2006年07月16日

ボウリング

自閉症の息子がボウリングをやりたがっていると判ったので、このところ日曜日の夕方にはボウリングに連れて行っています。
シュレッダーのゴミを撒いて掃除したあとに出かけることにしているので、はりきって掃除機をかけてくれます。
民間のボウリング場ではなく、少し遠いのですが「障害者スポーツ文化センター」の中にあるボウリング場まで行きます。
ここは障害者手帳を見せて登録した人やその仲間が、周囲に気兼ねなく安く利用出来る有り難いところです。
ダウン症の子を連れて家族総出で賑やかに楽しんでいる姿など、心温まる思いがします。

みんなで盛り上がって楽しめればいいのですが、わが息子は一人で黙々と投げるだけ。あまりにガーターが多いので防止柵を上げてもらいますが、だんだんコツを呑み込んで来たようで、たまにはど真ん中でストライクを出したりもします。わかりやすいゲームなので、表情には出さないながらもたくさん倒れると満足そうです。
ちゃんと指導してもらえば上達するのでしょうが、教えるということも難しいので、本人が楽しめて運動不足解消になればいいかと思っています。

昼間は混んでいるので、がら空きとなる時間帯を狙って行きます。5時閉館なので4時過ぎ、きょうは出るのが遅くなったので4時半近くでした。
4レーンしかない小さなボウリング場ですが、休日は人気があって、先週は3時半に行ったら1時間待ちでした。
(待つ間向かいのレストランに入ったら、隣のテーブルは聴覚障害者の団体でした。みんなさかんに発言しているのですが、手話で会話しているのでシンと静かでした)
障害者スポーツ文化センターと言うだけあって、障害者向けの配慮が行き届いています。
視覚聴覚障害者にもわかるように、さわると倒れたピンの位置を示すボタンが振動していたり、音声も出ます。
上にボールを置くだけで転がるスロープ状の補助用具や、取り外せる手すり(車椅子固定用?)などもあります。

きょう見かけて感心したのは、ボールに取っ手がついていて握るようになっているもの。カバンの取っ手みたいにぶら下げて、振って投げることが可能です。
「取っ手はどうなるんだろう?」と興味津々で注目してしまいましたが、投げると同時にカチッと音がして収納されるようでした。たぶん手に持ってぶら下げるとボールの重みで取っ手が出た状態になり、放すとバネの力で元に戻るのでしょう。
ボールの穴にうまく指を入れられない人(指に力がはいらない人)も気軽に楽しめて、これはいいと思いました。投げていたのは小柄な高齢者でした。

重度の知的障害者と思われる人が、一人で来て投げたりしています。とても上手だったりします。
知的障害者が何人かで誘い合ってか来てることもあります。あまり会話は出来なくても仲がいいようで、ニコニコと楽しそうです。自分では投げなくて雰囲気だけを楽しんでいる人もありますね。
周囲から奇異の目で見られない分、のびのびと楽しそう。近くにこういう施設があれば出かけて余暇を楽しむ障害者も多いと思います。
障害者やその家族には鬱が多いと聞いたことがありますが、やはりスカッと楽しめる気分転換の機会は少ないと思います。ボウリングなどは家族でも楽しめてとてもいい趣味ではないでしょうか。
私の家の近くにももう一つ作ってもらえないかな、と思っています。
posted by dashi at 23:44| Comment(2) | TrackBack(0) | 趣味 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 毎度です。
 取っ手付きのボウルなんてあるんですね。面白いし,すごくいいアイデアだと思います。これ,障害者だけでなく高齢者にも使えそう。一般のボウリング場にも置くといいかも。
 あと,スロープ状の補助用具もいいですねー。幼児用に使えそう。
Posted by かば at 2006年07月17日 00:31
コメントありがとうございました。
そうですよね、ボウリング場ももっとシニア向けの営業を考えたら、生き残れるかもしれませんね。今は若者と若い家族連れしか眼中にないみたいで。
好きだけど、もう重くて(手首が痛くて)ボールが持てない人には喜ばれそうですね。
補助用具は、普通のところにも置いてあるかもしれません。
Posted by dashi at 2006年07月17日 18:51
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