2008年05月01日

ズボン破り

息子を迎えに行って帰ろうと信号を渡ったとたん、息子がだっと走り出しました。
なんか不吉な予感…ズボンを破る気じゃないかとイヤーな予感がありましたが、私が息子の速さで走れるわけもなく、出来るだけの急ぎ足で後を追いました。
道が歪曲していたり高架橋があったりで見通しが悪く、途中で全く息子の姿は見えませんでした。全速力で駆け抜けたものとみえます。
マラソン大会では走らなかったくせに、ムダに走るときだけは速い…。
結局約20分後に家に着いたら、門扉が開いていて、ビリビリに破ったズボンを手にした息子が立っていました。
私の顔を見るなり「ゴメンナサイ」を連発、叱ってほしそうにもじもじしていました。

この春からはユニクロのスウェットを卒業して、少しはこざっぱりした格好で通わせようと思っていました。
ジーンズみたいにきつい服は嫌いだろうから(と言うか、破るだろうから)、ウェストがぐるりとゴムの、おそらく年配者向けと思われる木綿のズボンをはかせていました(短足だから丈はつめる)。着心地は悪くないと思ったのですが…。
私に止められないように、一人になるために全速力で帰宅。思うままにビリビリできて、本人は満足だったでしょう。
昔、息子のことでぼやいたときに(何のことだったか思い出せませんが)、先輩お母さんに「無理に止めてもダメよ、そしたら隠れてやるようになるから」と忠告されたものでした。
追いつけない速さで先に帰ってビリビリするのも、「隠れてやる」のと同じ発想ですね。そんな知恵があるならほかで使えよ…と言いたくなりますが。

少し前に、シワがひどくてアイロン掛けようと思っていたズボンを破られたこともありました。このときは、つい油断して数日ほったままだったので、出しっぱなしにして片付けなかったこちらも悪かったと反省したものです。
でもきょうは、多少暑かったかもしれないけど、破られる理由はありません。連日着ているものを破られ続けた、あの悪夢のような日々が頭をよぎりました。
落ち着けば息子は一人で通うようになるだろう、と考えていたのは甘かったかもしれない。私は一生この子の送迎から解放されず、それも、ダイエットを兼ねて歩くというこちらの思惑どおりにはならないのかも。

まあでも、学校やスクールバスのポイントと比べるとはるかに近いので、送迎はずっとラクです。運動不足解消のために歩く、というのをあきらめて車にして、代わりに時々プールに通うというのもいいかもしれない。
知恵比べでは負けないハズ…なので、一枚うわてを行きたいところです。

きのう久しぶりに会った友人(ウチと同じような息子がいる人)に、彼女の趣味のさおり織りのことを「やってる?」と聞きました。すると「遠くに通うようになって、時間がないからこのごろはさっぱり」だそう。
「自分の趣味に熱中してると、子どものことがあと回しになっちゃうのよね」
「どうしても子どものことが優先順位の一位というのは、譲れないでしょう」
との言葉に深くうなずいたことでした。
私たち障害児・者の親は、「障害児の親」以外の顔も持つべきだとは思います。気晴らししたり視野を広げるのは大事なことだし、趣味と実益を兼ねたら言うことなし。難しいのはそのさじ加減、でしょうか。

余談ですが…。
私が最近ハマっているのは、「寿司打」というゲーム。タッチタイプ(ブラインドタッチ)練習用のソフトで、打てた文字に応じて寿司の皿が積みあがります。
http://neutral.x0.com/home/sushida/play1.html
コマギレの時間で出来るのがいいです。息子に中断させられても腹が立たない。
いつまでたっても初心者コースから抜けられない私ですが、美味しいお寿司を堪能した気分で楽しんでいます。そのうちここの文章もタッチタイプであっという間に打てるようになればいいのですが。
posted by dashi at 21:44| Comment(2) | TrackBack(0) | 身辺雑記