2009年03月15日

映画「モーテル」

「一番怖い」と(一部で)評判の映画を娘に借りてきてもらいました。
原題は「Vacancy」、空き室あり、という掲示でしょうか。邦題は「モーテル」、2007年のアメリカ映画です。
http://www.so-net.ne.jp/movie/sonypictures/homevideo/vacancy/
監督はハンガリー育ちのアメリカ人(出身地はロサンゼルスとあります)ニムロッド・アーントル。1973年11月の生まれですからまだ30代半ば、これからという感じですね。この人がハリウッド進出第一弾として監督した作品だそうです。続編の企画も決まったそうなので、ひとまずは進出大成功というところでしょうか。

どんなに怖いかと覚悟して見ましたが、いやあ、予想以上の恐怖。見終わったとき身体がこわばっているのがよくわかりました。
映画はだいたい2時間120分が相場ですが、この映画は85分、スピーディーに話が進みます。この怖ろしさが2時間も続いたら気持ち悪くなるかもしれないので、個人的にはちょうどいいと思いました。
ホラーやサスペンスを見慣れた人は物足りなく感じるかもしれませんが、私はこういう古典的なというか、やたらと残虐なシーンがあるわけではないけれど、ひたひたとしのび寄る恐怖、に弱いです。
グロいシーンが(あまり)ないけど怖い、ということではヒッチコックの「サイコ」に通じるものがありますね。舞台設定も似ています。

<以下ネタバレあり>

近道をしようと高速を降りた挙句、道に迷った夫婦が深夜、そこがどこかもわからない寂れたモーテルに入ります。
野生のアライグマがいるような田舎道で車が動かなくなり、仕方なく2キロばかり歩いて、見かけていたモーテルまで引き返すのです。
映画のキャッチコピーに「決して、そのモーテルに泊まってはいけない」「宿泊料、イノチ」とあるように、そこは危険なモーテルであるわけです。

胡散臭さを感じた妻は再三泊まるのをやめようと言いますが、離婚寸前の夫婦は見事にお互いの言うことを聞きません。
(人生には幾度か、このような「あの時こうしておけば」「あの忠告を聞いておけば」とあとになって深く後悔したり反省したりすることが、あるんじゃないかと思います。)
でもここで妻の言うことを聞いてモーテルを出ていれば危機は去るのか、車がないのだから微妙ですね。周囲は闇に閉ざされた森だし、自分の居場所もわからない。携帯電話は圏外。
車社会のアメリカでは、長距離の移動でこんな田舎のモーテルに泊まらざるを得ないことも多いと思います。こんな映画があると、行きずりのモーテルは怖いと思う人が増えそうで、そういう意味では業務妨害だと迷惑に感じたモーテルもありそうです。

武装した殺人鬼(複数です)の襲撃に怯え、丸腰で逃げ回る怖ろしさはもちろんのことですが、この映画で私が底知れぬ不気味さを味わったのは、「スナッフ・フィルム」なるものの存在です。
そもそもなぜ敵はモーテルの宿泊客を襲うのか。単にカネが目当てなら到着してすぐ殺せばいい話です。
部屋に隠しカメラを何台も設置して、突然の襲撃に恐れおののいて逃げ回る(そして殺される)犠牲者の姿を執拗に撮り続けます。単に快楽殺人だからではない。そのフィルムが「売れる」からなのです、おそらく途方もない高値で。
スナッフ・フィルムは「実際の殺人の様子を映したフィルム」で、売買の対象になるものを指す俗語だそうです。殺人の何よりの証拠だから流通させる方も命がけですが、ホラー映画では飽き足りずにそういうものを求めて楽しむ狂気が日常に潜む気味の悪さ…。
もっともスナッフ・フィルムの「ホンモノ」はまだ表面化したことがなく、都市伝説とも言われているそうです。

誰かがやって来たので外部の人(客)だと思って必死に助けを求めたら、それがフィルムの買い手(一味)だった、というシーンがありました。
こういう映画の<お約束>ですが、頼ろうとした相手が「実はグルだった」というシチュエーションは、孤立感を際立たせ恐ろしさを倍増させますね。援軍が殺されたらなおさら。
それでも絶体絶命の状況の中諦めず、沈着冷静に賢く人間的に行動する夫婦の姿は感動的で、いろいろと考えさせられるものがありました。
すっかりネタバラシしてしまいましたが、「正統派の怖い映画」を見たい人にはオススメできる映画だと思います。
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2009年02月04日

誰も守ってくれない

話題の映画「誰も守ってくれない」を見てきました。
水曜日は女性だけ1,000円になるレディスデーなので、それをねらって今日行った次第です。
あまり当たっていないという話ながら、私の行った映画館は(とても小さいところですが)7分ぐらいの入りという感じ。レディスと呼ぶにはちょっと照れくさい(私もその一人ですが)オバサンがほとんどでした。
駅とデパートやスーパーに隣接しているという立地の良さもさることながら、やはり1,000円という値段がものを言っているのでしょう。映画はもっと安くしたほうが客は入って、結果的に収益は増すんじゃないのかなと。レンタルのDVDが百円玉2つ3つで借りられる時代に、一本1,800円は高すぎると思います。

閑話休題。
それはないでしょ、と言いたくなるようなシーンもありましたが、重いテーマをテンポよく一気に見せる、なかなかの秀作だと思いました。
18歳の少年が幼い姉妹を殺した罪で逮捕され、その15歳の妹を保護する任務を与えられた刑事の話です。何から保護するか? 加害者の家族も同罪ともみくちゃにして断罪しようとする世間、特にマスコミからです。
そしてこの映画の着目すべきは、ネットの暴力の恐ろしさを不気味なくらいリアルに映像化して見せてくれるところです。ネットの掲示板で実名、住所・学校に顔写真までさらし、逃避行先に押しかけて画像を流す。
保護すべき未成年の容疑者はおろか、中学生の妹に対してまでプライバシーを容赦なく暴いてしまう、その鬼畜集団と化した匿名性が助長するあざとい暴力(実際に暴力もふるいます)には、戦慄と激しい怒りを覚えます。

まだ犯人と断定されたわけでもない段階で、犯人と決め付けて動く捜査機関。(冤罪だったらいったいどうしてくれる、取り返しはつかないぞと思いました)
息子が逮捕されて動揺している両親に高圧的な態度をとり、「保護のために」と一方的に離婚・再婚を経て妻の旧姓に改姓させたり、妹の教育義務を免除する措置を取ったり(実際にはあんな滅茶苦茶なスピードで行われることではないと思いますが)、拉致するような勢いで妹を引き離す。
兄がむごたらしい殺人を犯したことを(たぶん)知りながら、そのことには何の関心もないように見える。母親が自殺したと知ると刑事を責めて泣きわめく妹。
自分の立場を全くわきまえない、無礼で自分勝手な行動。
15歳は子どもだからあんなものかと思う一方で、この妹に感情移入出来なかったのは、私にも「加害者の家族断罪を肯定する気持ち」があるのかもしれないと思ったりしました。

もう社会復帰を果たしたという、酒鬼薔薇の家族はどうなったのでしょう。いくらも年の違わない弟もいたはずです。母親の旧姓にしてひっそりと暮らしているのでしょうか。
宮崎勤(死刑執行されましたね)にも妹が二人いて、婚約中だった一人は自殺未遂したという話です。地方の名士だった彼の父親は入水自殺したのでした。
それにしても、裁判の席で被害者の家族が涙ながらに極刑を求めたら、お涙頂戴に弱い人なら躊躇なく死刑の判断に傾くかもしれません。専門の訓練を受けていない、法的な予備知識のない素人に判断を委ねていいのか、裁判員制度は時期尚早では…。そのことも考えさせられた映画でした。
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2008年08月30日

ブラッド・ダイヤモンド

きょうはガイドヘルパーさんが午後の4時間、息子を連れ出してくれる日でした。
最近ちょっとしたトラブル続きでくさくさするので、スカッと気分転換したいところ。とは言ってもお天気は悪いし(どんよりして油断できない空模様)、もともと出不精で家でごろごろするのが好きです。
一人になれる時間を有効に使おうと、久しぶりに借りてきたDVDを楽しみました。
見たのは2006年のアメリカ映画、ブラッド・ダイヤモンドです。

