2008年08月27日

保護者会で

先日、息子の通う施設の保護者会があり、仕事を初めて休んで出席しました。
自閉症者ばかり50人余が通う施設なので、出席した保護者もすべて自閉症者の母親です。
今さらですが、4月から働いている新任職員の紹介がありました。その中に同じ法人が経営する自閉症者の入所施設から転勤してきた人がいて、保護者を見回して「(前のところより)お母さんたちがずいぶん若い」と話していました。
入所施設にお世話になるのは家庭で見られない事情がある場合が大半ですから、親が高齢だったり亡くなったりした人も多いと思います。
数ヶ月前まで養護学校に通っていた私の目から見れば今の施設はだいぶ高齢化した印象ですが、入所施設はもっとなのでしょう。

保護者会で「(今のところに)何歳まで通えるのか、年齢制限はないのか」と質問したお母さんがいました。
何歳までも大丈夫とのことでしたが、みんながずっと通い続けると(定員があるから)新しい人が入れないことになります。もう入っている者としては、後続のお母さんたちに羨ましがられ疎まれる立場。
本人はもちろん親にとっても居心地のいい特権階級といったところですが、来年以降入るのが難しい人たちに対しては、申し訳ないような複雑な思いがあります。
膨大な需要に応えられるような、自閉症に理解のある施設の充実を望みたいところです。

施設から保護者への要望として、「送迎バスのドアからは少し離れて待っていてほしい」というのがありました。
施設は乗換えが不便な駅まで送迎バスを出していますが、そこでちょっとしたトラブルがあったそうです。
ポイントの駅に到着して、中にいた利用者がすごい勢いで飛び出した。そしてドアの近くで待機していた他の利用者のお母さんを突き飛ばした、ようです。ぶつかられたお母さんは病院に行ったらしいので、転倒したのかもしれません。

ゆっくり歩いて移動できず、走らずにいられない自閉症者は少なくありません。バスや電車からも、ドアが空くが早いか全速力で駆け出す人もよく見かけます。地下鉄の車両の中を立っている人にぶつかりながら走っている人を見かけたときは、息子のお仲間だなと思いました。
止めさせたいところですが、どうにも出来ない人もいて、これも障害の特性の一つかもしれません。周囲に迷惑をかけるようだったら誰かが同行して制御しなければならないでしょうし、そういう意味では施設への送迎に対してもガイドヘルパーの導入を認めるべきだと思います。

自閉症者の親であることを改めて実感し、ちょっと気分を引き締めた保護者会でした。
posted by dashi at 23:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 自閉症関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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