2012年01月10日

訴訟救助

久しぶりに「ひっどーい!」とつぶやいてしまったニュース。

http://www.47news.jp/CN/201201/CN2012011001001436.html

東京イレッサ訴訟2人上告できず 弁護団ミスで 

肺がん治療薬「イレッサ」の副作用をめぐる東京訴訟で、死亡した患者3人の遺族原告4人のうち2人の上告手続きが、訴訟費用に関する弁護団のミスで打ち切られていたことが10日、分かった。公表した弁護団は既に2人に謝罪し「支援していただいた方におわびする」としている。

 弁護団によると、原告側は昨年11月に東京高裁で逆転敗訴後、4人全員が高裁に上告状を提出。うち2人は、上告費用猶予を求める「訴訟救助」の申し立てが昨年12月1日付で退けられ、手数料を求める書面が原告団事務局長の弁護士に届いた。

 だが、事務局長が支払わないまま期限を過ぎたため上告が却下されたという。


一般の人にはあまり関心を持たれることもないかもしれないけれど、受験で民事訴訟法やら民法やらを毎日かじっている私としては、いろいろと思うところの多いニュースでした。

「訴訟救助」とは、上のサイトにも説明がありますが、要するに訴訟費用が工面できない、少なくとも大金持ちではない人の為に、裁判所に払う費用を猶予してもらえる制度です。勝訴の見込みがないときには認められないそうなので、訴訟救助が断られたのは敗訴の可能性が高いのかもしれません。
でも、訴訟代理人の不手際のために上告できないで敗訴が確定するなら、その遺族の無念さは計り知れない。

訴訟救助は対裁判所の制度なので、弁護士費用の対象にはならないそうです。
訴訟費用ぐらいぽんと出せる金持ち相手だったら、こんな失態は考えられなかったのでは。

もう息子のお迎えに行かなければならない時間なので、書くのをやめますが、今はホントに政治も教育も社会生活も、金次第の時代だなあとため息が出ます。
posted by dashi at 15:25| Comment(0) | 社会問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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