2007年09月01日

ダイヤモンド

Sankei Webにこんなニュースがありました。
http://www.sankei.co.jp/kokusai/world/070829/wld070829001.htm
(消える前にコピペします、行間は詰めます)

世界最大のダイヤ? 南アで巨大原石発掘
 南アフリカで28日までに、巨大な原石が発見され、発掘した業者は「7000カラットほどの世界最大のダイヤモンドとみられる」と述べた。地元メディアなどが伝えた。
 正式な鑑定結果は出ていないが、本物であれば、これまでで最大のダイヤの約2倍。ロイター通信は、結晶の形などから「ダイヤではないようだ」とする専門家のコメントを紹介している。
 原石は27日、同国北西州の鉱山で発掘され、現在はヨハネスブルクの銀行の金庫で保管されている。緑がかった色合いで、サッカーボールほどの大きさとみられる。
 これまでの世界最大は、20世紀初頭に同じく南アで発見された約3100カラットのダイヤ原石「カリナン」。(共同)


記事を読んで私が疑問に思ったのは二つ。
緑色のダイヤってあるんだろうか?
ダイヤって自然界では一番硬い(硬度10とか習ったような気がする)というけど、どうやって加工するんだろう?
ちょっと調べて答えはすぐわかりました。
ダイヤモンドは無色透明と限らず、黄色がかったり褐色の場合が多いそうです。
色のついたものは無色透明より価値が落ちるが、ブルーやピンク、グリーン、黄色でも色のきれいなカナリー・イエローなどは、稀少価値から高値で取引される。
ということですから、今回発見されたのが本物のダイヤなら、緑色だから価値はアップですね。最近は放射線処理や高温高圧で着色も出来るらしいですが、天然の輝きは息を呑む美しさでしょうか。

サッカーボールの大きさなら、やっぱり細かく割らないと加工できないでしょう。
ダイヤモンドは、摩擦やひっかき傷に対する強さを表すモース硬度では最高の10ですが、割れや欠けに対する抵抗力を示す靭性ではそれほどでもない。ルビーやサファイアよりも弱く、水晶並みだそうです。
これがどういうことかというと、一瞬の力に対しては弱く、かなづちで叩くと粉々に割れてしまうのだそうです。
(なんだか、にわかに信じがたい話ですね。すごい力で叩かないと割れないような気がしますが…)
薬品や光線などには強い安定性を持ち、硫酸や塩酸などにも変化しないそうですから、文字通りの永遠の輝きを保てそうですね。

油になじみやすい性質があるため、皮脂がくっつくと油の膜ができて輝きが鈍くなる。中性洗剤や洗顔料などで洗うと輝きが戻るそうです。
またこの性質を利用して、偽造ダイヤを見分ける方法があります。油性ペンで表面に線を引くと、親油性のあるダイヤには書くことが出来ますが、ダイヤの模造品であるジルコニアやガラスはインクをはじくそうです。
それから、本物を見分ける方法としてはもうひとつ、ラインテストがあります。黒い線の上に模造ダイヤを置くと透けて見えるが、本物のダイヤならその線は見えないそうです。
これはダイヤの屈折率は2.42と高く、外部からダイヤモンドに入った光は内部全反射して外に出て行くから。

ダイヤモンドは、ほんの小さいものでもキラキラとちょっとほかに類のない美しい輝きを放つように思います。
あの輝きは、
シンチレーション …表面反射によるチカチカとした輝き。
ブリリアンシー …内部に入った光が全反射して戻った白く強いきらめき。
ディスパーション …内部に入った光が内部で反射を繰り返し、プリズム効果によって虹色となったもの。
の3つが相乗効果を生んだものだそうです。

なお、ダイヤの加工拠点として有名なのはベルギーで、大粒の高級ダイヤが中心です。
それに対し、インドは小粒の低価格ダイヤが中心。 金額シェアは約6割だが、加工量シェアは85%にも上るそうです。
加工拠点は北西部のスーラトや、ムンバイに集中していて、1カラット当たりの加工賃はベルギーの150ドルに対し、わずか10ドルということです。
庶民用の小さいダイヤなら、インドで買うと安いかもしれませんね。


posted by dashi at 23:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 興味津々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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