか読むなと言うこともなく私はラッキーでしたが、もっとマシな本を読めばいいのにとは思っていたかもしれません。

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2010年04月06日

特発性正常圧水頭症

私が週一度、一時間半の生活援助で通っていた一人暮らしのお宅。
最愛のご主人を亡くして以降、もういつお迎えが来てもいいから怖いものなし。強盗が入ってきたら「ちょっとそこに座んなさい」と言って説教するの、と笑う愉快なおばあちゃま。85歳という高齢ながら好奇心旺盛、週刊朝日をはじめ男性向けの週刊誌を近くに住む息子さんと回し読みしています(読みたい記事があったから女性週刊誌を買ったら、ほかに読むところがなかった、そう)。
私とおしゃべりするのを楽しみに待っていて下さっていました。
私も、自分も歳を取ったらこんな感じになるんじゃないかなと親しみを覚えて、楽しく仕事をしていました。
ところが、一度キャンセルがあってどうされたのかと気にしていたら、なんと倒れていたのを発見されて水頭症が判明、ベッドの空く5月に手術が決まったそうです。

調べてみたら、「手術で治る認知症」とも言われる、高齢者特有の水頭症のよう。それまで反応のにぶい日があったり足元が多少おぼつかなかったのも、この病気のせいだったようです。
特発性正常圧水頭症
http://www.health.ne.jp/library/3000/w3000690.html
この病気のことなら、先日テレビでやっているのを私も見ました。認知症だからと周囲もあきらめていた人が、手術のあと別人のようにしゃんと暮らしていて、感動もの。気づかないままの人はずいぶんソンをしてるなあと思ったものでした。
私の通っていた方も、手術のあとはすっきりと元気になられるのだろうと思います。
でも当分は、一人暮らしは無理ということでケアプランが変わり、働ける時間に制約のある私は担当を外れることになりました。
こんなことでがっくりしていては仕事にならん、プロとは言えんと頭ではわかっていても、ここ数日元気が出ないでいます。
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2010年04月01日

海人草ほか

漢字パズルに「海人草」と出てきて、聞いたことないけどこんなのあるのかなと辞書を引きました。「かいにんそう」。通称マクリ、乾燥して虫下しに使われる海草らしいです。見た目どんなのだろうとパソコンを開き、画像で検索。干したのばかりの中、生育状態のままのがやっと見つかりました。
http://www-es.s.chiba-u.ac.jp/kominato/choshi/algae/kaisou/aka/makuri/makuri.html
奄美大島のような温かい海に生えている海草で、昔、衛生状態が悪くて寄生虫が多かった頃に、ギョウチュウや回虫の駆除用としてよく使われたそうです。
水洗式トイレが当たり前の今となっては使われることもまずないでしょう。私より少し上の世代にとってはおなじみのものかもしれません。

そしてこの「海人草」を検索していて、見つけたページ。
医学博士・藤田紘一郎(ふじた・こういちろう)氏(東京医科歯科大学名誉教授、人間総合科学大学教授)のインタビュー記事です。
藤田先生は何年か前に、「笑うカイチュウ」など一連の著書が大きな話題となり、寄生虫博士としてマスコミにもよく登場されていました。私の記憶では、確か、効果を実証するために本物のサナダムシを体内で「飼って」いらっしゃったと思います。
(サナダムシを使ったダイエットもそのころ話題になりました。マリア・カラスがサナダムシダイエットをしたのは本当のことらしいです)
先生の目的はもちろんダイエットではなくて、花粉症研究ではなかったでしょうか。
サナダムシを飼っていると花粉症にならないそうで、当時ほじり出したくなる目のかゆみに悩んでいた私は、ちょっと心が動いたものでした。
寄生虫で花粉症にならない医学的説明は、このページにあります。
http://eco.nikkeibp.co.jp/article/interview/20090304/100964/?P=3

同じインタビューの、こちらも興味深い内容です。
http://eco.nikkeibp.co.jp/article/interview/20090304/100964/?P=5
人間の皮膚の表面には悪質な微生物やアレルゲンから身を守る「皮膚常在菌」がいます。皮膚常在菌は表皮ブドウ球菌、ニキビ菌、真菌類など約10種類存在しますが、体を洗い過ぎると、この菌がなくなってドライスキン(乾燥肌)となり、アレルギーなどにかかりやすくなるのです。皮膚常在菌が弱ってくると白血球が活性酸素を出して処理します。この活性酸素が、皮膚を弱めるのです。
 ちなみに、皮膚常在菌は一度石鹸で体を洗うと90%もなくなることが実験で分かりました。ただし、10%残っていれば、若者ならば約12時間、高齢者ならば約20時間で元の状態に戻ります。ですから、体の洗い過ぎには注意しなければいけません。1日に何度も洗う必要はないのです。最近、大学の皮膚科に通院する患者さんの多くは、体の洗い過ぎに原因があるようです。何でも、やり過ぎはマイナスなんですね。

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2010年03月18日

読経マシン

仕事で何人もの高齢者のお宅に伺っていますが、同じような年齢・生活水準でもものの考え方、生活ぶりは人それぞれ。
「年取ると楽しみがないわね」と愚痴っぽい人もいれば、「占いで102歳まで生きるって言われたの」と威勢のいい92歳も。「戦争中の思いをすれば今は夢のよう」と一人暮らしの気楽さを満喫する人などさまざまです。

若い世帯と一番違うな〜と思うのが、仏壇のあるお宅が多いことですね。仏壇に供える花を買ってきてと頼まれることもあります。仏壇を持っていけない(大きすぎる)から老人ホームに入れないとぼやく人もいます。
私の実家ではご飯を炊いたとき、夜でも必ず、小さな脚付きの器に盛って仏壇に供えていました。「おぼきさま」と呼んでいましたが、どうやら正式には「御仏飯」と言うようです。
その「御仏飯」も、あまりご飯を炊かない食べる量も少ない一人暮らし世帯では、小さく切った食パンが載っていたりして(「穀物なら何でもいい」とお寺様に言われたそうです)微笑ましいです。

そんなお宅で、面白いものを見せてもらいましたので、ご紹介したいと思います。そこでは新聞広告で見つけて注文したそうですが、ネットでも見つかりました。
表紙を開けると自動的に般若心経の読経が始まる、その名も般若心経教本 「月心」。
http://blog.e-butsudanya.net/?eid=837455
お経にはフリガナがついていて、テープに合わせて一緒に読経できます。
般若心経はわりと短くて、この本(?)のうち4ページくらいしかありません。その下の部分が引き出しになっていてボタン電池が入っています。グリーティングカードに開くと音楽が鳴る仕掛けのものがありますが、あれと同じ仕組みかと思います。
般若心経だけでなく、あらゆる宗派のものが揃っているようです。
広告を見て、こりゃあいいやと飛びついたの。これがあるとお坊様を呼ばなくていいから、と笑っている85歳のおばあちゃま。時代をうまく自分の生活に取り入れているたくましさに脱帽、でした。


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2010年03月16日

コンフォートゾーン

「テレビは見てはいけない」という刺激的なタイトルの本を読みました。副題は「脱・奴隷の生き方」。
一時大ベストセラーになった「買ってはいけない」の類かと著者を見たら、名前に聞き覚えがある(珍しい姓ですしね)苫米地(とまべち)英人さんでした。
ぱらっと立ち読みしたらなかなか面白い。タイトルは眉唾っぽいけど中身は真面目そうなので有益と判断、買うことにしました。
(売れることを狙ってつけたタイトルだと思いますが、狙いは当たったようで、昨年9月に初版のあと二ヶ月足らずで4刷が出ています。私が買ったのはこれ)
PHP新書で700円。見つけたのがコンビニだったので、食パンやチロルチョコと一緒に袋に入れてもらいました。

著書略歴には「脳機能学者、認知心理学者、分析哲学者」ほかの肩書きがあります。さすがに理論的裏づけのある文章は説得力があり、平易な文体で書かれていることもあって面白く一気に読めました。
その中にハハアと膝を打ちたくなるようなことがいくつもありましたが、一番私の印象に残ったのは「コンフォートゾーン」の話です。
例えば、人間が心地よいと感じる気温は大体25度なので、エアコンのサーモスタットは前後2度くらいの幅を持たせて23〜27度に設計してある。この幅のように、心地よく感じる領域のことをコンフォートゾーンと呼ぶそうです。
(中学校の英語で、カンフォタブルcomfortable=気持ちいい、というのはわりと早く習いますね。その原型のcomfortは習った記憶がありませんが…)
私たちには、暑かったら汗をかいて気化熱で体温を下げる、寒かったらガタガタ震えて熱を生み出そうとするように、本能的にコンフォートゾーンを守ろうとする働きがあります。
そして、人間は脳が進化しているから、外部刺激だけでなく脳の中の仮想空間でもコンフォートゾーンを求めようとする。そこから外れると非常に居心地が悪い。動物的になって、自己防衛的になるか必要以上に攻撃的になり、IQも下がる(バカになる)そうです。

なぜそうなるかというと、コンフォートゾーンから外れると交感神経優位の緊張状態にあり(ストレス状態)、ゾーンに入っているとリラックスして副交感神経が優位の状態にある。前者は脳幹が優位の状態(動物に近い)、後者は前頭全野 (論理的思考、社会的行動を担う) が優位の状態になる、からだそうです。
コンフォートゾーン(縄張りのようなもの、と説明されてもいます)内にいると安心していられるわけですが、それでは他人に与えられた目標の奴隷になる危険もある。コンフォートゾーンを上手に上にずらすのも成功の秘訣です。(何が成功かという問題はありますが…)

人によってこのコンフォートゾーンの幅は大きく異なります。
快適に感じたり、ここまでは許せるという範囲は、人によって全然違いますよね。もちろん人によって一定なのではなく、年齢や置かれた環境によってかなりずれてくるものであることは私も実感します。
私の近所に、80代後半で一人暮らしの女性がいます。重いものは持てないらしく八百屋さんで配達を頼んでますが、いつもお洒落でお化粧も欠かさずきちんとしてます。この人と20年来の交流がある友人の話では、昔からちっとも変わらない。友人の身なりをたしなめることもあるそうです。「えらいよね〜」。
おそらくこの人のコンフォートゾーンは、年寄り臭いみじめな格好とは遠く離れているのでしょう。それは素晴らしいことです。
でも、自分の身体が思うように動かせなくなって、心ならずも身の回りのことが出来なくなったら、周囲にイライラして突っかかったり、IQを下げる(認知症になる)といったことが起こるのかもしれません。少しずつゾーンを下に下げる柔軟性が、彼女にあることを願っています。

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2009年04月26日

泥酔

酔っ払って理性をなくした男が、多分ふだんは押さえつけている本能的な欲望に従って裸になり、深夜の公園で大騒ぎして逮捕。(「酔うと脱ぐ」人の話はたまに聞きますね、気持ちいいんでしょうか。)
警官に「裸で何が悪い」と言い返し、バタバタ暴れたというのも酔っ払いならふつうにありそうなことです。
馬っ鹿だね〜と笑って済ませられそうな話なのに、草g某の場合は人気タレントであるばかりにとんだ騒ぎになりました。脱いだ服はきちんとたたんでそばに置いてあったとかで、真面目で行儀のいい人柄が伺われて、私などは「カワイイじゃん!」と思います。

公然わいせつという罪名のせいで印象はスゴク悪いですが、歌ったり踊ったり楽しそうにヘラヘラしていたという目撃証言もあります。女の子に抱きついたわけじゃなし、(私も一報を聞いて疑った)薬物の疑いもない。実害は近隣の住民の安眠を妨害したぐらいでしょう。
べつに「最低の人間」だの「最低の行為」だのと罵倒されるほどのことではないと思います。CMもそのまま使えば話題になってよさそうなものですけどね。
それにしてもFLASHなんかと契約しているフリーのカメラマンは、裸体の写真を撮れずに残念でしたね。大もうけできるところだったのに。

上の事件がなかったら、実名まで報道されることはなかったんじゃないか、と気の毒になったニュース。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090425-00000986-yom-soci
ここはどこ?泥酔男、他人の家に上がり込み熟睡…秋田

 25日午前10時20分頃、秋田市寺内の女性(60)から「自宅の2階で知らない男が布団に寝ている」と秋田臨港署に通報があった。
 駆けつけた署員が男を起こし、住居侵入の疑いで現行犯逮捕した。
 男は、自称盛岡市みたけ、会社員佐藤暢洋容疑者(32)。同署によると、佐藤容疑者は24日、単身赴任先の盛岡市から秋田市寺内の自宅に帰省し、同僚らと市内の飲食店で飲酒。泥酔状態となって帰宅途中に、玄関の鍵が開いていた女性宅に上がり込み、2階の1室に敷いてあった布団で寝てしまったという。
 駆けつけた署員に対して、男は「ここはどこ」などと話したという。当時、この家では女性ら家族3人が別室で寝ていたが、侵入には気付かなかったという。佐藤容疑者の自宅と、侵入した住宅は数百メートル以上離れているという。


二年前、私の母の葬儀に親戚が集まったときのことです。
精進落としのご馳走を食べて、その夜遅くまで、めったに会わない尼崎在住の義兄と姉と三人、じっくりと話をしました。長年営業の仕事をしている義兄は人当たりがソフトで、話し好きです。いつもより話すのがのろいような印象はありましたが、普通に気持ちよく会話しました。
ところが、次の朝この義兄が、「ゆうべ何をしゃべったか全然覚えてない…」と申し訳なさそうに言うのにはびっくりしました。ご馳走を食べて家に戻ったのは覚えているけど、そのあとの記憶が全くないというのです。
酔っ払って赤い顔はしてましたが、いつも通りの義兄でした。意識のないまま周囲に違和感を与えずに会話できるのかと、その信じられない行為にはほんとうに驚き、怖いなあと思いました。
どうでもいい内容のただの世間話だったから、話す一方でどんどん忘れていったのかもしれませんが、もしこれが大切な話だったら、確かに話した、いや聞いてないとトラブルになりかねません。

泥酔と言えば、私は結婚前にこんなことがありました。
当時私は東京で女子寮(マンション)暮らしのOL、相手は九州は小倉で多忙な新米社員。遠距離恋愛中でした。
ある日私は課長の九州出張のお供を命じられ、博多のホテルに一泊することになりました。
のん兵衛の課長は夜は九州支社の人と飲みに行くのが決まっていて、全く飲めない私は用なしです。仕事の後は好きにしていい、次の日遅刻をしないことと夜はホテルに戻ることを守れば、出かけてもいいと言われました。

小倉と博多は新幹線で30分足らずの距離ですから、博多まで出てきてくれたら夕食を一緒に出来る、と2、3日前に電話で伝えました。仕事のあと飲んでアパートに戻っていた相手は、大喜びで、必ず会いに行くと言ってくれました。
ところが当日、相手の指定した場所で待てども待てどもやって来ない。携帯もない時代ですから、アパートだったか仕事先だったかに電話すると、えっ何の話、とびっくりしているのです。
前もって電話したときに、いつものてきぱきした様子はなく聞き返したりしましたが、まさか話したことも覚えてない泥酔状態とは知る由もなかったのでした。

私は怒って落胆して、もう会いたくないと言いましたが相手はすぐに飛んできてくれて、平謝りで根気よくなだめてくれたものでした。
その日そのあとどうしたのか、私は不思議なくらい覚えていません。嫌なことは忘れて楽しいことばかり残るから昔のことを懐かしく思い出すのだ、と言われますが、私にとってそんなに嫌な思い出だったのかなあと、とる物もとりあえず駆けつけてくれた恋人の誠意をちゃんと受け止めてあげなかったのかなあと思ったりします。
…ちょっとでも飲むと蕁麻疹が出る私には泥酔はあり得ない。酒好きの気持ちは理解不可能。上戸には「酒が飲めないなんて、つまんない人生だね!」と笑われながらも、じゅうぶんにつまらなくない毎日を送っています。
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2009年04月08日

バセドー病

水嶋ヒロと絢香とかいう若いカップルの結婚報告会見で、バセドー病の名が出ました。
女性がバセドー病で苦しんでいるため、男性は病気のことも含めて彼女を守りたいと早い結婚に踏み切ったそうです。まっすぐな思いがいいですね、病気は気の毒だけど、こんな男気のある伴侶を得て幸せな女性だと思いました。
このニュースに私がアレ? と首をひねったのは、バセドー「氏」病ではなかったかなという点でしたが、今日になってそのことに触れた記事を見つけました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090408-00000097-san-soci
【用語解説】バセドー病
 バセドーはドイツ人医師の名前。日本の医学はドイツ医学の流れをくむことから、この病名で呼ぶが、英語圏ではバセドーより早く報告したアイルランドの医師にちなんでグレーブス病と呼ばれている。
 バセドー氏病と「氏」をつけて呼ばれたこともあったが、西崎クリニック(東京)の西崎統院長は「40年前の教科書ではすでにバセドー病だった。氏をつけた呼び名は一般の書籍で見かけることはあったが、20年以上前からはほとんど見ていない」と話す。 
男性の発症も珍しくなく、田中角栄元首相やジョージ・ブッシュ元米大統領も患者として知られる。

驚きましたね、もう20年も前から「バセドー氏病」ではなくなっていたようです。
年を取るとこういうことが増えてきて、そのうち「おばあちゃん、古い!」と笑われるようになるんだろうなあとしみじみ。
ところでバセドー氏病と聞いて私が連想するのは、連合赤軍の永田洋子死刑囚です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B8%E7%94%B0%E6%B4%8B%E5%AD%90
もともと美人ではない上に病気で容貌が崩れ、顔立ちの整った同性の仲間に激しい嫉妬心を抱いたことが、むごたらしいリンチ殺人につながったと報道されました(真偽はわかりません)。
当時(1972年ごろ)は特効薬もなかったでしょうし、山奥のアジト暮らしではちゃんとした治療も受けられず、容貌はともかく体調が悪くて周囲に当り散らすことがあったとすればそれも当然。精神的に不安定になりイライラする、というのも代表的な症状であるようです。
永田洋子死刑囚は死刑執行を免れていますが、脳腫瘍手術のあと寝たきり、昨年には危篤というニュースも流れました。