ブラッド(血)・ダイヤモンドというのは、紛争の資金調達(武器調達の軍資金)のため不法に取引されるダイヤモンド(紛争ダイヤモンド)のことです。
舞台は西アフリカ、シエラレオネ共和国。1961年に独立するまでイギリスの植民地だったからか、公用語は英語だそうです。だから現地人の漁師(助演男優)をはじめ、みんな英語が話せるのでした。
安定放出されると暴落するから、ダイヤの価格安定のために、政府軍と反政府勢力が適度に紛争を続けるのを手助けする宝石商の存在。加工するインドに行ってしまうと紛争ダイヤモンドかそうでないかわからなくなる。三か月分の給料をはたいて婚約指輪を購入するのは結局紛争に手を貸している、という指摘など、無邪気にダイヤモンドを求める女性には水を差しそうです。

また、どこの紛争地域でも同じようなことがあるのだと思いますが、さらって来た子どもを麻薬漬けにして少年兵(優秀な殺人マシーン)に養成するシーンはリアルで迫力がありました。
監督は『ラスト サムライ』のエドワード・ズウィック。主演がレオナルド・ディカプリオ。
人種隔離政策(アパルトヘイト)時代にローデシア(当時)で生まれた主人公が、両親を惨殺されるというエピソード(告白だけ)をはさみ、刹那的な傭兵を生む社会的構造を考えさせたり、襲撃直後の現場に群がってカメラを向けるジャーナリスト集団、救援組織への皮肉、…なかなか硬派な内容でした。
ラブシーンもない社会派映画ですが、アクションが好きな人は抵抗なく楽しめると思います。相手役のジェニファー・コネリーも地味な汚れた衣装にも負けず魅力的です。
深刻な内容を説教臭くならず、どこにも肩入れせず公平に描いた、とてもいい映画だと思いました。

ところでこの映画のキャッチコピーは、私も封切の頃に見かけたことがありますが、

ダイヤの価値を決める“4つのC”── color(色) cut(カット) clarity(透明度) carat(カラット) しかし、実は5つめのC<conflict(紛争)>が存在することを、あなたは知る──

[自由][家族][真実]──彼らはダイヤにそれぞれ違う輝きを見た。


というものでした。
この映画で主人公たちが命がけで追っているのは、「ピンク」で「透明」で「100カラット」もあるダイヤの原石。
ピンクのダイヤは希少価値から高額になるそうです。
ダイヤモンドについては、一年ほど前に書いたものがありますのでご参考までに。なお、この記事の巨大原石はニセモノだったという続報がありました。
http://dashisroom.seesaa.net/article/53583087.html
かねがね「私の人生には要らない」と思うものがたくさんありますが、ダイヤモンドなど宝石もその一つです。
もっとも、ダイヤの婚約指輪は買ってもらったのでひとつ持っています。高いものではないですが、小さい粒がいくつか並んだ可愛いらしいデザイン。
とっても小さいのにダイヤならではの輝きで、見るたび「きれいなものだなあ」と思いますが、一度も使うことなくずっとしまいこんだままです。
豚に真珠、dashiにダイヤ。
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2008年08月12日

「鬼が来た!」を見て

「私も一日ぐらい休みが欲しい」とぼやいたら、「映画でも見てきたら」と(きょうは夏休みの)娘が息子の世話を引き受け、自由時間をくれました。ジグソーパズルをひとつ仕上げたあとにドライブに連れ出して、マックでお昼だったようです。
私は久しぶりに一人で電車に乗り、黄金町のジャック&ベティという小さな映画館に行ってみたところ、「鬼が来た!」がかかっていて、ちょうど始まるところでした。
旧作(2000年の映画)だからか1500円、平日の午前中というのもあって客は少なく、赤字は確実だろうと思いました。
二本立てになっていて、何人かいたほかの客は二本とも見るようでしたが、私は二本も見る元気も時間もないので鬼が来た!だけで出ました。
話題の「靖国」もこの映画館で上映するようでした(近日?)。

ほんとは封切の、タイの子ども売買(臓器売買?)を扱った社会派映画(闇の子どもたち)を見たかったのですが、最近はマイナーな映画は平日は夜しか上映しないんですね。
子供向けや単なる娯楽作品では物足りない(1800円払ってまで見たいとは思わない)から、機会があったら見たいと思っていた「鬼が来た!」を見ることが出来たのは幸運でした。
ポスターをチラッと見たことがあるくらいで予備知識なしで見ましたが、期待以上のいい映画でした。
極限状態の人間の身勝手さ、こらえきれずに爆発する怒り。突飛にも見える行動にはそれぞれ根拠がある。いろいろと考えさせられました。重いばかりでなく適度にくすぐりも入っています。

終戦間際の日本占領下の村が舞台ですが、滑稽なほど日本兵におもねたり、子どもが飴をもらうシーンも出てきます(ギブミーチョコレート、みたいに)。日本兵は「日本鬼子」と呼ぶにふさわしい怖ろしい冷血漢としてより、むしろ牧歌的な描かれ方です(前半は)。現実はこんなものだっただろうと思うけど、中国側からしたら看過できないかもしれない。中国国内で上映が禁止されたというのもうなずける気がします。
難を言えば冗長で、[長いな〜」と少なからず飽きてしまいました。もっと省いてもいいシーンが多かったように思います。多少中国語や中国の事情を知る私でもそうですから、まるきり中国とは無縁の人にとっては退屈で暗いだけの映画かもしれません。

「芙蓉鎮」「紅いコーリャン」で美人女優を相手に熱演していた俳優さんが主演で、あら、なつかしいと驚きました。「芙蓉鎮」も「紅いコーリャン」も同じ1987年なので、もう20年以上経ってますが、歳を取らないというか風貌があまり変わらない感じです。
主演だけでなくプロデューサー、脚本、監督も兼ねている、姜文という名の大物俳優さんらしいですね。これが監督2作目だそうで、文革を扱った前作も国内では上映禁止。オリンピック期間中は監視下に置かれてるんじゃないかと余計な心配をしてしまいました。
「芙蓉鎮」の姜文氏は一見風采の上がらない印象で(役柄上もそうでしたが)、中国ではこんな男が二枚目なのかしらと失礼ながら不思議に思ったものでした。相手の女優さんすごく美人でしたしね(のち実業家として名を上げたと聞きました。姜文氏と恋愛関係だった時期もあるそうです)。
余談ですが、張芸謀監督も「古井戸(老井)」という映画では主演していましたが、この人は納得のいくハンサムでした。
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2007年11月06日

なぞなぞ

本棚から、何年も前に買ってもうなくしたと思っていた「中国語・なぞなぞの本」(相原茂編著:東方書店)が出てきました。
中国語は漢字だけなのでとても簡潔というか、ごくわずかな語数で用を足します。
例えばこんな感じ。
「上辺毛、下辺毛
 当中一顆黒葡萄」

(上に毛があり、下にも毛、
 中には黒い葡萄が一つ。)
答えは、おわかりでしょうか、目です。

もうひとつ。
「為我打你(ni),
 為你(ni)打我
 打破你的肚子(duzi),
 流出我的血」

(私のためにお前を打ち、
 お前のために私を打つ。
 お前の腹を打ち破ると、
 私の血が流れ出る)
禅問答みたいですね。答えは…蚊。

英語のも。
How many cookies can you eat on an empty stomach?「空っぽのおなかだと、何枚のクッキーがたべられる?」
→ Only one.「1枚だけ」
(1枚でも食べたらもう空っぽのおなかじゃない)

似たような感じの。
What is broken when you name it?名前を言うと壊れるものは?
→silence(静寂)

おまけ。
柱時計が十三回鳴った。今はいったい何の時?(フランスのなぞなぞ)
→修理の時 

夜は山、昼は野原になるものは?(イギリスのなぞなぞ)
→ベッド
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2007年09月06日

