2010年10月19日

心理的瑕疵物件(補足)


きのうの「心理的瑕疵物件」の補足です。
心理的瑕疵物件の内容ですが、先住者の自殺や幽霊・墓地以外に、
「近くに迷惑な住人(騒音おばさんとか?)がいる」
「近くに暴力団の事務所がある」「近くに宗教団体の本部が」
「交通事故が多い」「大きな病院の近く(救急車がひんぱんに通る)」
「葬儀所の近く」
などなど、たくさんありそうです。最近は公団でも瑕疵物件専門に募集しているところがあるそうなので、自殺じゃなくても孤独死とか傷害事件とか、いろいろあるのかもしれませんね。
寝る場所があれば十分、という人なら安くて助かる物件かもしれません。

宅建業法では、売買や賃貸の契約前に相手方に、物件の重要事項を説明しなくてはならないことになっていて(宅建主任者の仕事です)、これを怠ると厳しく罰せられます。
(業務停止、重大だと免許取り消し。罰則は2年以下の懲役、300万円以下の罰金、またはこれの併科。法人の場合は罰金1億円以下です!)
受験前に私がやっていた問題集に、
「自殺があったアパートだが、部屋自体はきれいで関係ないので説明する必要はない(○か×か?)」
という肢があって、これはもちろん×。
でも「おおかた10年以内」という慣例があるだけで、「何年間は説明しなければならない」という決まりはないようです。それに間に別の借主を入れればもういいのだそうで、自分の甥などに半年ばかり借りてもらって「洗う」、良心的とはいえない業者もいるそうです。

ところで、以前読んだ村上春樹さんのエッセイによれば、村上夫妻はカネがなかった若いころ(新婚時代だったかな)に、複数の線路に囲まれた三角州みたいな立地の(もちろん瑕疵物件で格安!)小さい家に住んでいたことがあるそうです。
電車の音を除けば静かで人通りもなくて(その家にたどり着くのが大変)快適だったとか。
でも飼い猫も危ないしで長くは住んでいられなかったようでした。音もですが、振動がハンパじゃなさそうですね。


posted by dashi at 17:01| Comment(0) | 興味津々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。