バセドー病は、簡単に言うと「甲状腺から甲状腺ホルモンがたくさん出過ぎる(コントロール不調)ため、全身の細胞の新陳代謝が異常に高まる病気」。
全力疾走しているのと同じ状態になるから息切れ、動悸、頻脈、高血圧、異常な発汗といった症状につながり、いくら食べても痩せてくるそうです。ホルモンバランスが乱れるから落ち着きがなくイライラ、不眠症も。
発症は20〜30代の女性に多い(男性の3〜4倍)そうですから、結婚適齢期や子育ての時期と重なってもいますね。ことさら周囲の精神的サポートが大切な病気かと思います。

私がバセドー病に以前から持っているイメージとして眼球が飛び出るというのがありますが、割合としてはそう多いものではない。病気が進んだ状態なのか、これがあると治療が難しくなるということです。
他にもこういう病気があるのかどうか、「目つきが鋭くなる」という症状もあるそうです。近ごろは目つきの悪いアイドルもいる時代だからかまわないのかもしれませんが、可愛い系の歌手やタレントは休養して治療に専念するのが賢明かもしれませんね。
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2009年04月03日

フィクサー/ピック病

きのう契約から帰ったあと、ジョージ・クルーニーの「フィクサー」を見ました。
映画館まで足を運ぶとなると映画一本見るのも半日がかりですが、レンタルDVDだと2時間ぐらいコマギレの時間があればOK。ホントに便利な時代になったものだと思います。
ネットにしても、こんなにさっと調べものができる便利な手段があったら、教壇に立つ先生があやふやな知識でものを言うとたちまち見抜かれてしまいそう。そう考えると、十年二十年前と同じ教育を学校で続けるのは無理がありそうですね。教える先生方にも時代に後れない努力を求められることになりそうです。

閑話休題。映画に話を戻すと、ジョージ・クルーニー演じるのは大手の法律事務所でもみ消し屋(フィクサー)を務めている男。表の顔は法廷弁護士でこちらでもやり手のようですが、「奇跡を起こす男」として事務所の顧客が起こした面倒の事後処理を任されたりしています。
おそらくそれまでに手際よくもみ消して来たのでしょうが、本人は仕事に嫌気がさしていて、交通事故もみ消しの依頼をすげなく断ったりしています。…

フィクサーの暗躍は表に出ないだけでたくさんあると思われますが、この映画を見て思いだした最近の事件があります。
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2009033000777
東洋大教授を書類送検=小泉政権のブレーン−温泉脱衣所で窃盗容疑・警視庁

 天然温泉施設の脱衣所のロッカーから財布や高級腕時計を盗んだとして、警視庁練馬署は30日、窃盗容疑で、元財務官僚の東洋大経済学部の高橋洋一教授(53)=東京都板橋区=を書類送検した。
 高橋教授は1980年に旧大蔵省入りし、小泉政権時代には竹中平蔵総務相のスタッフとして郵政民営化などを担当。退官後の昨年3月には財務省を批判する著書を出版していた。
 同署によると、「いい時計で、どんな人が持っているのか興味があり、盗んだ。申し訳ないことをした」と容疑を認めている。


もし犯罪の認識がありながらも好奇心の方が勝って盗んだとすれば、常習万引き犯だった可能性もありますね。政府中枢のブレーンだった時期にその悪癖が出たとしたら、その場合、優秀なフィクサーがもみ消してくれていたのかもしれないと思います。
殺人なら大変ですが、万引きぐらいならフィクサーの仕事も楽勝ではないかと。カネで解決できそうだし。
(相撲界の外国人力士大麻騒ぎも、フィクサーの存在を伺わせる幕引きでした。)

ところで、若年性認知症にピック病というのがあり、かなり社会的地位のある人が万引きした事例が多く報告されています。
なぜピック病で万引きかと言うと、萎縮して前頭葉の機能が低下するため感情や欲求を抑えることができなくなり、自分の思うがままにふるまう行動が出る。ほしいものを勝手に持ってきて(結果的に犯罪となる)万引き事件を起こしてしまうもので、犯行時の記憶(もちろん罪悪感も)がないのが特徴とされているそうです。
上の教授は取調べでどんな供述をしたのか、悪いことという判断ができずに盗んだのならばピック病の可能性もありますね。普通は大学教授ともあろうものがやりそうにない犯罪です。
でも、ロッカーの鍵(なかったんでしょうか?)を壊してまで盗んだのなら悪質で、ただ持ってきてしまう万引きとはベツモノという印象も受けますね。
裁判でどう判断されるのか興味津々です。


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2009年03月19日

遺体の移送

昨年末に実の父親を亡くした友人と会って、話を聞きました。
出身は青森県の田舎で、彼女が今住んでいるのは横須賀市。二人姉妹の長女で、妹も神奈川県内です。
いずれ両親を引き取るつもりで、専用の和室のある大きな家を買ってありました。でも一緒に住もうと彼女が再三誘っても、田舎を離れようとはしなかったそうです。
青森の実家にはご両親が二人だけで住んでいましたが、近くにすむ親類からどうもお父さんの具合がよくないようだと連絡があり、彼女が迎えに行きました。地元の病院に通っていたけどはかばかしくなかったようです。
横浜市内にお父さんが以前かかった病院もあり、そこで検査をしたらソク入院ということになってしまいました。彼女はずっと続けていた仕事も辞め、勉強していた資格試験(年に一度)受験も諦めて看病に専念。

80近い高齢の上にもともと肺に持病があったそうで、肺炎も併発して入院から二か月余りで帰らぬ人に。
入院後認知症も急速に進んだそうで、生前のお父さんからは考えられない言動に振り回されて悲しい思いをしたとのことでした。
お父さんは特定郵便局の局長さんを務め、短歌の会に属し、温厚な性格で近所の人に慕われた地方の名士のようでした。参列する人も多かったに違いありません、地元での葬儀はさぞかし盛大だったのだろうと推察されます。
友人は一人残ったお母さんの世話やら法要やらで何度も青森まで往復して、忙しくしています。ようやく落ち着いたのでランチすることが出来ました。

気になったので聞いてみました。葬儀が青森なら、お父さんのご遺体を青森まで運んだの? と。
飛行機なのかと思ったら、陸路を葬儀社の車で運んだそうです。その費用を聞いてびっくりしました、77万円です。
へーっと驚く私に、「そんなこと言ってられないから」。そりゃそうですけどね。お母さんや妹さんと、貯金があるからいいよ、と話し合ったそうです。
その後ご両親を亡くしたべつの知人の話を聞いたら、都内の病院から(わりと近い)横浜の葬儀場までで5万あまりかかった由。横浜から青森までならそのくらいかかるでしょうね、と冷静でした。

参考までに、遺体の移送は自動車と空輸の二通りがあるようです。業者のサイト。
http://www.funeral.co.jp/catalog/options/syaryou/hansou.html
貨物扱いで空輸するより、すぐ横に付き添うほうが日本人の感性には合うかもしれませんね。外国からならやむを得ず空輸になるでしょうけど。
お金さえ出せば青森まで丁重に運んでくれる業者があり、遠くても希望する場所でスムーズに葬儀を執り行えるわけですから、感謝すべきなのかもしれません。
業者は緑ナンバー(霊柩限定の営業ナンバー)の寝台車でなければ営業することができないそうです。また、病院からの搬送だけを請け負う下請け業者さんもいて、下げ屋さんと呼ばれているとか。接する機会がないと知らない分野が、まだまだこの世の中にはいっぱいです。
「おくりびと」はまだ見てませんが、こういうことも扱ってあるかもしれませんね。
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2009年02月25日

小学生の英語

たまたま見つけたサイトに、こんなものがありました。小学5年生の算数の問題です。
http://english.mag2.com/charlotte/

Which one of the following calculating methods is needed to answer the question below?
What is two to the power of five?

Subtraction
Division
Rounding
Multiplication
Addition


かなり恥ずかしいけど質問の意味もわからなかった(5と2の関係が…)私。小学生の英語が理解できないのかとショックです。
言い訳すれば、ほかの科目はともかく算数は専門用語が多くて難しいですね。
(余談ですが、クイズ番組で「足し算の答えは和、引き算は差、では掛け算割り算は?」というQがあって、みなさん苦戦していました。日常ではあまり使いませんからね。ちなみに「積」「商」です)

こちらはぐっと易しい、小学1年生の算数の問題。これなら(比較級を習う?)中学2年生ぐらいでもできるんじゃないでしょうか。
Which words make this statement true?
27 is (    ) 37.

greater than
less than
equal to
as high as


それにしても、こんな問題を、実際の英語の授業でやったらどうでしょう。面白いし、学習内容の役にも立つんじゃないでしょうか。
英語嫌いの子が多いのは、教材がつまらないからというのも大いにあると思います。
私はいわゆる受験校で高校時代を送ったので、受験用の勉強をさせられました。英語は教科書以外にサブリーダーというのをやってましたが、ラッセルの文章など、日本語に訳してもよくわからないような難解な教材だった記憶があります。
中学までは大好きだった英語の授業がつまらなくて、努力することをやめてしまった結果、小学生の英語もわからない。もったいないことをしたと今さらながらに思います。

映画評論家で監督もした故・水野晴郎さんは、戦時中の育ちだから英語は学校では一切習わなかったそうです。大好きな映画を通して英語を学んだ、と話されているのをテレビで聞いたことがあります。
誰だったか、ビートルズの歌で英語をマスターしたという人もいました。
先生が何も「英語で」授業しなくても、生徒が身を乗り出すような楽しい教材で面白い授業をしてくれれば十分。成績も伸びてお互いにハッピーだと思います。

オマケ。
cocoonは「繭、蜘蛛の卵のう、(ビニールなどの)覆い」という意味です。
では、cocooningはどういう意味になるでしょう。
きのう何かで見つけて、ほほー、これは面白いと思いましたが…。
英語圏なら小学生でも知っているでしょうね。答えは、「家庭生活優先主義、マイホーム主義」でした。
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2009年02月08日

古ーいジョーク

調べ物をしていたら、偶然こういう一文を見つけました。

Full in care, cow was to become me is note.

そして、ははあと遠い昔・高校時代に、友人がニヤニヤしながら「面白いよ、訳してごらん」と持ってきた紙切れを思い出しました。
単語自体は難しくはないけど、なんか変…と首をひねっていると、笑いをこらえながら「発音してみて」。
言われるとおりに発音してみて途中で気づき、二人してゲラゲラ笑ったものでした。
そう、「古池や蛙(かわず)飛び込む水の音」の、音訳(?)なのです。

もうひとつ、昔、別の友人が持ってきたネタ。

To be, to be, ten made to be.

シェイクスピア「ハムレット」の有名なセリフ、
To be, or not to be, that is the question.
「生きるべきか死ぬべきか、それが問題だ」
をもじったもの…かと一瞬思いましたが、これは私にもすぐわかりました。
答えは、「飛べ、飛べ、天まで飛べ」です。
…ふざけてばかりいないでちゃんと勉強してたらよかったんですけどね。
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2009年02月01日

やめられない止まらない

「食べ始めたら止まらなくなってしまうものは何ですか」と朝日新聞が調査したところ、トップは「カルビーのポテトチップス」だったそうです(1月31日付Be)。
4位にかっぱせびせん、7位にじゃがりこと、カルビー製品が10位中3つも占めています。すごい人気ですね。株を買ったり就職するならカルビーかしら。
「やめられない止まらない」はかっぱせびせんのキャッチコピーでした。「100円でポテトチップスは買えますが、ポテトチップスで100円は買えません」というとぼけたコピーも記憶に残っています。宣伝のうまい会社ではありますね。

私がかっぱえびせんを初めて食べたのは、小学生のときでした。これはおいしい! と強く印象に残ったので、隣のうちの子にもらったことや、食べたのが夕方の我が家の庭先だったことまで覚えています。
それくらい画期的な美味しさであったわけです。もちろんデパートで贈答用に売られているようなものにはもっと美味しいものがあったに違いありませんが、子供が駄菓子屋で買えるようなものの中では、ということですね。
そのとき袋を見て、地方の聞いたことのない会社(CMでおなじみの大手ではない)で作っている製品であることが意外だったのですが、その後あれよあれよという間にかっぱえびせんは人気商品となり、それを私は子供心に当然だと思ったのでした。

確認のためにカルビーのHPを見たら、沿革に
1949年  松尾糧食工業所を松尾糧食工業株式会社として法人に改組し、広島にて設立。
1955年  社名を「カルビー製菓株式会社」に変更する。
1964年  「かっぱえびせん」 発売。
とありました。
本社を東京に移し、「カルビー株式会社」となったのは1973年です。
http://www.calbee.co.jp/company/enkaku.php
なお、カルビーの■社名の由来■は、
カルビーの社名はカルシウムの「カル」と、ビタミンB1の「ビー」を組み合わせた造語です。
カルシウムはミネラルの中でも代表的な栄養素、
ビタミンB群のなかでもB1はもっとも中心的な栄養素です。
みなさまの健康に役立つ商品づくりをめざして名づけました。
ということです。
ポテトチップスが商品化されたのはかっぱせびせんよりずっとあとですが、特に感動はありませんでした。

「やめられない止まらない」のトップに挙がるポテトチップスですが、食べすぎが身体に悪いことはみんな承知。
(なくなるまで)止まらないなら、あまり多くても困ります。袋の中が大半は空気で中身はちょっぴりしかないのも、消費者の健康を考えての上なのねと皮肉りたくなりますね。
ウチの息子は小さいときからの習慣で、ポテトチップスは袋の半分しか食べません。小皿を持ってきて、私が半分に分けるのを待っています。私が気がつかないでいると自分で半分ばかり皿にとって食べ、あとは残していることもあります。(誰も食べなければ残りはまた翌日に食べます)
自閉症の特性として残すのは嫌いなはずですが、残すという認識じゃないからできることかもしれません。他のお菓子も、皿に取った分だけとか、小袋の2つ(3つ)だけ、という食べ方をすることが多く、袋丸ごと食べるということはめったにありません。お菓子の食べすぎで太るという事態は、おかげで防げています。

それにしても、ポテトチップスは肥満を象徴する食べ物だと思います。(プラスコーラ、というのが正統派肥満食?)
一年で50キロ痩せたと話題になった、2007年のベストセラー「いつまでもデブと思うなよ」。娘が友人から借りて来たので、私もざっと目を通してみました。
(いやあ、すごく売れたみたいですね、8月20日初版でわずか10日後に3刷が出ています。)
この中に「ダイエット中の人の正しい(?)ポテチの食べ方」があったので、参考までにご紹介します。
まず、袋を開けて色形、塩の付き方などじっくりと厳選して5枚を選び出す。選び終わったら、袋を台所に持っていって水を入れ(食べられなくする)、そして捨ててしまうのだそうです。
ゴミ箱に放り込むだけではダメで、それだと著者の岡田斗司夫さんは何度も拾い上げて食べてしまった、そうです。
もったいないといっても、ゴミ箱に捨てるかおなかの中に捨てるかの違いだけ。もったいないと思えば3回買うところを2回、1回にすればいい。やめとこうと思うならそれが一番。
やめられない止まらないではマズイ人は、食べ始める前が勝負ですね。

ちなみに、漫画家の東海林さだおさんが昔ダイエットで10キロ落としたときは、ご飯にまず水をかけていた、ということでした。まずくてあまりたくさんは食べられないのだそうです。



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2009年01月31日

天地無用

今朝の朝日新聞「声」の欄に、天地無用の話が載っていました。
23日付の同欄に「天地無用といっても知らない人が多いから、倒置厳禁と表示したらどうか」と提案する意見があったようです。それに関連して、亡き父は「天地(をひっくり返す)」という表現を愛用していたという思い出話でした。
天地無用という言葉は、たまに段ボールの表面で見かけるくらいで、普段はあまり使う機会もありませんね。若い人には意味もわからないかもしれません。

小学生のときでしたか、私にはこんな思い出があります。
国語の教科書に、川柳がまとめて紹介されていました。昔のことでよく覚えていませんが、誹風柳多留の中の川柳(とすると江戸時代の句ですね)を習ったんではないかと思います。
いくつか風刺やユーモアの効いた川柳を楽しく解説してもらったあとに、
「これはどういう意味か、宿題にするから考えてくるように」と言われたのが、
「通り抜け無用で通り抜けが知れ」
というものでした。

ピンと来なかった私は、考えながら家に帰りました。
玄関に入ったら、足元に段ボール箱が置いてあって、上に「天地無用」と赤く書いてあります。それを見た瞬間、ぱあっと謎が解けました
通り抜け無用。「ここを通り抜けたらダメ」と言われて初めて、ここは向こうに通り抜けられる近道なんだと、知らなかった人にまで悟られる皮肉。狭い隙間を行きずる人に困惑する庶民の顔が見えるようでした。
そして、それまで意味も考えないで目にしていた「天地無用」が、天と地を逆にしちゃいけない、逆さまに置くな、という意味だとわかったのでした。