家庭料理

先日会った私の姉はフルタイムで働いていて、お昼は社員食堂で摂るそうです。
「へえ、社員食堂があるんだ〜」
「うん、日替わり定食。安くてうまいデ」
「そりゃあいいね」
と羨ましがったら、姉はニヤニヤしながら
「中国野菜ばりばりやけどナ。冷凍食品も」。
「コストから言ったらそうなるだろうね〜」と話したことでした。
どこかで読んだ記事では、外食の場合材料費はわずか2割だそうです。日本では人件費が大きいのでしょう。
社員食堂なら会社から補助も出て、もうちょっと割合が増えるかもしれませんが、せいぜい3割というところでしょうか。
500円の定食なら外食100円、3割と見ても150円の材料費。いずれにしろたいしたものは作れそうにありません。

私は数年前に地域作業所で給食作りのボランティアをしていたことがあります。利用者や職員などだいたい33人分ぐらいを2〜3人で作っていました。
業務用のオーブンがあったのでハンバーグなどもいっぺんに焼け、巨大な鍋で作る料理は作りでがあってけっこう面白かったです。
大きなタマネギを6、7個もザクザク切るというようなことは、豪快で楽しい。一緒にやっていた友人がゴーグルを持参したことを笑いながら、涙ぽろぽろで切ったりしました。
給食作りが嫌いでなかったのは、やっぱり、大量に作る方が面白いし、美味しいからです。
(のちにヘルパーの仕事に行って、一人分だけ作るというのも経験しましたが、ままごとみたいで好きになれませんでした)

大量に作れば一人当たりの原価が安くなるのはそのとき実感しました。
当初一人当たり200円という予算だったので、副菜その他を50円でおさえれば、一切れ150円の銀むつ西京漬けを奮発するようなことも出来ました。(市場に行って箱買いしていました)
これはご馳走ですからもちろん評判は良くて、あまりものを言わない利用者から美味しかったと声をかけられたりしました。
美味しいと評判の肉屋さんで一個80円のコロッケを揚げてもらったときは、コロッケ好きの私は大満足でした。
料理は工夫次第でいくらでも安く出来ます。寄付で野菜をもらうこともよくありました。
楽しんでやってましたが、経営苦で経費を削られ、予算内で買った魚がまずいと注文がついたときには、家庭との違いを痛感したものでした。
家庭は予算も味付けも気ままに出来るし、店頭で自由にメニューを変更できていいです。

日本は米もパンも麺も食べるし、時にはお好み焼きみたいな粉ものも。これほどバラエティーに富んだ食卓は世界的にも珍しいと思います。
昔からある和食が最高ですが、最近はネットの料理サイトをのぞいて、変った料理法を調べたりしています。
焼肉ときゅうりを一緒に炒める(焼肉のたれを使う)というのは、ほほー、美味しいかも、と思って作ってみました。
http://cookpad.com/mykitchen/recipe/385810/
レシピを載せた人のメモによれば、実家でたくさん採れたきゅうりの、大量消費法として考案したそうです。
中華料理(八宝菜?)にあるくらいで、きゅうりに火を通した料理ってあまりないですが、ネットの写真はなかなか美味しそうでした。
生のきゅうりは塩でもむから栄養が逃げるなあとかねがね思っていました。強火でサッと炒めるのはよさそうです。
作ってみたら、珍しい食感で味もまあまあ。タマネギの代わりに使えるかもしれません。たまにはいいかなと思いました。

まだ作ってないけど、近いうちに…と思っているものを書いてみます。
★カルビ焼肉(豚肉でも焼き鳥でもいいと思う)に、長いも(とろろ)をかけて、卵の黄身を落としたもの。
…食欲をそそりそうです。ただ、全員揃って食事してない我が家では、出来立てじゃないと美味しくないかなあ、と躊躇しています。
★きゅうりとわかめの酢ものに、鶏の空揚げを刻んでプラス。
…空揚げが余ったとき用だけど、冷凍の空揚げを数個使ってみたらいいかも。
★さんまを半分に切って炊飯器に入れ、炊き込みご飯にする。
…新鮮なさんまなら全然生臭くないそうですが、炊飯器に臭いが残らないか気になっています。
★さんまを3枚おろし(さんまはやったことないけど…)にして、塩コショウと小麦粉:カレー粉を3:1ぐらいにしたものをまぶし、たっぷりの油で焼く(揚げても)。
…塩焼きも美味しいけど、これは冷めてもいけそう。
家庭料理には限りがありませんね。レッツ・チャレンジ。
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2007年06月27日

映画「ゾディアック」

最近ストレスが溜まっているのが自分でもわかり、たまには気分転換しようと久しぶりに映画を見てきました。
面白いと聞いていたゾディアックを、レディスデーの1000円で鑑賞できました。(私がレディーというのもあつかましいですが、それはともかく…)
ほかのカリビアンとか大日本人の入りはわかりませんが、ゾディアックの観客は全部でも20人弱。男性も多かったのでみんなが1000円で見たわけじゃないですが、これでは赤字だろうなあと思いました。
きょうは1800円のところを1000円で見られるのだから、映画人口が多ければもっと詰め掛けそうなものです。
もう、わざわざ映画館に出かけて見る時代ではないのかもしれないなあと思ったことでした。

きょうは暑かったので、涼しい映画館の中は快適でした。
前の人の頭が気にならない角度に椅子が工夫されているらしく、すいてたこともありますが、画面がよく見えました。
評判どおり、長い映画ですが(2時間半ぐらい?)冗長にも思えずなかなか楽しめました。少しお尻が痛くなったので初めて、長かったことを再確認したぐらいです。
主演がジェイク・ギレンホール。
http://moviessearch.yahoo.co.jp/detail/typs/id285920/
トビー・マクガイアをちょっと絞って渋さをプラスした感じでなかなか魅力的です。トビーが降りたらスパイダーマン2に起用、との話があったそうですが、もしそうだったら日本でもブレイクしていたかもしれませんね。
どこかで見た顔だなあと思い出せませんでしたが、帰って調べて、「遠い空の向こうに」のロケット少年だったと膝を打ちました。頑固親父に抑えつけられる線の細い少年から、立派な大人の俳優に成長したようです。

もう一人、マーク・ラファロという人ですが、はじめ、刑事コロンボが出てきたのかと思いました。
身長が175だそうでハリウッドでは小柄な人でしょう。役柄も似てたし、多少コロンボを意識したかもしれませんね。観客サービスかしら。
この人の画像をまとめて見てみると印象もいろいろで、俳優というのは化ける仕事だとあらためて思いました。
http://images.google.co.jp/images?hl=ja&lr=lang_ja&ie=SJIS&oe=SJIS&num=100&q=Mark+Ruffalo%81%40
注文つけるとすれば、何年後かの映像の方が若返った感じだったなあ。時間の経過をもうちょっと印象付けて、難事件でくたびれた感じを出してほしかった。

この二人のほか、ロバート・ダウニー・Jr.はさすがだし、ちょっとだけ出てくる役のクレア・デュバル(パラサイトのダサい女の子役が印象的でした)も映画を引き締めていると思いました。
実際に起こった事件をもとにしてあるので、結末は物足りないですが仕方のないところでしょう。
「あの件はどうなった?」と中途半端なところもありましたし、正直理解できないシーンもありましたが、最後まで飽きさせず見せる手腕はたいしたものだと思いました。
メガホンを取ったのが「セブン」や「パニックルーム」のデビッド・フィンチャー監督ですから、エンタメの王道、かな。私にはいい気分転換になりました。
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2007年04月08日

「死を食べる」

図書館で衝撃的な絵本を見つけました。
「アニマルアイズ 動物の目で環境を見る」というシリーズのようで、その2、「死を食べる」。偕成社から2002年の3月に出版されています。
http://www.owlet.net/03-hon/siwotaberu/
<自然界の報道写真家>宮崎学さんの、写真がメインの子供向け絵本です。
なんだかギョッとする書名ですが、タイトルどおり「死を食べている」動物たちの姿がなにしろ写真ですから歴然と示され、食物連鎖のありのままが強く印象に残ります。

