2010年04月06日

特発性正常圧水頭症

私が週一度、一時間半の生活援助で通っていた一人暮らしのお宅。
最愛のご主人を亡くして以降、もういつお迎えが来てもいいから怖いものなし。強盗が入ってきたら「ちょっとそこに座んなさい」と言って説教するの、と笑う愉快なおばあちゃま。85歳という高齢ながら好奇心旺盛、週刊朝日をはじめ男性向けの週刊誌を近くに住む息子さんと回し読みしています(読みたい記事があったから女性週刊誌を買ったら、ほかに読むところがなかった、そう)。
私とおしゃべりするのを楽しみに待っていて下さっていました。
私も、自分も歳を取ったらこんな感じになるんじゃないかなと親しみを覚えて、楽しく仕事をしていました。
ところが、一度キャンセルがあってどうされたのかと気にしていたら、なんと倒れていたのを発見されて水頭症が判明、ベッドの空く5月に手術が決まったそうです。

調べてみたら、「手術で治る認知症」とも言われる、高齢者特有の水頭症のよう。それまで反応のにぶい日があったり足元が多少おぼつかなかったのも、この病気のせいだったようです。
特発性正常圧水頭症
http://www.health.ne.jp/library/3000/w3000690.html
この病気のことなら、先日テレビでやっているのを私も見ました。認知症だからと周囲もあきらめていた人が、手術のあと別人のようにしゃんと暮らしていて、感動もの。気づかないままの人はずいぶんソンをしてるなあと思ったものでした。
私の通っていた方も、手術のあとはすっきりと元気になられるのだろうと思います。
でも当分は、一人暮らしは無理ということでケアプランが変わり、働ける時間に制約のある私は担当を外れることになりました。
こんなことでがっくりしていては仕事にならん、プロとは言えんと頭ではわかっていても、ここ数日元気が出ないでいます。
posted by dashi at 22:55| Comment(0) | 興味津々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月01日

海人草ほか

漢字パズルに「海人草」と出てきて、聞いたことないけどこんなのあるのかなと辞書を引きました。「かいにんそう」。通称マクリ、乾燥して虫下しに使われる海草らしいです。見た目どんなのだろうとパソコンを開き、画像で検索。干したのばかりの中、生育状態のままのがやっと見つかりました。
http://www-es.s.chiba-u.ac.jp/kominato/choshi/algae/kaisou/aka/makuri/makuri.html
奄美大島のような温かい海に生えている海草で、昔、衛生状態が悪くて寄生虫が多かった頃に、ギョウチュウや回虫の駆除用としてよく使われたそうです。
水洗式トイレが当たり前の今となっては使われることもまずないでしょう。私より少し上の世代にとってはおなじみのものかもしれません。

そしてこの「海人草」を検索していて、見つけたページ。
医学博士・藤田紘一郎(ふじた・こういちろう)氏(東京医科歯科大学名誉教授、人間総合科学大学教授)のインタビュー記事です。
藤田先生は何年か前に、「笑うカイチュウ」など一連の著書が大きな話題となり、寄生虫博士としてマスコミにもよく登場されていました。私の記憶では、確か、効果を実証するために本物のサナダムシを体内で「飼って」いらっしゃったと思います。
(サナダムシを使ったダイエットもそのころ話題になりました。マリア・カラスがサナダムシダイエットをしたのは本当のことらしいです)
先生の目的はもちろんダイエットではなくて、花粉症研究ではなかったでしょうか。
サナダムシを飼っていると花粉症にならないそうで、当時ほじり出したくなる目のかゆみに悩んでいた私は、ちょっと心が動いたものでした。
寄生虫で花粉症にならない医学的説明は、このページにあります。
http://eco.nikkeibp.co.jp/article/interview/20090304/100964/?P=3

同じインタビューの、こちらも興味深い内容です。
http://eco.nikkeibp.co.jp/article/interview/20090304/100964/?P=5
人間の皮膚の表面には悪質な微生物やアレルゲンから身を守る「皮膚常在菌」がいます。皮膚常在菌は表皮ブドウ球菌、ニキビ菌、真菌類など約10種類存在しますが、体を洗い過ぎると、この菌がなくなってドライスキン(乾燥肌)となり、アレルギーなどにかかりやすくなるのです。皮膚常在菌が弱ってくると白血球が活性酸素を出して処理します。この活性酸素が、皮膚を弱めるのです。
 ちなみに、皮膚常在菌は一度石鹸で体を洗うと90%もなくなることが実験で分かりました。ただし、10%残っていれば、若者ならば約12時間、高齢者ならば約20時間で元の状態に戻ります。ですから、体の洗い過ぎには注意しなければいけません。1日に何度も洗う必要はないのです。最近、大学の皮膚科に通院する患者さんの多くは、体の洗い過ぎに原因があるようです。何でも、やり過ぎはマイナスなんですね。

posted by dashi at 22:29| Comment(3) | 興味津々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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