「無用」を禁止の意味で使うのは、今では「天地無用」と「口外無用」ぐらいでしょうか。
個人的には「無用」は、禁止(厳禁)と言われるよりソフトで、日本語らしい余韻を感じます。
時代劇では「問答無用!」と叫んで刀を抜いたりしますが、これは禁止の意じゃなくて「無用の長物」の無用(いらん! って感じ)ですね。中国語にも「無用」はありますが、こっちの「役に立たない」方の意味だけのようです。
なお、先ごろクイズ番組でやってましたが、天地無用は英語で「This Side up」と掲示するそうです。「こっちが上」、そのものズバリで面白さには欠けますね。
ちなみに中国語では「請勿倒放」「不可倒置」。現代の日本人には天地無用よりも通じるかもしれません。






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2009年01月17日

経験の重み

厳寒のニューヨークで緊急着水し重傷者や死者はゼロ。ハドソン川の奇跡、感動的でした。
乗員乗客合わせて155人といいますから、あまり大きくない機体だったのも幸いしたのかなと思います。大型なら衝撃も大きくなるでしょうし、大勢乗っていたら脱出にも時間がかかりそうですね。
機長は二往復して残った乗客がいないのを確認してから脱出したそうですが、大型機だったらそんな余裕もなかったことでしょう。
鳥が吸い込まれたぐらいで飛行機が落ちるというのも怖い気もしますが、専門家の話ではバードストライクは防ぎようがないそうです。昔は鳥がぶつかった衝撃で機体に穴が開いて墜落、といった事故もあったような気もしますが、今は機体が強化されたため普段はトラブルは多くないそうです。

今回の事故では、機長の適切な判断・行動、優れた操縦技術が賞賛されています。グライダーの免許も持っているベテラン操縦士らしいですね。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090117-00000096-san-int
 「ハドソン川の英雄」(米メディア)となったのは、チェスリー・サレンバーガー機長(57)。パイロットとして40年以上の経験を持ち、通算飛行時間は1万9000時間以上に上る。
 サレンバーガー機長は、米空軍士官学校を卒業後、インディアナ州のパデュー大学と北コロラド大学で修士号を取得した。その後、米空軍でF−4戦闘機のパイロットを7年間務め、1980年にUSエアウェイズの操縦士となった。
 陸、海、空の事故を扱う米運輸安全委員会(NTSB)の事故調査に加わったこともあるほか、現在も航空会社操縦士協会で安全担当の委員長を務めている。


私の印象に強く残ったのは、機長の57歳という年齢です。
まだあまり飛行経験のない若い機長だったらどうなっていたでしょう。十分に訓練は受けていても、修羅場に落ち着いて最良の選択を重ね続けるというのは、難しいのではないでしょうか。
バードストライクやそのほかの理由でエンジンが動かなくなったり、車輪が出ないとか胴体着陸(や、もうすこしでそうなっていた)の経験があれば、それはそのあとの仕事に十分に生かされると思います。(戦闘機に7年も乗っていたなら胆の据わり方もハンパじゃないかもしれませんね)
年齢を重ねることはそれなりの経験を重ねることであり、決して否定的に見るべきものではないのではないかと。経験者の言葉、行動にはそれなりの重みがある(ことが多い)ので、謙虚に耳を傾け、学ぶべきことは見習うべきではないかと思ったことでした。




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2008年12月27日

代理ミュンヒハウゼン症候群

先日、京大付属病院を舞台に、不気味な事件が起こりました。
http://www.asahi.com/national/update/1224/OSK200812240045.html
1歳女児の点滴に古い飲料注入 殺人未遂容疑で母を逮捕

 入院している1歳10カ月の娘の点滴チューブに古くなったスポーツドリンクを注入したとして、京都府警は24日、岐阜県関市に住む母親(35)を殺人未遂の疑いで逮捕した。母親は22、23両日に1回ずつ、集中治療室(ICU)で治療を受けていた五女の点滴チューブに注射器で注入し、殺害しようとした疑い。
 五女が入院していた京都大学医学部付属病院(京都市左京区)によると、五女は原因不明の重症感染症にかかり、岐阜県内の病院から2日に京大病院小児科へ転院。尿から有機化合物が検出されたり通常は存在しない複数の細菌が血液から見つかったりし、7日にICUに転科した。
 転院当初から母親が点滴チューブに触るなど不審な行動をしていたため、11日に府警へ報告。ICUのカメラ映像を監視していたところ、12、13、22、23日に子どもを抱きかかえてカメラの死角になるようにしながらポケットから何かを取り出す行動があったという。
 府警によると、五女の容体は好転していたが22日になって再び発熱があったため、任意で母親から事情を聴いていた。母親はバッグの中などに複数の注射器を持っており、「スポーツドリンクを作り、7〜10日ぐらい放置したものを注入した」と話しているという。
 五女の父親は会社員で関市の自宅におり、母親が京都市内に滞在して看病していた。関市によると、2人の間に生まれた子どものうち3人が、約2〜7年前に生後9カ月〜4歳で死亡しているという。

(長いので一部縮めました)

このニュースをネットで読んだとき、「コワ〜!」と総毛立つ思いがしました。
京大病院だったから逮捕もされたけど、監視カメラの設備もないような病院だったら、この女の子は母親に、死ぬまで毒を盛られ続けていたでしょう。
長女のあと続いて生まれた次女・三女・四女がすべて死亡しているそうです。五女もそうなるところでした。
私は「保険金目的かな、すごい鬼母」と思いましたが、そのあと、逮捕された母親の夫やその父親がインタビューに答えている内容を聞いたら、どうも様子が違う。二人とも母親の、子ども思いの熱心な看病ぶりに疑問を持ってない(むしろ賞賛している)ようでした。
それに、もし保険金目当てだとしたら、母親のたっての希望で(らしいです)わざわざ京大病院に転院したというのもヘンな話です。

その後、この母親が「代理ミュンヒハウゼン症候群」の疑いがあると聞きました。実名の報道がないのは、この精神疾患が疑われているからだろうとも。
虚偽の病気によって周囲の同情を引く、闘病ぶりを賞賛されるといった精神的利益を目的とするのがミュンヒハウゼン症候群。患者が自分でなく代理の者(多くは自分の子ども)に向かったものが代理ミュンヒハウゼン症候群です。
病気の子どもを甲斐甲斐しく看病する姿、子どもを亡くして悲しむ(悲劇の主人公)姿に、夫や舅や周囲のすべての人たちが深く同情し励ましてくれる、そういうのが快感だったのかもしれませんね。
精神疾患なら治療で治るのかどうか、死んだ子どもたちのことも遡って調べられるのかどうか。五女に後遺症は残らないのか。…今後の推移が個人的には気になりますが、以降の報道はされないかもしれませんね。

ところで、ミュンヒハウゼンというのは、「ほら吹き男爵」の異名を持った実在のドイツ貴族の名前。症候群は1951年、イギリスの医師リチャード・アッシャーに発見・命名されたそうです。
ほら吹き男爵の物語は、子供のころ読んだ方も多いと思いますが、検索したらひとつあったので参考までにコピペしておきます。こんな楽しいほらを吹くだけなら誰も傷つけないんですけどね。
http://hukumusume.com/douwa/kusuri/world/11/21.htm
ほらふき男爵 クマと火うち石 (ビュルガーの童話)

 わがはいは、ミュンヒハウゼン男爵(だんしゃく)。
 みんなからは「ほらふき男爵」とよばれておる。
 これは、大グマをしとめた時の話じゃ。
 わがはいがポーランドのある森の中へかりに行った帰り道、すっかり日がくれてしまい、鉄砲の玉も一発ものこっていない時に、大グマが大口をあけてとびかかってきたのじゃ。
 せめて一発でもと、鉄砲の玉をさがしたがむだじゃった。
 だが、手にさわったのは、いざという時のためにもってきた二つの火うち石。
 わがはいは、その一つをむちゅうで、大きくあけたクマの口になげこんだんのじゃ。
 火打ち石を口にほうりこまれて、クマは気持ちがわるくなったのか、回れ右をしてにげだしていきおった。
 その時すかさず、わがはいはのこった火うち石をクマのおしりのあなになげこんだ。
 これが、じつにうまくいった。
 クマのおしりから入った火うち石が、さっき口から入った火うち石とぶつかってな。
 カチン!
と、いう音がクマのおなかの中から聞こえたかと思うと、クマは黒こげになってたおれよった。
 その日のえものは、クマの丸焼きというわけじゃ。
 では、また次の機会に、別の話をしてやろうな。   おしまい

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2008年12月21日

すっぱいハッサク

歳をとってきたせいか、子供のころよく口にしていたものが懐かしくて、しきりと食べたくなります。当時はべつに好きでもなかったものだったりするのが面白いところです。
私が昨年から不思議なくらい食べたくなるのが、ハッサクです。
子供のころはハッサクの苦味があまり好きではなく、甘い温州みかんばかりを山のように食べていました。
このハッサク、関東ではあまり人気がないのか、店頭ではめったに見かけません。売っている店を特定できるくらいです。
きょうやたらと食べたくて、昨シーズンに売っていた少し遠方の店まで行ってみました。売れ残ったパック(4個入り)が二つあったので大喜びで買い求めました。

ところがこのハッサク、やたらとすっぱいのです。
せっかく買ったからと我慢して食べていたら、口の周りがひりひりしてきました。
レシートの番号に電話して販売店に聞いたら、ハッサクはたまにすっぱいのがあるそうで、置いていても(みかんのように)甘くはならず、すっぱいままなのだそうです。
そもそも、正月用に少し出荷してあるけれども、シーズンとしては早すぎるらしい。普通に出回るのは年明けということなので、完熟してない状態なのかもしれませんね。
持っていけば返品はできるけど、遠いからそれも面倒。
今日は冬至だし柚子代わりにお風呂に入れてしまおうかとヤケクソじみたことも考えましたが、あまりにバチアタリな気もする。

娘は「仁丹を食べてからなら甘いんじゃない」と言いました。仁丹が好きな娘は常備してるので勧めます。
その案は保留にして、美味しく食べる(甘くする)いい方法はないかとネットで調べてみました。
砂糖で煮てマーマレードやジャムを作る、ゼラチンで固めてゼリー。
それくらいなら私も思いついたけれど…と見ていくと、いいのがありました。
テレビで紹介していたそうですが、醤油をちょっとなめてから食べるといい、というのです。

これは原理的には仁丹と同じだと思いました。それで娘に「試してみるから仁丹一粒ちょうだい」と声をかけたら、三粒くれました。
さっそく噛み砕いて、それからハッサクを食べたら…。あら不思議、全然すっぱくありません。最初の一口は甘く感じたほどです。
そのあとお風呂に入って、少し時間を置いて再び食べてみました。やっぱりすっぱくない。口の中に仁丹の味が残っている間は効果が続くようです。
残りの7個のハッサクもすっぱいのかどうか。たとえ口が曲がるほどすっぱくても、仁丹か醤油があれば大丈夫!
娘の感想。「人間の舌って単純だね!」でした。
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2008年12月01日

ミモザ

きょう仕事場でミモザサラダというのを作りました。
サラダはひとつ105円。定食などを食べる人が、サイドメニューとして冷蔵のケースから取っていきます。
食器の底に値段を示すマグネット状のものがついていて、食後にトレイごとレジに置けば一瞬で精算される仕組みです。みなさん首から下げた身分証明カードを読み取り機にかざしているようなので、給料から天引きなのかもしれません。
初めて見たときは機械化された(無人の)レジに驚いたものですが、たまに誤作動もあるようで、取りすぎた料金を現金で返却していたこともありました。
(誰が何を食べたか記録が残るので、申告がなくても、調べられるようです)

で、そのミモザサラダです。
私は初めてでどういうものか知らず、別々に裏ごしされたゆで卵の黄身と白身を、どう盛り付けるのかわかりませんでした。千切りキャベツの山の上に、3色丼のように色分けするのかと聞いて呆れられました。
白身を置いた上に黄身を乗せ、上からぱらぱらとベーコンの細切れをかけて出来上がり。脇にはきゅうりとトマトもあって、とても綺麗です。
見た目はやはり大事で、このサラダは完売でした。

作っているとき「ミモザの花のようにするのよ」と声をかけられました。
ミモザというのはよく聞くけど花の名前だったのかと納得し、帰宅後検索して調べてみました。
小さなミモザの花を卵の黄身(の裏ごし)に見立てたのがミモザサラダで、いろんなバリュエーションがあるようです。
より花のように見えるべく、野菜をブロッコリーなど緑色のもので統一するレシピもあり、これはなかなか美しくて食欲をそそるものでした。

ミモザは本来はオジギソウのことです。アカシア属の花や葉がオジギソウによく似ていることから誤用され、今はそれが定着しているそうです。
オジギソウと似ていると(色はピンクと黄色ですけど)よくわかる、花と葉のどアップの写真がありました。
http://www.otakaki.co.jp/topics/2008/images/DSC04872.JPG
ちなみにこちら↓がオジギソウ。ウチの玄関先にも少し前まで咲いてました(野生化した)。
http://seiwagarden.img.jugem.jp/20071109_395815.jpg
ミモザはオーストラリア原産ということですが、フランスやイタリアで花の少ない時期に咲く花(春が近いしるし)として親しまれているようですね。
花束もよく売られているようです。

ところで、ミモザは花だけでなく、いろんなものに名付けられています。
☆まずミモザの花から名付けられたのは、製菓材料のミモザ。ケーキなどに飾られている黄色い小さな粒々(砂糖菓子)です。よく見かけるものですが、私は今回初めて名前を知りました。
☆シャンパン(スパークリングワイン)とオレンジジュースでつくられるカクテルの名前。
☆ゴスペラーズの歌の名前。車のCMで知られる。
☆南十字星の中にあるβ星の別名。
☆それから、私に一番身近だったのはトイレットペーパーの商品名。近くにある薬局の店頭に、いつも積まれてある商品でした。
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2008年11月29日

洒落

私の職場に洒落が好きな人がいて、よく笑わせてもらってます。
中年のコックさんですが、仕事が終わって食事しているときに、奥さんから携帯にメールが届く愛妻家。着信音が「君の瞳に恋してる」。
洒落で周囲を笑わせられるのって、実に素晴らしい能力ですね。
いくつか覚えているものをご紹介したいと思います。

稲荷寿司のご飯に、小鉢用のひじき煮を少し混ぜることになりました。
私がしゃもじで混ぜていると、「よく混ぜてね。ひじきが多いところと少ないところがないように」と声をかけられたのでハイと答えて続けていたら、
「そうでないと、えこひじきになっちゃうからね」。

仕事が終わって2時ごろから遅めの昼食を摂ります。
たまに賄い用のラーメンやスパゲティが用意されますが、たいていはその日の定食や小鉢の残りから好きなものを選び、セルフサービスでいただいています。
ある日のスペシャルカレーがハヤシライスでした。
「ハヤシライスにしよう、ハヤシハヤシ」と言っている人に、
「森はいらないの?」

別の日。その日のスペシャルメニューはシチューでした。
「よーく味わって食べよう。最後の食事」
え? 何のこと? ときょとんとしていたら、
「これからシチュウ(市中)引き回しの上、獄門、はりつけ」。

洒落を広辞苑でひくと、
B余興にいう気のきいた文句。ことばの同音をいかしていう地口(じぐち)。
とあります。
「地口」は、
@俚諺(りげん)・俗語などに同音または声音の似通った別の語をあてて、ちがった意味を表す洒落(しゃれ)。
と解説があり、例として「着た切り雀」「年の若いのに白髪が見える」が上げてあります。舌切り雀はすぐわかるとしても、後者の「沖の暗いのに白帆が見える」の洒落の方は、ピンと来る人は少ないかもしれませんね。

さっきテレビを見ていたら、カレーを試食した人が作った人に「どうもおつカレーさまでした」と言って会場の苦笑を誘っていました。
私はこういうの大好きで笑う方ですが、冷ややかな人もいますね。おやじギャグとか「寒い」と言われる、駄洒落の類でしょうか。
駄洒落というのは「つまらないしゃれ。まずいしゃれ」だそうですが、その場をなごませる洒落は、大いに言ってもらいたいですね。
「トイレに行っトイレ」ぐらいは私も息子によく言ってますが、つまらない洒落にしても、さっと思いついて口に出せる人は頭がいいと思います。

知る人ぞ知るNHK後藤繁榮アナ:「きょうの料理」でのダジャレ集から。
http://ww6.enjoy.ne.jp/~are/gotou.html

・(黒豆を煮ていて泡が出てきた時)
 柳原さん「あふれ出るぐらいの泡ですね」
 後藤アナ「あわててしまいますね」

・柳原さん「こちらはミョウバンです」
 後藤アナ「今晩でも『ミョウバン』です」

(豚を使った料理にて)
・後藤アナ「豚はよく痛めないとブタれちゃいます」
 陳さん 「うまい!」
 後藤アナ「トンでもないことです」

・(豆乳を使った料理にて)
 後藤アナ「豆乳を投入するわけですね」

なおこの後藤 繁榮(ごとうしげよし)アナは、ブログのプロフィールでこう書いています。

岐阜市出身。昭和50年入局後、鳥取、富山、札幌で勤務。オヤジの等身大を標ぼうし番組でもダジャレをつぶやく私。苦情の一方で「家族関係が円満になった」というお便りも多く確信犯を決め込む。こんな私をお許しください。
http://www.kyounoryouri.jp/happy_table/kakushiaji/goto/

オマケに、ネットで見つけた駄洒落。
・ゴミを落として、ゴミんなさい
・ヘタなシャレを言いなシャレ
・ダジャレを言うのはだじゃれ
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2008年11月24日

パンダが噛んだ

中国にもアホな学生がいたもの。
「可愛いから抱こうと思って」パンダの檻に忍び込んで足や手を噛まれ、入院騒ぎになっているそうです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081124-00000601-reu-int
中国の動物園でパンダが学生にかみつく
11月24日10時25分配信 ロイター

 [北京 22日 ロイター] 中国南部の桂林にある動物園で、男子学生(20)がパンダに襲われる騒ぎがあった。この学生は、パンダを抱こうとしておりの中に忍び込んでいた。新華社が22日報じた。
 それによると、男子学生は囲いに入らないよう警告が書かれた看板を無視して、フェンスを飛び越えたという。
 新華社は、匿名の動物園職員の話として「ヤンヤンという名のパンダは目を覚ましていた。明らかに侵入者の存在に脅え、手や足にかみついた」としている。職員らはヤンヤンをなだめて、学生を無事に助け出した。
 一方、学生は病院のベッドで「ヤンヤンはとても可愛く、ただ抱きたかっただけ。襲ってくるなんて思わなかった」と語っている。


パンダはあまり動かない温厚なイメージがありますが、遺伝的には熊の仲間ですから(中国語では大熊猫と書きます)気性の荒い面があり、今までにも飼育員や観光客を襲ったことは何度かあるそうです。
人間を食べるわけではなくストレスで噛みつくだけなので、殺したり重傷といった大きな事件には至っていないようですね。
でも、堅い笹をかみ砕くほど顎が丈夫な上、消化器官や歯の構造はクマとよく似ていて、犬歯や臼歯はとても大きく人間の7倍もあるそうです。
思いきり噛まれたら痛そうですね。

また、ぬいぐるみのイメージとは違い、パンダの体毛は太くてゴワゴワと硬いのです(たぶんクマと同じようなものじゃないかと思います)。
これは私も実際に触ったことがあるので断言できます。学生時代に広州・香港行きのツアーに参加した際、背中向きのパンダを寄りかかった檻の格子の外から触ることが出来ました。もちろんガイドの目を盗んでこっそり、ちょっとだけ、です(もう時効ですね)。
至近距離で見ると目つきも鋭いし、そのパンダは薄茶色に汚れていて、あまり可愛いものではありませんでした。
後日上野のパンダを見て、その清潔さ美しさに驚いたものです。

「パンダ(panda)」という名前は「笹を食べるもの」という意味のネパール語の「ponya」から。
動物園では特製ビスケットやサプリメントも貰うそうですが、99%は笹。胃の壁や腸も特別丈夫で笹のとげが刺さらないようになっているそうです。
でも笹以外にも、果物やまれには昆虫や魚、小型の哺乳類も食べることがあるそうです。
木登りは上手だし、意外なことに泳ぎも出来る。
パンダの(作られた)イメージは、かなり実態とかけ離れているかもしれません。なめんなよ!?

