今年もあとわずかな時間を残すだけになりました。
このごろはあっという間に時間が過ぎて、この調子だと臨終の床で「えっ、もう!?」と叫んでしまいそうです。人生に退屈してないということで、喜んでいいことなのかもしれませんが…。
今年は昨年に引き続きこのブログで楽しめた一年でした。お付合いいただいた皆様に、深く感謝申し上げます、どうもありがとうございました。
今年は息子が20歳の誕生日を迎えました。
年齢にふさわしい成長は伴わない分、父親にも素直に祝福してもらえない息子ではありますが、大過なくここまで来たことに感慨を覚えています。
年が明けたら成人式、春には14年も通い続けた養護学校を卒業です。
長い冬休みもこれが最後、毎日通って作業に励む生活が待っています。
送迎に費やす時間が浮くのを心待ちにする一方、母子で14年間もなじんだ生活が激変することに対する不安もあります。一年後にはここにどんな感想を書いているか、自分でも楽しみです。
今年のちょっとした収穫は、ワードとエクセルの検定試験をクリアしたことと、そのとき投稿した一文が採用になって新聞に載ったことです。いい記念になりました。
とはいえ、新聞ではバッサリ短くされて大いに不満でした。手前味噌で恐縮ですが、削除されてない、投稿したもとの文章をここにコピペさせていただきます。
誕プレ
狙ったわけではないけれど、会場の日程で偶然※歳の誕生日にMOS(マイクロソフト・オフィス・スペシャリスト)検定試験を受けました。
スペシャリストと言っても、賢いパソコンがぱっぱと仕事してくれる、その指示の出し方を覚えて簡単な操作ができる程度ですが、この資格があると就職に俄然有利のようです。
今回私が受験したのはワード2003で、主に文書の作成に使われるものです。チラシやラベルを作ったり、ひな型どおりに文書を仕上げるにはとても便利なソフトですが、給料計算やデータ処理、表・グラフなどはエクセルというソフトの仕事となるので、パソコンを使った事務ならエクセルは必須です。
私は先月エクセル2003も取得したので、これで「ワードとエクセルは出来ます」と胸を張れると思うと嬉しい。何よりの誕生日プレゼントとなりました。
私には障害のある子どもがいるので、この子の養護学校通学を最優先にやってきました。送迎に時間がかかり、年中行事や夏休みなど長期の休みもあるため不本意ながら無職でいると、身内からは「遊んでいる」と言われて肩身が狭い。働いている人に対してコンプレックスもありました。
来春、子どもが通い慣れた学校を卒業する予定。そのあとはたぶん規則正しいスケジュールの作業所に通うことになるでしょう。これを機に、自由に働ける時間帯で年齢不問の職場を探して、私も少しは社会参加したい。ワードとエクセルはそのための小道具です。
無理せず元気で一年を有意義に過ごし、来年の誕生日にも、自分で満足のいくプレゼントをゲットできたらいいなと思っています。
きょうは家の大掃除をしてからスーパーに出かけたら、風邪がずっと治らないでいた息子がトイレに再三駆け込んだり、通路の真ん中で嘔吐して、ちょっとした騒ぎになったりしました。食欲はずっとあったので甘く見ていましたが、そうとう具合が悪かったのかもしれません。
ちょっと吐いた時点でビニール袋をあてがうのをとっさに思いつかず、被害拡大。半分ぐらいは間に合いましたが、私も動転していたのだとあとで思いました。突発時に、冷静に適切に行動するのはなかなか難しいです。
今年のお騒がせ納めでした。お正月は退屈でも家でおとなしくさせる必要がありそうです。
みなさまもどうぞご自愛ください。
来る2008年がよい年になりますよう。
2007年12月31日
2007年12月29日
一人っ子
今年は母を亡くしたので年賀状の代わりに喪中ハガキを出しました。
私が受け取った喪中ハガキも例年になく多く、そういう年齢なのだなあと思いました。
私と同じくらいの世代だったら、(障害児でなければ)子育てがほぼ終わって親世代を見送るころです。
息子の学校や訓練会で一緒のお母さんの中にも、喪中という人が何人もいるようでした。
我が家のお隣もおばあちゃんが亡くなったので、今年はお飾りもないようです。
ハガキを送ったら、返信にクリスマスカードをくれた古い友人がいました。
次女が生まれたころ、広島の借り上げ社宅(マンション)で一緒だった人です。ウチより少し上のおとなしい男の子二人のお母さんでした。
ご主人とのなれ初めを聞いたとき、高校の同窓会に行ったら、久しぶりに会ったクラスメートから翌日プロポーズの電話を貰った、というエピソードを恥ずかしそうに話していた、可愛いらしい人でした。
引っ越し以来ずっと会ってなくて、私の中ではその頃のイメージしかないので、再会したらさぞかし「浦島太郎だね!」と笑い転げることでしょう。
その彼女がカードに書いていたことで、そうか…と考えさせられたことがあります。
私は喪中ハガキの添え書きに、
「昨年十月には実父と相次いで亡くし、仲のいい夫婦だったのねときょうだいで話したことでした。」
と書いたのですが、そのことに対してと思われる、
「兄弟のいない私にはお身内が沢山いらっしゃるdashiさんが羨ましいです。思い出話ができるから」
との一文があったのです。
彼女が一人っ子とは知りませんでしたが、たしかに、思い出を共有できる兄弟姉妹が一人もいないというのは、(年を取ると)ずいぶん淋しいものかもしれないと思いました。
子どものころはたくさんいる姉たち(4人)を鬱陶しく思い、一人っ子の級友を羨ましがったこともある私。普段は遠くに住んでいるしめったに会うこともありませんが、思い出話ばかりでなく、いざというときには頼れる(かもしれない)安心感はありますね。
一人っ子は子どものころからだから慣れてるとはいえ、老後には心細い思いをするかもしれません。お墓の掃除や親戚づきあい、相続など、面倒でも避けては通れないということもあるでしょう。
兄弟がいて揉めるよりははるかにマシかもしれませんが…。
それにしても、一人だけのきょうだいが知的障害者、という人は、一人っ子よりももっと大変な思いをしそうですね。
中国は一人っ子政策のため、私たちが北京にいた頃のアーイーさん、コックさんもそれぞれ子どもは一人だけでした。
二人とも子どもは男の子でしたが、コックさんは女の子がほしかったそうです。
一人っ子政策に違反すると北京に住めなくなる(居留証を取上げられる?)から、諦めているものの、何人も自由に生める外国人が羨ましそうでした。
一人っ子政策は人権を侵害しているのは間違いないし、悪評も高いです。
一人っ子政策の影響で、一人の子どもを両親、双方の祖父母合わせて6人の大人が甘やかすため「小皇帝」と呼ばれる我の強い子どもたちが育ち、若い世代に離婚が急増という話も聞きます。
でもこの政策が施行されなかったら、爆発する人口に行き渡る食料もなかっただろう、政情が不安定でオリンピックどころじゃなかっただろう、と個人的には思っています。
日本は2006年の合計特殊出生率(1人の女性が一生に産む子供数)が1.32だそうです。
夫婦二人の間に生まれる子どもが二人未満だと、人口は自然に減少することになりますね。実際は男女同比で生まれない(男がちょっと多い)ことや出産可能年齢前に死亡する女性がいることなどから、合計特殊出生率は2.08が人口増減の境目とされているようです。
1.32という数字は前年の1.26より少し持ち直していますが、今の状況が続けばいずれ一人っ子が普通となりそうですね。
少子化はお隣の韓国でもっと深刻なようです。なんと1.08! 一目瞭然のグラフがありますので、どうぞご覧ください。
http://www2.ttcn.ne.jp/~honkawa/1550.html
私が受け取った喪中ハガキも例年になく多く、そういう年齢なのだなあと思いました。
私と同じくらいの世代だったら、(障害児でなければ)子育てがほぼ終わって親世代を見送るころです。
息子の学校や訓練会で一緒のお母さんの中にも、喪中という人が何人もいるようでした。
我が家のお隣もおばあちゃんが亡くなったので、今年はお飾りもないようです。
ハガキを送ったら、返信にクリスマスカードをくれた古い友人がいました。
次女が生まれたころ、広島の借り上げ社宅(マンション)で一緒だった人です。ウチより少し上のおとなしい男の子二人のお母さんでした。
ご主人とのなれ初めを聞いたとき、高校の同窓会に行ったら、久しぶりに会ったクラスメートから翌日プロポーズの電話を貰った、というエピソードを恥ずかしそうに話していた、可愛いらしい人でした。
引っ越し以来ずっと会ってなくて、私の中ではその頃のイメージしかないので、再会したらさぞかし「浦島太郎だね!」と笑い転げることでしょう。
その彼女がカードに書いていたことで、そうか…と考えさせられたことがあります。
私は喪中ハガキの添え書きに、
「昨年十月には実父と相次いで亡くし、仲のいい夫婦だったのねときょうだいで話したことでした。」
と書いたのですが、そのことに対してと思われる、
「兄弟のいない私にはお身内が沢山いらっしゃるdashiさんが羨ましいです。思い出話ができるから」
との一文があったのです。
彼女が一人っ子とは知りませんでしたが、たしかに、思い出を共有できる兄弟姉妹が一人もいないというのは、(年を取ると)ずいぶん淋しいものかもしれないと思いました。
子どものころはたくさんいる姉たち(4人)を鬱陶しく思い、一人っ子の級友を羨ましがったこともある私。普段は遠くに住んでいるしめったに会うこともありませんが、思い出話ばかりでなく、いざというときには頼れる(かもしれない)安心感はありますね。
一人っ子は子どものころからだから慣れてるとはいえ、老後には心細い思いをするかもしれません。お墓の掃除や親戚づきあい、相続など、面倒でも避けては通れないということもあるでしょう。
兄弟がいて揉めるよりははるかにマシかもしれませんが…。
それにしても、一人だけのきょうだいが知的障害者、という人は、一人っ子よりももっと大変な思いをしそうですね。
中国は一人っ子政策のため、私たちが北京にいた頃のアーイーさん、コックさんもそれぞれ子どもは一人だけでした。
二人とも子どもは男の子でしたが、コックさんは女の子がほしかったそうです。
一人っ子政策に違反すると北京に住めなくなる(居留証を取上げられる?)から、諦めているものの、何人も自由に生める外国人が羨ましそうでした。
一人っ子政策は人権を侵害しているのは間違いないし、悪評も高いです。
一人っ子政策の影響で、一人の子どもを両親、双方の祖父母合わせて6人の大人が甘やかすため「小皇帝」と呼ばれる我の強い子どもたちが育ち、若い世代に離婚が急増という話も聞きます。
でもこの政策が施行されなかったら、爆発する人口に行き渡る食料もなかっただろう、政情が不安定でオリンピックどころじゃなかっただろう、と個人的には思っています。
日本は2006年の合計特殊出生率(1人の女性が一生に産む子供数)が1.32だそうです。
夫婦二人の間に生まれる子どもが二人未満だと、人口は自然に減少することになりますね。実際は男女同比で生まれない(男がちょっと多い)ことや出産可能年齢前に死亡する女性がいることなどから、合計特殊出生率は2.08が人口増減の境目とされているようです。
1.32という数字は前年の1.26より少し持ち直していますが、今の状況が続けばいずれ一人っ子が普通となりそうですね。
少子化はお隣の韓国でもっと深刻なようです。なんと1.08! 一目瞭然のグラフがありますので、どうぞご覧ください。
http://www2.ttcn.ne.jp/~honkawa/1550.html
2007年12月27日
豆喰い
おせちを用意する季節となり、店頭に並んだ黒豆をよく見かけます。
丹波の黒豆と、同じ種類ながら産地が違うものとでは、値段に数倍の開きがあるそうです。私にはその差がよくわかりませんが、たしかに丹波の黒豆は粒が大きくて美味しそうに見えますね。
黒豆というのは皮の黒い大豆(黒大豆)のこと。栄養的には、黒い皮の色素に含まれる「アントシアニン」以外、大豆と全く変わりがないそうです。
ただこのアントシアニンはブルーベリーでもよく知られている物質で、視力低下や眼病予防に効果があるほか、抗酸化作用で美容や老化防止。また血管を強くし血行をよくするので、冷え性や肩こり、腰痛にも効果があるスグレモノです。
もちろん、大豆自体の栄養も大きいですね。
おせちの煮豆だけでなく、最近はココアやお茶、煎餅などでも人気がある黒豆ですが、さもありなん。
私の田舎では黒豆を食べる習慣がなくて、私の家だけのことかどうかは知りませんが、おせちにはいつも大皿に盛られた金時豆(赤紫)の煮豆が置かれていました。
私が初めて黒豆を食べたのは大人になってからでした。甘い砂糖味しか知らなかったので醤油味の煮豆にはとても驚き、箸が進まなかったのを覚えています。
黒豆を煮たのは今でもほとんど食べませんが、食べ慣れた金時豆や白花豆は大好きなのでよく作ります。手っ取り早く市販の煮豆パックを買って来ることもありますが、買ったのは豆が甘すぎるのと柔らかすぎるのが不満です。
腐敗防止に甘くしているのなら、今の時代それは不要なのでは。食べ切りサイズならなおさら、お菓子のように甘くする必要は全くないと思うのです。
煮豆は煮るだけなので簡単なようだけど、皮が割れたり焦げ付かせたりとなかなか失敗も多いです。
先日テレビで、炊飯器で作る煮豆が紹介されていたので試しにやってみたところ、これが素晴らしい出来。かなり砂糖を控えたので、ふっくらとした甘くない煮豆が出来上がりました。
そのまま食べてもいいし、サラダやシチューに入れても美味しかったです。
どの程度水を吸うか見当をつけるのが難しいし、煮詰められないから煮汁が無駄になるという欠点はありますが、スイッチを押すだけで柔らかく煮えるので興味がある方は一度お試し下さい。
おばあちゃんを引き取って同居を始めた知人が、それ以来便秘知らずで体調がいいと話していました。