車にはねられたばかりらしいキタキツネの死骸が道路にころがっています。
著者の宮崎学さんはその死体を観察し、「キツネの血を吸って生きていた」ダニがぞろぞろと這い出してくるのを見ます。
死んだらすぐバクテリアが繁殖して腐敗が始まりますから、ダニも逃げ出すのでしょう。
私は、「そうか、野生のキタキツネにはダニがいっぱいいるんだ。やっぱり野生動物には接触してはいけないな、餌付けなんてもってのほかだ。感染病も持ってるだろうし」とのんきなことを考えました。そして何気なくページをめくると、うっと息を呑む写真が始まったのでした。
死骸を近くの土手に運び、ロボットカメラをセットして一時間ごとに写真を撮ったのだそうです。

ダニと入れ替わりにやって来たのはハエ。目や口元の柔らかい部分に卵を産み付けます。
スズメバチもやって来ました、死肉を食べるのだそうです。
腐敗ガスの影響か2週間後には死体がふくらみ、そのあと孵化したウジ(キンバエ、ニクバエ)が毛皮を食い破ってあふれ出す。この写真は圧巻です。
そして今度は、ウジを食べるためにハクビシンがやって来たそうです。
この写真の脇にある文章に、こんな一節があります。
「キツネにわいた無数のウジが、すべてハエになったら、あたりはハエだらけになってしまう。けれども、そんな心配はない。こうして、ハクビシンのような動物たちが、たくさんのウジを食べることで、ちょうどいい数にへらしてくれるのだ」。
誰が造ったものか、自然界は実によく出来ていますね。

きれいごとだけではない「死を食べる」という現実は、野生の動物だけでなく人間も同じです。
今回息子と出かけた先で、夕食に豪華な刺身の大皿が出ました。赤い魚(鯛の一種でしょうか)の頭と尾は舟型に固定してあり、大きな目玉が空をにらんでいます。
私はカマとか目玉の周囲やほおの部分を美味しいと思うので、刺身より頭の煮付けが食べたいなあなんて思ってしまいました。考えてみるとすごい残酷な発想ですね。死んだ魚がぎろっとにらみつけているようだ、と怯えてもおかしくないシチュエーションなのに。
分厚いステーキを切ったり、網で肉を焼いているとき、牛や豚の死体を切り刻んで食べていることを意識する人はいないでしょう。
でも、実はそうなんですよね。

私たちが他の動物の死体を食べて生きているのは(ベジタリアンでない限り)揺るぎのない事実。ホントは目をそむけるべきでないことなのに、特に子どもたちにとっては「食べるための死」をありのままに見る機会はほとんどないと思います。
この本を読んだら、ショックを受けて眠れなかったり、夜泣きする子が出るかもしれませんが、それもいい教育ではないでしょうか。「死」の重さを思い、いのちの大切さに気がついてくれれば、簡単に「死ね」と罵ったり、人や自分を殺したりしなくなるでしょう。
死んでモデルとなった動物たちも浮かばれるというものです。
また、ベジタリアンだって動物が植物になるだけで、他者のいのちをいただいていることに変わりはありません。
食べ物を粗末にすることがいかに不遜なことか、考えるきっかけになるかもしれませんね。
この本を読んで家族や教室で話し合うことが出来たら、何よりの教材になるのではないかと思います。
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2007年03月26日

クイズ

日曜日の昼間に家にいたら、アタック25を見ます。児玉清さんの嫌味のない司会も好感を持てるし、答え(字幕)が即座に出るところも気に入っています。目下私の好きなクイズ番組はこれだけ。
昔はタイムショックとかジェスチャーとか、クイズ・グランプリ、そんなに古くなくても連想ゲームとか、スピード感のあるクイズ番組も多かったです。
クイズダービーは、放送局にコネのある友人が見に行って、(例の二人だけに)答えを教えてるんだよ〜と怒ってましたが、そんなことを承知の上でも楽しめる番組でした。
いったいいつから、特に民放では、うんざりするくらいのばしまくるクイズ番組が席巻するようになったんでしょう。見てる人は、解答の前にコマーシャルが入ったり、同じ映像が繰り返し流れてもイライラしたり白けたりしないんでしょうか。
昔は好きだった「クイズ 世界ふしぎ発見」も、ショー化が進んで面白くなくなりました。
「みんな解答なんかどうでもいいの。真剣に見てる人なんかいないから」と娘は言いますが、ずいぶん視聴者をなめたやり方じゃないのと個人的には腹を立てています。あまり見ませんけどね。

何年か前に我が家で話題になった、古典的な算数クイズをネットで目にしました。こんな問題です。
「旅館に3人連れの客が泊まりに来た。宿代は一人5000円と言われ、女中さんに15000円払った。女中さんが15000円を持っていくと主人は、今日は3人で10000円でいいから5000円は返すように言った。女中さんは5000円は3人では割り切れないから2000円はもらってしまおう、と3000円返した。お客一人4000円なので3人で12000円、それに女中のネコババ分2000円で計14000円。もともとお客3人が払ったのは15000円だった。残りの1000円はどこへ消えた?」
3人で12000円、というところがアヤシイと思うのですが、うまく説明できません。
理科系の秀才に聞いてみました。相手はなぜわからないか理解できない様子で「払ったのは4000円じゃないでしょ」と言うばかり、この詭弁を打ち破れないままです。

電車の中で見かけた城南予備校のクイズに「円周率が3.05より大きいのを証明せよ」というのがありました。帰って城南予備校のHPで解答を見たら、東大の入試問題だそうで、sinを使うようでした。サインコサインタンジェントってたしか習ったけど、こういうところに使うものだったのか、、、こりゃ無理だと読むのをすぐ断念。
「四角い頭を丸くする」というシリーズ(日能研)は小学生向け(中学入試問題)で私にも出来たりします。ああいうもので勉強の面白さに目覚められれば幸せですね。
http://www.nichinoken.co.jp/sikakumaru/mondai/f_mondai_01.html
女優の菊川怜さんが、東大に入れたのは塾で習った算数のおかげだと言ってました。数学のみならず、好きになるのは教えてくれる先生次第と言う面はあるでしょうね。

私は数学は苦手ですが、連立方程式はクイズみたいで好きでした。就職試験に
「いくらいくらで仕入れた商品を何割引で売ったらいくらだった。仕入れ値は」
なんて出たのを覚えてますが、案外日常生活でも役に立つことはあるような気がします。
小学校で習う「比」も使いますね。a:b=x:yのときay=bx、内項の積イコール外項の積というやつ。
ケーキ焼くときにレシピの量通りに作らない場合、材料の増減に必要。算数習っててよかったなと思ったりします(レベルが低いですね)。

パソコンに入っていた「クイズの楽園」の問題に、半径3センチの球体の体積は? というのがあって、全くお手上げでした。
調べてみたら球体の体積を求めるには「3分の4×π×半径の2乗」という公式を使うらしい。たぶん高校あたりで習ったと思うのですが、全然記憶にありません。
仕事で使う人にとっては常識なのでしょうが、私にとって球体の体積が必要となる場面は思いつきません。
日常生活で全く使う機会もない知識は脳の奥底にしまいこまれるのでしょう。それを引き出すネットワークが私の脳には出来てないのだと思います。たしか「海馬 脳は疲れない」に、「記憶を消すことは出来ないから、忘れるということはない」と書いてあったと思うので。
まあ欲は出さないで、ボケ防止にクイズを楽しめたらいいかと思っています。


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2007年02月21日

クジョルパン(九節板)

きのう「韓国の宮廷料理」教室でクジョルパンを作りました。
正式にはそれ専用の黒い重箱に盛り付けて、酒とともに供するおもてなし料理らしいですが、重箱はないので大皿を使いました。
07-02-20_12-48.jpg

中央に小さいクレープ状に焼いたミルジョンピョン(やわらかい餃子の皮って感じです)を重ねて積み上げ、周囲に8種類の具(なぜか昨日のは9種類ありました)を並べます。
具は薄く切って細く千切りして胡麻油でさっと炒め、塩コショウします。炒めすぎない(色を確保する)ためには水を加えるといいそうです。
ニンジンと赤ピーマンの赤、卵の黄身、白身(分けて薄焼きにします)、きゅうり(皮)とピーマンの緑、筍に椎茸や牛肉と彩が美しい。好みの具を取ってミルジョンピョンで包み、たれにつけて食べます。
お上品な料理だから、焼肉を青菜に包むときのような手づかみは駄目で、終始箸を使って食べるべきだそうです。