(注:ここに書いたパンダは、ジャイアントパンダのことです)
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2008年11月18日

西向くサムライ

「今月は31日がないよね」と問う人に「そうですね、西向くサムライだから11月は小の月」と返事したら、その場に居合わせた同僚6人のうち「西向くサムライ」を知らない人が半数いてびっくりしました。
中には私より18も年下の人がいるのでこの人は無理もないとしても、少し若い世代になると聞いたことがないようです。江戸時代から使われた語呂合わせらしいですが、そのうち死語になるのかもしれませんね。
2,4,6,9月に11月を十と一、組み合わせて士と書き「サムライ」と読むことにして「にしむくサムライ」。私が教えてもらったのは小学校の教室だったでしょうか。
大の月と小の月が覚えられないで困っていたので、「便利な覚え方があるもんだ!」と子供心に感動?したものでした。
「西向くサムライ」のほか、こぶしを下向きにして指の骨で確認する方法も同時に教えてもらったように記憶しています。

語呂合わせと言えば、昔の歌に、
「ひーとよひとよにひとみごろ、ふじさんろくにオウムなく」
というのがありました。受験生ブルースというのだったでしょうか。
(正解でした。ここに歌詞の全文あります)
http://www.uta-net.com/user/phplib/view_0.php?ID=2519
私もルートを習った少し後にこの歌を聞いて、同じ語呂合わせでも節(ふし)がつくと覚えやすいなと思いました。
念のために確認。
√2=1.41421356(ひとよひとよにひとみごろ)
√5=2.2360679(富士山麓 オウム啼く)ふじさんろく「に」はありません。
なお、√3は「人並みに奢れや」1.7320508です。
これらの語呂合わせのおかげで助かった受験生も少なくないでしょう。

日本史ではまるきし勉強しなかった私も
「いい国作ろう鎌倉幕府(1192年)」と「啼くよウグイス平安京(794)」
ぐらいは耳にしましたが、「一味さんざん鎌倉滅亡(1333年)」というのもあるそうです。
おまけ。
「人の世むなしい応仁の乱(1467年)」
「一つやろうや 明治維新(1868年)
「人、国さんざん(1923年)…関東大震災」
なるほどね。受験と無関係な立場になると、こういうのも無心に面白がれていいなと思います。

ついでに、かけことばを。
口先ばかりで実行が伴なわない人のことを「うどん屋の大鍋」と言うそうです。「いつも言う(ゆう。湯)ばかり」だから。
きのう私より年上の人が話していましたが、だんだん良くなることを「法華の太鼓」というそうです。法華宗の勤行はウチワ太鼓を叩きながら「南無妙法蓮華経」を唱え、だんだん音が大きくなっていくのだそうで、良く「鳴る」と「成る」をかけたのだそう。
日本の景気も「法華の太鼓」だったらいいですね☆
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2008年09月18日

貸倒引当金

簿記の勉強をしていたら、貸倒引当金(かしだおれひきあてきん)というのが出てきました。
取引先が倒産して売掛金の回収や受取手形の決済が出来なくなったときに備えて、あらかじめ「これくらいは焦げ付く可能性がある」と見越して計上しておくお金です。
例えば売掛金と受取手形の総額から2%を計上、それが50,000円だったとします。A社が倒産して売掛金が回収できなくなった、その金額が45,000円だったとすれば、
(借方)貸倒引当金45,000  (貸方)売掛金45,000
と帳簿上で処理するだけで済みます。
金額が貸倒引当金50,000円より多い、55,000円だったとすれば、
(借方)貸倒引当金50,000/貸倒損失5,000 (貸方)売掛金55,000
もともとは自分で出しているお金とはいえ、55,000円が丸ごと損失になるよりは、ダメージがはるかに小さくてすみそうです。
まさに「備えあれば憂いなし」。

ただ、貸倒引当金を用意していても、その何百倍何千倍もの焦げ付きが出たら、小さいところはひとたまりもありません。
鎌倉に住んでいる友人の義父は、バブル崩壊のころ大損したという話をしていました。
取引のあった大手の企業が倒産し、そのあおりを喰って義父が経営していた小さな店も倒産寸前までいったそうです。蓄えをすべて吐き出し、換金できるものはすべて金に換えて、借りれるところからは全部借りて、金策に走り回ったとか。
なんとか持ちこたえて、自宅も人手には渡らずに済んだけど、古くなっても建て替えも出来ずに失意のまま亡くなりました。
あそこは危ない、と囁かれているような取引先ならともかく、「まさか、あの大手が」とびっくりするような大型倒産が起これば、一緒に撃沈されるか、沈まないまでもすっかり弱体化する取引先がたくさん生まれるのだろうと思います。

話題のリーマン・ブラザーズは、日本に限ってもその波及するところ膨大な影響となりそうです。
破綻したリーマン日本法人4社合計で、負債総額約4兆7,000億円 。「兆」ですよ!
http://journal.mycom.co.jp/news/2008/09/18/010/
帝国データバンクによると、リーマン・ブラザーズ証券とリーマン・ブラザーズ・ホールディングスの民事再生法の適用申請を受け、系列会社であるサンライズファイナンスとリーマン・ブラザーズ・コマーシャル・モーゲージが16日、自力での事業継続が困難となったとして東京地裁に民事再生法の適用を申請した。負債額は、サンライズファイナンスが約3,639億5,300万円(2008年5月末)、リーマン・ブラザーズ・コマーシャル・モーゲージが約3,844億5,800万円(同月末)で、2社合計は約7,484億1,100万円。

サンライズファイナンスは、リーマン・ブラザーズ証券の100%子会社で1998年1月に設立された。同グループの債権回収会社などと連携して、金融機関などからの債権買取、事業資金貸付などを行なっていた。2005年のライブドアによるニッポン放送株取得騒動では、ライブドアに対し約588億円を貸し付けて話題となった。

リーマン・ブラザーズ・コマーシャル・モーゲージは、2001年12月設立。不動産担保融資の専門業者で、アパート、マンションなどを対象にしたノンリコースローン(非遡及型融資)のほか、オフィスビル、商業施設、ホテルなど収益物件向けローンも扱っていた。貸し付け債権は証券化し、機関投資家などに転売していた。

2社の破綻により、リーマン・ブラザーズの日本法人関連の負債総額は17日時点で、リーマン・ブラザーズ証券の約3兆4,314億円(2008年8月末)、リーマン・ブラザーズ・ホールディングスの約5,159億7,300万円(2007年11月末)と合わせ、約4兆6,957億8,400万円にのぼる。


せいぜい1000円程度の果物を買うのにも迷っているビンボー人(私)には、想像も出来ない破綻劇ではあります。
貸倒引当金勘定で処理できる程度の小さな貸倒なら、路頭に迷う人も出ないのでしょうけど。
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2008年09月04日

潔くない

「憎らしいほど強い」と評された現役時代の北の湖、この人はほんとうに強かった。21歳2ヶ月で横綱昇進の記録は今も破られていないそうです。
それでも20代後半になるとピークを過ぎ、怪我も原因となって負けが込み、休場も増えました。久しぶりに優勝をしたあとまた無様な成績で休場したときには、「なんであの優勝を花道にしなかったんだろう」といぶかる声を聞きました。そのあと引退したときには、遅すぎたような印象だったと記憶しています。
当時の世相は「有終の美を飾る」ことに価値を置いていたなあと思い出します。
クンロク大関と非難されたのも今は昔、9勝6敗どころか千秋楽でやっと勝ち越したり、ずるずるといつまでもカド番を繰り返す大関など、角界も「引き際の美学」よりも(みっともなくても)現役に執着するのを優先する時代になりました。

それにしても今回の、自分の部屋の力士が大麻疑惑という局面でだんまりを決め込むのは、あまりに世間を甘く見てないかと言いたくなります。相撲が強いだけの世間知らずの人、という評もありますが、往年の名横綱のプライドもそうとうのものなのでしょう。
本人が身に覚えがないと言い張っているから信じたい、再検査の結果を待つというのはあまりに「潔くない」態度だと思います。再検査の結果がもし「シロ」だったら、裏から手を回してもみ消したな、と私なら勘ぐります。
時太山のリンチ死に対しても、理事長は責任を取るべきではなかったのでしょうか。
理事長が率先して範を垂れ、不祥事に対しては潔く責任を取るのでなければ、あとに続く人が困るでしょう。

理事長の職は部屋を持たない専任の人に任せ、馴れ合いを排除して徹底的に掃除して、薬物汚染や「無理ヘンにゲンコツ」体質をなんとかしてほしい。
折りしも今日は新弟子検査があったそうで、「早くプロになりたかった」とインタビューに答えていた少年がいました。こういう若い人の期待を裏切らない角界であってほしいと思います。

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2008年08月10日

メダル

メキシコ五輪のときでしたか。金メダルの三宅義信選手が表彰台の上で、銅メダルの弟と手をつないで万歳した姿、今でもよく覚えています。
小柄な日本人には有利な種目だったのか、重量挙げは日本のお家芸という印象が当時はありました。今でも米どころでは、肩に乗せた米俵の数を競う力比べがニュースになったりしますから、昔から重いものを担げる人に一目おく国民性があったかもしれません。
その銅メダリストの愛娘が、今回オリンピックに出てきました。中学3年で重量挙げを始めて以来、北京を照準にして調整してきたそうです。
目元などお父さんによく似た可愛らしいお嬢さんが、自分の体重の2、3倍ものバーベルを目元を赤くしながら頭上に差し上げる姿は悲壮感が漂っていて、見ていて気の毒でなりませんでした。

お父さんやそのお兄さんが、かつてメダルを取った。自分もその仲間入りをしたいと思い、あらゆることを犠牲にして頑張ってきたのだと思います。
彼女が三宅義行氏の娘でなかったら、三宅義信氏の姪でなかったら、世間は「メダルが当然取れる」ような見方はしなかったでしょう。異様、無用のプレッシャーに押しつぶされて、不眠に悩み、実力を発揮できなくて悔し涙にくれたようです。
一方、金メダルを取った中国の女性は彼女の比ではない力持ちです。彼女が諦めたバーベルよりずっと重い物を軽々と持ち上げ、よろめきもしない。
子供のころから農作業の手伝いをして重い車を引っ張っていたそうですし、貧しい農民にとってメダル獲得は貧困からの脱却を意味する。ハングリー精神も肉体の鍛え方も、程度が違うのだと思います。

谷亮子選手の銅メダルに対して、私は「ママでは銅」で十分ではないかと思っています。
今までの実績からいって金を期待されるのは当然かもしれないけど、銅で終わったことに対して報道は失望を隠さず、引退までほのめかす。
この広い世界中で、3位ですよ。立派なものじゃないですか。年を重ね出産まで経た女性に、全盛期の成績を当然視するのは、あまりに酷ではないでしょうか。
男子柔道でも銅メダルの選手が出ました。
日本勢は不甲斐ない、と怒る前に、外国に出て柔道の普及に力を尽くした人たちの努力を買ったらどうでしょう。種をまき水や肥料を与え、見事に実ったのが外国人のメダリストだと思います。
採種したのが日本だとしても、土や手入れがよければ原産地よりもいい実がとれるのは当然のこと。原産地の面子にこだわるより、柔道が地球規模に広がったことを喜べばいいと思います。

世界的な記録を持っていて、メダルの期待がかかった選手も多い。この日のために毎日切磋琢磨してきた選手にとっては、目指して当然のものだと思います。
でも、もし取れなかったとしてもそれはそれで歴史のひとコマ。何事もなかったように日は沈み日は昇る。明日は明日の風が吹く。
おなかがすいたら何か美味しいものを食べて、ゆっくり休んで、また頑張ってほしいと思います。
posted by dashi at 22:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 興味津々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月26日

主婦の年俸

先月、鎌倉に行った際に、江ノ電沿いの友人の家に寄りました。
一度食べてみたかった「鯵の押し寿司」を駅で買って、友人手作りのお惣菜3種と、昆布茶でぱっぱと作ったお澄ましを並べて「美味しそう!」と歓声を上げました。
高台にある家なのでリビングから海が見え、その手前の庭は小さなお花畑。
静かでいい景色で、美味しい食事。それに心地よい会話。贅沢なひとときを堪能しました。
一人暮らしだった舅の介護のためにご主人の実家に入り、闘病生活を支えて見送ったあと、家族4人で静かに暮らしています。私と高校の同級生ですが、結婚が遅かったため下の子はまだ高校に入ったばかり。
とても穏やかな欲のない人で、夫や子供たちが勤めや学校に行った後は愛犬と家に籠っています。家が大好きで、愛読書は栗原はるみさんの本。

彼女は高校の英語教師をしているときに職場結婚、出産を機に専業主婦になりましたが、仕事を続けることに未練はなかったようです。家は引き継いだもののバブル期に投機に失敗した親の莫大な借金もあったとかで、質素な暮らしです。
朝は5時に起きてお弁当を作るそうで、食卓のポテトサラダやきんぴらごぼうもその朝作ったものでした。
パンは職人並みに上手に焼きますし、得意料理はパスタ類です。
こんなきっちり主婦をしている人が、「主婦って立派な仕事よね」とつぶやくと説得力があります。

「これは面白い」と思って保存していたメモに、
主婦業、年俸1200万円=米社が「母の日」で試算
というのがありました。URLを保存するのを忘れましたが(どうせ削除されているでしょうが)、今年の5月11日に 時事通信が配信した記事です。
【シリコンバレー10日時事】米人材情報会社サラリー・ドット・コムは11日の「母の日」に合わせ、子供がいる専業主婦がこなす家事や育児は合計で年俸11万6805ドル(約1200万円)に相当するとの試算を発表した。母親の仕事の価値は金銭で測れるものではないが、同社は「ママの仕事の重大さを認識してもらうきっかけに」と期待し試算をまとめた。
 同社はまず、主婦約1万8000人の作業時間を集計し、分類。その上で、料理を「コック」、子供の世話を「保育士」、車での送迎を「運転手」などにそれぞれ依頼したと仮定し、外注費用を積算した。専業主婦の母親の作業時間は平均で毎日13.5時間に上ったため、超過勤務手当がかさみ、年俸が膨らんだという。


年俸1200万円とはすごいですね。大きい声では言えないけど、アメリカの主婦ってあまり家事(特に料理)をしないと聞きますが…。
コックや保育士のような「プロの仕事」をしていると胸を張れるかどうかはともかくとして、だいたい日本では専業主婦に対して社会的評価が低すぎますよね。
私も今月から短時間ながら働きに出てみて、「働いていないことに対する引け目」からは解放されたものの、パートに出て稼ぐことまで期待されたら、特に小さい子がいる主婦は可哀相だと思いました。

私の場合、3人の子育て真っ最中の頃の一番の願いは、布団の真ん中で大の字になって、朝までぐっすり眠りたい、ということでした。授乳やおむつ交換や、寝返り打ってくる子どもを押しつぶさないように移動したりと、おちおち寝てられませんでした。
息子は一時期、ずっと腕枕してないと寝なかったし、誰か咳をすると目を覚まして布団に連れ戻す。慢性睡眠不足で抑うつ状態だったと思い出します。
稼いで自分の好きに使えるお金があるのも楽しいかもしれないけど、子育てや家の中のこと、ボランティア活動や自治会の仕事などを優先したかったら、それはそれで卑屈になる必要はない。主婦業自体、(年俸1200万円に匹敵する)立派な仕事と誇りをもてたら幸せだと思います。
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2008年07月25日