おばあちゃんは歯が悪くて硬いものは食べられない。小さく切った具を大豆と煮た五目豆や、豆腐料理を毎日のように作るようになったから、そのせいだろうという話です。豆類はそれまであまり食べなかったそうです。
豆に多い食物繊維は水分を保って腸内で膨張し、排便を促進させます。その際、腸内のコレステロールや有害物質を吸着して排出するため、コレステロールが原因の動脈硬化や大腸がんなどの発生を抑える。また血糖の上昇をおだやかにして、糖尿病など生活習慣病の予防や治療にも役立つそうです。
私はかねがね、豆類は、もっと積極的に食べたらいいと思っています。
楳図かずおさんがインタビューで好きな食べ物を聞かれ、「甘い豆」と答えていました。
http://umezz.com/interview/page14.html
「はい、えっとね、1に豆類。特に、ぼく、好きなのは、甘い豆。うずら豆の甘くしたやつ。で、2番目は、さつまいものてんぷら。だから、「いも、豆、根っこ」というのが、ぼくの好きな食べ物ですね。」
あの痩せぎすの身体にみなぎるパワーの秘密は「豆喰い」にあるようですね。やっぱりダイエットや健康維持にとても効果がありそうです。
丹波の黒豆と、同じ種類ながら産地が違うものとでは、値段に数倍の開きがあるそうです。私にはその差がよくわかりませんが、たしかに丹波の黒豆は粒が大きくて美味しそうに見えますね。
黒豆というのは皮の黒い大豆(黒大豆)のこと。栄養的には、黒い皮の色素に含まれる「アントシアニン」以外、大豆と全く変わりがないそうです。
ただこのアントシアニンはブルーベリーでもよく知られている物質で、視力低下や眼病予防に効果があるほか、抗酸化作用で美容や老化防止。また血管を強くし血行をよくするので、冷え性や肩こり、腰痛にも効果があるスグレモノです。
もちろん、大豆自体の栄養も大きいですね。
おせちの煮豆だけでなく、最近はココアやお茶、煎餅などでも人気がある黒豆ですが、さもありなん。
私の田舎では黒豆を食べる習慣がなくて、私の家だけのことかどうかは知りませんが、おせちにはいつも大皿に盛られた金時豆(赤紫)の煮豆が置かれていました。
私が初めて黒豆を食べたのは大人になってからでした。甘い砂糖味しか知らなかったので醤油味の煮豆にはとても驚き、箸が進まなかったのを覚えています。
黒豆を煮たのは今でもほとんど食べませんが、食べ慣れた金時豆や白花豆は大好きなのでよく作ります。手っ取り早く市販の煮豆パックを買って来ることもありますが、買ったのは豆が甘すぎるのと柔らかすぎるのが不満です。
腐敗防止に甘くしているのなら、今の時代それは不要なのでは。食べ切りサイズならなおさら、お菓子のように甘くする必要は全くないと思うのです。
煮豆は煮るだけなので簡単なようだけど、皮が割れたり焦げ付かせたりとなかなか失敗も多いです。
先日テレビで、炊飯器で作る煮豆が紹介されていたので試しにやってみたところ、これが素晴らしい出来。かなり砂糖を控えたので、ふっくらとした甘くない煮豆が出来上がりました。
そのまま食べてもいいし、サラダやシチューに入れても美味しかったです。
どの程度水を吸うか見当をつけるのが難しいし、煮詰められないから煮汁が無駄になるという欠点はありますが、スイッチを押すだけで柔らかく煮えるので興味がある方は一度お試し下さい。
おばあちゃんを引き取って同居を始めた知人が、それ以来便秘知らずで体調がいいと話していました。
おばあちゃんは歯が悪くて硬いものは食べられない。小さく切った具を大豆と煮た五目豆や、豆腐料理を毎日のように作るようになったから、そのせいだろうという話です。豆類はそれまであまり食べなかったそうです。
豆に多い食物繊維は水分を保って腸内で膨張し、排便を促進させます。その際、腸内のコレステロールや有害物質を吸着して排出するため、コレステロールが原因の動脈硬化や大腸がんなどの発生を抑える。また血糖の上昇をおだやかにして、糖尿病など生活習慣病の予防や治療にも役立つそうです。
私はかねがね、豆類は、もっと積極的に食べたらいいと思っています。
楳図かずおさんがインタビューで好きな食べ物を聞かれ、「甘い豆」と答えていました。
http://umezz.com/interview/page14.html
「はい、えっとね、1に豆類。特に、ぼく、好きなのは、甘い豆。うずら豆の甘くしたやつ。で、2番目は、さつまいものてんぷら。だから、「いも、豆、根っこ」というのが、ぼくの好きな食べ物ですね。」
あの痩せぎすの身体にみなぎるパワーの秘密は「豆喰い」にあるようですね。やっぱりダイエットや健康維持にとても効果がありそうです。
2007年12月26日
ディズニーシーで
訓練会のイベントで、ディズニーシーに行ってきました。
福祉バスの貸切で、高速道路を通って行きました。息子にとってはなじみのない路線です。
途中渋滞したので着いたのは10時半近くでしたが、駐車場はガラガラ、バスは入り口のすぐそばに駐車できました。
入ってすぐのところに大きな地球儀があり、そこで記念撮影したあと小グループに分かれました。
ディズニー大好きの若いボラさんがファストパスのことを教えてくれたおかげで、あとでたいして並ばずに一番人気のアトラクション(ジェットコースタータイプ)に乗ることも出来て、息子は珍しく声を上げて喜んでいました。
ディズニーシーは息子も私も初めて行くところで、期待半分不安半分というところでしたが、かすかな予感が的中。
昼食後に連れと別れ(こちらが先に食べ終わって、待つのも大変そうだったので)息子と二人になって間もなく、ダッシュした息子を見失ってしまいました。ほんの2、3秒先に坂を駆け下りて、後に続いた私の前には4方向に分かれた道。
たぶんこっちだろうと見当をつけた私の判断が間違っていたのか、息子の好奇心が勝って飛ぶように走ったのか、姿が見当たりません。
初めてのところでは特に、ダッシュして先に行っても少し先で私を待っていることが多いのですが、きょうはダッシュするたびにボラさんや連れの子どもたちに押さえられていたので、自由に出来て嬉しかったのだと思います。
クリスマスイベントが終わった後は来場者が一気に減るそうで、きょうはお天気に恵まれた割りに空いていました。午後になって増えてきてはいましたが、ごった返すというほどではありません。
見通しがきかないことはなかったのに、途中で会った仲間(3組)に事情を話して気をつけてもらっても、いっこうに見つかりません。
迷子センターに登録してもらって、何かあったらわかるようにはしておきました。
迷子と言っても幼児でもないので、園側も敬遠気味。人に迷惑かけなきゃ一人で楽しむのもいいんだけど、集合時間もあるし…とだんだん焦ってきました。
はぐれて2時間近くたってまた迷子センターに寄ったら、上司という中年の男性が出てきて服装など詳しい情報を聞き、やっと保安要員に情報を流すと言ってくれました。一人でふらふら歩いていたら声をかけるけど、行列に並んでいたらそれは出来ないとの説明に、それはそうだろうなあとうなずきました。
集合時間になったので訓練会の長(古い友人なので、見たら携帯電話に番号がありました)に電話したら、バスにはみんなまだあまり戻ってきてないとのこと。
「ウチの子、戻ってないよね」とヤケ気味に聞いたら「え? とっくに戻ってるよ」。ええーーっ!!
なんと、はぐれた時から一時間後には戻ってきていたそうです。お母さんはどうしたのかな、と思った人(添乗員さん)もいたけど、本人が平然としているから(!)承知の上なのだろうと判断したらしい。
私の携帯の番号は知らない人がほとんどなので、連絡もつかなかったのでした。
私が焦って探し回り、迷子センターで詳細な情報を説明していたときには、とっくにバスに戻って誰かからお菓子を貰って食べまくっていた(リュックの中に包み紙がたくさん…)のでした。
私も「もしかしたら、バスに戻っているかも」とチラッと思わないでもなかったのですが、初めての場所、初めてのバスだから、まさかそれはないだろうと油断したのでした。
正直に言えば、出口までは行ったのですが(そこでふらふらしているのを期待して)、スタンプを押してもらっていったん外に出て、バスまで往復する(たぶん…)のがめんどくさかったのです。ズボラが高くつきました。
バスにいるとわかったので、迷子センターにお礼を言い、ペットボトルを一本買ってバスに戻りました。
私の顔を見てすぐボトルに手を伸ばした息子、さぞかしのどが渇いただろうと思ったことでした。
2時半から海?で大きなショーがあったので、もしかしたらそれを見ていたのかもしれません。ショーの最後に花火が上がったときに、耳を押さえて走る息子を仲間が見かけたそうです。声をかけたけどあっという間にいなくなったと…。
花火が上がったときには私も人垣の後ろを歩いていたので、直線距離にしたら近くにいたのかもしれないと思いました。
そこから(あまり遠くないので)偶然地球儀を見つけて、出入り口がわかったのかもしれません。
それにしても、似たようなバスがずらりと並んだ中でどうやってウチのバスを見つけたのか、仲間がしきりに感心したり不思議がっていました。
はぐれたのが後半だったおかげで、それなりにシーを楽しめました。アリエールのショーはダイナミックだったし、潜水艦や列車などもあまり待たずに乗ることが出来て、冬休みのいい思い出になりました。
福祉バスの貸切で、高速道路を通って行きました。息子にとってはなじみのない路線です。
途中渋滞したので着いたのは10時半近くでしたが、駐車場はガラガラ、バスは入り口のすぐそばに駐車できました。
入ってすぐのところに大きな地球儀があり、そこで記念撮影したあと小グループに分かれました。
ディズニー大好きの若いボラさんがファストパスのことを教えてくれたおかげで、あとでたいして並ばずに一番人気のアトラクション(ジェットコースタータイプ)に乗ることも出来て、息子は珍しく声を上げて喜んでいました。
ディズニーシーは息子も私も初めて行くところで、期待半分不安半分というところでしたが、かすかな予感が的中。
昼食後に連れと別れ(こちらが先に食べ終わって、待つのも大変そうだったので)息子と二人になって間もなく、ダッシュした息子を見失ってしまいました。ほんの2、3秒先に坂を駆け下りて、後に続いた私の前には4方向に分かれた道。
たぶんこっちだろうと見当をつけた私の判断が間違っていたのか、息子の好奇心が勝って飛ぶように走ったのか、姿が見当たりません。
初めてのところでは特に、ダッシュして先に行っても少し先で私を待っていることが多いのですが、きょうはダッシュするたびにボラさんや連れの子どもたちに押さえられていたので、自由に出来て嬉しかったのだと思います。
クリスマスイベントが終わった後は来場者が一気に減るそうで、きょうはお天気に恵まれた割りに空いていました。午後になって増えてきてはいましたが、ごった返すというほどではありません。
見通しがきかないことはなかったのに、途中で会った仲間(3組)に事情を話して気をつけてもらっても、いっこうに見つかりません。
迷子センターに登録してもらって、何かあったらわかるようにはしておきました。
迷子と言っても幼児でもないので、園側も敬遠気味。人に迷惑かけなきゃ一人で楽しむのもいいんだけど、集合時間もあるし…とだんだん焦ってきました。
はぐれて2時間近くたってまた迷子センターに寄ったら、上司という中年の男性が出てきて服装など詳しい情報を聞き、やっと保安要員に情報を流すと言ってくれました。一人でふらふら歩いていたら声をかけるけど、行列に並んでいたらそれは出来ないとの説明に、それはそうだろうなあとうなずきました。
集合時間になったので訓練会の長(古い友人なので、見たら携帯電話に番号がありました)に電話したら、バスにはみんなまだあまり戻ってきてないとのこと。
「ウチの子、戻ってないよね」とヤケ気味に聞いたら「え? とっくに戻ってるよ」。ええーーっ!!
なんと、はぐれた時から一時間後には戻ってきていたそうです。お母さんはどうしたのかな、と思った人(添乗員さん)もいたけど、本人が平然としているから(!)承知の上なのだろうと判断したらしい。
私の携帯の番号は知らない人がほとんどなので、連絡もつかなかったのでした。
私が焦って探し回り、迷子センターで詳細な情報を説明していたときには、とっくにバスに戻って誰かからお菓子を貰って食べまくっていた(リュックの中に包み紙がたくさん…)のでした。
私も「もしかしたら、バスに戻っているかも」とチラッと思わないでもなかったのですが、初めての場所、初めてのバスだから、まさかそれはないだろうと油断したのでした。
正直に言えば、出口までは行ったのですが(そこでふらふらしているのを期待して)、スタンプを押してもらっていったん外に出て、バスまで往復する(たぶん…)のがめんどくさかったのです。ズボラが高くつきました。
バスにいるとわかったので、迷子センターにお礼を言い、ペットボトルを一本買ってバスに戻りました。
私の顔を見てすぐボトルに手を伸ばした息子、さぞかしのどが渇いただろうと思ったことでした。
2時半から海?で大きなショーがあったので、もしかしたらそれを見ていたのかもしれません。ショーの最後に花火が上がったときに、耳を押さえて走る息子を仲間が見かけたそうです。声をかけたけどあっという間にいなくなったと…。
花火が上がったときには私も人垣の後ろを歩いていたので、直線距離にしたら近くにいたのかもしれないと思いました。
そこから(あまり遠くないので)偶然地球儀を見つけて、出入り口がわかったのかもしれません。
それにしても、似たようなバスがずらりと並んだ中でどうやってウチのバスを見つけたのか、仲間がしきりに感心したり不思議がっていました。
はぐれたのが後半だったおかげで、それなりにシーを楽しめました。アリエールのショーはダイナミックだったし、潜水艦や列車などもあまり待たずに乗ることが出来て、冬休みのいい思い出になりました。
2007年12月24日
動物クイズ、信天翁
きのう上野動物園に行った際、中国語の案内図を貰ってきました。
