2010年11月11日

ヒーローラット

昨日の朝だったか、テレビで見かけた情報。アフリカのタンザニアで、地雷除去に、訓練されたネズミ・ヒーローラットが大活躍しているというのです。
ヒーローラットで検索してみたら、詳しく解説されたサイトがありました。
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2774225/6428536
ネズミと言ってもけっこう大きい種類で、日本では動物園でしか見かけないんじゃないかと思います。こういうネズミが野生でいたなら、食べる量もハンパじゃなくて穀物倉庫とかかなり荒らし、徹底駆逐の対象となりそうな気もするので、こういう形で人間と共存できるのはいい話だと思いました。

大型だから脳も大きいのか、案外賢くて、訓練すれば100%の成果を挙げるそうです。
地雷除去というと亡きダイアナ妃のヘルメット姿を思い出しますが、人力で除去するのはあまりに危険だし効率が悪い。ネズミは軽いので上に乗っても爆発しないし、ネズミらしくちょこまかと動いて素早く探し出していました。
大型の戦車みたいな地雷除去専用車の写真を見たことがありますが(バンバンと地面を叩いて爆発させる)、機械は故障が多くて経費がすごくかかるそうです。

それにしても、地雷原の地雷を除去するというのは、上流でどんどん不法投棄され続ける原油を手ですくってきれいにしようとしているようなもの。銃の取り締まりもそうですが、発生源(製造元)から断つ必要がありますね。
戦争がなぜ終わらないのか、誰が得をするのかを自分の頭で考える必要がある。そのためには考える余裕を生むための貧困の解消と、やはり子どものときからの教育だと思います。

このネズミ、結核菌の嗅ぎ分けも出来るので患者(保菌者?)の発見にも使えるということでした。日本のような栄養状態や医療環境がいい国では結核も死に至る病になることは少ないですが、結核の流行で命を落とす人が多い国もまだまだたくさん。感染源を発見できる意味は大きいでしょう。
使いようによっては人類のよき救命主としてヒーローぶりを発揮してくれそうです。
posted by dashi at 12:59| Comment(0) | 興味津々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月10日

守秘義務違反


例の尖閣諸島沖の事件のテープを流した罪で、名乗り出た海上保安庁の職員が逮捕されたようです。厳しい調べが続いて他の人が疑われたり、仲間内で疑心暗鬼になるのに耐えられなかったのかもしれないと個人的には思います。
テープを流して事実関係がはっきりし、世界中に広がって日中以外の第三者の目もあなどれない。中国からの圧力に対してもこれからは毅然と対応できるんじゃないかと思ってます。
「全く、何やってんだ、悪いのはあっちの船長だぞ。帰国して英雄視されるのは間違ってる。こんな明確な証拠テープがあるんだぞ」と、思い余ってテープを流してしまった職員の気持ち(ほかの動機があったのかどうかは知りませんが)もよくわかります。
それにしても、大きな騒ぎになってますが罪名は「守秘義務違反」。
海上保安庁職員は国家公務員らしいので、国家公務員法第100条違反になるかと思います。罰則としては、たいしたことありません。

国家公務員法
第百条  職員は、職務上知ることのできた秘密を漏らしてはならない。その職を退いた後といえども同様とする。 (以下略)
第百九条  次の各号のいずれかに該当する者は、一年以下の懲役又は五十万円以下の罰金に処する。


罰則はたいしたことないとしても、社会的制裁の方が大きいですね。
懲戒免職になるとしたら退職金も出ない。国家公務員としての安定した地位と収入、(たぶん)やりがいのある仕事、家庭生活を犠牲にしてまでも「義憤にかられて」やってしまったのかなあ、奥さんや子どもがいるなら可哀相だなあと思ってしまいます。高い海洋技術を持った人と思われるから、辞めてもほかに仕事はあるでしょうけどね。
政府が、テープをさっさと公開しておけばこんなことも起こらなかったのに。中国がどう出るか、性善説が通用する国かどうか、見極めが(メチャクチャ)甘かったんじゃないのかなと思っています。

posted by dashi at 15:53| Comment(0) | 社会問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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