ガストリックバイパス手術

あのKONISHIKIがついに本気になってダイエットしているそうです。体調管理のため、ということですから、おそらくお医者さんに脅かされたんでしょうね。持病がいくつもあるという話でした。
それで背水の陣を敷いたKONISHIKIが選んだのが「ガストリックバイパス手術」というもの。
手術を受けたのが2月25日。間もない頃の写真がこちら。
http://www.konishiki.net/koni/Diary.nsf/bknumber?OpenView&Date=2008/03
5月末の時点では70`の減量で230`になったそうですが、今はもう少し痩せたようですね。
HPには昨日の写真がアップされています。結婚式で歌を歌ったそうで、元気そうだし夫婦仲も良さそう。首が「現われている」ように見えます。
http://www.konishiki.net/jp/diary/index.html

彼の場合はどう見ても「病的肥満」でした。外科手術を受けてでも急いで減量する必要があったんだと思います。
彼が受けたガストリックバイパス手術は、胃の入り口を小さくして小腸と直接つなぐ(バイパスを作る)手術で、肥満大国アメリカでは「苦痛を伴わないダイエット」として人気らしいですね。
日本でも「神の手」と呼ばれる達人(専門家)がいるようです。
http://www.genryou-syujyutsu.com/index.html(オススメしているわけではないので念のため)
アメリカでは子どもも年間1000人くらい受けているという話です。
4〜6日の入院で自宅療養が一ヶ月くらい。費用は2万ドル前後。
日本では上記のクリニックの場合230万と記載がありました。(保険は利かず自費だそうです)
これですっきりと健康になれれば安いもの…かもしれないけど、なんだかすごーい資源の無駄遣いのような気も。

傷口は大きくなく、KONISHIKIのおなかの傷もバンドエイドで隠れるのがいくつか、という程度(上のサイトにおなかの写真もあります)。患者にとってはラクに痩せられて魅力的な方法ですが、胃や腸を縫い合わせる、腹腔鏡手術の中ではもっとも困難な手術ということです。
厚い脂肪の層をかきわけるわけで、縫合ひとつにしても大変そうですね。(KONISHIKIは運動はしていたから皮下脂肪は案外少なく、手術は驚くほど順調だったそうです)
KONISHIKIには見事に脱皮(!)して、執刀をしたお医者さんを喜ばせてほしいと思います。
スリムな健康体になって、また日本で活躍してほしいですね。ダイエット本はベストセラー確実だし。


ところで、半年前のニュースですが、こんなのもありました。
http://news.ameba.jp/world/2008/01/10352.html
6歳男児が突然死 原因は太りすぎか?
1月21日 10時00分

中国・浙江省杭州市で、幼稚園に通う児童(6歳)が夜中に突然意識不明となり、病院に運ばれたものの、そのまま息を引き取るという事件があった。病院では男児の死因を太りすぎによる心筋梗塞とみている。死亡した男の子は体重が60キロだった。
 平均的な中国の6歳児の体重は15キロ〜25キロ。男の子の体重は幼稚園入園時点ですでに35キロだったが、その後の2年間でさらに25キロ増加したという。昼寝の時間にはしばしば無呼吸の状態に陥いるなどしたため、幼稚園側でも普段から厳重なケアを心がけていたが、過剰な体重は男の子の心臓負担を大きくしてしまったようだ。


私も挫折したクチですが、子どもに、いったん太ったあとで痩せさせるのは実に可哀相なものです。とっても難しい。
6歳児を60キロになるまで放置したのは立派な虐待だと思います。アメリカの1000人の子どもの中に入っていれば死ななくてすんだのに。
福福しい(肥満は富の象徴)というのは時代遅れと認識して、「ちょっと太め」以上にはならないように注意したいですね。
なってしまったら外科手術という裏ワザもあるわけですが、ホントに最後の手段にしたいものです。
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2008年07月23日

なすだけのおかず

きょうもとても暑く、気分が悪くなるくらいでした。
汗だくで仕事から戻り、シャワーは我慢してそのまま息子を迎えに行き、ドライブがてら少し離れた生協の店舗へ買い物に。こう暑くてはちゃんと食べないとバテるぞ、と思うものの、あまり食欲も湧きません。
山積みになった茄子を見かけ、アレなら食べたいと買ってきました。
クックパッドというサイトで見つけた料理です。
http://cookpad.com/recipe/395017
帰ってからまた汗だくになって調理し、茄子はやっぱりそれだけでも美味しいと思いました。
簡単に作れて食欲をそそるので、皆様も是非どうぞ。

なすだけの甘辛煮

材料 ( 3人分 )
なす 2本
サラダ油 大さじ2
砂糖 大さじ2
醤油 大さじ2
みりん 大さじ3
お酒 大さじ1
七味 お好みで

なすを縦半分に切り、斜めに切れ目をいれ、2センチに切る。

お鍋にサラダ油を入れ、なすを中火で炒める。

油が行き渡り、しんなりしたら、調味料を入れ、弱めの中火で煮る。

つやが出て、煮汁がなくなりかけたら出来上がり☆
お好みで七味をふって下さい。


我が家では七味はふってません。
サラダ油も砂糖も、このレシピよりはずっと控えめ。というか茄子をどっさり入れて作っています。
冷えても美味しいので、冷蔵庫に作り置きしても大丈夫です。
ウチでは来客に出したり差し入れにしたりして、何人もの人に食べてもらいましたが、概して好評。たいていの人が美味しいと言ってくれます。ひき肉のそぼろと合わせたらご馳走でしょうが、こういうあっさりした家庭料理もたまにはいいと思います。

オマケにもう一つ。茄子のバター焼き。
その昔、私が学生時代にアルバイトしていた定食屋のメニューです。
茄子を縦半分に切り、皮の方に切れ目を入れる。
フライパンにサラダ油とバターを入れ(バターだけだと焦げる。油で焼いてバターは仕上げに入れるのでもOK)、茄子の皮を上にしてふたをして中火(から弱火)で焼く。少し焦げ目が付きしんなりしたらひっくり返してちょっとだけ焼く。
(けっこう時間がかかります。途中でぎゅーと押し付けたら水分が抜けて早くなる。生焼けだと激マズなので、よく焼いて)
よく焼けた茄子を皿に取り、醤油をちょっとたらし、おろししょうがとマヨネーズ、トマトを一切れ盛って供する。
定食屋のオジサンは、面倒なときは油に放り込んで揚げてから焼いてました(ずっと早い)。
醤油とマヨネーズ、おろししょうがを一緒に食べることってあまりないと思うのですが、なかなか美味しいので、どうぞお試しください。
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2008年07月22日

プリントゴッコ

「プリントゴッコ」本体の販売が、6月30日で終了になったそうです。
http://www.riso.co.jp/release/20080530.html
若い人は「プリントゴッコ? ナニそれ?」とその存在を知らないかもしれませんね。
私は若くないので…、「家庭でカラー印刷が出来る!」と驚き、当時としてはちょっと高いそのセットを手に入れたときの高揚を懐かしく思い出します。理想科学工業、という社名や黄色い箱に目立つRISOのロゴも、強く印象に残りました。
インクで手やハガキを汚しながら(慣れるまでは綺麗に仕上げるのがけっこう難しかった)、大量の年賀状や引越しの挨拶状を印刷したものです。
1977年の発売だそうですから、もう31年。その役割を終えたというところでしょうか。

パソコンにつないで印刷する家庭用プリンターでは、インクで手を汚すこともありません。
一回で使い捨てになる電球などのゴミも出ません。
ワードの操作をちょっと学べば、宛名シールを印刷したり、イラストをネットで探して入れる、といったことも簡単に出来ます。手間も速さも、選択肢や仕上がりの美しさも、プリントゴッコの比ではありません。
シロウトっぽい手作りの味を売りにするなら別ですが、パソコンとプリンターのある家庭でプリントゴッコを使うことは、もう、まずないと思います。
ワープロやレコード(ソノシート、ドーナツ版、LP)、ベータ版だけでないビデオテープ一般など、「そういうのもあったねえ」と思い出の品になってしまうのだろうな、と、年を取ることを具体化されるような一抹の寂しさと感慨を覚えるニュースでした。

余談ですが、以前高校の同窓会に出た際、私の幼なじみがキャノンで家庭用プリンターの開発に関わったという話をしていました。特許もいくつか取ったそうですから技術畑なのでしょう。
キャノンの愛用者から「プリンターのインク、高くね?」と突っ込まれると、「本体だけじゃ赤字なんだよ。インクの売上でなんとか元を取ってるんだ」と苦笑していました。
たしかに今どきのプリンターは、以前は別々に購入していたスキャナーの機能も備え、カラーコピーも手軽に(きれいなのが)取れる。これだけのスグレモノなのにずいぶん安いと個人的には思っています。

そう言えば、家庭用スキャナーも市場から消えた製品でしょうか。我が家でもまだ新品同様のきれいな状態ながら、不要になって処分したものでした。
いずれテレビは薄くて壁に掛けられるものが普通になるでしょうし、電子レンジもうんと小型化するんじゃないかと思っています。私の足元で首を振っている扇風機も、「ナニこれ! ヘンなの!」と笑われる時代が来ることでしょう。
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2008年06月21日

ヤドカリ

金魚屋さんの前を通ったら、ヤドカリが一匹200円で売ってありました。
洗面器に白い砂(サンゴ砂?)を敷いたものの上をごそごそ動いています。
ヤドカリと言えば、私には鍋いっぱい茹でた「ニナ貝」(円錐形の貝で、苔が生えてるようなのが大きくて美味しかった。私が子どものころ、漁師の叔父さんがたまに届けてくれました)の中に混じっている、カニのような赤い生物。食べられないのでそのまま捨てる邪魔ものというイメージです。
ヤドカリは海にいるものと思っていたので驚きましたが、ヤドカリには陸地に住むオカヤドカリという種類もあるようです。お店で売られていたのはたぶんこっちなのでしょう。
オカヤドカリにも、海岸近くで海水への依存度が高いもの、内陸で基本的に真水だけで生きるもの、その中間的な種類があるそうです。

たまに水をかけるだけで1〜2ヶ月ももったりする、案外強い生き物らしいですね。うまく育てれば脱皮を繰り返して20〜30年生きることもあるそうです。
ただ寒さには弱くて気温15℃以下で要注意、10℃以下では確実に死ぬ。オカヤドカリは熱帯〜亜熱帯地方の生物で、日本が分布の最北端に当たるということです。
小笠原諸島では釣りの餌に大量に用いられていたそうで、昭和45年に「捕獲が進み激減の恐れがある」として天然記念物に指定されました。
昭和47年に日本に返還された沖縄では、釣り餌としてのみならずペット用として大規模に販売され、立派な産業となっていました。天然記念物指定と知って業者は大あわて。
沖縄県ではそれまでの実績が考慮されて、一部の業者が例外的に一定量を捕獲(許可制)しているそうです。

ムラサキオカヤドカリの画像がこちらにありました。
http://ebikaniyado.hp.infoseek.co.jp/kani/okayadomenu.html
きれいな紫色で、珍しいですね。ペットとして人気があるのもわかるような気がします。
褐色のや鮮やかな真っ赤、赤紫のもいるようです。
でもオカヤドカリは英語で「Land hermit crab」(陸に住む世捨て人のカニ)と呼ばれるとおり、夜行性でとても臆病、昼間は物陰や石の下、砂の中などでじっとしているそうです。飼育していても物陰で動かないことが多い。
でも尾を貝殻の壁でこすって鳴いているような音を立てたり、他の固体の貝殻を横取りしようと体当たりして追い出したり、長い脚で這い回ったり(脱走の名人)、それなりに観察対象としては楽しめるようですね。

私が茹でられてしまったヤドカリを見て不思議だったのは、「どうして殻から出てこないのだろう?」ということです。殻から出ているヤドカリも一度だけ見たことがありますが、めったにないことでした。
もともと殻にくっついている貝と違って、あとから入り込んだヤドカリなら、死んだらするっと抜けてもよさそうだと思ったのです。「熱い!」と殻から這い出してもよさそう。
数十年来の疑問がやっと解けました。
ヤドカリは、巻貝に入り込むために妙な形をしていますが、
http://jamarc.fra.affrc.go.jp/zukan/c/c-1/c-m022/c-103.htm
尾脚がカギ状になっていて、貝殻の奥にに引っかけているのだそうです。
なお、左右非対称のハサミですが、これで引っ越す貝殻の入り口の大きさを測ったり、中に入ったあと蓋としても使うそうです。

雑食性で何でも食べるけれど、ポップコーンが大好物だそうです。
でも多くは食べず、大きい固体でも一日一個ぐらい。匂いが抜けるせいか時間がたったものは食べないとか。
また脱皮したあとの皮は大切なカルシウム源だから、取上げてはいけないそうです。
ヤドカリの死因で一番多いのは脱皮の失敗によるものだそうで、ややこしい体つきだから(蛇は簡単そうですよね)脱ぎにくいのかもしれませんね。
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2008年06月19日

エアバッグ

先ごろ、最近は軽自動車の助手席にもエアバッグが(標準装備で?)装着されていると知って、隔世の感を強くしました。
車を買い替えたときに「エアバッグ装着車かどうか」で保険料が変わったのは、いつのことだったでしょうか。初めてエアバッグ装着の車に乗ったときは、いったいどこが開くんだろうと興味津々、不思議でたまりませんでした。
私が車の免許を取ってからもう20年以上になりますから、その間にすべての車に普及しても当然のこと。思えば遠くへ来たもんだ…というところです。

このエアバッグ、初めて考案したのは日本人だそうです。
小堀安三郎という人が、飛行機に乗っていて気流の乱れで激しく揺れた時、前のテーブルが倒れてきて身体が支えられた経験から考え付いたそうです。
1963年に発表したといいますから、そう昔のことではありません。ただ、あまりに奇抜な発想のために相手にしてもらえなかった。
日本の消防法では火薬を使えなかったというのも、日本での開発が遅れた理由だそうです。
研究費などに借金を重ねた彼は、1975年8月、生活苦から夫婦でガス心中してしまいます。特許を取っていたけれど、存命中は実用化されていなかったため特許料が入らなかったようですね。
エアバッグの普及を知る事なくわびしく心中した開発者の、その名前もほとんど知られていないのは気の毒に思います。

実用化されたのは70年代半ばのアメリカ。初期の頃はエアバッグの誤作動で死者も出て、裁判にもなりました。
日本車で初めてエアバッグを搭載したのは、ホンダのレジェンド(1985年)。その安全性は衆目の一致するところで、日本では1990年代中盤から急速に普及しました。
今は運転席・助手席の正面以外にも、
・サイドエアバッグ (側面衝突時に運転席と助手席のサイド部分から膨らみ、運転席と助手席の搭乗者の頭部を保護する)
・カーテンエアバッグ (側面衝突時にサイドピラー部分から膨らみ、運転席と助手席の搭乗者及び後席搭乗者の頭部を保護する)
・ニーエアバッグ (インパネの下部分から膨らみ、腰部を固定して下肢部を保護する)
などというのもあるそうです。(全部開いたところを見てみたい…)

エアバッグは火薬を爆発させて0.03秒で開き、すぐしぼみます(車両の衝突から収縮まで約0.2秒以内)。
爆発的に膨らむため作動時は車内の気圧が急激に上昇、鼻血が出たり、時には鼓膜が破れることもあるそうです。
またシートベルト未着用だと顔面に激しいパンチを食らうわけで、それで死んだ人もいるようです。
火薬の煙で視界が真っ白になり、一瞬気を失った人が「雲の中のようで、天国にいるのかと思った」と発言していました。
一度バッグが開いた車は廃車になるのが普通(修理は高額)で、エアバッグも廃棄されていました。でもこれは丈夫な布なのにもったいないと、バッグ(かばん)にして売り出している企業もあります。
http://www.innoveco.jp/
写真の、白いバッグがそうですね。頑丈で、耐熱性や耐摩耗性が通常の繊維素材よりも高い、ということです。

なお、エアバッグにはバイク用もあります。これは車体ではなくウェアに内蔵されていて、事故でライダーが投げ出されたときに膨らむしくみ。乗馬用ジャケットにも応用されているそうです。
また火星探査機マーズ・パスファインダーは1997年、着陸直前に24個のエアバッグを開いて、包み込まれるような形で火星に着陸したということです。
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2008年04月26日

勿忘草

息子の送迎で毎日歩く並木道、桜のあとは躑躅(つつじ)が咲きそろって綺麗です。花というと白や暖色系が多いと思いますが、青くてひっそりと咲く小さい花(オオイヌノフグリやスミレとか)もこの季節よく見かけます。
ラジオ深夜便・きょうの一句の4月24日にこんな句がありました。
「この花に勿忘草といふ名あり」清崎敏郎
勿忘草に「わすれなぐさ」とルビが振ってあります。名前のように水辺や道端に地味に咲いている印象の薄い花だと思います。
どんな花かぴんと来ない方はこちらをどうぞ。
http://pht.so-net.ne.jp/photo/miiya/images/1416943

勿忘草はヨーロッパ原産の多年草。春から初夏にかけて淡青色の可憐な花を着け、花言葉は「私を忘れないで」「真実の友情」「誠の愛」。
アラスカの州花だそうで、寒い地方でも育つ花のようですね。
昔から愛と誠実のシンボルとして多くの民謡や詩に歌われているそうです。
上の句の解説文に「ドイツの伝説から」命名されたとあり、どんな伝説なのかと検索してみました。
よく知られている(らしい)のがドナウ川ので、ほかにもう二つ見つかりました。まだ他にもありそうですね。