入ってすぐのところに、各国語で書かれた園内案内図(A4のカラー刷りを三つ折りにしたもの)が置いてあります。
上野動物園は交通至便なところにあるし、日本語の出来ない観光客もたくさん来園するでしょう。
案内所に詰めている受付嬢も各国語に堪能な人が揃っているわけじゃないでしょうから、こういうリーフレットがあると客も園側もお互いに助かると思います。
どのくらい知っているかな、と試してみた中国語の動物名。案外わかりませんでした。
日本人にとっては漢字を手がかりに類推できるものもあるので、ひとつ、クイズで楽しんでみてください。
☆次の中国語で表す動物は?(答えは文末に)
1)大熊猫、小熊猫
2)斑馬
3)長頚鹿
4)袋鼠
5)海狸
上野にはいなかった(と思う)けど、アホウドリって中国語でどう言うんだろう? と辞書を引いてみました。(ちなみに広辞苑でも同じでした。日本語では阿房鳥」とも書くようです)
ちょっと驚き、そうなのかと納得したのは「信天翁」とあったことです。
あの詩が「信天翁」だったのは、中国語が日本語にそのまま導入されたものだったのね、と。
私が中学生のときだったか、国語の教科書に「信天翁」と書いて「おきのたいふ」とルビをふった詩が載っていました。
格調高くて強く印象に残っていますが、今検索してみたら全文載せたサイトがありました。
http://shomon.net/kansi/siika1.htm
発表からはもう50年以上経っているでしょう、著作権の問題は出ないのかもしれませんね。
何十年ぶりかに読んで、あらためて当時の高揚を思い出しました。こういうのは好き好きでしょうから、私のツボにはまったというだけのことかもしれませんが…。
船員が捕まえたアホウドリを描写したボードレールの詩を、上田敏が訳したもののようです。
個人的な感想としては、もしかしたら原文より格調高いんじゃないかな、と。
信天翁(おきのたいふ)
波路遥けき徒然の 慰草と船人は、
八重の潮路の海鳥の沖の太夫を生擒りぬ、
楫(かじ)の枕のよき友よ心閑けき飛鳥(ひちょう)かな、
奥津潮騒すべりゆく舷(ふなばた)近くむれ集ふ。
ただ甲板に据ゑぬればげにや笑止の極みなる。
この青雲の帝王も、足どりふらゝ、拙くも、
あはれ、眞白き双翼は、たゞ徒らに廣ごりて、
今は身の仇、益も無き二つの櫂と曳きぬらむ。
天飛ぶ鳥も、降りては、やつれ醜き痩姿
昨日羽根のたかぶりも、今はた鈍(おぞ)に痛はしい、
煙管(きせる)に嘴(はし)をつゝかれて、心無しには嘲けられ、
しどろの足を模ねされて、飛行(ひぎょう)の空に憧がるゝ。
雲居の君のこのさまよ、世の歌人(うたびと)に似たらずや、
暴風雨(あらし)を笑ひ、風凌ぎ猟男(さつお)の弓をあざみしも、
地の下界にやらはれて、勢子の叫びに煩えば、
太しき双の羽根さへも起居(たちゐ)妨ぐ足まとひ。
アホウドリは成鳥になると体重約7s、翼を広げると2.5mにもなります。
この大きさだから、飛び立つときには助走をして風に乗る必要がある、と私は習いました。だから生け捕りになって狭い甲板に置かれたら、この詩のように飛び立てないのだと。
大きい分、ヘリコプターのように垂直に飛び立つのは無理なのでしょうね。
アホウドリは生涯一夫一妻性で、相手が死亡するまでつがい関係を維持。また、再婚までには2-3年を要するそうです。アホウと呼ぶのも気の毒になる誠実さですね。
一度に一個の卵しか産まず、雌雄交替で約65日間抱いてあたためる。そのあと約4か月間、両親がひなに餌を与えて育てるそうです。
これほどに少産で成長に時間がかかるから、かつての日本のように、乱獲されると絶滅の危機に瀕するのでしょうね。
※クイズの答え
1)これは簡単でしょうか、でもパンダは大熊猫の方ですよ。小さい方は、レッサーパンダです。
2)シマウマ。
3)キリン。
4)カンガルー。ずいぶん大きな「鼠」ですね。
5)ビーバー。
入ってすぐのところに、各国語で書かれた園内案内図(A4のカラー刷りを三つ折りにしたもの)が置いてあります。
上野動物園は交通至便なところにあるし、日本語の出来ない観光客もたくさん来園するでしょう。
案内所に詰めている受付嬢も各国語に堪能な人が揃っているわけじゃないでしょうから、こういうリーフレットがあると客も園側もお互いに助かると思います。
どのくらい知っているかな、と試してみた中国語の動物名。案外わかりませんでした。
日本人にとっては漢字を手がかりに類推できるものもあるので、ひとつ、クイズで楽しんでみてください。
☆次の中国語で表す動物は?(答えは文末に)
1)大熊猫、小熊猫
2)斑馬
3)長頚鹿
4)袋鼠
5)海狸
上野にはいなかった(と思う)けど、アホウドリって中国語でどう言うんだろう? と辞書を引いてみました。(ちなみに広辞苑でも同じでした。日本語では阿房鳥」とも書くようです)
ちょっと驚き、そうなのかと納得したのは「信天翁」とあったことです。
あの詩が「信天翁」だったのは、中国語が日本語にそのまま導入されたものだったのね、と。
私が中学生のときだったか、国語の教科書に「信天翁」と書いて「おきのたいふ」とルビをふった詩が載っていました。
格調高くて強く印象に残っていますが、今検索してみたら全文載せたサイトがありました。
http://shomon.net/kansi/siika1.htm
発表からはもう50年以上経っているでしょう、著作権の問題は出ないのかもしれませんね。
何十年ぶりかに読んで、あらためて当時の高揚を思い出しました。こういうのは好き好きでしょうから、私のツボにはまったというだけのことかもしれませんが…。
船員が捕まえたアホウドリを描写したボードレールの詩を、上田敏が訳したもののようです。
個人的な感想としては、もしかしたら原文より格調高いんじゃないかな、と。
信天翁(おきのたいふ)
波路遥けき徒然の 慰草と船人は、
八重の潮路の海鳥の沖の太夫を生擒りぬ、
楫(かじ)の枕のよき友よ心閑けき飛鳥(ひちょう)かな、
奥津潮騒すべりゆく舷(ふなばた)近くむれ集ふ。
ただ甲板に据ゑぬればげにや笑止の極みなる。
この青雲の帝王も、足どりふらゝ、拙くも、
あはれ、眞白き双翼は、たゞ徒らに廣ごりて、
今は身の仇、益も無き二つの櫂と曳きぬらむ。
天飛ぶ鳥も、降りては、やつれ醜き痩姿
昨日羽根のたかぶりも、今はた鈍(おぞ)に痛はしい、
煙管(きせる)に嘴(はし)をつゝかれて、心無しには嘲けられ、
しどろの足を模ねされて、飛行(ひぎょう)の空に憧がるゝ。
雲居の君のこのさまよ、世の歌人(うたびと)に似たらずや、
暴風雨(あらし)を笑ひ、風凌ぎ猟男(さつお)の弓をあざみしも、
地の下界にやらはれて、勢子の叫びに煩えば、
太しき双の羽根さへも起居(たちゐ)妨ぐ足まとひ。
アホウドリは成鳥になると体重約7s、翼を広げると2.5mにもなります。
この大きさだから、飛び立つときには助走をして風に乗る必要がある、と私は習いました。だから生け捕りになって狭い甲板に置かれたら、この詩のように飛び立てないのだと。
大きい分、ヘリコプターのように垂直に飛び立つのは無理なのでしょうね。
アホウドリは生涯一夫一妻性で、相手が死亡するまでつがい関係を維持。また、再婚までには2-3年を要するそうです。アホウと呼ぶのも気の毒になる誠実さですね。
一度に一個の卵しか産まず、雌雄交替で約65日間抱いてあたためる。そのあと約4か月間、両親がひなに餌を与えて育てるそうです。
これほどに少産で成長に時間がかかるから、かつての日本のように、乱獲されると絶滅の危機に瀕するのでしょうね。
※クイズの答え
1)これは簡単でしょうか、でもパンダは大熊猫の方ですよ。小さい方は、レッサーパンダです。
2)シマウマ。
3)キリン。
4)カンガルー。ずいぶん大きな「鼠」ですね。
5)ビーバー。
2007年12月23日
ここに行きたい
午後には晴れたので、息子と散歩に出かけました。
行き先は決めないままとりあえず駅に行って、上りの普通電車に乗りました。
少しは(運動と気分転換のため)歩く距離がある、少しは私にも行く意味のあるところ、息子が嫌がらない…と条件を満たすところで、私としては川崎大師にお参りに行きたいと考えました。
母の物故は年齢的に無理もないところだし、その後ごたつくこともなかった。親戚一同みんな元気で、今年はまずまずの一年でした。
昨年暮れに手を合わせたところには、出来たらお礼を申し上げたいところです。
ところが川崎駅で大師線に乗り換えようとしたら、息子が激しく拒否します。
二つ前の駅から、次(の次)で降りるよと予告して大事を取ったつもりでした。そこでイラナイと始まらなかったので大丈夫と思いましたが、いざ降りようとしたら嫌がって私を引きずらんばかり。仕方ないので先に行くことにしました。
前にも一度こんなことがあって、そのときは上野動物園に行ったのでした。不忍池沿いを歩いて蓮の花が咲いているのを珍しく見学し、アメ横を通って御徒町から電車に乗りました。
上野かあ、交通費は多少かかるけど、それもいいかと思い直しました。
様子を見ていたら息子もそのつもりのようで、先に立ってどんどん歩きます。
品川の乗り換えも「こっちでしょ、ボク知ってるよ」と言いたげ。
Suicaを持たせておけば一人で勝手に行くことも出来そうです。ホントはそうしたいのかもしれません、やらせてあげる勇気が私にないだけ。
上野に着いて、駅前の信号が青になるのを待ってダッシュした息子を見失わないように、早足で追いかけました。
幸い桜の季節のような混雑はなく、ずっと視界の中に収めることが出来ました。
入園前に自動販売機のカルピスソーダを飲んだからか、それとも寒かったからか、(恒例の?)売店のアイス(ソフトクリーム)はほしがりませんでした。
動物園の中では二回見失いましたが、ちゃんと少し先で待っていて、私が見つけるのを確認してから先に行きます。前回通った場所をなぞっているようでした(気に入ったのでしょう)。
自分が主導権を持って先に行き、私が追いかけるような形が、息子の自尊心を満足させるのだろうと思います。それが出来ない場合もあるけど、きょうは時間も行き先も決まってない散歩だからOK.
歩いてもすぐですが、息子のお気に入りらしいモノレールにも乗りました。
冬枯れの不忍池がよく見えて、前に来たときは(春休みでした)びっしり茂っていた蓮の葉がすっかり枯れてしまい、野鳥も寒そうに縮こまっているのが印象的でした。
そのあともずっと息子主導の行程。
「ここに行きたい」と言葉に出しては言えないけれど、行きたいところに行ける自由というのは、思えば素晴らしいものですね。きょうはかなり満喫できたと思います。
前にも行った、不忍池の弁天様でお参りして(ここにもお礼を言えてよかったです)、ミスド(ミスタードーナツ)で一休みして、アメ横の混雑の中を御徒町駅まで歩きました。
買い物などしていたら息子を見失いそうなので、横目でチラチラ見るだけです。
数の子やスルメの安売りをしていて、「えっ、もう?」と驚きましたが、考えたらお正月ももうすぐですね。
帰りは行きと違うルートで、途中から路線バスに乗りました。
これが予想外の渋滞に巻き込まれて時間がかかり、降りる一つ手前のバス停あたりからもじもじ。走って家に着くなり「トイレに行ってきます!」と叫んで直行した息子でした。
きょうはたっぷり行きたいところに行って、満足した様子です。
わざわざ上野まで行ったのにもったいない話、パンダもベンガルトラも見てない。まあ、仕方ないですね。
息子を目で追いながら動物園を駆け抜けたきょうの私の収穫は、ガラパゴスゾウガメと目が合ったことと(2秒くらい)、ガラガラヘビの尻尾の先にある、音を出す器官がはっきり見えたこと。
吹くと鳴りそうな、笛みたいな形に見えました。どんな音か聞いてみたい、興味津々です。
行き先は決めないままとりあえず駅に行って、上りの普通電車に乗りました。
少しは(運動と気分転換のため)歩く距離がある、少しは私にも行く意味のあるところ、息子が嫌がらない…と条件を満たすところで、私としては川崎大師にお参りに行きたいと考えました。
母の物故は年齢的に無理もないところだし、その後ごたつくこともなかった。親戚一同みんな元気で、今年はまずまずの一年でした。
昨年暮れに手を合わせたところには、出来たらお礼を申し上げたいところです。
ところが川崎駅で大師線に乗り換えようとしたら、息子が激しく拒否します。
二つ前の駅から、次(の次)で降りるよと予告して大事を取ったつもりでした。そこでイラナイと始まらなかったので大丈夫と思いましたが、いざ降りようとしたら嫌がって私を引きずらんばかり。仕方ないので先に行くことにしました。
前にも一度こんなことがあって、そのときは上野動物園に行ったのでした。不忍池沿いを歩いて蓮の花が咲いているのを珍しく見学し、アメ横を通って御徒町から電車に乗りました。
上野かあ、交通費は多少かかるけど、それもいいかと思い直しました。
様子を見ていたら息子もそのつもりのようで、先に立ってどんどん歩きます。
品川の乗り換えも「こっちでしょ、ボク知ってるよ」と言いたげ。
Suicaを持たせておけば一人で勝手に行くことも出来そうです。ホントはそうしたいのかもしれません、やらせてあげる勇気が私にないだけ。
上野に着いて、駅前の信号が青になるのを待ってダッシュした息子を見失わないように、早足で追いかけました。
幸い桜の季節のような混雑はなく、ずっと視界の中に収めることが出来ました。
入園前に自動販売機のカルピスソーダを飲んだからか、それとも寒かったからか、(恒例の?)売店のアイス(ソフトクリーム)はほしがりませんでした。
動物園の中では二回見失いましたが、ちゃんと少し先で待っていて、私が見つけるのを確認してから先に行きます。前回通った場所をなぞっているようでした(気に入ったのでしょう)。
自分が主導権を持って先に行き、私が追いかけるような形が、息子の自尊心を満足させるのだろうと思います。それが出来ない場合もあるけど、きょうは時間も行き先も決まってない散歩だからOK.
