2010年12月04日

近況

12月1日に宅建の合格証書が届きました。一生有効の国家資格と思うと有難さも一入ですが、宅建主任者登録するには講習に通わなければならないし、登録料も高い(37000円プラスα)。登録はしないことになるでしょう。
残念ながらこれを生かす仕事が私に出来るとは思えません。
なにしろ息子の送迎優先、夜と週末は子守です。息子は破衣行動が再発したので、片時も目が離せません。夜はアイロンビーズ制作を手伝ったりもします。
私が自由になる時間は息子が不在となる平日の昼間だけ、今までに出来たのは食堂のおばちゃんとホームヘルパーだけでした。
不動産関係の仕事で夕方・週末働けないなんて、ありえないです。

では、なぜ宅建受験したのか。言えば小手調べといったところです。
ヘルパー先で人生の先輩をたくさん見ました。学ぶことも多かったですが、自分の無力さも含め歯がゆい思いをすることも多々ありました。そして、「私も近い将来、こうなるんだ」と当たり前のことですが強く実感し、自分の残り時間の少なさを思いました。
そんなある朝、起き抜けにぼんやりしているとき、娘に「何してるの」と声をかけられ、「砂時計の落ちる音を聞いているとこ」と反射的に口をついて出た言葉にはっとしました。
そう、私の残り時間は音を立てて流れていく。もう大半の砂は下に落ちてしまった。あと4分の1あるかどうか。
やり残したことがあるなら、すぐやらないと間に合わない。今のままでは、障害のある息子を育てるためにやりたいことが何にもできなかった(本当は息子のせいではないのは自分でもよくわかっている)、不本意な人生だったと愚痴を言うだけの余生になってしまう。これでは死んでも親に合わせる顔がないと思いました。

かといって私に何が出来るのか。
若い頃仕事の関係で勧められたことのある、宅建の解説書を開いてみました。
今はチャレンジする人も多くて難易度が上がったとはいえ、資格試験の中では別格に易しいCランク。(それでも見たことのない用語がてんこもりです)
前途洋洋の若い人と同じスタートラインに立つのだから、この宅建を独学で一発で取れないようなら、自分の能力に見切りをつけ諦めようと思いました。
幸いこのハードルはクリア。楽勝とはほど遠いながらも民法を面白く感じる余裕はありました。

宅建が足し算とすれば因数分解ぐらいかなと思いながら、今は司法書士の勉強中です。
現在、民法1044条のうち200条あたりに来たところ。まだ始めたばかりで、民法のあと民事訴訟法、不動産登記法、刑法など未知の分野にチャレンジが続きます。本試験を受けるのは再来年の7月。
独学は無理と判断しましたが、平日の昼間というコースがないので(渋谷本校にはあるらしい)Webコースを選択せざるを得ませんでした。自分でパソコンを見なくなればそれで終わり、勝負はモチベーションを維持できるかどうかです。
司法書士&成年後見人として知的障害者や高齢者の人生に寄り添う。学校出たての若い人よりはずっといい仕事が出来るつもりなのですが。身の程知らずの野望に終わらせず、自分自身納得のいく老後を送るべく頑張っていきたいと思っています。

posted by dashi at 20:24| Comment(2) | 身辺雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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