昔、ルドルフとベルタという若い恋人同士が春のタべ、ドナウ川のほとりを歩いていた。(ルドルフは騎士で、重い鎧を着ていたという話もあるようです)
ベルタは河岸に咲く青い可憐な花を見つけ、ルドルフに採って欲しいとせがんだ。
彼は岸に降りてその花を手折った瞬間、足を滑らせた。そして花を岸辺に投げて「私を忘れないで(Vergissmeinnicht)」と叫ぶなり、急な流れに呑まれてしまった。
残されたベルタはルドルフの墓にその花を植え、彼の最期の言葉を花の名にした。
ドイツに伝わるこの伝説から、この花は"Vergissmeinnicht"と呼ばれる。英名では"Forget-me-not"、中国と日本では「勿忘草」、何れも同じ意味です。

ある日、迷った羊を探しに山奥に入った羊飼いが、今までに見たことのない青い美しい花を見つけた。それを摘んで見とれていると、もたれかかっていた岩が割れて山の女神が現れ、ついて来るように言った。
促されるままについて行くと、割れ目の奥は大きな洞窟になっていて、その中央には黄金の山が光り輝いていた。
「好きなだけお取りなさい。でも、一番大切なものを忘れてはいけませんよ。」
女神はそう言うと姿を消してしまった。
貧しい羊飼いは夢中で黄金をポケットや帽子、ありとあらゆるところに詰め込み、両手に持てるだけ持って帰ろうとした。
その時、先程摘んだばかりの青い花が悲痛な声をあげた。「私を忘れないで!」
しかし羊飼いが花には目もくれずに駆け出すと、頭上から岩が崩れ落ちてきて彼は埋まってしまった。
女神が注意した「一番大切なもの」とは、小さな青い花、勿忘草のことだったのですね。

アダムがエデンの園にいたとき、楽園の植物すべてに名をつけて回った。
つけ終わると、神は、アダムを連れて園内を巡回した。植物にそれぞれの名を言わせて覚えているかどうか調べて回るためである。
すると、この青い小さな花だけが、うなだれて小声で「難しくて忘れてしまいました」と詫びた。
神はこの小さな花を哀れんで「自分の名を忘れたからとて気にすることはない。しかし、私を忘れてはいけないよ」と慰め、改めて「忘れな草」の名を与えた…そうです。
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2008年04月23日

ゴミにして出す

米のディズニーワールドで、誤ってゴミとして捨ててしまった結婚指輪3個が、無事に見つかったそうです。
http://www.excite.co.jp/News/odd/00081208927819.html
[米フロリダ州オーランド 21日 AP] ウォルトディズニーワールドの従業員たちはまるで魔法のように、マサチューセッツの夫婦が誤って捨ててしまった3個のプラチナとダイヤモンドの結婚指輪を見つけだした。

ポール・カンパネールさんは、ディズニーワールド内の滞在施設を去るにあたって部屋のかたづけをしたとき、彼の妻のカレンさんの婚約指輪、結婚指輪、結婚5周年記念指輪が入った紙箱を、それと知らずに捨ててしまった。
ディズニーワールドの従業員はマサチューセッツ州ウスターから遊びに来ていた夫妻に、指輪を回収するのはほとんど不可能だと告げた。金曜日、夫妻とふたりの子どもは空港行きのマジカル・エクスプレス・バスに乗った。
その頃、ワイルダーネス・ロッジ・リゾートでは、従業員のドリュー・ウィーバーさんが、カンパネールさんたちが滞在していた別荘からでたゴミがまだ産業サイズの圧縮機に達していないことを突き止めていた。 彼に加えて7人のボランティアが防護服を身につけ、駐車場のゴミ箱を空にして、指輪を見つけようとゴミ袋を次々とあたっていった。そして彼らはやり遂げた。…
「私たちがゴミをあさったのはこれがはじめてではありません」「いつも見つかるわけではありません。多くの場合、無駄に終わります。でも今回はそうではなかったのです」と、ウィーバーさんは語っている。


私は理解できないのですが、アメリカ人は旅行に行くとき指輪を持っていくんでしょうか。留守中に盗まれたらイヤだから?
とにかく、よかったですね。そうとう運のいい夫婦とみえます。

ゴミとして捨ててしまった、というのでは最近とっても気の毒な話を聞きました。
私と同年輩の友人が結婚した時のこと。
式が終わって、地方から出てきた彼女の両親とともに新居に戻りました。新婚旅行は翌日に出発の予定だったそう。
彼女のお母さんが、式場から持ち帰ったご祝儀の束を、手近にあったお菓子の空き箱に入れました。ちゃんと蓋のできる入れ物の方が落ち着きますよね。
すると彼女が、その箱をゴミと思って捨ててしまったのだそうです。
そうとわかって取り戻しに行ったけど、時すでに遅し。
さんざんな気分で新婚旅行に行ったとかで、結婚式の思い出というとその件がまず浮かんでしまうそうです。

ゴミと間違って捨てる、私も身近で目撃したことがあります。
私の(もとの)義母が、季節の変わり目に、クリーニングに出す服を黒いゴミ袋二つに入れて、玄関の下駄箱の上に置いていました。
そして義母がちょっと家の中に入っていた間に、義父がその袋をゴミ捨て場に出してしまったのです。
その直前に二人は口げんかしていましたから、義父としては進んでゴミを捨てて「あげて」、機嫌をとろうとしたのだと思います。収集車の近づく音(メロディー)が聞こえて、急いだのかもしれません。

さあ車に積もうと玄関に取りに来た義母はびっくり、何もない下駄箱の上を茫然と見ていました。彼女にも例のメロディーは聞こえたはず、何が起こったか一瞬で悟ったに違いありません。
今来たばっかりだからもしかして、と急いで収集場に走りました。たまたま居合わせた私たちも手分けして探しましたが、収集車は見つかりませんでした。
電話で問い合わせてずいぶん粘っていましたが、どうしようもないと言われたようです。

義母ががっくりしたのは、クリーニングに出すような高品質の服(毛皮のコートもあったようでした)をまとめて無くしたことに加え、義父が意固地になって謝らなかったことも拍車をかけたと思います。
それまで見たこともないくらい落ち込んでいました。愛着のある服もあったのでしょう。
事情を知って義父は却って怒り出しました。黒いゴミ袋に入っているものはゴミだと誰だって思う、そんなのに入れるのが悪い、というのが義父の言い分。
まあ、そりゃそうですけど。ごめんとひと言言ってくれればいいのに、と私としては思いました。

ゴミ袋が今のように半透明だったら。収集車がもっと遅く来たら。
「ゴミ捨てて来るよ」と声をかけてくれていたら。
「これはクリーニングに持っていくのよ」と義母が伝えていたら。または、袋の口を締めてなくて中が見えていたら…。
そもそも二人がけんかしてなかったら防げた事件だったと思います。いつもは仲のいい夫婦でしたから。運が悪いときは重なるものですね。
ゴミの中から札束、というニュースはたまにありますね。『ゴミ』は最初からゴミではないのだから、「ゴミにして出す」時は気をつけましょう。箱なら念のため開けてみる、と。


オマケ:のどかなニュースがあったので、口直しに(3月のニュースでネットからは削除されています)。
マケドニアの裁判所、はちみつ盗んだクマに有罪判決

[スコピエ 13日 ロイター] マケドニア南部ビトラの裁判所は、養蜂家からはちみつを盗んだクマに有罪判決を下した。ただ、クマには所有者がおらず、保護動物にも指定されていることから、養蜂家に対しては国が14万デナール(約35万円)の損害賠償を支払うよう命じている。

 勝訴した養蜂家はドネブニク紙に対し「クマが怖がると聞いたので、撃退するために照明や音楽を使った。そのために発電機を買い、辺りを照らして音楽をかけた」と語った。
 ただ、その後の数週間は効果があったものの、発電機が使えなくなって音楽がやむと「クマは再びミツバチの巣箱を襲ってきた」という。
 クマの居場所などの情報は明らかになっていない。
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2008年04月18日

ホトトギス

きょうは雨で巣籠りしたようですが、一昨日の朝、ウチの前の藪でホトトギスが鳴くのを聞きました。
ホトトギスの画像と豆知識はこちらをどうぞ。
http://www.kanshin.com/keyword/956909
姿かたちはメジロが断然可愛いですが、鳴き声となるとホトトギスは別格だと思います。
鳴かぬなら……ホトトギス、というのがありますよね。
織田信長は「鳴かぬなら 殺してしまえ ホトトギス」
豊臣秀吉が「鳴かぬなら 鳴かしてみよう ホトトギス」
そして徳川家康が「鳴かぬなら 鳴くまで待とう ホトトギス」
織田信長はすぐカッとなる短気で乱暴なイメージ、豊臣秀吉は努力家、徳川家康にはよく言えば我慢強い、悪く言えば老獪なイメージがあると思いますが(私だけではないでしょうね?)、この句がそういうイメージを定着させたかもしれませんね。

これは趣味人として知られる肥前平戸(現在の長崎県)の第9代藩主・松浦静山(まつらせいざん)が残した、江戸時代の随筆集「甲子夜話(かっしやわ)」に出てくる句だそうです。三人三様の性格を的確に表しているから、人口に膾炙して現代にも残ったのだと思います。
この三人のが有名ですが、甲子夜話には十一代将軍徳川家斉(いえなり)を詠んだ「鳴かぬなら鳥屋へやれよホトトギス」というものもあるそうです。家斉は「遊び狂っていた腐敗将軍として有名」で、「蟹や鶏を踏み潰したり殴り殺したという残虐な逸話がある」そうですが、…よくわかりませんね。
なお徳川家康には
「人の一生は、重き荷を負いて長き道を行くが如くなり。急 ぐべからず」
という遺訓もあるようで、私が子供のころ日光土産にもらった小物にこの句が書いてありました。私はわりと気に入ってましたが、説教臭いかな。家康公はあまり楽天的な人ではないようですね。

たまたま見かけたサイトで、「鳴かぬなら、どうする?」と質問したものがありました。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1014718950?fr=top_mantenna
十人十色、百人百色ですね、いろんな答えがあります。中には「食べてしまうぞ」とか「餌をやらんぞ、水もやらんぞ」などというのもありますが、概して優しい答えが多いようでした。
ベストアンサーに選ばれていたのが、
鳴かぬなら「明日は鳴いてね」ホトトギス  鳴きたくない日もあるさ〜 」
ホント、こういう余裕を持ちたいものですね。
ユーモアという点では、
鳴かぬなら、連帯保証人にするぞホトトギス。  どうだ、これなら泣くだろ(T_T) 」
鳴かぬなら どげんかしましょう ホトトギス

私が気に入った答えをいくつか。
鳴かぬなら 鳴かぬでもいい ホトトギス  (強要はいけませんw  今、会社で他の人を教育しててこの心境です)
いつかは鳴くよ・・・・・ホトトギス!  (焦ったってしょうがない、まあ、心にゆとりを・・・・・ゆっくり待ちましょう! )
なかぬなら 静かでいいね ほととぎす  (ま、鳴きたくて鳴けないなら病院だけど(^^; 鳴かないならそれはそれでいいんじゃないかー )
鳴かぬなら、、、、踊ってごらんよホトトギス。  (他の可能性を探します)
鳴かぬなら 「とりあえず原因をつきとめよっか・・・」 ホトトギス  (獣医に連れて行きます 治るなら治療 治らないなら受け止めて大切に育てます )
…最後のセリフにはグッと来ますね〜障害者の親としては。
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2008年04月14日

そごうの時計

皆さん知ってました?
そごうの入り口にあるからくり時計、明日を最後に動かなくなるそうですよ。
いや、時計自体は動くらしい。「イッツ・ア・スモールワールド」のメロディーに乗って登場していた、あの人形たちが姿を見せなくなるそうです。
http://www.asahi.com/life/update/0412/OSK200804120024.html
老朽化を理由としているらしいけど、それほど古いとも思えないですね。
人形を動かすには余分な電力もかかるしメンテナンスも必要。近くで見るとかなり大きいものなんだろうし、複雑な形で掃除も大変かもしれない。
維持するにはやっぱりコストがかかるんだろうな〜と思っています。
そごうは東京ディズニーランドの、イッツ・ア・スモールワールドを提供している(オフィシャルスポンサー)から今まで続けてきたのでしょうが、今回のからくり中止はそごうの経営危機と関係あるのかもしれませんね。

私が知っているのは横浜のそごうだけで、息子のクラスで待ち合わせるときはいつもあそこを使っていました。相手が少し遅れてきても許せますしね。
思わず横浜そごうに電話して「お宅のも動かなくなるんですか!?」って聞いてしまった。残念ながら本当でした、明日の午後7時45分で動きを止めるそうです。
いつも人だかりが出来てる人気のスポットなのに、消えるのは寂しいですね。
いくらするものか知らないけれど、横浜には「人形の家」もあるのだから、移設して現役で動かしてほしいなあ。
人形を全部見ようと思えば正午の時報の時ですね。明日で最後になるなら、(わざわざだけど)見に行こうかと迷っています。
posted by dashi at 18:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 興味津々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月10日

高い人、低い人

以前身長世界一とされていたのは中国人男性・鮑喜順さんで、ここでもご紹介したことがあります(その後結婚したというニュースも流れました)。
http://dashisroom.seesaa.net/article/29830377.html
が、2006年に公式に計測して2m57cm、世界一と現在ギネスに認められているのはウクライナに住むレオニード・スタドニクという男性だそうです。
http://www.excite.co.jp/News/odd/00081206498603.html
サイトに写真もあります。14歳のときの脳手術の影響で、成長ホルモンの過剰分泌が原因という気の毒な巨人化、膝を傷めるなど苦労も絶えないようです。
もと獣医さんだそうですが、大型の動物なら適任としても、巨大な指では小さい動物を扱うのも難しそうですね。
ガスも通わない不便な僻地住まいらしいですが、幸い、情報が流れると支援者も現われて助かっている様子。プレゼントされたコンピューターで世界中に友人が出来て、(結婚した)鮑喜順さんにもあやかりたいようです。
大統領は巨大な車をプレゼントすることを検討中とのことですが、早く実現してあげてほしいですね。足のサイズが43cm、200kgの体重の人が乗る車って、座席もキングサイズ…?
この人が聖火を運べば誰も届かない、ですね。

一方インドの14歳の少女Jyoti Amgeさんは、身長は58cm、体重は5kgしかないそうです。
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20080409_smallest_girl/
中段には2歳の幼児とツーショットの写真。幼児より小さいですね。
これは軟骨形成不全症(小人症)のためで、将来も現在の身長より高くなることはないとか。
特別製の机を並べて一緒に学ぶクラスメートと撮った写真もありますが、ノートや教科書を入れたカバンをどうやって運ぶんでしょうか。
本人は臆することなく、服やアクセサリーは自分用にオーダーメイドしたものを身につけ、
「私は自分が小さいことに誇りを持っています。私は自分に集まる注目を愛しているし、小さいままでいることも怖くなく、後悔もありません」
と述べているそうです。
そのうち来日して日本でも人気者になるかもしれませんね。
世界も広い、病気や不自由さに負けず、偏見や差別も丸ごと呑み込んで前向きに生きるたくましさに脱帽です。
posted by dashi at 22:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 興味津々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月08日

スポーツと年齢

※敬称略

FA権を認められた巨人の上原投手が、実質的な大リーグ挑戦宣言をした、というニュースには感慨を覚えました。
http://www.yomiuri.co.jp/sports/npb/news/20080407-OYT1T00581.htm?from=navr
10年前、鳴り物入りで巨人入団した(逆指名した)当時のことは、特別ファンでもない私にも記憶があります。
私は知りませんでしたが、巨人入団の年に大リーグ入りの話もあって、その時は「自信がなくて」断ったらしいですね。昨夜のテレビインタビューでそう話していました。
自信というのは投球の技術のことではないでしょう、まだまだ日本人が見下さている時代のことで、心配する人が周囲にも多かったのではないかと思います。
いずれ大リーグに行きたい、という夢(本人は目標と言っていました)を諦めないで自信をつけ(一度はポスティングを希望したとか)、自分で行き先を決められるFAまでじっと待っていた、そのけなげさに心を打たれます。

所属する球団が経済的な窮地に陥らなければ、松坂大輔だって10年待たなければならなかったでしょう。10年後に今ほどの活躍ができたのかどうか。
松坂も松井秀喜も高校野球からプロ入りしましたから、10年待っても28歳かそこら。上原は一浪の大卒だからそれより5歳プラス。新しい環境になじんで活躍するには厳しいし、持ち時間も少ないですよね。
「目標を達成してから終わりたいという気持ちも強い」というコメントに、全盛期を過ぎたことを自覚し、選手生活に悔いを残したくないという覚悟が感じられますね。
先ごろ現役引退を表明した桑田真澄のように、すっきりした気分でグラブを置く日を迎えてほしいと思います。
個人的には、ドラフト制とともにFAというのはとても非情な制度だと思います。勤務先が自由に選べず、選ぶには10年待たないといけないというのが、これからも制度としてずっと残るのか気になります。


女子テニスの伊達公子現役復帰、のニュースにも驚きました。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/sports/news/CK2008040802001908.html
杉山愛のほかに自分に続く選手が育っていない、と言われると、たしかに…という感じですね。
プロ復帰と言っても海外遠征やツアー参戦は考えてないそうで、後進を育てるべく若手を刺激するという狙いが大きいようです。
引退からもう12年たつ(それでもまだ37歳)そうですが、結婚もして幸福そうで、テニスを楽しむ余裕ができたのでしょうか。
悲壮感とは無縁な、こんなプロもいいなと思いました。