歩いてもすぐですが、息子のお気に入りらしいモノレールにも乗りました。
冬枯れの不忍池がよく見えて、前に来たときは(春休みでした)びっしり茂っていた蓮の葉がすっかり枯れてしまい、野鳥も寒そうに縮こまっているのが印象的でした。
そのあともずっと息子主導の行程。
「ここに行きたい」と言葉に出しては言えないけれど、行きたいところに行ける自由というのは、思えば素晴らしいものですね。きょうはかなり満喫できたと思います。
前にも行った、不忍池の弁天様でお参りして(ここにもお礼を言えてよかったです)、ミスド(ミスタードーナツ)で一休みして、アメ横の混雑の中を御徒町駅まで歩きました。
買い物などしていたら息子を見失いそうなので、横目でチラチラ見るだけです。
数の子やスルメの安売りをしていて、「えっ、もう?」と驚きましたが、考えたらお正月ももうすぐですね。
帰りは行きと違うルートで、途中から路線バスに乗りました。
これが予想外の渋滞に巻き込まれて時間がかかり、降りる一つ手前のバス停あたりからもじもじ。走って家に着くなり「トイレに行ってきます!」と叫んで直行した息子でした。
きょうはたっぷり行きたいところに行って、満足した様子です。
わざわざ上野まで行ったのにもったいない話、パンダもベンガルトラも見てない。まあ、仕方ないですね。
息子を目で追いながら動物園を駆け抜けたきょうの私の収穫は、ガラパゴスゾウガメと目が合ったことと(2秒くらい)、ガラガラヘビの尻尾の先にある、音を出す器官がはっきり見えたこと。
吹くと鳴りそうな、笛みたいな形に見えました。どんな音か聞いてみたい、興味津々です。
2007年12月22日
間一髪
私が20年以上も毎日のようにハンドルを握りながら、たいした事故もなく平和に暮らしているのは、とてつもない幸運なのかもしれない、とあらためて思ったニュースでした。
まさに間一髪。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071222-00000010-maip-soci
前のトラックが跳ね上げたらしい、直径3cm長さ1.5mの鉄パイプが、フロントガラスを突き破って後部の床に突き刺さった。
運転中の男性はとっさによけ、額をちょっとかすっただけですんだようです。
パイプはシートとドアの間を通ったそうですが、写真を見ると運転席の真上からナナメに刺さった様子。
これで軽傷というのはそうとうに運のいい人だと思いました。
「間一髪」と言えば、今年はすごいのがありました。
8月20日の中華航空機炎上、間一髪の脱出劇 です。
台北発の中華航空機が、沖縄県の那覇空港へ着陸直後(わずか8分後)に炎上した事故。機体が炎に包まれる中、乗客乗員165人は間一髪で全員無事に(軽傷一人)避難しました。
お昼前の事故でしたからまわりが明るくて、脱出・誘導にはいくらか有利だったでしょう。ニュース映像も鮮明でしたし、乗客にも撮影した人が多かったですね。
山のような荷物を抱えたままシューターを降りてくる乗客の姿が印象的でした。
火災は1時間ほどで鎮火。骨組みを残して真っ黒に焼け焦げた機体は、間一髪で免れた大惨事を暗示していました。
ずいぶん前の事件みたいですが、まだ半年も経ってないんですね。
「間一髪」で検索したら、こんなニュースも見つかりました。
振り込め詐欺、間一髪阻止 大垣の主婦機転http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20071208/200712081034_3526.shtml
先月22日に同市内のスーパーのATMで、携帯電話で指示を受けながら振り込み操作をする同市内在住の女性(72)を目撃。数日前に「県警安全・安心メール」で配信されて知った社会保険事務所職員を名乗り、「医療費を還付する」と言い、ATMを操作させて振り込ませる手口ではと思い、同署に電話で相談。女性に声を掛けて振り込みを中止させた。
詐欺に引っかかりそうになっていた女性は、もと銀行員で「自分がだまされる訳がないと自信を持つあまり」、声をかけた女性を逆に不審がったそうです。
「まさか私が」と思うような人でも油断できないようですね。
これから年明けにかけて増えるかもしれない「大トラ」の間一髪もありました。
酔って線路に転落も間一髪助かった
http://www.nikkansports.com/general/f-gn-tp0-20071001-264273.html
…午後8時5分ごろ、市営地下鉄御堂筋線の新大阪駅で、酔った…男性(71)がホームから線路に転落。直後に電車が通過したが、レールとレールの間にうつぶせに倒れ、間一髪無事だった。
…男性は転落した際、頭を打つ軽傷。男性は相当酔っており、ホームをふらふら歩いているうちに転落した。気付いた運転士が非常ブレーキをかけたが間に合わず、うつぶせの男性の上を約20メートル通過した。線路と地下鉄の床下とのすき間は約40センチだった。
停車後、男性は自力ですき間からはい出し、駆けつけた駅員がホームに担ぎ上げた。
事故にならなかったのは幸いですが、
「上下21本が最大18分遅れ、約1万8000人に影響した」そうです。
全くはた迷惑なラッキーマンですね。こってり絞って、二度と泥酔しないように誓わせてほしい。間一髪の奇跡、二度目はないでしょうし。
まさに間一髪。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071222-00000010-maip-soci
前のトラックが跳ね上げたらしい、直径3cm長さ1.5mの鉄パイプが、フロントガラスを突き破って後部の床に突き刺さった。
運転中の男性はとっさによけ、額をちょっとかすっただけですんだようです。
パイプはシートとドアの間を通ったそうですが、写真を見ると運転席の真上からナナメに刺さった様子。
これで軽傷というのはそうとうに運のいい人だと思いました。
「間一髪」と言えば、今年はすごいのがありました。
8月20日の中華航空機炎上、間一髪の脱出劇 です。
台北発の中華航空機が、沖縄県の那覇空港へ着陸直後(わずか8分後)に炎上した事故。機体が炎に包まれる中、乗客乗員165人は間一髪で全員無事に(軽傷一人)避難しました。
お昼前の事故でしたからまわりが明るくて、脱出・誘導にはいくらか有利だったでしょう。ニュース映像も鮮明でしたし、乗客にも撮影した人が多かったですね。
山のような荷物を抱えたままシューターを降りてくる乗客の姿が印象的でした。
火災は1時間ほどで鎮火。骨組みを残して真っ黒に焼け焦げた機体は、間一髪で免れた大惨事を暗示していました。
ずいぶん前の事件みたいですが、まだ半年も経ってないんですね。
「間一髪」で検索したら、こんなニュースも見つかりました。
振り込め詐欺、間一髪阻止 大垣の主婦機転http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20071208/200712081034_3526.shtml
先月22日に同市内のスーパーのATMで、携帯電話で指示を受けながら振り込み操作をする同市内在住の女性(72)を目撃。数日前に「県警安全・安心メール」で配信されて知った社会保険事務所職員を名乗り、「医療費を還付する」と言い、ATMを操作させて振り込ませる手口ではと思い、同署に電話で相談。女性に声を掛けて振り込みを中止させた。
詐欺に引っかかりそうになっていた女性は、もと銀行員で「自分がだまされる訳がないと自信を持つあまり」、声をかけた女性を逆に不審がったそうです。
「まさか私が」と思うような人でも油断できないようですね。
これから年明けにかけて増えるかもしれない「大トラ」の間一髪もありました。
酔って線路に転落も間一髪助かった
http://www.nikkansports.com/general/f-gn-tp0-20071001-264273.html
…午後8時5分ごろ、市営地下鉄御堂筋線の新大阪駅で、酔った…男性(71)がホームから線路に転落。直後に電車が通過したが、レールとレールの間にうつぶせに倒れ、間一髪無事だった。
…男性は転落した際、頭を打つ軽傷。男性は相当酔っており、ホームをふらふら歩いているうちに転落した。気付いた運転士が非常ブレーキをかけたが間に合わず、うつぶせの男性の上を約20メートル通過した。線路と地下鉄の床下とのすき間は約40センチだった。
停車後、男性は自力ですき間からはい出し、駆けつけた駅員がホームに担ぎ上げた。
事故にならなかったのは幸いですが、
「上下21本が最大18分遅れ、約1万8000人に影響した」そうです。
全くはた迷惑なラッキーマンですね。こってり絞って、二度と泥酔しないように誓わせてほしい。間一髪の奇跡、二度目はないでしょうし。
2007年12月21日
冬休み初日
ウチの息子はきょうから冬休みです。1月7日まで、なんと18連休。
こんな長期の冬休みはもう最後(来年は27日か28日まで出ることになるらしい)とはいえ、公共施設が休みになる年末年始をはさんでの18日間、どう過ごそうかと早くも頭の痛いことです。
関西の姉たちの家をホテル代わりに神戸・大阪・京都見物、なんてのも考えましたが、人も多そうだし、繁華街やお寺回ったって息子自身は楽しくないだろうな…と断念。
今年もまた近場で初詣のはしごとなりそうです。
今朝は銀行と郵便局に行く用があり、それが終わって帰宅した時に、ダメモトで玄関周りの雑草取りに誘ってみました。
虫が嫌いな息子は土いじりは苦手、今までにやってくれたのは私がむしった草を捨てに行くことぐらいでした。
知的障害者の進路として園芸関係もありますが、ウチの子はゼッタイ無理でしょう。でもそこをクリアして家の雑用を手伝ってくれたら、私もとても助かります。
いったん家に入ってからでは拒否られるのはわかっているので、玄関より奥に行く前に声をかけたところ
なぜかうまくいって、すんなりお手伝いしてくれました。
新しい軍手をはめ、雑草用のハサミで、まずは枯れたオジギソウを切ってもらいました。
以前100円だったか98円だったかで買ってきた鉢植えのオジギソウを花壇に植えたところ、何もしないのに翌年も生えてきて(一年草です)株も増え、大きく育ったものです。
種が飛んだらしく、下にある車庫のコンクリートの隙間からも芽が出て、元気に育ちました。
夏場にピンクの可愛い花が咲きますし、葉っぱはさわると閉じて(おじぎまではあまりしない)面白いのですが、茎にトゲがあってこれがさわるとけっこう痛いのです。
もう枯れて種がついているオジギソウを刈り取って、枯れたのやら枯れないのやら雑草を刈ったり抜いたりしました。カヤ(すすき)もあるので、気をつけないと手を切ります。
息子が草を取って私が紙袋に詰める、という共同作業がよかったのか、嫌がる様子もなく頑張ってくれました。着実に成長しているなあ…と、ちょっと嬉しくもありました。
ときどき前の道路に草を投げますが、それもご愛嬌。あとでざっと掃きました。
郵便の差込口の下の位置に、前の住人が植えたヒイラギ南天があります。
今まで肥料一つやったことないのに、毎年元気に黄色い花と藍色の実をつけますが、これは葉っぱが尖ってて痛い。こんな感じの葉↓ですが、ウチのはびっしりです。
http://blogs.dion.ne.jp/eport_ys/archives/3560679.html
時々葉っぱや枝を落としてはいましたが、もっとばっさり切ろうかと息子にやらせてみたところ、予想外の熱中ぶり。
「もうそのくらいでいいよ」といった、あいまいな終わり方は自閉症者は苦手です。
案の定私の制止は聞かず、葉っぱと蕾のついた枝を全部切ってしまいました。残ったのはくねくねと曲がった丸裸の細い幹のみ。
ま、いいか。郵便配達の人やチラシを入れる人は喜ぶだろうと苦笑しました。
午後は(遠くて)なじみのないイトーヨーカドーへドライブがてら出かけ、ご希望の味噌ラーメンを食べてご機嫌でした。
困ったのはその後、私がレジで買い物の支払いをしている間に(ほんの数秒?です)パン屋さん(テナント)に飛び込んで、小さい籠に入った試食用のパンを(ガッと掴んでほとんど全部?)貪り食ったらしい…こと。ゴメンナサーイ。
こんな長期の冬休みはもう最後(来年は27日か28日まで出ることになるらしい)とはいえ、公共施設が休みになる年末年始をはさんでの18日間、どう過ごそうかと早くも頭の痛いことです。
関西の姉たちの家をホテル代わりに神戸・大阪・京都見物、なんてのも考えましたが、人も多そうだし、繁華街やお寺回ったって息子自身は楽しくないだろうな…と断念。
今年もまた近場で初詣のはしごとなりそうです。
今朝は銀行と郵便局に行く用があり、それが終わって帰宅した時に、ダメモトで玄関周りの雑草取りに誘ってみました。
虫が嫌いな息子は土いじりは苦手、今までにやってくれたのは私がむしった草を捨てに行くことぐらいでした。
知的障害者の進路として園芸関係もありますが、ウチの子はゼッタイ無理でしょう。でもそこをクリアして家の雑用を手伝ってくれたら、私もとても助かります。
いったん家に入ってからでは拒否られるのはわかっているので、玄関より奥に行く前に声をかけたところ
なぜかうまくいって、すんなりお手伝いしてくれました。
新しい軍手をはめ、雑草用のハサミで、まずは枯れたオジギソウを切ってもらいました。
以前100円だったか98円だったかで買ってきた鉢植えのオジギソウを花壇に植えたところ、何もしないのに翌年も生えてきて(一年草です)株も増え、大きく育ったものです。
種が飛んだらしく、下にある車庫のコンクリートの隙間からも芽が出て、元気に育ちました。
夏場にピンクの可愛い花が咲きますし、葉っぱはさわると閉じて(おじぎまではあまりしない)面白いのですが、茎にトゲがあってこれがさわるとけっこう痛いのです。
もう枯れて種がついているオジギソウを刈り取って、枯れたのやら枯れないのやら雑草を刈ったり抜いたりしました。カヤ(すすき)もあるので、気をつけないと手を切ります。
息子が草を取って私が紙袋に詰める、という共同作業がよかったのか、嫌がる様子もなく頑張ってくれました。着実に成長しているなあ…と、ちょっと嬉しくもありました。
ときどき前の道路に草を投げますが、それもご愛嬌。あとでざっと掃きました。
郵便の差込口の下の位置に、前の住人が植えたヒイラギ南天があります。
今まで肥料一つやったことないのに、毎年元気に黄色い花と藍色の実をつけますが、これは葉っぱが尖ってて痛い。こんな感じの葉↓ですが、ウチのはびっしりです。
http://blogs.dion.ne.jp/eport_ys/archives/3560679.html
時々葉っぱや枝を落としてはいましたが、もっとばっさり切ろうかと息子にやらせてみたところ、予想外の熱中ぶり。
「もうそのくらいでいいよ」といった、あいまいな終わり方は自閉症者は苦手です。
案の定私の制止は聞かず、葉っぱと蕾のついた枝を全部切ってしまいました。残ったのはくねくねと曲がった丸裸の細い幹のみ。
ま、いいか。郵便配達の人やチラシを入れる人は喜ぶだろうと苦笑しました。
午後は(遠くて)なじみのないイトーヨーカドーへドライブがてら出かけ、ご希望の味噌ラーメンを食べてご機嫌でした。
困ったのはその後、私がレジで買い物の支払いをしている間に(ほんの数秒?です)パン屋さん(テナント)に飛び込んで、小さい籠に入った試食用のパンを(ガッと掴んでほとんど全部?)貪り食ったらしい…こと。ゴメンナサーイ。
2007年12月19日
署名活動
息子の学校から「きょうされん 第31次国会請願署名・募金運動にご協力ください」というチラシが回ってきました。
「きょうされん」というのは、旧称:共同作業所全国連絡会。
成人期の障害者や家族、関係者の願いをもとに、小規模作業所問題の解決をはじめ障害者施策の発展を目指している団体です。
今回の署名は障害者自立支援法の「応益負担」をなくすことを求めるものでした。
もともとほとんど収入がない障害者に、負担を求めること自体酷な話。
こんな弱い者いじめしなくたって、あるところにはあるだろうと腹が立ちます。
応益負担のために通所していた施設に通えなくなる例は実際に聞きますし、卒業間近の息子がすぐ直面する問題ですから、私としても他人事ではありません。
自立支援法に反対する署名活動や抗議行動は再三繰り返されているはずで、だから福田首相も無視できなくなったのか、見直しを口にしていたと思います。
抗議の決起集会に駆けつけたりハンストする元気もない私に出来ることは、署名活動に協力するぐらいだなあ…とペンを取りました。
署名用紙には10人分の欄があり、それぞれカンパを募って金額を書き入れる欄もあります。
1、2年前にも同じ署名をやったなあ、全く同じ体裁だった、と思い出しました。そのときは用紙が足りなかったのか、コピーしたものが配布されていました。
私の家族や身内で十人分を埋め(本来はいけないことですが、やっている人が大半だと思います)、一人50円見当で500円玉を添えて提出したような記憶があります。
