2010年11月10日

守秘義務違反


例の尖閣諸島沖の事件のテープを流した罪で、名乗り出た海上保安庁の職員が逮捕されたようです。厳しい調べが続いて他の人が疑われたり、仲間内で疑心暗鬼になるのに耐えられなかったのかもしれないと個人的には思います。
テープを流して事実関係がはっきりし、世界中に広がって日中以外の第三者の目もあなどれない。中国からの圧力に対してもこれからは毅然と対応できるんじゃないかと思ってます。
「全く、何やってんだ、悪いのはあっちの船長だぞ。帰国して英雄視されるのは間違ってる。こんな明確な証拠テープがあるんだぞ」と、思い余ってテープを流してしまった職員の気持ち(ほかの動機があったのかどうかは知りませんが)もよくわかります。
それにしても、大きな騒ぎになってますが罪名は「守秘義務違反」。
海上保安庁職員は国家公務員らしいので、国家公務員法第100条違反になるかと思います。罰則としては、たいしたことありません。

国家公務員法
第百条  職員は、職務上知ることのできた秘密を漏らしてはならない。その職を退いた後といえども同様とする。 (以下略)
第百九条  次の各号のいずれかに該当する者は、一年以下の懲役又は五十万円以下の罰金に処する。


罰則はたいしたことないとしても、社会的制裁の方が大きいですね。
懲戒免職になるとしたら退職金も出ない。国家公務員としての安定した地位と収入、(たぶん)やりがいのある仕事、家庭生活を犠牲にしてまでも「義憤にかられて」やってしまったのかなあ、奥さんや子どもがいるなら可哀相だなあと思ってしまいます。高い海洋技術を持った人と思われるから、辞めてもほかに仕事はあるでしょうけどね。
政府が、テープをさっさと公開しておけばこんなことも起こらなかったのに。中国がどう出るか、性善説が通用する国かどうか、見極めが(メチャクチャ)甘かったんじゃないのかなと思っています。

posted by dashi at 15:53| Comment(0) | 社会問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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