ところで大阪場所で悲願の優勝を果たした朝青龍、実は13日目の琴光喜戦で太ももの肉離れを起こしていたそうです。
痛いと言ってられなくて優勝戦にも臨み、その後の巡業にも痛み止めを飲みながら参加している由。
http://www.sanspo.com/sports/top/sp200804/sp2008040500.html
以前は怪我してもすぐ治ったのに、治りが悪い。「オレも年かな」と苦笑いしたそうです。
お相撲さんの引退が早いのはよく知られてますね。朝青龍は1980年9月生まれの27歳だそうですが、関取としては高齢かもしれません。
ちなみに白鵬は1985年3月生まれ、23歳になったところです。

先ほど運転しながらラジオを聴いていたら、日本で最高齢の五輪出場を決めた馬術・法華津(ほけつ)選手の会見を紹介していました。
話題になったわりに情報がないなと思っていたら、謎が解けました。5年も前からドイツ西部に定住している人で、今回やっと帰国してくれたのですね。今まで取材の機会がなかったのでしょう。
東京大会以来44年ぶり、実に67歳のオリンピックと騒がれています。
でも、ソウル五輪も出場するはずだったのに、馬が検疫に引っかかって出られなかった。だから本人としては「20年ぶりの五輪」という感覚のほうがしっくり来るそうです。
もちろん現役。五輪も競技会の一つにすぎない、と冷静なのは、年の功かもしれません。ずっと続けていると上手くなるんですよ、というようなことを淡々と話されていました。いぶし銀の活躍に期待。

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2008年03月27日

ITグッズの進化

昨年のこと。電車の中でテープを聴きたいと言っていたら、娘が使わなくなったiPodをくれました。(娘はもっと進化したものを使っているようです)
小さくて(4×3×1cmというところ)軽く、イヤホンをはずすとなくしそうです。
パソコンから中身(音楽や語学教材など)を入れて、再生専用。電池を入れるところもなくて、パソコンにつないで充電するという不思議な物体です。
電源、再生と停止、早送り、巻き戻し、規則的再生とシャッフルの切り替え。操作できるのはこれだけです。それも一つのボタンの上下左右を使っているので、ボタンはたった3つしかありません。
とても軽いので、コートのポケットに入れたりクリップで服に留めたりしても、全然邪魔になりません。

部屋の片づけをしていたら、携帯用のMDプレーヤーが出てきました。
iPodを使い慣れた身にとっては、びっくりするような重さ、大きさです。
これはもう時代遅れだ、使う気にはならないだろうな〜とつくづく思いました。
昔、ウォークマンが世に出たときには、なんて小さいんだ、軽いんだ、と驚いたものでした。
カセットテープよりちょっと大きいだけでポケットにも入れられて、名前どおりに歩いているときや、通勤通学の電車の中で聞くのが可能になりました。世の語学学習者の強い味方になっただろうと思います。
娘がMDプレーヤーを使い始めたときは、ウォークマンよりだいぶ小型化されているのに感心したものでした。テープだと延びきったり千切れることもあるので、その点も進化だったと思います。
(iPodは娘が自分で買ったので、私は長いことちゃんと見たこともありませんでした)

IT関係のものはすごいスピードで進化していくので、早く老化が進む犬にちなんでドッグイヤーと形容されますが、ホントにちょっとの間にすぐ古くさくなるような気がします。
デジカメやパソコンなんて、エイッと思い切らないと手が出せないですね、すぐに改良型が出るようなので。
息子の卒業式では、最新式らしい一眼レフのデジカメで撮りまくっている人もいました。パソコンで画像処理も簡単に出来るんだろうな、と思いましたが、本体もだいぶ軽くて使いやすそうでした。(一眼レフの普通のカメラってずっしりと重いですよね。カメラマンは30キロの荷物=交換レンズが重い=をかついで走り回るそうで))

パソコンと言えば、マックの小型パソコン(マックブック・エア)には驚きました。
http://it.nikkei.co.jp/pc/news/index.aspx?n=MMITda000016012008
茶封筒からスーと取り出すなんて「あり得ねー」って叫びたくなります。
商業高校を出てずっと経理の仕事をして来た人が、初めの頃のコンピューターは部屋いっぱいの大きさだった、と話していました。
ふとそのことを思い出して「初期のコンピューター」の画像を検索したら、こんなものが出てきました。
http://jp.fujitsu.com/museum/ikeda/exhibition/facom128b/
1959年(昭和34年)に製造され現在も(富士通本社で?)稼動しているそうです。
下の方にはもっと大きい、壁一面という画像もあります。

では、初期の「携帯用」パソコンはどれくらいだったかというと、これくらい。
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20070923_osborne1/
ちょうど我が家の古いミシン(現役)ぐらいあります。
「携帯」なんかしたら肩こりや腱鞘炎にも悩まされそうですね。(ノートパソコンが発売されたときには泣いて喜ぶ人もいたことでしょう)
1981年4月に発売。価格は1795ドル(約20万円)、重さは24.5ポンド(約11キログラム)もあったそうです。
マックブック・エアの1スピンドルモデル(なんのこっちゃ、調べても意味不明)が22万9800円だそうですから、値段は当時とあまり変わりませんね(相対的にはかなり高い)。重さは11キロからナント1.36キログラムへ!

いったいどこまで進化するのか、長生きして見届けたい気もします。
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2008年03月08日

世界の小ネタ

世界も広いもので、あちこちでいろんな出来事が発生しているようです。きょうはCNNのサイトで見つけたワールド(小)ニュースをご紹介。

▲世界初? 6本足のタコ見つかる 英国近海
http://www.cnn.co.jp/science/CNN200803050016.html
(サイトには写真もあります)
英国の近海で、6本足のタコが見つかった。通常のタコは足が8本だが、生まれつき2本の足を欠損している個体と見られる。これまでに6本足のタコの記録は残っておらず、世界で初めてとみられる。
英国のメディアなどによると、6本足のタコは先月下旬、ウェールズの北部沖で捕獲された。
英国北部のブラックプール・シー・ライフ・センターの展示向けに捕獲されたタコ8匹に含まれていたが、最初は誰も「6本足」に気付かなかったという。
しかし、水槽のガラスにへばりついているところで、足が2本少ないことが判明した。
水族館では、6人の妻を持ったヘンリー8世にちなんで、ヘンリーと名付けた。


ヘンリーと名付けた、がイイですね、さすがはイギリス人のユーモア。


▲確率2億分の1、一卵性の三つ子誕生 米国
http://www.cnn.co.jp/science/CNN200803050025.html
米ニューヨーク州ロングアイランドのノースショア大学病院で5日未明、一卵性の三つ子が誕生した。確率は2億分の1で、非常に珍しいと注目を集めている。
母親のアリソン・ペンさん(31)とトムさん(46)夫妻は、4年前に結婚してから赤ちゃんの誕生を待ち望んでいたが、なかなか子宝に恵まれなかった。
そこで、体外受精で妊娠。受精卵を1個しか子宮内に戻さなかったため、生まれてくる赤ちゃんは1人だと思って、1人分の準備しかしていなかった。ところが、三つ子の妊娠が判明し、本当に驚いたという。
多胎出産の専門家であるビクター・クライン医師によると、子宮に戻した受精卵がまず2つに分かれ、そのうちの片方がさらに分裂したという。一卵性三つ子の確率は文献によって異なるが、6万分の1から2億分の1だという。
(以下略)

6万分の1から2億分の1って…ずいぶん違うと思うんですが。いずれにしてもかなり珍しいことではありますね。
3人のうち一人は腎臓に問題があるようですが、あとの二人はすこぶる健康とのこと。
多胎出産の専門家がいる、設備の整ったところで生まれた赤ちゃんは幸運でした。一卵性だから全部同性のはずですが、どっちかは書いてありません。ローガン、コリン、イーライという名前から判断すると男の子になるでしょうか。
日本のニュースなら「男の赤ちゃん」「女の赤ちゃん」は必ず書くだろうなと思いました。


▲野良犬10万匹を毒殺処分へ、狂犬病対策で インド
http://www.cnn.co.jp/science/CNN200803070011.html
野良犬10万匹の毒殺処分を撤回、反発受け インド
http://www.cnn.co.jp/science/CNN200803080009.html
インド北部ジャム・カシミール州スリナガルの市当局は7日、狂犬病対策として打ち出していた市内の野良犬約10万匹の毒殺処分を撤回、代替策として不妊手術を実施すると発表した。動物愛護団体などからの反発を踏まえた措置。
(中略)
世界保健機関(WHO)によると、世界では毎年、約3万5000人が狂犬病で死亡しているが、インドにおける死者数は全体の60%以上を占める。
同国には数百万匹規模の野良犬がいるとされる。急激な都市化の波でこの問題は一層悪化していた。


狂犬病は致死率100%という怖ろしい病気ですから、荒療治と批判されても思い切った施策で根絶できれば素晴らしいことだと、個人的には思いますが…。
日本でほぼ根絶できたのは、終戦後、野犬狩りと飼い犬への予防注射の義務化を徹底させたからだと聞いてますが、昔だから出来たことかもしれませんね。
不妊手術では効果が上がるまでに時間も費用もかかりそうですが、動物愛護団体は手ごわいですしね、やむを得ないのでしょう。
野良犬と共存する社会は、命あるものに寛容な、住みよい世界なのかもしれませんけどね。


▲姿消した夫に腹立て妻が携帯400個以上燃やす、中国
http://www.cnn.co.jp/fringe/CNN200803080016.html
中国の国営・新華社通信は7日、山東省で夫が家庭を捨てたことに腹を立てた37歳の妻が共に経営していた携帯電話の販売店にあった新型の商売品400個以上に火を付ける事件があったと報じた。
妻は放火容疑で逮捕された。放火した後、家から逃げたが、隣人が出火を見付けて消防署に通報、消し止めていた。
商売はもうかっていたが、夫婦関係は冷却しており、3月3日に夫が姿を消したという。
燃やした携帯の損害額は30万米ドル(約3100万円)相当と見積もられている。


さすが「白髪三千丈」の中国、やることがダイナミックです。
新型を400台も、だって。もったいない…。
携帯電話ってよく燃えるのかな、プラスチックが焦げて臭いかな。ダイオキシンも発生?
30万米ドル(約3100万円)という額は、一般の国民の何百年分の年収に匹敵するのか…。保険金は下りないでしょうし、今後この妻はどう行動するのか(自分のものを燃やしただけだから、刑務所には入りませんよね。借金取りに追われるぐらい?)興味津々です。



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2008年03月05日

きょうの一句

息子の卒業を前に、思いがけず友人たちからお祝いをいただきました。
一緒に楽しくランチした食事代を出してもらったり、お花やお菓子を贈られたほか、14年間ご苦労様でした、と図書カードもいただきました。
せっかくだから、手元に置いて資料的な使い方をする本を買い求めて記念にしたいと思っていたところ、きょう、まさにぴったりの本が見つかりました。
ステラMOOK ラジオ深夜便 「誕生日の花ときょうの一句」(NHKサービスセンター)です。

ラジオ深夜便は夜中から早朝にかけて放送されているラジオ番組ですから、私は聞いてはいません。
とくにこの「きょうの一句」のコーナーは午前4時50分台に放送されているそうですから、私は熟睡している時間帯、存在も知りませんでした。
買い求めた本に収録されているのは2007年4月1日から2008年3月31日までに放送された…と書いてありますが、ということは、まだ放送されていない分もあるようです。
毎日俳句を一句、誕生日の花と花言葉とともにまとめてあります。
毎日「その日の誕生花」があるのは知っています。娘が「面白いよ」と買ってきた誕生日の花の本には、花言葉とともにその日が誕生日にあたる有名人の名前が書いてあって、「誰それと誕生日が一緒だ」とはしゃいだりしていました。

その本には、花のイラストがついていました。それはそれで美しい本ですが、カラーでもないし必ずしもホンモノと似ていない。
きょう買った本は、親切なことに綺麗な花のカラー写真つきで、属する科の記載もあります。ご近所の庭などに咲いていて名前を知らなかった花など、ちょっと調べるのにも重宝しそうです。
一年は365日、今年はうるう年なので366日ありますから、それだけの数の花が載っていることになります。
日本は気候に恵まれた国だから、これほどの数の花を観賞することが出来るんだなあとあらためて思いました。

きょう3月5日の「きょうの一句」は、
たて書きの詩のごとくあり花きぶし(和田順子)
「釣鐘形の小さな花が、列を作って垂れ下がっている。その一つ一つの花を文字に、花のかたまりを詩の一行に見立てた」と解説が付いています。
この句に歌われた「花きぶし」は「キブシ」(キブシ科)、花言葉は「出会い」だそうです。
写真を見ると、薄黄色い小さい穂が連なって垂れた花で、これは公園などでよく見かける花(木)だと思いました。
ちなみにキブシは「木五倍子」「木付子」と書きます。果実を粉にし、ぶし(付子・お歯黒に用いたタンニン材)の代用として黒色染料とするところから、木の付子ということでこの名があるのでしょう。

明日3月6日は一茶の有名な(私も知っている…)句です。
「雪とけて村一ぱいの子ども哉」
花は「ショウジョウバカマ」(ユリ科)、花言葉は「希望」。
今年は雪が妙な降り方をして、まだとても雪解けとはいかないところもあるようですね。
こちらは陽射しも暖かくなって来て、きょうは冬のコートでは暑いくらいでした。
花粉や黄砂とともにやって来るのは頭の痛いところですが、日ごとに春の訪れを感じるこの頃です。

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2008年02月28日

露伴の三福

息子の採血に行ったとき、順番を待っている間に「ご自由にお持ちください」と置いてあった薄い冊子「みんなの健康 新春号」を読みました。
英語学者・評論家の渡部昇一さんと横浜市医師会会長の対談が載っていて、そこにいい話があったのでご紹介したいと思います。
渡部さんは学生時代にヒルティや幸田露伴の幸福論を読み、大変感銘を受けたそうです。「とりわけ素晴らしいと思ったのは、露伴の幸福論です」。

「露伴はまず、幸福はどうすれば引き寄せられるかについて、どんな出来事も他人のせいにせず、自分で引き受けることだ、と説いています。その上で「惜福」「分福」「植福」の3つの実践をススメています。
 惜福とは、文字通り福を惜しむこと。宝くじで1億円当たったら、全部使ってしまわず、2千万円くらいは貯金に回す。つまり福を大事にする精神です。
 分福は、いい事があったら一人占めにせず、人様にも福を分け与えること。
 そして、植福とは後世の人々の幸せのために”福の種”を植えることであり、3つの福の中でこれが最も大切と言っています


対談のですからここではほんのさわりというところですが、この教えはよく知られたもののようです。
書かれたものは「努力論」という本の中で、努力論というより幸福論と言った方がふさわしい内容。この本は現在岩波文庫に入っています。
この本を紹介した文章の中に、こんな説明がありました。追加で載せておきます。
 たとえば幸運がよく巡ってくる人は、「惜福」がある人だと露伴は言う。
 「福の惜しむ」というのは、幸福に対してケチケチすることではなしに、逆に幸福に対してガツガツしないこと。たまたま巡ってきた幸福を使い尽くさないで、天に預けておく。そうすると福(ラッキー)に巡り会う確率がアップする。


幸田露伴は代表作の『五重塔』を映画にしたいと言われたとき、何度も断ったそうです。
「あれは着物に仕立てたんだから、法被や襦袢にしてもらっちゃ困る」と。
作品の人気に浮かれない、ガツガツしない落ち着いた人生観をうかがわせるエピソードだと思いました。
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2008年02月24日

発想の転換

発想の転換ということで、なるほどーと深く納得し、多湖輝「頭の体操」のネタ(質問)になりそうな話を聞きました。(すでになっているかどうかは知りません)
けっこう有名な話らしいですが、娘に聞いたらうーんと考え込み苦戦していました。下に書きますので、ご存知のない方は、どうぞ考えてみてください。

今はDVD主流で少数派となりましたが(絶滅寸前?)、かつてレンタルビデオはVHSテープ使用がほとんどでした。
借りたテープは最初まで巻き戻して返却するのがルールになっていました。
私は一度だけ巻き戻しを忘れて返しに行き、店員に注意されたことがあります。次回から気をつけてくださいね〜と優しく言われただけですが、まあ、言われて嬉しくはないし、店員さんの方もあまり言いたくはないだろうと思いました。

あるアメリカのレンタル店での話。
「見終わったテープは巻き戻して返却してください」とシールを貼って貸し出しているのに、巻き戻ししないまま返す客が多くて、ほとほと困っていたそうです。
客層によっては注意もしにくいでしょうし、そのまま次の客に貸し出すと不愉快にさせると思います。店側で巻き戻しをするのは手間がかかりますよね。
それでこの店は、ちょっとした発想の転換でこの問題を解決しました。
誰にも負担をかけず、誰もが気持ちよく扱える方法。

答えです。
テープに張るシールの文面を書き換えただけ。
「このテープは最初まで巻き戻してからご覧ください」。
もともと一度は巻き戻すわけですから、それが見終わった後から最初になるだけのことですよね。
借りた人は見終わったらただちにデッキから出すことが出来るし、見ようとした時もしテープが巻き戻ししてあったら、ちょっとトクをしたようないい気分になる。店も気にしなくてよくなる。
ちょっとした発想の転換で、みんなのストレスがなくなるわけですね。

こういう柔らかい頭で賢く生きていきたいものだと思いました。
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2008年01月11日

