「だからあなたも生きぬいて」で一世を風靡した弁護士の大平光代さん。
青少年の更生に力を入れて活動して来ましたが、ハンパじゃない経歴の彼女に感化されて生き方を修正した若者も少なくないのではないでしょうか。
きょうネットのニュースで、彼女がバレンタインデーに婚姻届を出して再婚していたと知り、よかったねと私まで嬉しくなりました。
相手は50代の弁護士で、尊敬する人だったそうです。お互い再婚同士ということですから、今度こそ末永く幸せになってほしいですね。
大平光代さんの経歴はもうすでに有名ですが、なかなか興味深いのでここにも書いてみたいと思います。
1965年、べつに貧困家庭でも崩壊家族でもない普通の家に生まれたようです。
中学生のころすさまじいいじめに遭い、ナイフで割腹自殺を図りました。
でもおなかを切っただけじゃ人間死ねないらしいですね。入院治療のあと学校に行ったら、前よりもっといじめられたということでした。
(ここらへんの事情はよくわかりませんね、今なら「学校なんか無理して行かんでもいい」って親にも言われそうですけどね。外聞を気にする家庭だったのかな?)
周囲のフォローが噛み合なかったのか、彼女は非行に走り、16歳でヤクザの親分と結婚。一児ももうけ、縁日の屋台でたこ焼き焼いたりしたそうです。
極道の妻となった娘に親はビビリ、何も言えずに怖がっている。親に対してはそんな姿を見ることで溜飲を下げたようです。
その後離婚して大阪・北新地のクラブでホステスしていました。
22歳のとき幼い頃からの知人に偶然会い、
「いつまでもこんなことしてちゃダメだ。いじめたヤツらに復讐しなさい」
と説得されて一念発起。知人の言う「一番いい復讐」としてヤツらより上に行く決心をしたようです。
中学校しか出てないので、学歴を問わない資格ということでまず宅建(宅地建物取引主任)を狙いました。
中学校は出ていると言っても、彼女には小学生並みの学力しかなかったようです。足し算や掛け算もろくに出来ず、小学生用のドリルから勉強を始めました。
宅建は不動産の仲介や売買の時に必要とされる資格ですから、契約書などの漢字がたくさん出て来る。
その漢字の意味も読み方もほとんどわからないところからスタートしたそうです。
つい机から離れて逃げたくなるので、足をガムテープで椅子に縛り付けて勉強したと言います。
養父となって励まし続けた知人は恩人だけど、それに見事応えた彼女はエライ。
根深い復讐心をみごとに昇華させた、絶好の実例ですね。昔のいじめの復讐だと言って犯罪に走るようなかつてのいじめられっ子に、ぜひ見習ってほしいものです。
宅建合格のあと、また励まされて今度は司法書士を狙います。一度は落ちたけどこれにも見事合格。
そこで満足せず、今度は29歳で司法試験に一発合格しました。
眠っている8時間を除いてずっと受験勉強。食事や入浴時にもテープで法律の条文を聞いていたそうです。
受験勉強で働く時間(収入)はないから、安売りの納豆を買って来て3食食べていたそうです。(栄養はバッチリですね)
司法試験は中卒の人間にも受験資格があり、まったく独学でも狙える資格なのだと世間に知らしめた功績も大きいと思います。
今も彼女の身体には極道の妻だった時代の刺青が残り、割腹自殺を図った後遺症として内蔵に問題があるので、あまり長生きは出来ないだろうということです。
良き伴侶を得て思う存分働き、心残りのない幸せな人生を送ってほしいと願っています。
2006年03月30日
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大平氏には大阪市の市政改革で随分とがんばってもらいましたが、ほぼオール与党の壁は厚く、鳥取県並みの情報公開への道はまだまだ先になりそうです。大都会は危機感が弱いのかな? それとも、しがらみが多すぎるのかな? その一方で、大阪でも、思想「改革』=国家統制のほうは着々と進んでいますが・・。
大阪の市政改革ってしんどそうですね〜〜。よく知らないけど、しがらみ、汚職って根が深そうな。
女の細腕ではやれることにも限界がありそうですけど、これからは夫婦でばりばりやってほしいですね〜。
1度お話を聞く価値と思います。自分も障害児(聾者)あり育てました。
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