全国では山のような署名が集まったでしょうし、集まった書類を整理して提出するのもそうとう労力を使う仕事だと思います。それだけの署名に込められた国民の思いをすぐにでも受け止めてほしいものですが、一度や二度の署名では全く手ごたえがなくて、何度も何度も繰り返さなければならないのでしょうか。
卒業も近いから学校で集めるのはこれが最後かも…と自分の名前・住所を書き入れました。でもそこで手が止まりしばし考えたのは、こんな昔ながらの署名活動は、もう時代に合わないんじゃないかということでした。
私のような当事者が署名しなくて誰がするんだ、という強い思いはあります。それでも今回、10人分を埋めることには抵抗があり、書くのを止めてしまいました。
個人情報保護法の施行から以降、一般大衆の、個人情報への意識は大きく変わったと思います。
以前なら街角の署名運動にも(趣旨に賛同できるものなら)気軽に応じていた私も、最近は住所や名前を書き込むのに迷いを感じるようになりました。
ましてや、いくら身内とはいっても人の名前や住所を勝手に記入するのは、今は許されることではないと思います。
その署名した用紙が悪用されるかもしれないから、というのではなくて、名前や住んでいる所というプライバシーをさらけ出す(のを求められる)ことに平気でなくなった、ということですね。
余談ですが、日本では表札を出している家庭が大半ですが、世界的に見たらこれは珍しいそうですね。郵便物は名前でなく住所で届くそうです。
家族の名前や住所を書いた表札もありますが、考えようによってはとても危険なことだと思います。
いいことと信じて必死でたくさんの署名を集めている人に、その熱意を否定するような物言いで恐縮ですが、もう、他の手段を考えるべき時代ではないかと思います。
「きょうされん」というのは、旧称:共同作業所全国連絡会。
成人期の障害者や家族、関係者の願いをもとに、小規模作業所問題の解決をはじめ障害者施策の発展を目指している団体です。
今回の署名は障害者自立支援法の「応益負担」をなくすことを求めるものでした。
もともとほとんど収入がない障害者に、負担を求めること自体酷な話。
こんな弱い者いじめしなくたって、あるところにはあるだろうと腹が立ちます。
応益負担のために通所していた施設に通えなくなる例は実際に聞きますし、卒業間近の息子がすぐ直面する問題ですから、私としても他人事ではありません。
自立支援法に反対する署名活動や抗議行動は再三繰り返されているはずで、だから福田首相も無視できなくなったのか、見直しを口にしていたと思います。
抗議の決起集会に駆けつけたりハンストする元気もない私に出来ることは、署名活動に協力するぐらいだなあ…とペンを取りました。
署名用紙には10人分の欄があり、それぞれカンパを募って金額を書き入れる欄もあります。
1、2年前にも同じ署名をやったなあ、全く同じ体裁だった、と思い出しました。そのときは用紙が足りなかったのか、コピーしたものが配布されていました。
私の家族や身内で十人分を埋め(本来はいけないことですが、やっている人が大半だと思います)、一人50円見当で500円玉を添えて提出したような記憶があります。
全国では山のような署名が集まったでしょうし、集まった書類を整理して提出するのもそうとう労力を使う仕事だと思います。それだけの署名に込められた国民の思いをすぐにでも受け止めてほしいものですが、一度や二度の署名では全く手ごたえがなくて、何度も何度も繰り返さなければならないのでしょうか。
卒業も近いから学校で集めるのはこれが最後かも…と自分の名前・住所を書き入れました。でもそこで手が止まりしばし考えたのは、こんな昔ながらの署名活動は、もう時代に合わないんじゃないかということでした。
私のような当事者が署名しなくて誰がするんだ、という強い思いはあります。それでも今回、10人分を埋めることには抵抗があり、書くのを止めてしまいました。
個人情報保護法の施行から以降、一般大衆の、個人情報への意識は大きく変わったと思います。
以前なら街角の署名運動にも(趣旨に賛同できるものなら)気軽に応じていた私も、最近は住所や名前を書き込むのに迷いを感じるようになりました。
ましてや、いくら身内とはいっても人の名前や住所を勝手に記入するのは、今は許されることではないと思います。
その署名した用紙が悪用されるかもしれないから、というのではなくて、名前や住んでいる所というプライバシーをさらけ出す(のを求められる)ことに平気でなくなった、ということですね。
余談ですが、日本では表札を出している家庭が大半ですが、世界的に見たらこれは珍しいそうですね。郵便物は名前でなく住所で届くそうです。
家族の名前や住所を書いた表札もありますが、考えようによってはとても危険なことだと思います。
いいことと信じて必死でたくさんの署名を集めている人に、その熱意を否定するような物言いで恐縮ですが、もう、他の手段を考えるべき時代ではないかと思います。
2007年12月18日
量刑
福岡で泥酔した若い公務員が前の車にぶつけて川に落とし、幼い子ども3人が溺死した事件。
当然「危険運転致死罪」の適用になるものだと思ってましたが、地裁では「業務上過失致死」の適用になるかもしれないそうです。
http://www.asahi.com/national/update/1218/SEB200712180010.html
3児死亡で危険運転罪見送り 福岡地裁、業過致死適用か
25年と7年半。「適用できる最高刑に3倍以上の開き」があります。
厳正な法を適用となると、一般大衆の感情とはかけ離れてしまうのかもしれませんね。
それにしても、いったん逃走したあと戻ってアルコール検査をしたとき、泥酔の基準でなかったということらしいですが、私の記憶が正しければ、この加害者は直後にアルコール濃度を下げるために大量の水を飲んだ、という報道がありました(個人的には、のどに指を突っ込んで吐いてから水をがぶ飲みすると下がりそうに思いますが…)。あれはウソだったんでしょうか。
逃げないですぐ救出を手伝っていれば一人は助かったかもしれないのにとか、別人が運転していたことにしようとしたとんでもないヤツだとか、加害者に対してはかなり感情的な報道が多かったのも確かだとは思います。
裁判所は冷静な判断をしましょうということなんでしょうか。
たしかに、最長25年という刑期は、死刑の次の無期と長さとしては代わらないと思います(無期は15年程度で出所することもあるようです)。
残忍な強盗殺人でも(殺したのが一人なら)無期になることもあるようですから、結果は重大としても明確な殺意を持って虐殺したのとは違うこの事件、25年が適当かどうかは難しいところですね。
このニュースをさっきテレビでやってましたが、被害者の父親が出したというコメントには感銘を受けました。
加害者には厳罰をもって処してもらいたいが、裁判所の冷静で公平な判断については、それを受け入れましょう、といった内容でした。
いたいけな子どもを3人も、一度に失った無念さには私も心が痛みます。
たった7年かそこらの刑期では到底納得できないでしょう。
「死刑にしてくれ!」と言いたいんじゃないかと思います。冬の海に投げ込んで、子どもたちのように苦しみながら死なせろ、と叫びたいかもしれません。
でもこの父親は、そういうことは口にしなかった。事件のあと生まれた赤ちゃんと静かに生きることを望んでいるのかもしれません。
この事件をきっかけに道路交通法が大幅に改正されて、飲酒運転が激減したという現実があります。
運転のみならず、街から酔っ払いの姿が減ったという波及効果もあったと思います。
毎年暮れになると満杯だった酔っ払い収容施設「ブタ箱」が、出番がなくなって閉鎖されるというニュースも聞きました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071216-00000914-san-soci
子どもたちの死は無駄にはならなかった。親の無念さは埋まらないにしても、結果的に飲酒(運転)で命を落とす人を多数救ったということは言えるでしょう。
言いたいことはぐっと呑み込んで、感情的なコメントを抑えた父親は立派だと思います。
当然「危険運転致死罪」の適用になるものだと思ってましたが、地裁では「業務上過失致死」の適用になるかもしれないそうです。
http://www.asahi.com/national/update/1218/SEB200712180010.html
3児死亡で危険運転罪見送り 福岡地裁、業過致死適用か
25年と7年半。「適用できる最高刑に3倍以上の開き」があります。
厳正な法を適用となると、一般大衆の感情とはかけ離れてしまうのかもしれませんね。
それにしても、いったん逃走したあと戻ってアルコール検査をしたとき、泥酔の基準でなかったということらしいですが、私の記憶が正しければ、この加害者は直後にアルコール濃度を下げるために大量の水を飲んだ、という報道がありました(個人的には、のどに指を突っ込んで吐いてから水をがぶ飲みすると下がりそうに思いますが…)。あれはウソだったんでしょうか。
逃げないですぐ救出を手伝っていれば一人は助かったかもしれないのにとか、別人が運転していたことにしようとしたとんでもないヤツだとか、加害者に対してはかなり感情的な報道が多かったのも確かだとは思います。
裁判所は冷静な判断をしましょうということなんでしょうか。
たしかに、最長25年という刑期は、死刑の次の無期と長さとしては代わらないと思います(無期は15年程度で出所することもあるようです)。
残忍な強盗殺人でも(殺したのが一人なら)無期になることもあるようですから、結果は重大としても明確な殺意を持って虐殺したのとは違うこの事件、25年が適当かどうかは難しいところですね。
このニュースをさっきテレビでやってましたが、被害者の父親が出したというコメントには感銘を受けました。
加害者には厳罰をもって処してもらいたいが、裁判所の冷静で公平な判断については、それを受け入れましょう、といった内容でした。
いたいけな子どもを3人も、一度に失った無念さには私も心が痛みます。
たった7年かそこらの刑期では到底納得できないでしょう。
「死刑にしてくれ!」と言いたいんじゃないかと思います。冬の海に投げ込んで、子どもたちのように苦しみながら死なせろ、と叫びたいかもしれません。
でもこの父親は、そういうことは口にしなかった。事件のあと生まれた赤ちゃんと静かに生きることを望んでいるのかもしれません。
この事件をきっかけに道路交通法が大幅に改正されて、飲酒運転が激減したという現実があります。
運転のみならず、街から酔っ払いの姿が減ったという波及効果もあったと思います。
毎年暮れになると満杯だった酔っ払い収容施設「ブタ箱」が、出番がなくなって閉鎖されるというニュースも聞きました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071216-00000914-san-soci
子どもたちの死は無駄にはならなかった。親の無念さは埋まらないにしても、結果的に飲酒(運転)で命を落とす人を多数救ったということは言えるでしょう。
言いたいことはぐっと呑み込んで、感情的なコメントを抑えた父親は立派だと思います。
2007年12月17日
人の値段
きょう興味深い記事を見つけました。
「諺と格言の社会学 」のページで、
(http://www5b.biglobe.ne.jp/~geru/page011.html)
Every man has his price.(だれにも賄賂は効くものだ)
というタイトルの文章です。
直訳では「人に は皆値段がある」。それが 英和辞典では「買収できない人はいない」「だれにも 賄賂は効くものだ」と訳されているそうです。
念のため辞書を引いてみたら、priceに「買収金、わいろ」という意味がありました。たぶんこれは後世に付け加えられたものだと思います。
この言葉を最初に使ったのは、18世紀前半に20年あまりイギリスの初代首相を務めて政治を安定させ、その治世は「ロビノクラシ」「パックス・ウォルポリアーナ」とも呼ばれたサー・ロバート・ウォルポール(1676-1745)だそうです。
彼の長期政権の秘密は(卓越した行政手腕は勿論ですが)手っ取り早く政敵を丸め込むのに賄賂を使った。
彼の頭の中には…「誰にどれだけ の現金を払えばいいか」という値段表ができており、その値段表に従って賄賂を 贈り、議会で自己の欲する法案を通過させた。その経験から、「人には値段があ り」、その値段を払えば、「人はその節操を売り」、こちらの思う通りに動いてくれる という確信を得ていたそうです。
相手が納得できる金額(こちらにとっては最低限で)を一発で用意する必要がありますから、相手の値踏みをする(priceの見当をつける)能力によほど長けていたものと見えます。
(ただし、当然ですが、賄賂が効かない人もいたそうです)
公正な評価をするための、情報収集能力に優れていたということでしょうか。
今のような便利な世の中ではありませんから、優秀な腹心を多数抱えていたのかもしれませんね。人心掌握術にたくみだった、ということかもしれません。
政治腐敗などが原因で政権が傾き、総選挙で与野党の差が縮まるとさっさと身を引いたそうですから、自分自身の値踏みについても潔い人だったのかもしれません。
「賄賂」は抜きにして、自分のpriceを考えてみました。
最近は風邪気味というのもあってかなりメランコリー。
年が終わろうとしているのに、私の中では何も片付いていないような気がする。
3人の子の育て方、家庭の雑事処理、社会的対応・適応。まるでダメです。
我が子に「教養がない、俗っぽい」と言われても(そのとおりだから)言い返せない。
不安でいっぱいの将来の展望。
…ずいぶん安そう…。別にいいけど…。
「諺と格言の社会学 」のページで、
(http://www5b.biglobe.ne.jp/~geru/page011.html)
Every man has his price.(だれにも賄賂は効くものだ)
というタイトルの文章です。
直訳では「人に は皆値段がある」。それが 英和辞典では「買収できない人はいない」「だれにも 賄賂は効くものだ」と訳されているそうです。
念のため辞書を引いてみたら、priceに「買収金、わいろ」という意味がありました。たぶんこれは後世に付け加えられたものだと思います。
この言葉を最初に使ったのは、18世紀前半に20年あまりイギリスの初代首相を務めて政治を安定させ、その治世は「ロビノクラシ」「パックス・ウォルポリアーナ」とも呼ばれたサー・ロバート・ウォルポール(1676-1745)だそうです。
彼の長期政権の秘密は(卓越した行政手腕は勿論ですが)手っ取り早く政敵を丸め込むのに賄賂を使った。
彼の頭の中には…「誰にどれだけ の現金を払えばいいか」という値段表ができており、その値段表に従って賄賂を 贈り、議会で自己の欲する法案を通過させた。その経験から、「人には値段があ り」、その値段を払えば、「人はその節操を売り」、こちらの思う通りに動いてくれる という確信を得ていたそうです。
相手が納得できる金額(こちらにとっては最低限で)を一発で用意する必要がありますから、相手の値踏みをする(priceの見当をつける)能力によほど長けていたものと見えます。
(ただし、当然ですが、賄賂が効かない人もいたそうです)
公正な評価をするための、情報収集能力に優れていたということでしょうか。
今のような便利な世の中ではありませんから、優秀な腹心を多数抱えていたのかもしれませんね。人心掌握術にたくみだった、ということかもしれません。
政治腐敗などが原因で政権が傾き、総選挙で与野党の差が縮まるとさっさと身を引いたそうですから、自分自身の値踏みについても潔い人だったのかもしれません。
「賄賂」は抜きにして、自分のpriceを考えてみました。
最近は風邪気味というのもあってかなりメランコリー。
年が終わろうとしているのに、私の中では何も片付いていないような気がする。
3人の子の育て方、家庭の雑事処理、社会的対応・適応。まるでダメです。
我が子に「教養がない、俗っぽい」と言われても(そのとおりだから)言い返せない。
不安でいっぱいの将来の展望。
…ずいぶん安そう…。別にいいけど…。
2007年12月15日
きょうだい児
きょうは息子の通う養護学校のクリスマス会でした。
キリスト教系の学校ですから、これは入学・卒業式に次ぐ重要な学校行事だと思います。
もう14年目なので私も感動が薄れていますが、入学した最初の年などはおごそかな雰囲気に圧倒され、厳粛な気分に浸ったものでした。
式のあとは子どもたち全員が参加する生誕劇(ページェント)で、高等部の生徒たちは劇の幕間に聖歌を歌ったりちょっとした演奏をする聖歌隊です。
在校している子どもたち全員を見る機会というのも年に何度もありません。年の離れた子などは久しぶりで見違えたりします。
成長期には一年で20センチ伸びる子もいますから、あらー大きくなったねとびっくりします。思春期ににきびが出るのも年齢相応。