濫竿数を充たす

「中国成語故事」という本を読んでいたら、「濫竿(らんう。ホントは竿でなくて下がはねる字ですが、PCが認識してくれないので竿で代用させていただきます)数を充たす」というのが出てきました。
この本(上野恵司・著、NHK出版)には20の成語が出てきますが、「トラの威を借る狐」とか「推敲」「画竜点睛」など日本でもおなじみの成語が多い中で、この成語(濫竿数を充たす)は私も知りませんでした。
日本語に該当する言い方はないんじゃないかと思います。「濫竿」で検索しても中国語や韓国語のサイトばかり出てきて、日本語のものは見当たりませんでした。
ちょっと面白いと思ったので、ご紹介したいと思います。

ちなみに、「成語」とは。広辞苑には
@古人がつくり、後人によく引用される語句。成句。「故事ー」
A「熟語」に同じ。
とあります。ここではもちろん@の意味です。
本の53ページにある訳文から、少しはしょって載せてみます。

戦国時代、斉国の宣王は竿(笙に似た大型の楽器)の合奏を聴くのが好きでした。
ある年、王は竿を吹ける者300人を集めて大楽隊を編成することにしました。
これを聞きつけた南郭という人が、一本の竿を携えて王の前に現われ、自ら竽の名手だと名乗りました。王は300人集まらなくて困っていたので喜んで彼を迎え、ほかの奏者たちと同じ待遇をしました。
ところがこの南郭先生は竿など全く吹けず、中に紛れこんで吹いているふりをするだけだったのです。
それで何年もごまかし続けましたが、ある日宣王が亡くなり、息子のびん王があとを継ぎます。
びん王も竿は好きでしたが独奏を聴くのを好み、楽隊員が一人ずつ順番に吹奏することを求めました。
南郭先生はたちまち正体がばれて、布団を丸めて(昔の中国人は布団をかついで?移動したようですね)こそこそと逃げ出しました。

「濫」はいい加減であるという意味で、「濫竿数を充たす」は、才能も実力もないのに専門家の中に員数あわせで紛れこんだり、粗悪な品を上等の物の中に混ぜたりする例えに使われます。
また、時には自ら謙遜する言葉として使われます。

…ということです。
日本語で該当する言葉があるでしょうか。
さてこの「濫竿数を充たす」。
私としては、どさくさに紛れてとんでもない人物が当選したとしか思えない、小泉チルドレンを連想してしまいました。民主党にはじっくり人選をして、その轍を踏まないでもらいたいなあと思っています。
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2007年12月29日

一人っ子

今年は母を亡くしたので年賀状の代わりに喪中ハガキを出しました。
私が受け取った喪中ハガキも例年になく多く、そういう年齢なのだなあと思いました。
私と同じくらいの世代だったら、(障害児でなければ)子育てがほぼ終わって親世代を見送るころです。
息子の学校や訓練会で一緒のお母さんの中にも、喪中という人が何人もいるようでした。
我が家のお隣もおばあちゃんが亡くなったので、今年はお飾りもないようです。

ハガキを送ったら、返信にクリスマスカードをくれた古い友人がいました。
次女が生まれたころ、広島の借り上げ社宅(マンション)で一緒だった人です。ウチより少し上のおとなしい男の子二人のお母さんでした。
ご主人とのなれ初めを聞いたとき、高校の同窓会に行ったら、久しぶりに会ったクラスメートから翌日プロポーズの電話を貰った、というエピソードを恥ずかしそうに話していた、可愛いらしい人でした。
引っ越し以来ずっと会ってなくて、私の中ではその頃のイメージしかないので、再会したらさぞかし「浦島太郎だね!」と笑い転げることでしょう。

その彼女がカードに書いていたことで、そうか…と考えさせられたことがあります。
私は喪中ハガキの添え書きに、
「昨年十月には実父と相次いで亡くし、仲のいい夫婦だったのねときょうだいで話したことでした。」
と書いたのですが、そのことに対してと思われる、
「兄弟のいない私にはお身内が沢山いらっしゃるdashiさんが羨ましいです。思い出話ができるから」
との一文があったのです。
彼女が一人っ子とは知りませんでしたが、たしかに、思い出を共有できる兄弟姉妹が一人もいないというのは、(年を取ると)ずいぶん淋しいものかもしれないと思いました。

子どものころはたくさんいる姉たち(4人)を鬱陶しく思い、一人っ子の級友を羨ましがったこともある私。普段は遠くに住んでいるしめったに会うこともありませんが、思い出話ばかりでなく、いざというときには頼れる(かもしれない)安心感はありますね。
一人っ子は子どものころからだから慣れてるとはいえ、老後には心細い思いをするかもしれません。お墓の掃除や親戚づきあい、相続など、面倒でも避けては通れないということもあるでしょう。
兄弟がいて揉めるよりははるかにマシかもしれませんが…。
それにしても、一人だけのきょうだいが知的障害者、という人は、一人っ子よりももっと大変な思いをしそうですね。

中国は一人っ子政策のため、私たちが北京にいた頃のアーイーさん、コックさんもそれぞれ子どもは一人だけでした。
二人とも子どもは男の子でしたが、コックさんは女の子がほしかったそうです。
一人っ子政策に違反すると北京に住めなくなる(居留証を取上げられる?)から、諦めているものの、何人も自由に生める外国人が羨ましそうでした。
一人っ子政策は人権を侵害しているのは間違いないし、悪評も高いです。
一人っ子政策の影響で、一人の子どもを両親、双方の祖父母合わせて6人の大人が甘やかすため「小皇帝」と呼ばれる我の強い子どもたちが育ち、若い世代に離婚が急増という話も聞きます。
でもこの政策が施行されなかったら、爆発する人口に行き渡る食料もなかっただろう、政情が不安定でオリンピックどころじゃなかっただろう、と個人的には思っています。

日本は2006年の合計特殊出生率(1人の女性が一生に産む子供数)が1.32だそうです。
夫婦二人の間に生まれる子どもが二人未満だと、人口は自然に減少することになりますね。実際は男女同比で生まれない(男がちょっと多い)ことや出産可能年齢前に死亡する女性がいることなどから、合計特殊出生率は2.08が人口増減の境目とされているようです。
1.32という数字は前年の1.26より少し持ち直していますが、今の状況が続けばいずれ一人っ子が普通となりそうですね。
少子化はお隣の韓国でもっと深刻なようです。なんと1.08! 一目瞭然のグラフがありますので、どうぞご覧ください。
http://www2.ttcn.ne.jp/~honkawa/1550.html
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2007年12月27日

豆喰い

おせちを用意する季節となり、店頭に並んだ黒豆をよく見かけます。
丹波の黒豆と、同じ種類ながら産地が違うものとでは、値段に数倍の開きがあるそうです。私にはその差がよくわかりませんが、たしかに丹波の黒豆は粒が大きくて美味しそうに見えますね。
黒豆というのは皮の黒い大豆(黒大豆)のこと。栄養的には、黒い皮の色素に含まれる「アントシアニン」以外、大豆と全く変わりがないそうです。
ただこのアントシアニンはブルーベリーでもよく知られている物質で、視力低下や眼病予防に効果があるほか、抗酸化作用で美容や老化防止。また血管を強くし血行をよくするので、冷え性や肩こり、腰痛にも効果があるスグレモノです。
もちろん、大豆自体の栄養も大きいですね。
おせちの煮豆だけでなく、最近はココアやお茶、煎餅などでも人気がある黒豆ですが、さもありなん。

私の田舎では黒豆を食べる習慣がなくて、私の家だけのことかどうかは知りませんが、おせちにはいつも大皿に盛られた金時豆(赤紫)の煮豆が置かれていました。
私が初めて黒豆を食べたのは大人になってからでした。甘い砂糖味しか知らなかったので醤油味の煮豆にはとても驚き、箸が進まなかったのを覚えています。
黒豆を煮たのは今でもほとんど食べませんが、食べ慣れた金時豆や白花豆は大好きなのでよく作ります。手っ取り早く市販の煮豆パックを買って来ることもありますが、買ったのは豆が甘すぎるのと柔らかすぎるのが不満です。
腐敗防止に甘くしているのなら、今の時代それは不要なのでは。食べ切りサイズならなおさら、お菓子のように甘くする必要は全くないと思うのです。

煮豆は煮るだけなので簡単なようだけど、皮が割れたり焦げ付かせたりとなかなか失敗も多いです。
先日テレビで、炊飯器で作る煮豆が紹介されていたので試しにやってみたところ、これが素晴らしい出来。かなり砂糖を控えたので、ふっくらとした甘くない煮豆が出来上がりました。
そのまま食べてもいいし、サラダやシチューに入れても美味しかったです。
どの程度水を吸うか見当をつけるのが難しいし、煮詰められないから煮汁が無駄になるという欠点はありますが、スイッチを押すだけで柔らかく煮えるので興味がある方は一度お試し下さい。

おばあちゃんを引き取って同居を始めた知人が、それ以来便秘知らずで体調がいいと話していました。
おばあちゃんは歯が悪くて硬いものは食べられない。小さく切った具を大豆と煮た五目豆や、豆腐料理を毎日のように作るようになったから、そのせいだろうという話です。豆類はそれまであまり食べなかったそうです。
豆に多い食物繊維は水分を保って腸内で膨張し、排便を促進させます。その際、腸内のコレステロールや有害物質を吸着して排出するため、コレステロールが原因の動脈硬化や大腸がんなどの発生を抑える。また血糖の上昇をおだやかにして、糖尿病など生活習慣病の予防や治療にも役立つそうです。

私はかねがね、豆類は、もっと積極的に食べたらいいと思っています。
楳図かずおさんがインタビューで好きな食べ物を聞かれ、「甘い豆」と答えていました。
http://umezz.com/interview/page14.html
「はい、えっとね、1に豆類。特に、ぼく、好きなのは、甘い豆。うずら豆の甘くしたやつ。で、2番目は、さつまいものてんぷら。だから、「いも、豆、根っこ」というのが、ぼくの好きな食べ物ですね。」
あの痩せぎすの身体にみなぎるパワーの秘密は「豆喰い」にあるようですね。やっぱりダイエットや健康維持にとても効果がありそうです。
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2007年12月24日

動物クイズ、信天翁

きのう上野動物園に行った際、中国語の案内図を貰ってきました。
入ってすぐのところに、各国語で書かれた園内案内図(A4のカラー刷りを三つ折りにしたもの)が置いてあります。
上野動物園は交通至便なところにあるし、日本語の出来ない観光客もたくさん来園するでしょう。
案内所に詰めている受付嬢も各国語に堪能な人が揃っているわけじゃないでしょうから、こういうリーフレットがあると客も園側もお互いに助かると思います。

どのくらい知っているかな、と試してみた中国語の動物名。案外わかりませんでした。
日本人にとっては漢字を手がかりに類推できるものもあるので、ひとつ、クイズで楽しんでみてください。
☆次の中国語で表す動物は?(答えは文末に)
 1)大熊猫、小熊猫
 2)斑馬
 3)長頚鹿
 4)袋鼠
 5)海狸


上野にはいなかった(と思う)けど、アホウドリって中国語でどう言うんだろう? と辞書を引いてみました。(ちなみに広辞苑でも同じでした。日本語では阿房鳥」とも書くようです)
ちょっと驚き、そうなのかと納得したのは「信天翁」とあったことです。
あの詩が「信天翁」だったのは、中国語が日本語にそのまま導入されたものだったのね、と。

私が中学生のときだったか、国語の教科書に「信天翁」と書いて「おきのたいふ」とルビをふった詩が載っていました。
格調高くて強く印象に残っていますが、今検索してみたら全文載せたサイトがありました。
http://shomon.net/kansi/siika1.htm
発表からはもう50年以上経っているでしょう、著作権の問題は出ないのかもしれませんね。
何十年ぶりかに読んで、あらためて当時の高揚を思い出しました。こういうのは好き好きでしょうから、私のツボにはまったというだけのことかもしれませんが…。
船員が捕まえたアホウドリを描写したボードレールの詩を、上田敏が訳したもののようです。
個人的な感想としては、もしかしたら原文より格調高いんじゃないかな、と。

   信天翁(おきのたいふ) 

  波路遥けき徒然の 慰草と船人は、
  八重の潮路の海鳥の沖の太夫を生擒りぬ、
  楫(かじ)の枕のよき友よ心閑けき飛鳥(ひちょう)かな、
  奥津潮騒すべりゆく舷(ふなばた)近くむれ集ふ。

  ただ甲板に据ゑぬればげにや笑止の極みなる。
  この青雲の帝王も、足どりふらゝ、拙くも、
  あはれ、眞白き双翼は、たゞ徒らに廣ごりて、
  今は身の仇、益も無き二つの櫂と曳きぬらむ。

  天飛ぶ鳥も、降りては、やつれ醜き痩姿
  昨日羽根のたかぶりも、今はた鈍(おぞ)に痛はしい、
  煙管(きせる)に嘴(はし)をつゝかれて、心無しには嘲けられ、
  しどろの足を模ねされて、飛行(ひぎょう)の空に憧がるゝ。

  雲居の君のこのさまよ、世の歌人(うたびと)に似たらずや、
  暴風雨(あらし)を笑ひ、風凌ぎ猟男(さつお)の弓をあざみしも、
  地の下界にやらはれて、勢子の叫びに煩えば、
  太しき双の羽根さへも起居(たちゐ)妨ぐ足まとひ。


アホウドリは成鳥になると体重約7s、翼を広げると2.5mにもなります。
この大きさだから、飛び立つときには助走をして風に乗る必要がある、と私は習いました。だから生け捕りになって狭い甲板に置かれたら、この詩のように飛び立てないのだと。
大きい分、ヘリコプターのように垂直に飛び立つのは無理なのでしょうね。
アホウドリは生涯一夫一妻性で、相手が死亡するまでつがい関係を維持。また、再婚までには2-3年を要するそうです。アホウと呼ぶのも気の毒になる誠実さですね。
一度に一個の卵しか産まず、雌雄交替で約65日間抱いてあたためる。そのあと約4か月間、両親がひなに餌を与えて育てるそうです。
これほどに少産で成長に時間がかかるから、かつての日本のように、乱獲されると絶滅の危機に瀕するのでしょうね。


※クイズの答え
1)これは簡単でしょうか、でもパンダは大熊猫の方ですよ。小さい方は、レッサーパンダです。
2)シマウマ。
3)キリン。
4)カンガルー。ずいぶん大きな「鼠」ですね。
5)ビーバー。
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2007年12月22日

間一髪

私が20年以上も毎日のようにハンドルを握りながら、たいした事故もなく平和に暮らしているのは、とてつもない幸運なのかもしれない、とあらためて思ったニュースでした。
まさに間一髪。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071222-00000010-maip-soci
前のトラックが跳ね上げたらしい、直径3cm長さ1.5mの鉄パイプが、フロントガラスを突き破って後部の床に突き刺さった。
運転中の男性はとっさによけ、額をちょっとかすっただけですんだようです。
パイプはシートとドアの間を通ったそうですが、写真を見ると運転席の真上からナナメに刺さった様子。
これで軽傷というのはそうとうに運のいい人だと思いました。

「間一髪」と言えば、今年はすごいのがありました。
8月20日の中華航空機炎上、間一髪の脱出劇 です。
台北発の中華航空機が、沖縄県の那覇空港へ着陸直後(わずか8分後)に炎上した事故。機体が炎に包まれる中、乗客乗員165人は間一髪で全員無事に(軽傷一人)避難しました。
お昼前の事故でしたからまわりが明るくて、脱出・誘導にはいくらか有利だったでしょう。ニュース映像も鮮明でしたし、乗客にも撮影した人が多かったですね。
山のような荷物を抱えたままシューターを降りてくる乗客の姿が印象的でした。
火災は1時間ほどで鎮火。骨組みを残して真っ黒に焼け焦げた機体は、間一髪で免れた大惨事を暗示していました。
ずいぶん前の事件みたいですが、まだ半年も経ってないんですね。

「間一髪」で検索したら、こんなニュースも見つかりました。
振り込め詐欺、間一髪阻止 大垣の主婦機転http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20071208/200712081034_3526.shtml
先月22日に同市内のスーパーのATMで、携帯電話で指示を受けながら振り込み操作をする同市内在住の女性(72)を目撃。数日前に「県警安全・安心メール」で配信されて知った社会保険事務所職員を名乗り、「医療費を還付する」と言い、ATMを操作させて振り込ませる手口ではと思い、同署に電話で相談。女性に声を掛けて振り込みを中止させた。
詐欺に引っかかりそうになっていた女性は、もと銀行員で「自分がだまされる訳がないと自信を持つあまり」、声をかけた女性を逆に不審がったそうです。
「まさか私が」と思うような人でも油断できないようですね。

これから年明けにかけて増えるかもしれない「大トラ」の間一髪もありました。
酔って線路に転落も間一髪助かった
http://www.nikkansports.com/general/f-gn-tp0-20071001-264273.html
…午後8時5分ごろ、市営地下鉄御堂筋線の新大阪駅で、酔った…男性(71)がホームから線路に転落。直後に電車が通過したが、レールとレールの間にうつぶせに倒れ、間一髪無事だった。
…男性は転落した際、頭を打つ軽傷。男性は相当酔っており、ホームをふらふら歩いているうちに転落した。気付いた運転士が非常ブレーキをかけたが間に合わず、うつぶせの男性の上を約20メートル通過した。線路と地下鉄の床下とのすき間は約40センチだった。
停車後、男性は自力ですき間からはい出し、駆けつけた駅員がホームに担ぎ上げた。

事故にならなかったのは幸いですが、
「上下21本が最大18分遅れ、約1万8000人に影響した」そうです。
全くはた迷惑なラッキーマンですね。こってり絞って、二度と泥酔しないように誓わせてほしい。間一髪の奇跡、二度目はないでしょうし。

posted by dashi at 22:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 興味津々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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