もともとは宮廷で王様が召し上がるもの(肉の種類が多いなど)と庶民のものとでは、具にだいぶ開きがあったようです。
これに限らず韓国の料理は季節の野菜をふんだんに使う伝統があって、とてもヘルシー。きくらげやセリ、もやしや大根などいろんな選択肢があるようですね。
きゅうりは7センチに切ってかつらむきにし細い千切り、内側は捨てるように指示されました。でも昨日の参加者は(私のグループは)中年以上の5人組だったので、きゅうりの中身は「もったいない」と捨てられず、輪切りの塩もみにしてしまいました。
ついでに言うと、きゅうりの皮を炒めるのにも抵抗があって「生でイイよ」ってことになりました。

周囲の8種にミルジョンピョンを合わせて(クジョルパン九節板の)九。この8は何を表しているかというと、韓国の8つの「道」だそうです。道というのは日本の都道府県のようなもので、韓国全土が8つの道に分けられています。こちらの地図が大きくてわかりやすいと思います。
http://www.konest.com/data/map_korea.html
(ソウルがかなり北にあることや、釜山港が日本に近い側にあるのがよくわかりますね。長崎県の対馬からは晴れた日には韓国が見えるそうです)
なお、うちの本棚でほこりをかぶっていた韓日辞典を引っ張り出してみたところ、こちらではクジョルパンに「九折板」の字が当ててありました。

だいぶ余ったので少しずつラップに包んでもらって帰りました。
一枚だけのミルジョンピョンも細切りにして一緒に青じそドレッシングで和えてみたら、なかなか美味しかったです。ニンジンやピーマンの細切りをそのままサラダにするのでなく、胡麻油か水でさっと炒めてから和えると食べやすいし美味しいと思いました。
きのうはこのほかわかめスープやテハチムも作りました。
07-02-20_12-50.jpg
テハチムは「海老と野菜の松の実あえ」。海老は蒸し、ニンジンや絹さやは茹でて、茹で筍、松の実と和えて、薄焼き卵を散らした料理。ニンジンや卵(白身と黄身を別々に焼きます)はダイヤ型に切るので、切れ端が出るし手間がかかります。
さすが宮廷料理、見栄えのいい美味しい料理でした。私たちが作ったのはちょっと貧乏くさい(笑)。

講師の手作りのヤクパプ(薬食)という、もち米のデザートも一緒に「王様の料理」をいただきました。初対面の受講生仲間とも親しく談笑できて楽しいひとときでした。
今回は「男の料理教室」を受講して家でも作ってます、というリタイア男性も二人参加してて賑やかでした。
神奈川新聞のカメラマンが取材に見えてたので、今日の紙面を飾ったのかもしれません。
全2回の料理教室なので、次回にもう一回行っておしまいです。
(画像が荒くてすみません、雰囲気を想像してお楽しみ下さい)


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2007年02月19日

イチゴ大福

きょうは久しぶりに来客があったので、手作りのイチゴ大福に挑戦してみました。
チョー簡単なレシピをもらったので、そのとおりに作ったら、ほんとに簡単でおいしいものが出来ました。
一個なら買ったほうが早いけど、何人分かならお店で買うのがあほらしくなることうけあい。
レシピをご紹介しますので、よかったら是非お試しください。

<材料>4個分
イチゴ 4個
こしあん(市販品) 60g
求肥・牛皮(ぎゅうひ)
  白玉粉 50g
  砂糖 50g  
  水 90cc
片栗粉 適宜

<つくり方>
イチゴはへたを取って洗い、水を切る。こしあんを4等分してイチゴをくるんでおく(包みきれないのもご愛嬌)。
耐熱ボウル(私は丼を使いました)に求肥の材料を入れてよくまぜ(細かいダマはあってもいい)、電子レンジで3分加熱。それをよくかき混ぜる。
べたべた(スライム状)なので、片栗粉の上に落としてまとめ、4等分する。
それぞれにイチゴをくるんだあんをのせ、形を整える。
やわらかいのでひっぱると伸びるし、包むのも簡単です。
あんからはみ出したイチゴも透けて見えるときれいなので良し。
一個ずつ小さいラップでくるんでおくと食べやすいです。

時間がたっても柔らかいままで、さっぱりしてておいしいですよ!
お客さんにもとても喜んでもらえてよかったです。


明日は、韓国の宮廷料理教室というのに行く予定です。
講師と知り合いなので「チャングムやるよ」と誘っていただきました。とても手が込んでて美しい料理だそうです。
またここでご報告できたらと思っています。


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2006年11月13日

絵手紙の愉しみ

きょう出先で郵便局に寄ったら、折よくロビーで絵手紙展をやっていました。
郵便局に来たついでに立ち寄ったものか、それともわざわざ足を運んだのか、けっこうな人出です。
絵手紙は老若男女・絵の巧拙は問わず自由に楽しめる、そして相手は喜んでくれる、実益も兼ねた趣味として人気が定着しているのだろうと思いました。
老親と離れて暮らしている人はもちろん、グリーティングカード代わり、病気入院のお見舞い、自分のリハビリのためなどと守備範囲は広そうです。お仕着せの「大人の塗り絵」よりずっと楽しそう。
ハガキに書けば50円で全国に発送、手軽でいいですね。

壁や衝立てに所狭しと作品が並べられていました。
奥の方には年季が入った人の作品なのか、星野富弘を彷彿とさせる力作もありました。似顔絵あり、外国旅行に材を取ったもの、ハガキでなく巻き紙状の「ふみ」もあります。
入り口には、何冊もの著書もある絵手紙作家・中井桂子さんの大きな墨絵も展示してありました。
それはそれで見事なのですが、初心者の作品っぽい素朴なものにもまたそれなりの味があり、趣味としては実に幅も奥行きも深いものだと思いました。

少し縮小してあるのかハガキよりひと回り小さいサイズの紙に、紙面いっぱいに絵が描かれその余白に思い思いのひと言が押し込まれています。
カニの絵に「蟹です」。
カタツムリの絵に「遅くてもいい」。
ひっくり返ったセミの絵に「おらあしんじまったぜ」。
カブトムシの絵に「甲虫も鳴くんだね」。
かぶの絵に「かぶのお漬けものおいしいよね 大好き」。
真っ二つにしたしいたけに「野菜の断面と対話する日」。
題材も言葉も「何でもいいんだなあ」とその自由さに感心しました。

彼岸花の絵に「曼珠沙華 何かをつかもうとする手のようだ」。
これは花自体の造形美もあってなかなか華やかな絵でした。
こんなのもありました。カボチャの絵に「実篤になった気分です」。
そうそう、と笑みがこぼれました。絵手紙は武者小路実篤の色紙を連想させますね。
と言っても、氏が亡くなってからもう30年になるそうなので、それダレ? の世界かもしれませんね。記念館のHPに絵手紙っぽい作品がありますのでどうぞご覧下さい(一番下です)。
http://www.mushakoji.org/saneatsu_shougai.html
こういう絵が、色紙のほかお皿や湯のみなどにもよく使われていて昔はおなじみでした。今から思うと絵手紙のハシリのような人でしたね、健在なら講師に引っ張りだこかもしれません。

この展覧会は「第13回 みなと・横浜絵手紙展ーヘタが魅力に変わるときー」と題して、11月7日〜13日、横浜港郵便局で開かれていたものです。
主催したのは「横浜港郵便局 絵手紙愛好会」。この郵便局ビルで2ヶ月に一度中井桂子さんを講師に迎えた講習会が開かれ、毎回定員を上回る申し込みがある人気で楽しく研鑽されているそうです。
会員が入院した時には仲間から毎日どっと絵手紙が届けられたそうで、さすがですね。
偶然立ち寄ったのですが、きょうは最終日。運良くこの展覧会に出会えたのはいい経験でした。私も描こうかな〜とホームセンターに寄り文具売り場のハガキを物色した次第。
近くで開催される機会があったら、皆様も是非お出かけ下さい。
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2006年11月10日