顔は全然変わらなくても身体は大きくなっていたり、成長に伴って親と似てきたりして、なかなか面白いものがあります。
自閉症の女の子が一人、人が大勢集まっていて興奮したのか、ニコニコ笑いながらずっと両足跳びを続けていました。
あれは激しい運動ですから、普通は1分も跳んでいられないと思います。
自閉症の子が疲れを知らないのは、やっぱり脳がうまく機能していないんだなあとあらためて思ったことでした。
午後、ボランティアサークルがミニコンサートを開いてくれました。
ノリノリで終了したあと退出の順番を待っていたら、前の方に、中学一年生のダウンちゃんが妹と一緒にいる後姿が目に入りました。
妹はまだ小学校低学年ぐらい、家族全員で来ていたようです。
その子が、隣に座っているお兄ちゃんに甘えるように寄りかかり、頭を傾げてもたせかけました。お兄ちゃんの方は戸惑ったように妹の方を見て、黙ってまた正面を向きました。
お兄ちゃんが好きなんだなあとほほえましい光景です。
ただ、障害のある兄に屈託なく甘えてくれるのも、もうあと何年もないだろうなとちょっと切ない思いで二人を見た私でした。
そこのお宅は両親とも医師をされていて、お母さんの実家に同居。
きょうだいは他に上に二人、4人の子どもがいます。両親だけでなく大人が多い環境は子育てには助かることでしょう。
大人たちや上の兄姉の愛情を十分に受けて、のびのびと育った妹も、思春期にはダウンちゃんの兄の存在を重く感じて悩むときが来るのかもしれません。
同じ悩みを共有する兄姉がいることは、彼女にとっては大いに救いになるだろうとは思います。
でも、どんなに家族愛が豊かでも、いくら周囲がサポートして頭ではよくわかっていても、全く避けて通れはしない道ではないかと思います。
おとといの勉強会で、自閉症の子の、思春期のきょうだいとのかかわりを質問している人がいました。
講師の話で私の印象に残ったことは…。
障害児のきょうだいのことを「きょうだい児」と呼んでいますが、きょうだい児の中には
「きょうだい児って言わないで。きょうだいって目で見られるのがイヤだ。きょうだいじゃなくて、私はワタシ」
と訴える子がいるそうです。
この気持ちは、親はしっかりと受け止めてあげなければならないでしょう。
きょうだい児はいじめの対象になりやすい上に、障害児の分まで期待されたり、お手伝いを期待されたりと、思えば辛い子ども時代になりがちですね。
小さいときにはよく面倒を見てくれたような「いい子」だったきょうだい児であればあるほど、無意識のうちに押さえつけていたものがたくさんありそうです。
たまにはうんとわがままを言わせて、ガス抜きをしてあげたほうがいいかもしれません。
夕食のおかずを、きょうだい児の希望を聞いてそれを優先するといった、小さいことでもいい。「あなたのことを大切に思っている」ということを伝えてあげたいですね。
キリスト教系の学校ですから、これは入学・卒業式に次ぐ重要な学校行事だと思います。
もう14年目なので私も感動が薄れていますが、入学した最初の年などはおごそかな雰囲気に圧倒され、厳粛な気分に浸ったものでした。
式のあとは子どもたち全員が参加する生誕劇(ページェント)で、高等部の生徒たちは劇の幕間に聖歌を歌ったりちょっとした演奏をする聖歌隊です。
在校している子どもたち全員を見る機会というのも年に何度もありません。年の離れた子などは久しぶりで見違えたりします。
成長期には一年で20センチ伸びる子もいますから、あらー大きくなったねとびっくりします。思春期ににきびが出るのも年齢相応。
顔は全然変わらなくても身体は大きくなっていたり、成長に伴って親と似てきたりして、なかなか面白いものがあります。
自閉症の女の子が一人、人が大勢集まっていて興奮したのか、ニコニコ笑いながらずっと両足跳びを続けていました。
あれは激しい運動ですから、普通は1分も跳んでいられないと思います。
自閉症の子が疲れを知らないのは、やっぱり脳がうまく機能していないんだなあとあらためて思ったことでした。
午後、ボランティアサークルがミニコンサートを開いてくれました。
ノリノリで終了したあと退出の順番を待っていたら、前の方に、中学一年生のダウンちゃんが妹と一緒にいる後姿が目に入りました。
妹はまだ小学校低学年ぐらい、家族全員で来ていたようです。
その子が、隣に座っているお兄ちゃんに甘えるように寄りかかり、頭を傾げてもたせかけました。お兄ちゃんの方は戸惑ったように妹の方を見て、黙ってまた正面を向きました。
お兄ちゃんが好きなんだなあとほほえましい光景です。
ただ、障害のある兄に屈託なく甘えてくれるのも、もうあと何年もないだろうなとちょっと切ない思いで二人を見た私でした。
そこのお宅は両親とも医師をされていて、お母さんの実家に同居。
きょうだいは他に上に二人、4人の子どもがいます。両親だけでなく大人が多い環境は子育てには助かることでしょう。
大人たちや上の兄姉の愛情を十分に受けて、のびのびと育った妹も、思春期にはダウンちゃんの兄の存在を重く感じて悩むときが来るのかもしれません。
同じ悩みを共有する兄姉がいることは、彼女にとっては大いに救いになるだろうとは思います。
でも、どんなに家族愛が豊かでも、いくら周囲がサポートして頭ではよくわかっていても、全く避けて通れはしない道ではないかと思います。
おとといの勉強会で、自閉症の子の、思春期のきょうだいとのかかわりを質問している人がいました。
講師の話で私の印象に残ったことは…。
障害児のきょうだいのことを「きょうだい児」と呼んでいますが、きょうだい児の中には
「きょうだい児って言わないで。きょうだいって目で見られるのがイヤだ。きょうだいじゃなくて、私はワタシ」
と訴える子がいるそうです。
この気持ちは、親はしっかりと受け止めてあげなければならないでしょう。
きょうだい児はいじめの対象になりやすい上に、障害児の分まで期待されたり、お手伝いを期待されたりと、思えば辛い子ども時代になりがちですね。
小さいときにはよく面倒を見てくれたような「いい子」だったきょうだい児であればあるほど、無意識のうちに押さえつけていたものがたくさんありそうです。
たまにはうんとわがままを言わせて、ガス抜きをしてあげたほうがいいかもしれません。
夕食のおかずを、きょうだい児の希望を聞いてそれを優先するといった、小さいことでもいい。「あなたのことを大切に思っている」ということを伝えてあげたいですね。
2007年12月14日
問題行動
昨日は勉強会に行って、自閉症の専門家に問題行動への対処など伺ってきました。
(講師は京都市発達障害者支援センター・中山清司さんです)
問題行動というのは「周囲の状況や関係によって決まる相対的なもの」であるという指摘には、ナルホドと思いました。
例えば、
何度も石鹸をつけて繰り返し、手洗いがいつまでたっても終わらない人に対しては「きれい好きなんだね」。
疲れを知らず走り回る多動の子に対しては「元気いっぱいだね」。
という見方も出来る。たしかにそうです。
それが問題のある行動として親が死にたくなるほど悩むことになるのは、水道代が非常識な額になったり、片時も心の休まるヒマがないほど振り回されるから、だと思います。
療育センターのとき一緒だった子に、激しい多動の子がいました。
その子のお母さんは看護師の経験があったせいか、とても度胸の座った人でした。
その子の妹がまだおなかにいた頃、ちょっと目を離した隙にその子が飛び出して、大きな通りの向こう側に行ってしまったことがあるそうです。
「トラックばんばんのイチコク(国道1号)を横切ったんだよ〜。ぞーっとしちゃった」
と笑うお母さん。幸い、急ブレーキかけたりクラクション鳴らす車はなかったそうです。
「ああいう子は上手にすり抜けるんだよね。車に轢かれたって話は聞かないなあ」
と屈託がありません。
周りにいた人は「それで、どうした?」と身を乗り出しました。
するとそのお母さんは困ったような笑顔で、
「だってえ、どうしようもないよ、こっちは妊婦だし」。
引き返してまた横断しないことを祈りながら、何メートルか先の信号が青になるのを待って渡ったそうです。いちおう「こっちに来ちゃダメ」と声をかけながらだったそうだけど、それを聞けるような子だったら苦労はありませんよね。
でも同じことは二度としなかったそうですから、子どものほうも何となく感じるものがあったのでしょうか。実は怖かったとか?
その局面で、卒倒しそうになったり逆上して泣きわめくお母さんもいるかもしれませんね。
同じエピソードでも語る人によってずいぶんイメージが変わりそう。問題行動と深刻に悩むか、しかたないとさばさばするか、お母さんの個性がだいぶ出そうです。
ところで、今回、例として挙げられた問題行動に「突然、着ている服を破って裸になってしまう」というのがあり、思わず隣に座っていた友人と顔を見合わせて笑ってしまいました。
ウチの息子も同じようなことをしていたからですが、のんきに笑っていられるのは過去の行動となったからです。
今も上履きを破るなど油断なりませんが、裸になるほど激しいパニックは卒業した様子。当時はクラーーい毎日が一年半も続いたのに、「過ぎてしまえばみな美しい」「日にち薬」を実感しました。
ここで挙げられていた実例は女の子で、登校途中のバスの中で破っていたそうですから、もっと深刻だったでしょう。付き添っていたのはお母さんでしょうか、いつ始まるかとびくつく切ない気持ちがよーくわかります。
今回のお話の<問題行動への対処>の中で、「適切な初期対応」としてまず挙げられたのが「静かに、落ち着いて対応する」ということでした。
※ゆっくりと近づく
※小さな声で、ゆっくりと、しかしはっきりと聞き取れるように
※視覚的な手がかりを使う:指差し、文字、絵や写真、モデルを示すなど
たしかに、私も身に覚えがありますが、びっくりして「きゃー、何てことするの! やめなさーい」と騒ぐと、その問題行動に油を注ぐことになるようです。
まずは深呼吸して、「落ち着け、落ち着け」と自分に言い聞かせるといいかもしれません。
先の「だってえ、どうしようもないよ」と苦笑していたお母さんは、きわめて適切な対応をとったことになるでしょうね。
問題行動の中でもとりわけ家族が悩まされるのは、夜中に寝かせてもらえない睡眠障害だと思いますが、時間が限られていたせいか、これについては話が出ませんでした。
(講師は京都市発達障害者支援センター・中山清司さんです)
問題行動というのは「周囲の状況や関係によって決まる相対的なもの」であるという指摘には、ナルホドと思いました。
例えば、
何度も石鹸をつけて繰り返し、手洗いがいつまでたっても終わらない人に対しては「きれい好きなんだね」。
疲れを知らず走り回る多動の子に対しては「元気いっぱいだね」。
という見方も出来る。たしかにそうです。
それが問題のある行動として親が死にたくなるほど悩むことになるのは、水道代が非常識な額になったり、片時も心の休まるヒマがないほど振り回されるから、だと思います。
療育センターのとき一緒だった子に、激しい多動の子がいました。
その子のお母さんは看護師の経験があったせいか、とても度胸の座った人でした。
その子の妹がまだおなかにいた頃、ちょっと目を離した隙にその子が飛び出して、大きな通りの向こう側に行ってしまったことがあるそうです。
「トラックばんばんのイチコク(国道1号)を横切ったんだよ〜。ぞーっとしちゃった」
と笑うお母さん。幸い、急ブレーキかけたりクラクション鳴らす車はなかったそうです。
「ああいう子は上手にすり抜けるんだよね。車に轢かれたって話は聞かないなあ」
と屈託がありません。
周りにいた人は「それで、どうした?」と身を乗り出しました。
するとそのお母さんは困ったような笑顔で、
「だってえ、どうしようもないよ、こっちは妊婦だし」。
引き返してまた横断しないことを祈りながら、何メートルか先の信号が青になるのを待って渡ったそうです。いちおう「こっちに来ちゃダメ」と声をかけながらだったそうだけど、それを聞けるような子だったら苦労はありませんよね。
でも同じことは二度としなかったそうですから、子どものほうも何となく感じるものがあったのでしょうか。実は怖かったとか?
その局面で、卒倒しそうになったり逆上して泣きわめくお母さんもいるかもしれませんね。
同じエピソードでも語る人によってずいぶんイメージが変わりそう。問題行動と深刻に悩むか、しかたないとさばさばするか、お母さんの個性がだいぶ出そうです。
ところで、今回、例として挙げられた問題行動に「突然、着ている服を破って裸になってしまう」というのがあり、思わず隣に座っていた友人と顔を見合わせて笑ってしまいました。
ウチの息子も同じようなことをしていたからですが、のんきに笑っていられるのは過去の行動となったからです。
今も上履きを破るなど油断なりませんが、裸になるほど激しいパニックは卒業した様子。当時はクラーーい毎日が一年半も続いたのに、「過ぎてしまえばみな美しい」「日にち薬」を実感しました。
ここで挙げられていた実例は女の子で、登校途中のバスの中で破っていたそうですから、もっと深刻だったでしょう。付き添っていたのはお母さんでしょうか、いつ始まるかとびくつく切ない気持ちがよーくわかります。
今回のお話の<問題行動への対処>の中で、「適切な初期対応」としてまず挙げられたのが「静かに、落ち着いて対応する」ということでした。
※ゆっくりと近づく
※小さな声で、ゆっくりと、しかしはっきりと聞き取れるように
※視覚的な手がかりを使う:指差し、文字、絵や写真、モデルを示すなど
たしかに、私も身に覚えがありますが、びっくりして「きゃー、何てことするの! やめなさーい」と騒ぐと、その問題行動に油を注ぐことになるようです。
まずは深呼吸して、「落ち着け、落ち着け」と自分に言い聞かせるといいかもしれません。
先の「だってえ、どうしようもないよ」と苦笑していたお母さんは、きわめて適切な対応をとったことになるでしょうね。
問題行動の中でもとりわけ家族が悩まされるのは、夜中に寝かせてもらえない睡眠障害だと思いますが、時間が限られていたせいか、これについては話が出ませんでした。
2007年12月12日
なまこ
華僑の方のブログに「北京料理のフルコース」その6「紅焼海参」が紹介されていました。
http://www.janjanblog.jp/user/ramenya3/ramenya3/
紅焼は「醤油味で煮込むこと」、海参は「なまこ」、干しなまこの煮込み料理ですね。
日本人は生で食べることが多い(ほとんど)と思いますが、中華料理では干したなまこが高級食材として人気があります。
「干しなまこはおおよそ5〜7日くらいかけてゆっくりぬるま湯で戻してから調理する」そうですから、その意味でも贅沢な食材ではありますね。
私も昔、北京の有名な店で食べる機会がありましたが、いくらゼイタクな料理と言われても、その有難味は実感できませんでした。
私はなまこは干したのより、生の方がゼッタイ美味しいと思います。
私の実家ではときたま、薄切りにしたなまこが鉢で食卓に上がっていました。
まだ生きているようなのを貰ったり買ったりすることがあって、それを苦労しながら(すべるので)母が切っていました。
食酢に醤油を一滴落としたものの中にそれをスプーンですくって受け、すするような食べ方だったと記憶しています。
特別好きというのでもないけど、こりこりして珍しい食感でした。たまに切り方が大きくてのどに詰まりそうになったりした(子どものとき)ものです。
東京でOLしていた頃、魚屋さんの店頭で小さいなまこが売ってあるのを見つけました。しかも、黒いのじゃなくて赤い方です(上等とされている)。
小さい方がやわらかくて私は好きですし、値段も安かったので「久しぶり〜」と喜んで買って帰りました。
なまこは内臓の処理が魚ほど大変でなく、縦に切って中のを剥ぎ取って、じゃぶじゃぶ洗うだけです。臭いもありません。小さいからぬめりも少なくて切りやすかったです。
当時住んでいた女子寮でみんなに出してみたら、驚いたことに、気味悪がって誰も食べないのです。見たこともない人が多いようでした。全国的に食べられているものではないのかもしれません。
(日本では古事記の時代から食用とされた、長い歴史はあるようですけどね)
結局、全部私が一人で食べましたが、「すごいもの食べるなあ」って感じでまじまじと見つめられたものでした。
なまこは日本語では海鼠と書きますが、中国語では「海参」。
人参(朝鮮人参)と同じ薬効があることから「海のニンジン」という意味で名づけられたそうです。
海参は漢方薬としては、滋養強壮薬、皮膚病薬に古くから使われてきました。
なまこに含まれるサポニンは強い防カビ作用をもち、水虫の治療薬に使われているそうです。サポニンは朝鮮人参の主要薬効成分でもあります。
なおサポニンは植物に含まれる成分で、動物でサポニンを含むものはナマコとヒトデだけということです。
なまこは意外なことに、ウニやヒトデと同じ棘皮動物になります。
体表はトゲ(棘)でなくクチクラ(角皮、キューティクル)に覆われ、中にはここに毒素を持つ種類もあるそうです。
