2008年07月15日

器物損壊(チワワ)

器物損壊で逮捕、と聞くと、車の窓ガラスでも割ったような印象ですが、この男の場合相手はチワワ。すぐ後ろを散歩していたチワワを振り向きざま一発蹴り上げ、そのまま立ち去ろうとしたそうです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080715-00000058-mai-soci
<器物損壊>チワワ「怖い」 けり殺した44歳男逮捕 愛知

 飼い主と散歩中だった生後4カ月のチワワをけり殺したとして、愛知県警千種署は15日までに、名古屋市千種区清住町2、会社員、田中善行容疑者(44)を器物損壊容疑で逮捕、送検した。「犬が恐かった」と供述しているという。
 調べでは、田中容疑者は13日午後4時50分ごろ、千種区覚王山通9の歩道で、同区の男性会社員(40)が連れていたチワワの腹部を1回けりあげ、内臓破裂で死なせた疑い。後ろにチワワがいるのに気づくと、突然振り返り、無言でけったという。そのまま立ち去ろうとしたが、通行人の男性(47)に取り押さえられた。
 チワワは体高約20センチ、体重約2キロだった。


体重2キロということは、生まれたばかりの(人間の)赤ちゃん(3キロぐらい)よりずっと小さい。もともと小型で華奢な骨格の犬ですから、狙って蹴り上げられたらひとたまりもなかったでしょうね。
「怖かった」なら逃げるはずで、わざわざ蹴りには来ないでしょう。可愛がっていた飼い主の、わけもなく目の前で惨殺されたそのショックを思うと、気の毒で言葉もありません。親切な通行人が取り押さえてくれなかったら、怒りの向け場もなかったですね。
家族同様に可愛がっていたとしても、ペットはモノ扱いだから殺されても器物損壊になります。
最大でも量刑は「 3年以下の懲役、30万円以下の罰金、科料」。飼い主としては納得いかないかもしれませんね。

チワワというと先ごろはサラ金のCMで人気者でしたが、その昔「世界一小さい犬」として話題になった頃に比べるとずいぶん可愛らしい姿になったと思いました。
私が初めて見たのは雑誌のグラビアだったかテレビの画面だったか、日本で飼育されるようになったのは1970年代からだそうなので、そのころのことだと思います。
若い女性の腕に抱かれたびっくりするほど小さい生き物でした。今のような毛がふさふさした種ではなく、どちらかというとハダカみたいな犬でぎょっとしたのを覚えています。
アレが犬か? と私としては不満(不気味)でしたが、今チワワを見てそう思う人はいないでしょう。
日本ではふさふさしたのが人気ですが、欧米では短毛が好まれるそうで、文化の違いを感じます。

チワワは中国原産説などいくつかあるそうですが、チワワという名称はメキシコのチワワ州にちなむそうです。
メキシコのアステカ王朝時代(1325〜1521年)に捧げ物とされていた聖獣で、ペットとしても飼われていた「テチチ(Techichi)」という犬を祖先とする、という中南米説が有力のようですね。 テチチは人骨と一緒に埋葬されたのが見つかっているそうです。
チワワは活発で好奇心も旺盛、動きは敏捷。飼い主には忠実で、訓練してきちんとしたしつけを行いやすいそうです。 ペットとして人気が高いのもうなずけますね。
そんな、人の大事なペットをいきなり蹴り上げて殺し、「怖かったから」などとぬかす男には、きついお灸をお願いしたいものです。
posted by dashi at 21:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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