「明日の記憶」を見て

渡辺謙主演の話題作「明日の記憶」、泣けるのがわかっているからDVDになったら一人でこっそり見ようと思っていた映画。新作の棚で見つけたので即借りて来ました。
子どもたちは仕事や学校に行った昼間、お天気が良すぎて明るいのでカーテンやブラインドを閉じ、コーヒーを用意してじっくり見ました。
予想通り泣ける場面がいくつか。最近物忘れがひどい私ももしかして? と不安がよぎったりします。
でも手放しで感動したかというとそれにはほど遠い。病名がわかるまでの描写はいいとして、特に後半部には不満が残りました。

若年性アルツハイマーに苦悩する話なら、夏樹静子の「白愁のとき」の方が真に迫っていると思います。
「白愁のとき」は、まだ51歳、脂の乗りきった自営の造園設計家が主人公。もう20年近くも前になるでしょうか、話題になった頃ハードカバーで読みました。もっと注目されてもよかった本かもしれません。
映画と小説という違いはありますが、記憶をなくしていくことへの恐怖、焦り、苛立ちがこの「明日の記憶」では迫力不足だと思いました。広告代理店のやり手の部長という仕事人間でプライドもあるのか、自分の症状を隠そうとするし、妻にもちゃんと向き合ってない感じ。

医者には食ってかかりながら、仕事は続けようとする。直属の部下の名前を忘れるから、名詞に似顔絵を入れてマッチングするなど、人知れず努力工夫します。
でも自分がちゃんと仕事が出来る状態ではないのは、わかりそうなものです。誰にでも出来るような単純作業じゃないんですから。すでにクライアントや部下には心配をかけ、士気に影響を与えている。
大きなポカをして周囲にとんでもない迷惑をかける日が来るのは時間の問題。部長のまま希望退職してはと説得されて(その方が退職金はだいぶ高いらしい)、どうしてそこで妻に相談するなりして熟考しないのでしょう。
娘の結婚式が終わるまで退職したくないなら、病気を理由に休職出来ないんでしょうか。長年勤めた会社に対してあまりに自分本位で無責任な態度に思えます。

妻は妻で、「私がついてる」。ちっとも「ついてないじゃん!」って突っ込みたくなります。
だいたい、よく病人を日中一人だけにして仕事に行けるものです。せめて食事の時間ぐらい一緒にいられるように近場で短時間のパートをするとか、どうしてもお金が必要なら車を処分するなりして作るとか、もっとやりようはあるんじゃないかと思うのです。
店長のような仕事をどうして引き受けるんでしょう、夫の世話をする余裕がなくなるのは見えてる。夫との生活より自己実現を優先させているように思えます。
夫の病気を共に引き受ける覚悟があるとは思えないのです。

進行性の病気なんだから、そのうちすべての記憶をなくしてしまう日は近い将来必ずやって来る。
今はまだ会話も出来る、壊れていない夫との残された日々は、かけがえのないもののはずです。一日一秒が貴重なはず。それなのにひとりぼっちで一日の大半を過ごして、病気の進行を待つだけの日々。
残り少ない大事な精神的余命を不安な気持ちで送らなければならない夫の苦悩に対して、あまりに無頓着に思えます。遅くなるなら電話をしてくれと言う夫に、「あなただって電話をくれたことなんかなかったわ」と仕事人間だった時代をなじる。不安の度合いは比較にならないと思うのです。
それなりの年齢で認知症になる人と違って、本人の苦しみは耐え難いと思います。せめてずっとそばに寄り添って、手を重ねてあげてほしいです。すべての記憶をなくすまでは。
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2006年10月22日

ゴルゴ13雑感

最近オープンしたBOOK OFFをのぞいたら、SPコミックスのゴルゴ13が一冊105円であったので、喜んで買って来ました。ほかのところだと普通300円から350円ぐらいするようです。新刊でも6〜700円だと思うのでかなり強気。そのくらい人気のあるコミックスというわけですね。
ゴルゴ13はビッグコミックに連載されるほか増刊号の目玉にもなり、雑誌サイズの別冊や安価本にも収録されたりしていますが、このSPコミックスが本の体裁としては一番上だと思います。
話によっては、ちょっとした映画を見ているような面白さがありますし、ありえねーーって笑ってしまうのもご愛嬌です。

ゴルゴ13は1本の話を原作・脚本・作画を分業してチームで描いているコミックです。原作の公募をしていたときもありました。
だから一人の漫画家がアシスタントを使って描くのとは違って、量産できるのだと思います。
ニュースに敏感で、すぐ取り入れられますね。ダイアナ妃の死もパパラッチに紛れたゴルゴ13の仕業ということになってますし、宇宙に出たことも、核爆発に遭遇したこともあります。
あまりに不死身すぎて反発したくなるのか、ゴルゴ13が砂漠で行き倒れになりかけた話(ピラミッドの盗掘団の話でしたか)は、娘に大受けでした。サソリ食べてましたっけ。
もっともゴルゴがピンチに陥ったことは何度かあって、マザー・テレサに助けられたりもしています。
うちで独裁者の話が出ると「そろそろゴルゴの出番だね」と笑ったりします。

今回買って来たうちの一冊は、本がきれいだから騙されました(笑)が、そうとう古いものでした。
ペレストロイカ時代の軍縮に関する(軍のクーデター未遂)ものですから、ソ連崩壊の前。もう15年も昔の話になると思います。
ゴルバチョフが実名で出て来ます。こんなときもあったなと懐かしく思いながら、ストーリー自体はまあまあ楽しめました。脚本担当も複数いるでしょうから偏向することはないと思っているのですが、だいたいKGBが負けることになっています。
1話の方ではゴルゴの隠れ家(山荘)が出て来て、珍しいなと思いました。武器庫があって地下室は核シェルター。外壁は一見ログハウスだけど防弾処理されています。さすが。

どこにも所属せず、カネのためだけに公平に(?)狙撃するフリーの殺し屋。さいとうたかを氏もダイナミックなキャラをよく考えついたものです。
ライバルは必ず殺すので、ブラックジャックにおけるドクター・キリコ的存在は皆無。徹底しててそこがまたいいと思います。
初期のゴルゴは猪首が顕著で(ムキムキだとそうなるみたいですね)目つきも悪く、あまりカッコ良くありません。目が細く鋭くなった今の顔の方がフィットしていてスマートです。
ところで北の核実験のニュース。ゴルゴのネタにしようと張り切って事態の推移を見守っている人は、必ず存在すると思います。
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2006年10月09日

懐かしのアニメ

さっきテレビで「芸能人が選ぶアニメ100選」というのをやっていました。
50位あたりを見たあと消して、あとでベスト10を見たのですが、こういうののベストテンというのは誰が(職業、年齢、国籍、性別etc)選ぶかで大きく異なるだろうなと思いました。
私が「一位はやっぱりドラえもんかな」と言ったら、娘に「違うでしょ」と笑われたのは意外でした。
「じゃあ、なに。ドラえもん以上に人気のヤツって、あるの?」
「さあ? サザエさんとか?」
「まさかあ」
サザエさんは何位か知りませんが、ベスト5には入っていませんでした。
これがお年寄りまで入れて投票したら一位かもしれませんね。今は、家族揃って安心して見られるアニメってサザエさんぐらいでは。たまに見ると季節の行事に敏感で、そういうのに疎い私には参考になったりします。

見ていて「これはゼッタイ子どもに悪影響を与えたと思う」と思わずつぶやいたのは「キン肉マン」です。
そこでちょっと出たハイライトでも、投げ飛ばした敵役の顔を足で踏んづけてグリグリ、鼻血まみれにするシーンがありました。プロレスだから何でもあり、とは言うものの、そういうものを子ども向けのアニメにして本当によかったのかどうか。暴力肯定につながったのは否定出来ないと思います。
キン肉マンにやられる役専門の、いじめられっ子もきっといたと思うのです。
どうして子どもたちにあれほど人気があったのか、人間の闘争本能を刺激して目覚めさせたのでしょうか。
私の甥はキン肉マンが大好きでキン消し(消しゴム)を箱一杯集めてましたが、今は暴力とは無縁の優しい大人になっています。皆が皆悪影響を受けるわけではないのは当然ですね。