頭がなく、雌雄異体。オスメスがあるんですね。
骨格は顕微鏡で見るくらいの細かい破片になって全身に散らばっています。身体を硬くしたりだらーっと柔らかくしたり出来るので、さんご礁の隙間などに入り込んで天敵から逃れたりするそうです。
ちなみに、なまこに人間以外の天敵なんているのかな? と思ったら、蟹が天敵になるそうです。
http://blog.q-ring.jp/kokbang33/133
「なまこ」は漁獲して生簀に入れても港に着くまでに死んでしまうが、「蟹」を一匹同じ生簀に入れておくと、生きたまま港に持ち帰ることができる。
「蟹」は「なまこ」の天敵だそうで、その適度の緊張感が生命力を増すのだそうだ。
なまこのヘンな生態として私が強く記憶しているのは、危険が迫ると内臓を吐き出して敵を脅す、という習性。内臓ごと裏返しにしてそっくり出してしまうと聞きました。
なまこは再生力が強くて、吐き出してしまった内臓も1〜3ヶ月で再生するし、中には自切するのまでいるそうです。
大きいのは2mにもなるそうですが、海の底にいて不活発な動物。のろくて掴みやすいし、内臓を出すぐらいで攻撃の手段を持たないから、子どもがさわっても安全。海辺の自然観察会では大人気だそうです。
さわるだけじゃなくて、食べたらいいのに…。
http://www.janjanblog.jp/user/ramenya3/ramenya3/
紅焼は「醤油味で煮込むこと」、海参は「なまこ」、干しなまこの煮込み料理ですね。
日本人は生で食べることが多い(ほとんど)と思いますが、中華料理では干したなまこが高級食材として人気があります。
「干しなまこはおおよそ5〜7日くらいかけてゆっくりぬるま湯で戻してから調理する」そうですから、その意味でも贅沢な食材ではありますね。
私も昔、北京の有名な店で食べる機会がありましたが、いくらゼイタクな料理と言われても、その有難味は実感できませんでした。
私はなまこは干したのより、生の方がゼッタイ美味しいと思います。
私の実家ではときたま、薄切りにしたなまこが鉢で食卓に上がっていました。
まだ生きているようなのを貰ったり買ったりすることがあって、それを苦労しながら(すべるので)母が切っていました。
食酢に醤油を一滴落としたものの中にそれをスプーンですくって受け、すするような食べ方だったと記憶しています。
特別好きというのでもないけど、こりこりして珍しい食感でした。たまに切り方が大きくてのどに詰まりそうになったりした(子どものとき)ものです。
東京でOLしていた頃、魚屋さんの店頭で小さいなまこが売ってあるのを見つけました。しかも、黒いのじゃなくて赤い方です(上等とされている)。
小さい方がやわらかくて私は好きですし、値段も安かったので「久しぶり〜」と喜んで買って帰りました。
なまこは内臓の処理が魚ほど大変でなく、縦に切って中のを剥ぎ取って、じゃぶじゃぶ洗うだけです。臭いもありません。小さいからぬめりも少なくて切りやすかったです。
当時住んでいた女子寮でみんなに出してみたら、驚いたことに、気味悪がって誰も食べないのです。見たこともない人が多いようでした。全国的に食べられているものではないのかもしれません。
(日本では古事記の時代から食用とされた、長い歴史はあるようですけどね)
結局、全部私が一人で食べましたが、「すごいもの食べるなあ」って感じでまじまじと見つめられたものでした。
なまこは日本語では海鼠と書きますが、中国語では「海参」。
人参(朝鮮人参)と同じ薬効があることから「海のニンジン」という意味で名づけられたそうです。
海参は漢方薬としては、滋養強壮薬、皮膚病薬に古くから使われてきました。
なまこに含まれるサポニンは強い防カビ作用をもち、水虫の治療薬に使われているそうです。サポニンは朝鮮人参の主要薬効成分でもあります。
なおサポニンは植物に含まれる成分で、動物でサポニンを含むものはナマコとヒトデだけということです。
なまこは意外なことに、ウニやヒトデと同じ棘皮動物になります。
体表はトゲ(棘)でなくクチクラ(角皮、キューティクル)に覆われ、中にはここに毒素を持つ種類もあるそうです。
頭がなく、雌雄異体。オスメスがあるんですね。
骨格は顕微鏡で見るくらいの細かい破片になって全身に散らばっています。身体を硬くしたりだらーっと柔らかくしたり出来るので、さんご礁の隙間などに入り込んで天敵から逃れたりするそうです。
ちなみに、なまこに人間以外の天敵なんているのかな? と思ったら、蟹が天敵になるそうです。
http://blog.q-ring.jp/kokbang33/133
「なまこ」は漁獲して生簀に入れても港に着くまでに死んでしまうが、「蟹」を一匹同じ生簀に入れておくと、生きたまま港に持ち帰ることができる。
「蟹」は「なまこ」の天敵だそうで、その適度の緊張感が生命力を増すのだそうだ。
なまこのヘンな生態として私が強く記憶しているのは、危険が迫ると内臓を吐き出して敵を脅す、という習性。内臓ごと裏返しにしてそっくり出してしまうと聞きました。
なまこは再生力が強くて、吐き出してしまった内臓も1〜3ヶ月で再生するし、中には自切するのまでいるそうです。
大きいのは2mにもなるそうですが、海の底にいて不活発な動物。のろくて掴みやすいし、内臓を出すぐらいで攻撃の手段を持たないから、子どもがさわっても安全。海辺の自然観察会では大人気だそうです。
さわるだけじゃなくて、食べたらいいのに…。
2007年12月11日
物足りないニュース
きょうYahooにこんなニュースがありました。
死亡率高く、早く成長して出産=ピグミー族が小柄な理由−英ケンブリッジ大が調査
12月11日16時1分配信 時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071211-00000089-jij-int
念のために全文コピペすると…
アフリカなどに住むピグミー族が小柄なのは、死亡率が非常に高いため、早く成長を終えて子供を産むように適応した可能性が高いとの調査結果を、英ケンブリッジ大の研究チームが11日までにまとめた。人類が進化し、世界に居住地域を拡大する過程でどのように環境に適応したかの解明に役立つと期待される。論文は米科学アカデミー紀要の電子版で発表される。
小柄な理由をめぐっては、これまでは(1)熱帯森林での生活で体内に熱がこもらない(2)密林で動きやすい(3)食物が乏しい環境で飢えに耐えやすい−との説があった。しかし、森林以外の涼しく乾燥した地域に住んでいたり、食物が少ない環境でも背が高い民族がいたりして、はっきりしていない。
ピグミー族は男性の平均身長が155センチ以下で、同程度の体格の民族がマレーシアやフィリピン、ブラジルなどにも住んでいる。研究チームは2002年から03年にかけ、フィリピンの2地域で計約800人の子供や大人を調査した。
その結果、女性の場合、身長の伸びが早く、12−13歳で大人並みになることが判明。15歳まで生き延びる割合は3−5割と、アフリカの草原に住む民族の6−7割に比べ、大幅に低かった。
ん? と頭をひねったのは私だけでしょうか。
ピグミー族について解説するなら、なぜ死亡率が「非常に」高いのかなど、もうちょっと情報がほしいと思います。
ピグミー族で検索して驚きました。「ピグミー族」というのは特定の民族を指す言葉ではなく、成人男子の平均身長が150cm(80cmという説も)以下の種族を指す、のだそうです。
(ピグミーはギリシャ語の「ひじからこぶしまでの長さ」をあらわす単位。誇張した表現)
ピグミー=アフリカに住む小柄な民族、というのが一般的な認識ではないでしょうか。
古代エジプトの文書にはファラオが軍の指揮官に「樹木の国からの真性のコビト」「霊地からきた神の踊り子であるコビト」を宮廷まで連れてくるように命令している記載があり、これがピグミー族を指しているらしいとのことです。かなり小さくないとこのような書き方にはならないでしょう。記事にある155cm以下で「小人」呼ばわりされるのか大いに疑問です。
そして、このような短躯の民族はアフリカだけでなくアジアにも存在していて、だから上のニュースでマレーシアやフィリピンが出てくるわけですね。彼らも「ピグミー族」の範疇に入るようです。
岩肌のくぼみに薄い壁を作っただけの住居(アフリカ)の写真がありましたが、
http://www.ayumi-g.com/past/ex04/jukuten5/miura/miura.html#4
なかなかにユニークな文化を持つ、文化人類学的にはとても興味をそそる人たちだと思います。
私がざっと調べた範囲では、残念ながら、なぜ、どのように非常に短命(死亡率が高い)なのかはわかりませんでした。きょうは時間が足りないので、また調べてみたいと思います。
ネットでニュースが読めるのは早いし読み比べることができてとても便利です。
印刷して配送する時間が節約できるのだから早いのは当然と言えますが、内容的には不満が残ることも多いのも事実ですね。誤字脱字も案外よく見かけます。
朝日新聞の契約更新に来たASAの社員に聞いたら、そこでは毎年100人ずつ契約者が減っているそうです。私の知る範囲でも新聞の購読をやめた人は多いです。
でも今のネット配信のレベルでは、無料だからといっても(有料のところもありますね。そういうところはこんな不満もないのでしょう)私はとても満足できないですね。もうちょっと頑張ってほしいです。
死亡率高く、早く成長して出産=ピグミー族が小柄な理由−英ケンブリッジ大が調査
12月11日16時1分配信 時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071211-00000089-jij-int
念のために全文コピペすると…
アフリカなどに住むピグミー族が小柄なのは、死亡率が非常に高いため、早く成長を終えて子供を産むように適応した可能性が高いとの調査結果を、英ケンブリッジ大の研究チームが11日までにまとめた。人類が進化し、世界に居住地域を拡大する過程でどのように環境に適応したかの解明に役立つと期待される。論文は米科学アカデミー紀要の電子版で発表される。
小柄な理由をめぐっては、これまでは(1)熱帯森林での生活で体内に熱がこもらない(2)密林で動きやすい(3)食物が乏しい環境で飢えに耐えやすい−との説があった。しかし、森林以外の涼しく乾燥した地域に住んでいたり、食物が少ない環境でも背が高い民族がいたりして、はっきりしていない。
ピグミー族は男性の平均身長が155センチ以下で、同程度の体格の民族がマレーシアやフィリピン、ブラジルなどにも住んでいる。研究チームは2002年から03年にかけ、フィリピンの2地域で計約800人の子供や大人を調査した。
その結果、女性の場合、身長の伸びが早く、12−13歳で大人並みになることが判明。15歳まで生き延びる割合は3−5割と、アフリカの草原に住む民族の6−7割に比べ、大幅に低かった。
ん? と頭をひねったのは私だけでしょうか。
ピグミー族について解説するなら、なぜ死亡率が「非常に」高いのかなど、もうちょっと情報がほしいと思います。
ピグミー族で検索して驚きました。「ピグミー族」というのは特定の民族を指す言葉ではなく、成人男子の平均身長が150cm(80cmという説も)以下の種族を指す、のだそうです。
(ピグミーはギリシャ語の「ひじからこぶしまでの長さ」をあらわす単位。誇張した表現)
ピグミー=アフリカに住む小柄な民族、というのが一般的な認識ではないでしょうか。
古代エジプトの文書にはファラオが軍の指揮官に「樹木の国からの真性のコビト」「霊地からきた神の踊り子であるコビト」を宮廷まで連れてくるように命令している記載があり、これがピグミー族を指しているらしいとのことです。かなり小さくないとこのような書き方にはならないでしょう。記事にある155cm以下で「小人」呼ばわりされるのか大いに疑問です。
そして、このような短躯の民族はアフリカだけでなくアジアにも存在していて、だから上のニュースでマレーシアやフィリピンが出てくるわけですね。彼らも「ピグミー族」の範疇に入るようです。
岩肌のくぼみに薄い壁を作っただけの住居(アフリカ)の写真がありましたが、
http://www.ayumi-g.com/past/ex04/jukuten5/miura/miura.html#4
なかなかにユニークな文化を持つ、文化人類学的にはとても興味をそそる人たちだと思います。
私がざっと調べた範囲では、残念ながら、なぜ、どのように非常に短命(死亡率が高い)なのかはわかりませんでした。きょうは時間が足りないので、また調べてみたいと思います。
ネットでニュースが読めるのは早いし読み比べることができてとても便利です。
印刷して配送する時間が節約できるのだから早いのは当然と言えますが、内容的には不満が残ることも多いのも事実ですね。誤字脱字も案外よく見かけます。
朝日新聞の契約更新に来たASAの社員に聞いたら、そこでは毎年100人ずつ契約者が減っているそうです。私の知る範囲でも新聞の購読をやめた人は多いです。
でも今のネット配信のレベルでは、無料だからといっても(有料のところもありますね。そういうところはこんな不満もないのでしょう)私はとても満足できないですね。もうちょっと頑張ってほしいです。
2007年12月10日
殺鼠剤
中国・雲南省で3日、
「インスタントラーメンを分けあって食べた小学生4人が、一時間半後に泡を吹いて倒れ、全員死んでしまった」
というショッキングな事件がありました。
折りしも輸入ウナギに禁止薬物が使われていたり、中国製のおもちゃに鉛が含まれていたなど、中国製のものに疑惑の目が向けられている時期。
インスタントラーメンにまで何か入っているのか、とぎょっとした人も多かったと思います。
一つのラーメンを4人で食べたなら、一人の食べた分はごく少しのはず。いったいどんな毒物が混入したのか…と続報を待っていたら、きょう、出ていました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071210-00000006-rcdc-cn
<続報><中国食品>小学生即席めん中毒死事件、ビニール袋に付着した殺そ剤が原因―雲南省昭通市
12月10日11時24分配信 Record China
7日、雲南省公安庁は昭通市で発生した小学生中毒死事件に関する記者会見を開き、即席めんと一緒に食べた豚の油かすに殺そ剤が付着していたことが原因と発表した。
2007年12月7日、雲南省公安庁は昭通市で発生した小学生中毒死事件に関する記者会見を開き、即席めんと一緒に食べた豚の油かすに殺そ剤が付着していたことが原因と発表した。
3日朝、雲南省昭通市魯甸県楽紅郷楽紅村の小学生4人が死亡する事件が発生した。通学途中、即席めんと豚の油かすを食べたところ、1時半後に口から泡を吐き四肢をけいれんさせ意識をなくすなどの症状を示し、まもなく死亡した。
省公安庁の調べでは当初疑われた即席めんと豚の油かすには特に問題が見られなかった。しかし、豚の油かすを入れたビニール袋に殺そ剤が付着していたため、中毒を引き起こしたという。公安は毒殺を狙っての犯罪でなく、過失と見て調査を進めている。(翻訳・編集/KT)
ラーメンはシロで、ラーメンと一緒に食べた「豚の油かす」に殺鼠剤が付着していたようです。
子どものうちの一人が、家にあった「油かす」をビニール袋に入れて持ち出した。
親がいなかったか、親に内緒で、持ち出すために適当な袋に入れた。その袋が殺鼠剤の空き袋だった…のだろうと私は理解しています。
いずれにしてもごくわずかの量のはずですが、殺鼠剤が原因なら、泡を吹いて死ぬのもありそうな話です。
殺鼠剤は日本でも昔は子どもが誤って食べたり殺人に使われるなど(南房総「猫いらず殺人事件」というのもあります)、多くの人の命を奪ってきました。その毒性の高さはある程度の年齢の人なら納得できると思います。
現在日本では、農地を荒らす野ネズミ退治用は農薬として(農薬取締法)、家ネズミ用のものは薬事法で厳しい管理が義務付けられています。
また「猫いらず」(黄燐)など劇的な毒物は今はほとんど用いられず、もっぱら何度も食べて死に至らしめる累積毒剤が使われているそうです。
殺鼠剤による死者というのは日本ではあまり耳にしないように思いますが、管理がきちんとしていること以上に、社会の衛生状況が良くなって、殺鼠剤を使うことが稀になったからでしょうか。
ところで、死んだ子どもたちが食べた「豚の油かす」というのはいったいどんなものだろうと、人に聞いてみました。
はっきりしませんが、おそらくこういうものではないかと個人的に思ったのがこれ。沖縄の家庭料理です。
http://gajimaru.blogzine.jp/photos/insyoku/andakasi1.html
私の田舎(九州)では、肉屋さんで豚肉を買うと脂身をつけてくれます。料理をするときに、まずこの脂身をからいり(?)して油(ラード)を抽出して使っていました。
油を出したあとの「かす」はそのまま料理に入ってましたが(残されて犬の餌になることが多かったですね)、脂身の方が好きという親戚もいて、その人は喜んで食べていました。
