2007年06月19日

現場実習(3回目)

月曜日から息子は3度目の現場実習に出ています。
小学部から通い慣れた養護学校も来春はいよいよ卒業。その後の進路先を決めるための現場実習が在学中に都合4回予定されていて、最後は秋にもう一度やります。
今回の実習先は、月に一度訓練会のリトミックで出入りしている建物だからか、初日(きのう)からすんなりなじんでくれて助かっています。ここに通うのだとわかるまでは不安そうにいらついていたので、また何か破ったりしないか不安でしたが、杞憂に終わりました。

朝が9:45からの始まり。自宅から車で10分ほどの近場なので、家を出るのが9:30ごろになります。学校に行くときより一時間以上も遅く、朝食後は時間を持て余し気味です。
きのうは落ち着かないのでジグソーパズルをやって待ってもらったところ、時間になって途中で家を出たら、残りは帰宅してからすぐ、自主的にやっていました。やりかけのまま置いておくのが嫌いな自閉症らしい姿でした。

ここは同じ建物に入っていた二つの作業所が統合されて一つになり、機能強化されたところです。といっても必ずしも予定通り機能しておらず(なにしろ職員がとても対応しきれないという現実があるようです)、私にも実際のところはよくわかりません。
一つは身体障害の人向けの作業所だったようで、車椅子姿の利用者も見かけます。もう一方は自閉症者が多いとかで、息子の学校の卒業生二人も利用しています。

お帰りの会が終わると、24時間テレビで寄贈を受けたらしいマイクロバスで送迎される利用者は、さっさと乗り込んで待っています。家が近いのか、歩いて一人で帰宅する利用者も見かけます。
学校と一番違うのは所属している障害者の年齢が高いところでしょうか。ついこの前までは幼稚園に行っていた小学生や、成長期の少年が走り回る学校には無秩序とも言える活気がありますが、成人ばかりの施設はあまり声も聞こえず、動きも鈍いような印象を受けます。

にぎやかなのは好きでない息子は、ここの静かな環境が気に入った様子。
実習日誌には、ありがたいことに「一日通して、笑顔も多く見られました」と書いてありました。
作業もすぐなじんでこなし、ほめてもらえるほど頑張ったようです。
初日はバスタオル(古いもの)を裁ちばさみで裁断するウエス切り。
ウエスというのは、(wasteから)機械類の汚れを拭き取るぼろきれ(広辞苑)のことです。
使い捨てなので扱いやすい大きさに細かく切ります。機械工場で需要があるらしいですが、幸いここは近くに工業団地を控えているので、販路に苦労しないのかもしれません。
(息子は左利きなので、左利き用のはさみも置いてあるのは面接で確認していました)

二日目のきょうは、前日とは別の作業室で金属部品の仕分けなどをやらせてもらったようです。こういう仕事はおそらく得意だと思いますが、案の定、「すぐベテランの域に達した」ということでした。
とは言ってもやはり気疲れするのか、帰宅するなり部屋にこもって暗くなっても灯りもつけず、パソコン(CDプレーヤーとして使用中)の光だけで夕食まで過ごしています。
夕食も、最近は断固8時過ぎないと「いらない、いらない」とわめいて受け付けません。きょうは9時過ぎになってやっと部屋から出てきました。一人になりたいようです。
残りの3日、出来たら少しは楽しんで、問題なく過ごしてくれたらと願っています。

posted by dashi at 23:07| Comment(2) | TrackBack(0) | 自閉症関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
以前の記事で、チラッと、「実習予定先で警戒され、、、」とあったので心配していましたが、
息子さん、頑張ってらっしゃるご様子!同窓の先輩もいらっしゃるのですね。
やったことがないことの連続だったら、気が張るでしょうに、たいしたものです。
息子さんの得意を生かせるお仕事に就けると良いですね。
Posted by mm at 2007年06月19日 23:39
そうなんですよ、かなり警戒されてて、受け入れが嫌なのかなあと少し憂鬱でした。
そのとき面接した人もホッとしているようで、送迎で顔を合わすと、私にも満面の笑顔を向けてくれます。難しい実習生で苦労した経験があるんだろうなあと同情してます。

コメントありがとうございます。
Posted by dashi at 2007年06月20日 20:45
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/45326346
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。