相撲では、負けた相手を土俵から突き落とすなど追い打ちをかける(水に落ちた犬を叩く)行為は、見苦しいとしてきつく戒められます。初期のころの朝青龍はモンゴル相撲式に突き落として非難されたものでした。
かと言って、土俵から落ちた力士に(勝ち力士が)手を出して引っぱりあげてやるのは、されるのを潔しとしない負けず嫌いの人もいるそうですけどね。
「ヤッターマン」の映像を見ていたら、悪者が乗り物から逃げ出したあとにそれが爆発するシーンがあり、娘が「ふーん、ちゃんと逃げ出してから爆破するんだ」と感心していました。
昔のアニメには、こういう節度(たとえ悪者でも人は殺さない)はあったように思いますね。今でもテレビ東京は規制が厳しくて流血シーンを出せないとかで、血を一滴も流さないで死ぬという不自然なことになっているようです。

私が子どものころ楽しみに見ていたのは「おそ松くん」や「オバケのQ太郎」「エイトマン」「鉄人28号」などでした。白黒だったので、のちにカラーで見て「こんな色だったんだ」と驚いたのは主人公が着ていた服だったでしょうか。当時は勧善懲悪がしっかりしていて、正義感を培うアニメだったと思っています。
子育ての時期には子どもと一緒にドラえもんの長編アニメもよく見ました。宇宙や恐竜などロマンも豊かで、子どもの人格形成に果たした役割は小さくなかったと思います。
うちでは圧倒的人気を誇るドラえもんですが、今夜のテレビでは3位でした。2位がドラゴンボールで(これも暴力的なシーンが多いですね)、そんなに人気あるのかとびっくりでした。
若いタレントさんの票を集めて一位になったのは、ルパン3世です。
荒唐無稽とも言えるギャグ満載ですが、ルパン以外のキャラ設定がしっかりしているのが人気の秘訣でしょうか。
こじゃれた小物や車が登場するのも、通受けするのかもしれません。
軽薄すぎる感じがして私は初めあまり好きではなかったですが、あの軽妙なしゃべりも好まれるのでしょうね。

アニメ作品で私が高く評価しているのは、ドラえもん長編の他、「天空の城ラピュタ」と「となりのトトロ」です。声優さんがひどくなければもののけ姫もいいんですけどね。
手塚作品はアニメになるととんでもないのが多く、とりわけ「火の鳥」は原作のよさが全く殺されていると思います。
サザエさんほど平和じゃなくて適度に刺激があり、なおかつ安心して楽しめるアニメを期待しています。
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2006年07月16日

ボウリング

自閉症の息子がボウリングをやりたがっていると判ったので、このところ日曜日の夕方にはボウリングに連れて行っています。
シュレッダーのゴミを撒いて掃除したあとに出かけることにしているので、はりきって掃除機をかけてくれます。
民間のボウリング場ではなく、少し遠いのですが「障害者スポーツ文化センター」の中にあるボウリング場まで行きます。
ここは障害者手帳を見せて登録した人やその仲間が、周囲に気兼ねなく安く利用出来る有り難いところです。
ダウン症の子を連れて家族総出で賑やかに楽しんでいる姿など、心温まる思いがします。

みんなで盛り上がって楽しめればいいのですが、わが息子は一人で黙々と投げるだけ。あまりにガーターが多いので防止柵を上げてもらいますが、だんだんコツを呑み込んで来たようで、たまにはど真ん中でストライクを出したりもします。わかりやすいゲームなので、表情には出さないながらもたくさん倒れると満足そうです。
ちゃんと指導してもらえば上達するのでしょうが、教えるということも難しいので、本人が楽しめて運動不足解消になればいいかと思っています。

昼間は混んでいるので、がら空きとなる時間帯を狙って行きます。5時閉館なので4時過ぎ、きょうは出るのが遅くなったので4時半近くでした。
4レーンしかない小さなボウリング場ですが、休日は人気があって、先週は3時半に行ったら1時間待ちでした。
(待つ間向かいのレストランに入ったら、隣のテーブルは聴覚障害者の団体でした。みんなさかんに発言しているのですが、手話で会話しているのでシンと静かでした)
障害者スポーツ文化センターと言うだけあって、障害者向けの配慮が行き届いています。
視覚聴覚障害者にもわかるように、さわると倒れたピンの位置を示すボタンが振動していたり、音声も出ます。
上にボールを置くだけで転がるスロープ状の補助用具や、取り外せる手すり(車椅子固定用?)などもあります。

きょう見かけて感心したのは、ボールに取っ手がついていて握るようになっているもの。カバンの取っ手みたいにぶら下げて、振って投げることが可能です。
「取っ手はどうなるんだろう?」と興味津々で注目してしまいましたが、投げると同時にカチッと音がして収納されるようでした。たぶん手に持ってぶら下げるとボールの重みで取っ手が出た状態になり、放すとバネの力で元に戻るのでしょう。
ボールの穴にうまく指を入れられない人(指に力がはいらない人)も気軽に楽しめて、これはいいと思いました。投げていたのは小柄な高齢者でした。

重度の知的障害者と思われる人が、一人で来て投げたりしています。とても上手だったりします。
知的障害者が何人かで誘い合ってか来てることもあります。あまり会話は出来なくても仲がいいようで、ニコニコと楽しそうです。自分では投げなくて雰囲気だけを楽しんでいる人もありますね。
周囲から奇異の目で見られない分、のびのびと楽しそう。近くにこういう施設があれば出かけて余暇を楽しむ障害者も多いと思います。
障害者やその家族には鬱が多いと聞いたことがありますが、やはりスカッと楽しめる気分転換の機会は少ないと思います。ボウリングなどは家族でも楽しめてとてもいい趣味ではないでしょうか。
私の家の近くにももう一つ作ってもらえないかな、と思っています。
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2006年06月14日

You belong to me

娘が車に持ち込んだアリーmyラブのCDの中に、大好きな曲があります。
 See the pyramids along the Nile
 Watch the sunrise from a tropic isle……
と始まる、静かなもの悲しい、「You belong to me」という曲です。
「あなたは私に属する→あなたは私のもの」か、メロディーは穏やかだけど情熱的な歌なんだなあと思っていましたら、「belong to〜」には卑猥なニュアンスがあり、下品な意味になるらしいとも聞きました。
このCDでは女性歌手が歌っているので「あなたは私のもの」で妥当なところでしょうか。

聞いてびっくりでしたが、この歌は1952年ジョー・スタフォードが歌って5週間全米一位となったミリオンセラーだそうです。もう半世紀以上も昔の歌なんですね。
他の歌手がこの曲でデビューした時には大きなヒットとはならなかったそうですから、歌の魅力は歌う人にも大きく左右される実例。ちっとも古くさくない、いい曲です。
のちにボブ・ディランも歌い、映画「ナチュラル・ボーン・キラーズ」のサウンドトラックのために新しくレコーディングしたそうです。
カーリー・サイモンのヒットでも知られるということですが、私は事情に疎いのでよくわかりません。
それにしても、私の残りの人生はずっと「息子に属する」……のかな。
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2006年05月10日

怖い映画

娘が借りて来たDVD「True Calling」(アメリカの連続テレビドラマ)というのは、 勤務初日に死体安置所で一人夜勤する若い女性研修医の話でした。
32体の死体以外は誰もいないはずの安置所から「助けて」と声がする。
女性は人気のない安置所の中を歩き回り、声の主を捜します。引き出し式のロッカーの扉を開けて、死体を調べたりします。
「怖くないのかなあ」と娘が嘆息するのに、
「死体は怖くないよ、動かないし。生きてる人間が一番怖いんだから」
と、どこかで聞いたようなセリフを口にした私。
スチール製ロッカーの扉の向こうに隔離された死体というのは、かつて大江健三郎の「死者の奢り」で描写された<ホルマリン液の水槽の中で浮き上がる多数の死体>とはずいぶん待遇(?)が違うなあと思ったりしました。
私も若いときなら怖く思うシーンかなと考え、ちらっと映る死体に「あれはホンモノの俳優さんだな、こっちは小道具さんが作ったかな」なんて雑念にとらわれ、どうも入り込めませんでした。

