2007年11月08日

エチゼンクラゲ

巨大なクラゲの異常発生によってまるで漁にならない、というニュースを以前見ました。
定置網を引き上げたらこのエチゼンクラゲばかりで、がっくりする猟師さん。クラゲが浜一面に捨てられている映像もありました。
このクラゲ、大きいのは傘の直径2メートル、重さは15キロにもなるそうです。
異常発生は近年増えているそうですが、大きくて重いので駆除もままならず、網からはずしてそのまま海に捨てる場合が多いということでした。
江ノ島水族館で泳いでいるのを見たことがありますが、オレンジがかった薄ピンクのきれいなクラゲでした。
泳ぐ姿は優雅ですが、この大きさから底引き網を破ったり、他の魚の商品価値を落とすなど漁師泣かせの厄介者。また、原発や火力発電所の取水口を詰まらせるなどの被害もあるそうです。

水産試験場も手をこまねいていたわけではありません。このエチゼンクラゲをコマギレにする装置を開発して、きょう実地試験をしたそうです。
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_11/t2007110846_all.html
約2メートル四方の枠内にステンレス製カッターが格子状に取り付けてある駆除器具」の中にクラゲを放り込んでいく。巨大な「ところてん突き」といったところでしょうか。
もともと身体の90%は水分ですから、小さく切られたクラゲは数日で溶解してしまうそうです。
クラゲなんかに負けてられませんね。早く装置の改良を進めて、頑張ってほしいです。

ところでこのエチゼンクラゲ、中華料理以外の食材として使う研究もされていて、商品化されたものもあります。
http://www.excite.co.jp/News/bit/00091141606728.html
「かね徳」の「くらげポンチ」、こりこりしたナタデココのような食感だそうで美味しそうです。
今は細々と通販で売るだけらしいですが、宣伝次第では大化けするんじゃないでしょうか。
東国原知事みたく、行政も一役買って応援してあげてほしいと思います。

クラゲに有用成分を多く含むことがわかったというニュースもありますから、大手の食品会社がブームを作って売り出せば、案外いけるかもしれません。
http://www.asahi.com/science/update/0602/TKY200706010394.html
クラゲには<「ムチン」という糖たんぱく質が豊富に含まれている>が、中でもエチゼンクラゲは巨大なため、成分の抽出には好都合らしいです。
ムチンはオクラやサトイモなどのヌルヌル成分として知られる。細菌やウイルスを認識して、攻撃から守る作用や保湿、洗浄作用がある。医薬品や化粧品、食品添加物など数多くの目的に使えると期待され…
採取コストを10分の1ほどに下げられれば、産業化が可能
だということです。乞うご期待、ですね。
posted by dashi at 23:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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