怖いと言えばスティーブン・キングかと思いますが、「シャイニング」にしても見る人それぞれでツボは違うようです。奥さんの顔が一番怖かったというジョークも聞きました。
頼りとする存在のはずの夫が狂っていると悟ったとき(タイプライターで打った、小説のはずの原稿に同じセンテンスがエンドレスで並ぶ)の妻の怖さには、私も鳥肌が立つ思いをしました。
夫はついには妻や幼い息子の命まで狙って追いつめて来る。密室に閉じ込められた妻を追いかけて、斧で扉を叩き壊して顔を突き出すシーンもそうとう怖かった。(ジャック・ニコルソンは名優です!)
幽霊のシーンの方が怖いと言う人もいますね。

「危険な情事」のグレン・クローズも怖かった。ストーカーの怖さですね。
アリーmyラブの中で、アリーがこの映画をテレビで見るシーンがあって、グレン・クローズに「やっちまえ!」と叫びます。女性を遊び相手としか見ない男が許せないのですね。
いくら許せなくても、興奮すると殺人を応援するような言動をすること自体、人間って怖いなあと思ってしまいます。
クリント・イーストウッドが初監督した映画もストーカーに狙われる話でした。危険な情事ほど怖くなかったのは、やはりグレン・クローズの迫力勝ちでしょうか。
迫力と言えば、ミザリーのキャシー・ベイツ、キャリーのシシー・スペイセクも怖かった。
……どうも古い映画ばかりで恐縮です。最近のはあまり怖くないのは、私のトシのせいでしょうか。
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2006年04月09日

数独の楽しみ

気がふさぐことがあって気分転換したいけれど、体調もイマイチで出かける気にならない。テレビは面白くないし、ネットサーフィンや読書するには目が疲れた……。私にとっては、そんな時にもってこいなのが数独です。
ご存知の方が多いでしょうが、あらためてルールを説明すると……
3×3のマスが3×3個(9×9)あります。小さいマスの中、たて一列、よこ一列のそれぞれ9個のマスに、1から9までの整数をダブらないように並べていくパズルです。ところどころに数字があらかじめ入っているので、それを手がかりにマスを埋めていきます。
ここに来る数字はこれだから、ここはこれしかない、と理詰めで考えます。理科系の人はすらすら解けそうですが、必ずしもそうでもないらしいです。

集中しないと出来ないので、夢中で解いているうちにイヤなことは忘れてしまいます。ちょっと難し目のを完成すると「ヤッター」と単純に嬉しく、「私って案外頭いいかも」と自信を取り戻せます。
我が家では出始めたころに次女と二人はまりましたが、ブームは去っていました。ところが昨年私が帰省したおりに、飛行機に置いてある機内誌の数独に再会、到着までの暇つぶしにやり始めたところ再び数独のとりこに。
私より少しだけ(?)頭のいい次女と競うように楽しんでいます。今はネットで提供しているサイトもあるので、本を買って来なくてもタダで楽しむことが出来ます。
老舗ニコリのお試し問題はこちら。http://www.nikoli.co.jp/puzzles/1/(初心者用かな)
こちらはおかゆさん提供のオリジナル。たくさんあります。http://www.oct.zaq.ne.jp/woodside/jsudok/

昨年秋に高級紙タイムズが掲載を始めてからイギリスで大ブーム、今は他の新聞も載せているそうです。熱中のあまり仕事に手がつかない人まで現われ「数独強迫観念症候群」なる言葉まで生まれたとか。
使うのは数字だけですから言葉の壁がなくて、日本発のゲームが世界的に広がっているようです。
集中力と論理的思考はボケ対策にもってこい。おまけに数独は一人で出来るし、難易度によって遊ぶ時間を自分で調節することまで可能です。
子どもの知育にもかなり効果的なんじゃないかと思います。
数独の魅力を知らない人には、イライラした時の気晴らしや余暇の活用(暇つぶし)に、お勧めしたいです。
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2006年03月19日

ケーキ作り

子どもたちの卒業式を手作りのケーキで祝いたい、今年は二段重ねにしようと考えているとクラス委員のお母さん(Sさん)が言い出し、私は手持ちの型(21センチ?)で丸いスポンジを一つ焼いていくことになりました。
Sさんが24センチのスポンジを焼いて持ち寄り、私のと重ねてから飾り付けをするそうです。
ケーキ屋さんを開くのが夢だったというSさんはとても上手なので、今年もきっと綺麗な飾り付けをしてくれることでしょう。

実は中学部卒業の時も手作りケーキにし、私はクッキーの空き缶を型にして大きめのスポンジを二つ焼いて行ったのでした。
この時Sさんは、子どもたち8人分の名前をひらがなで一筆書きしたミニサイズのクッキーを焼いて来てくれました。
絞り出し袋に細い口金を付けて、文字を書いて焼く面倒な作業です。字を重ねてくっつけないといけないし、生地が薄いと焦げてしまいます。夜中の2時までかかったとかいう話でした。
生クリームやフルーツと共に美しく飾り付けして、その名前入りのケーキの写真も記念に撮ってあとで渡してくれたものでした。

飾り付けが終わったとき、一緒に式に見えていたSさんのご主人が
「綺麗に出来たね、頑張った甲斐があったじゃないか」
とねぎらっていらしたのが、とても心温まる光景でした。
(障害のある子の卒業という節目を大事にして、心をこめて準備をし、式にも夫婦で出席して祝ってくれる、そんな家庭に生まれたSさんのお嬢さんはとても幸せ者だと思います)

きょう、失敗すると大変なので分量をはかる時に二つずつ用意し、スポンジ二つ焼きました。同じものを二つ焼くより、ちょっと違えたものを準備する方が(きのう書いた)プランBの考え方としてはしっくり来そうですけどね。
スポンジというのはケーキとしては最も易しい初心者レベルのものですが、ベーキングパウダーを使わず白身の泡立てで膨らますので、泡立て方で微妙に出来上がりが違って来ます。
失敗はしていないけど、二つ焼いたらやはり同じようにはなりませんでした。
明日は両方持参してSさんにどちらか選んでもらい、残りはそのまま切ってみんなで食べようかと思っています。
そのままでも甘さ控えめ、あっさりでけっこう美味しい。マドレーヌなどと比べたらカロリーも控えめでいいと思います。

私は娘が小さい頃にケーキ作りの面白さに目覚め、台所に漂ういい香りと化学変化の妙が気に入って、一時は毎日のように焼くくらいはまりました。
単発の料理教室でデザートとして作るものを習ったことが一回あるだけで、ほとんど独学。手間のかからない割に美味しいケーキを追求(笑)しています。
初めてケーキを焼く時は誰しも、その砂糖やバターの量に圧倒されて、なんとか減らそうとするものです。私もそこらへんはだいぶ試行錯誤しました。きび糖を使ったり蜂蜜を使っても美味しく出来ますが、砂糖分は減らし過ぎるとどうしても固い不味いケーキとなりますね。
カロリーの高い食べ物と割り切って、食べ過ぎないことが大切だと思います。

ケーキ作りの醍醐味は、作ること自体も楽しい上に人に喜んでもらえることでしょうか。
どろどろっとした液体が、ふわふわの柔らかいケーキになるのって、とても不思議です。材料や分量やトッピングをちょっと変えるだけで、全然違った味や食感になるのも面白い。
チョコレート味のチーズケーキというのもあって、なかなかおいしいですよ。
ケーキ作りは実益を兼ねたなかなか重宝する趣味ですし、気分転換をするのにも便利です。
ただ私は焼くのは好きですがラッピングや飾り付けにはあまり興味がないので、Sさんとはいいコンビかもしれません。

娘たちはケーキを焼いてもあまり食べてくれませんが、職場に持って行って親睦をはかったりしているようです。すっかり大人になった娘たちは手伝ってもくれますし、私より器用。
息子も学校で学習したりするようで、促すと張り切って手伝ってくれます。
息子が卒業して作業所などで働く時には、パン作りやクッキー作りで世のため人のために役立ってくれたらいいな、と親としては勝手に願ったりしています。
posted by dashi at 22:12| Comment(6) | TrackBack(0) | 趣味 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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