これが完全な脂身じゃなくて少し肉の部分があったり、うまく料理すれば、上の写真のように美味しそうなものになるのかもしれません。
美味しいものが家にあったから、友だちにも分けてあげようとしたんじゃないのかなあ…と私としては思っています。
「インスタントラーメンを分けあって食べた小学生4人が、一時間半後に泡を吹いて倒れ、全員死んでしまった」
というショッキングな事件がありました。
折りしも輸入ウナギに禁止薬物が使われていたり、中国製のおもちゃに鉛が含まれていたなど、中国製のものに疑惑の目が向けられている時期。
インスタントラーメンにまで何か入っているのか、とぎょっとした人も多かったと思います。
一つのラーメンを4人で食べたなら、一人の食べた分はごく少しのはず。いったいどんな毒物が混入したのか…と続報を待っていたら、きょう、出ていました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071210-00000006-rcdc-cn
<続報><中国食品>小学生即席めん中毒死事件、ビニール袋に付着した殺そ剤が原因―雲南省昭通市
12月10日11時24分配信 Record China
7日、雲南省公安庁は昭通市で発生した小学生中毒死事件に関する記者会見を開き、即席めんと一緒に食べた豚の油かすに殺そ剤が付着していたことが原因と発表した。
2007年12月7日、雲南省公安庁は昭通市で発生した小学生中毒死事件に関する記者会見を開き、即席めんと一緒に食べた豚の油かすに殺そ剤が付着していたことが原因と発表した。
3日朝、雲南省昭通市魯甸県楽紅郷楽紅村の小学生4人が死亡する事件が発生した。通学途中、即席めんと豚の油かすを食べたところ、1時半後に口から泡を吐き四肢をけいれんさせ意識をなくすなどの症状を示し、まもなく死亡した。
省公安庁の調べでは当初疑われた即席めんと豚の油かすには特に問題が見られなかった。しかし、豚の油かすを入れたビニール袋に殺そ剤が付着していたため、中毒を引き起こしたという。公安は毒殺を狙っての犯罪でなく、過失と見て調査を進めている。(翻訳・編集/KT)
ラーメンはシロで、ラーメンと一緒に食べた「豚の油かす」に殺鼠剤が付着していたようです。
子どものうちの一人が、家にあった「油かす」をビニール袋に入れて持ち出した。
親がいなかったか、親に内緒で、持ち出すために適当な袋に入れた。その袋が殺鼠剤の空き袋だった…のだろうと私は理解しています。
いずれにしてもごくわずかの量のはずですが、殺鼠剤が原因なら、泡を吹いて死ぬのもありそうな話です。
殺鼠剤は日本でも昔は子どもが誤って食べたり殺人に使われるなど(南房総「猫いらず殺人事件」というのもあります)、多くの人の命を奪ってきました。その毒性の高さはある程度の年齢の人なら納得できると思います。
現在日本では、農地を荒らす野ネズミ退治用は農薬として(農薬取締法)、家ネズミ用のものは薬事法で厳しい管理が義務付けられています。
また「猫いらず」(黄燐)など劇的な毒物は今はほとんど用いられず、もっぱら何度も食べて死に至らしめる累積毒剤が使われているそうです。
殺鼠剤による死者というのは日本ではあまり耳にしないように思いますが、管理がきちんとしていること以上に、社会の衛生状況が良くなって、殺鼠剤を使うことが稀になったからでしょうか。
ところで、死んだ子どもたちが食べた「豚の油かす」というのはいったいどんなものだろうと、人に聞いてみました。
はっきりしませんが、おそらくこういうものではないかと個人的に思ったのがこれ。沖縄の家庭料理です。
http://gajimaru.blogzine.jp/photos/insyoku/andakasi1.html
私の田舎(九州)では、肉屋さんで豚肉を買うと脂身をつけてくれます。料理をするときに、まずこの脂身をからいり(?)して油(ラード)を抽出して使っていました。
油を出したあとの「かす」はそのまま料理に入ってましたが(残されて犬の餌になることが多かったですね)、脂身の方が好きという親戚もいて、その人は喜んで食べていました。
これが完全な脂身じゃなくて少し肉の部分があったり、うまく料理すれば、上の写真のように美味しそうなものになるのかもしれません。
美味しいものが家にあったから、友だちにも分けてあげようとしたんじゃないのかなあ…と私としては思っています。
2007年12月08日
フクロウ
今朝教育テレビをたまたまつけたら、子供向け番組のテーマが「フクロウ」でした。
スタジオにフクロウが各種並んでいて、首を回したり目を閉じたりしています。生きたフクロウは珍しいので、フクロウ好きの娘も呼んで一緒に見ました。
動物写真家の宮崎学さん(「フクロウ谷」の住人)がゲストで、子どもたちの質問にもたちどころに答えてくれていました。
(なお宮崎学さんの「死を食べる」という本は以前ここで紹介しました。
http://dashisroom.seesaa.net/article/38097048.html)
フクロウの生態、なかなか面白かったので、そのあと調べたことを足して書いてみたいと思います。
フクロウは分類上は鳥綱フクロウ目、メンフクロウ科とフクロウ科の二つがあります。
南極以外の世界中に分布し、世界全体で212種、日本には10種ばかりが生息しているそうです。
ミミズクも同じ仲間ですが、頭の両側に耳のように突き出た羽(羽角=うかく=)があるものをミミズク、ないものをフクロウと呼んでいます。
アイヌでは守護神としてあがめていますが、日本では長く不吉な鳥として認識されて来ました。
私にもそんなイメージがありますが、首がぐるっと回ることや、音もなく忍び寄る(羽音をたてない)不気味さ、獰猛な猛禽類であることからかなあと個人的には思っています。
近年は「不苦労」「福郎」の当て字から縁起物として需要が高まったということですが、長野五輪のマスコットやハリー・ポッターシリーズの影響もあるかもしれませんね。
[目]
フクロウは夜目も利き、人間の100倍よく見えるそうです。
フクロウの目は網膜に櫛膜(しつまく)という櫛の歯のようなものが並んでいて、格子を通して外を見れば動く物がよく見えるのと同じ原理で、網膜に像を濃く写しだすと言われています。またフクロウは網膜の細胞が非常に多くて、鮮明に見えるらしいです。
フクロウは両眼視と単眼視が出来て、右目と左目が別々の物を見ることが可能だそうですから、視界がずいぶん広いとも言えそうです。
夜行性のフクロウは闇の中で目が光ります。これは猫や犬と同じように、わずかな光を目の奥の「照膜(タペタム)」というところに集めて、明るく反射しているから。
…万能ではなくて、フクロウなど夜行性の鳥は、色が判断できないそうです。
フクロウには薄目を開けているというイメージがないでしょうか。半透明の膜で目玉を覆っているような。あれは第三のまぶたと呼ばれる「瞬膜(しゅんまく)」で、眼球のクリーニングや保護をしているそうです。
瞬膜はフクロウ以外にも多くの動物にあり(蛇やサメはわかりやすいんじゃないでしょうか)、人間にも目の付け根部分に痕跡が見られます。
[耳]
ミミズクの「羽角」は耳ではなく、耳は顔のすぐ脇にあります。
顔を縁取りしたように羽毛が生えた部位(顔盤)がありますが、その縁に沿った場所に、ちょうどズボンの脇ポケットのように、押し広げたら奥行きのある耳の穴が(テレビ画面に)現われました。
かなり大きい(長い線状)上に左右対称でなく上下にずれ、奥行きもずれがある。これによって、立体的に音を捉えることができるそうです。
テレビの実験では、音源となるスピーカーにフクロウが顔を向けていましたが、上下左右、どの位置でも正確に捉えていました。
(人間は耳が頭の両側にあるので横からの音はわかりますが、上や前後の方向だと音源があまり判別できないようでした。)
フクロウは、この耳のおかげで、カマキリが歩く音(やその位置)もキャッチできるそうです。
[脚]
フクロウのくちばしは鷹のように湾曲していて、まさに猛禽類の口です。
肉を引きちぎるのには適しているものの、獲物を殺すのには向いていません。
その代わりになるのが鋭い爪と強い力のある脚です。
漫画家・白土三平さんの飼い犬がくわえて来たというフクロウの脚と、フクロウに蹴られて爪のあとが背中に生々しく残る写真(漫画家・岩本久則氏)がありますのでご覧ください。
http://www24.big.or.jp/~kyusoku/owlasi.htm
ネズミなど齧歯類をえさとするフクロウは、かみつかれると痛いので、上の写真でもわかるとおり、趾(あしゆび)に毛が生えています。
フクロウの中で最大サイズのシマフクロウ(畳が飛んでいるように見える、そうです)は、北海道の東部に生息しています(寒そう…)が、魚が主食のため毛が生えていないということです。
足の裏には、滑り止めのいぼいぼがあるそうです。
なお首は頚骨が12〜14本もあるため(人間を含む主な哺乳類は7本)、首を自在に回すことができます。
宮崎学さんのお話では270度回せるということでした。反対からも回せば、軽く360度見渡すことが出来るということになりますね。
また、風切羽の周囲に細かい綿毛が生えていて、羽の上で空気が渦を巻かないようになっています。そのため羽音をほとんどたてずに飛び、、すばしっこいネズミも捕獲できるというわけです。
この天然の消音装置は、新幹線のぞみ号のパンタグラフに応用されているそうです。
スタジオにフクロウが各種並んでいて、首を回したり目を閉じたりしています。生きたフクロウは珍しいので、フクロウ好きの娘も呼んで一緒に見ました。
動物写真家の宮崎学さん(「フクロウ谷」の住人)がゲストで、子どもたちの質問にもたちどころに答えてくれていました。
(なお宮崎学さんの「死を食べる」という本は以前ここで紹介しました。
http://dashisroom.seesaa.net/article/38097048.html)
フクロウの生態、なかなか面白かったので、そのあと調べたことを足して書いてみたいと思います。
フクロウは分類上は鳥綱フクロウ目、メンフクロウ科とフクロウ科の二つがあります。
南極以外の世界中に分布し、世界全体で212種、日本には10種ばかりが生息しているそうです。
ミミズクも同じ仲間ですが、頭の両側に耳のように突き出た羽(羽角=うかく=)があるものをミミズク、ないものをフクロウと呼んでいます。
アイヌでは守護神としてあがめていますが、日本では長く不吉な鳥として認識されて来ました。
私にもそんなイメージがありますが、首がぐるっと回ることや、音もなく忍び寄る(羽音をたてない)不気味さ、獰猛な猛禽類であることからかなあと個人的には思っています。
近年は「不苦労」「福郎」の当て字から縁起物として需要が高まったということですが、長野五輪のマスコットやハリー・ポッターシリーズの影響もあるかもしれませんね。
[目]
フクロウは夜目も利き、人間の100倍よく見えるそうです。
フクロウの目は網膜に櫛膜(しつまく)という櫛の歯のようなものが並んでいて、格子を通して外を見れば動く物がよく見えるのと同じ原理で、網膜に像を濃く写しだすと言われています。またフクロウは網膜の細胞が非常に多くて、鮮明に見えるらしいです。
フクロウは両眼視と単眼視が出来て、右目と左目が別々の物を見ることが可能だそうですから、視界がずいぶん広いとも言えそうです。
夜行性のフクロウは闇の中で目が光ります。これは猫や犬と同じように、わずかな光を目の奥の「照膜(タペタム)」というところに集めて、明るく反射しているから。
…万能ではなくて、フクロウなど夜行性の鳥は、色が判断できないそうです。
フクロウには薄目を開けているというイメージがないでしょうか。半透明の膜で目玉を覆っているような。あれは第三のまぶたと呼ばれる「瞬膜(しゅんまく)」で、眼球のクリーニングや保護をしているそうです。
瞬膜はフクロウ以外にも多くの動物にあり(蛇やサメはわかりやすいんじゃないでしょうか)、人間にも目の付け根部分に痕跡が見られます。
[耳]
ミミズクの「羽角」は耳ではなく、耳は顔のすぐ脇にあります。
顔を縁取りしたように羽毛が生えた部位(顔盤)がありますが、その縁に沿った場所に、ちょうどズボンの脇ポケットのように、押し広げたら奥行きのある耳の穴が(テレビ画面に)現われました。
かなり大きい(長い線状)上に左右対称でなく上下にずれ、奥行きもずれがある。これによって、立体的に音を捉えることができるそうです。
テレビの実験では、音源となるスピーカーにフクロウが顔を向けていましたが、上下左右、どの位置でも正確に捉えていました。
(人間は耳が頭の両側にあるので横からの音はわかりますが、上や前後の方向だと音源があまり判別できないようでした。)
フクロウは、この耳のおかげで、カマキリが歩く音(やその位置)もキャッチできるそうです。
[脚]
フクロウのくちばしは鷹のように湾曲していて、まさに猛禽類の口です。
肉を引きちぎるのには適しているものの、獲物を殺すのには向いていません。
その代わりになるのが鋭い爪と強い力のある脚です。
漫画家・白土三平さんの飼い犬がくわえて来たというフクロウの脚と、フクロウに蹴られて爪のあとが背中に生々しく残る写真(漫画家・岩本久則氏)がありますのでご覧ください。
http://www24.big.or.jp/~kyusoku/owlasi.htm
ネズミなど齧歯類をえさとするフクロウは、かみつかれると痛いので、上の写真でもわかるとおり、趾(あしゆび)に毛が生えています。
フクロウの中で最大サイズのシマフクロウ(畳が飛んでいるように見える、そうです)は、北海道の東部に生息しています(寒そう…)が、魚が主食のため毛が生えていないということです。
足の裏には、滑り止めのいぼいぼがあるそうです。
なお首は頚骨が12〜14本もあるため(人間を含む主な哺乳類は7本)、首を自在に回すことができます。
宮崎学さんのお話では270度回せるということでした。反対からも回せば、軽く360度見渡すことが出来るということになりますね。
また、風切羽の周囲に細かい綿毛が生えていて、羽の上で空気が渦を巻かないようになっています。そのため羽音をほとんどたてずに飛び、、すばしっこいネズミも捕獲できるというわけです。
この天然の消音装置は、新幹線のぞみ号のパンタグラフに応用されているそうです。
2007年12月07日
気晴らし
きょうは息子の乗るスクールバスのポイントが同じのお母さんたちと、忘年会がてらランチつきカラオケに行ってきました。
ウチの子は最高学年だし一番下の子ですから、予想はしていたものの、みんな私よりだいぶ年下。ひとまわり以上若い人もいたようです。
集まったのは、急に熱を出した子のお母さんをのぞく全員の9人。サラダ、ピザ、スパゲティを取り分けながら積極的に歌いまくっていました。
私も、風邪でのどが痛いと言いながら、出る声で楽しく歌ってきました。(低くてちょうどよかったのが、チョー・ヨンピルの「ソウル・ソウル・ソウル」でした)
タンバリンを鳴らしたりして盛り上げてくれる人もいる一方で、カラオケは初めてというお母さんもいました。気晴らしにもいろいろありますから、カラオケで発散する必要はないけれど、大声で歌うというのはとてもいい気分転換になると思います。
カラオケに向かう前にしゃべっていたときの話で、ビリーズ・ブートキャンプ(のエクササイズ)を毎日やっているというお母さん(子どもは小学2年生の自閉症)がいました。10分間だけだけど、毎朝の習慣になっていてやらないと落ち着かないそうです。
その人がブートキャンプを始めた動機を、「子どもを追っかける体力づくりに」と恥ずかしそうに言うのに、私にもそんな時代があったなあとなつかしい思いでした。
ウチの子は多動はなかったので追っかける苦労は(あまり)したことはありませんが、今でも、見失わないように早足で歩くのは慣性(ならいせい)になっています。
ブートキャンプは「除隊」して、ヨガにはまっているというお母さんもいました。
彼女の場合は肩こりによく効くそうです。ヨガをやるとぐっすり眠れるというのも聞きますね。
エクササイズもヨガも、体調を整えて気分転換になるのはとてもいいと思います。
障害児の親はどうしてもストレスがたまりますから、うまく気晴らしをして発散しないと、キッチンドリンカーや鬱になる危険性も高まるんじゃないでしょうか。
きょうだい児がいたらなおさらのこと、お母さんはなるべく明るい顔でいたいものです。
キャンディーズや山口百恵を「懐メロ」と呼ぶお母さんが、<幼稚園のときだった>という「ひまわり娘」(伊藤咲子・1974年)を歌ったので、一緒に口ずさんできました。
やっぱりあとでのどが痛くなり、ひりつきます。明日はひどいガラガラ声かもしれません。
気晴らしの代償としては許容範囲、かな。
ウチの子は最高学年だし一番下の子ですから、予想はしていたものの、みんな私よりだいぶ年下。ひとまわり以上若い人もいたようです。
集まったのは、急に熱を出した子のお母さんをのぞく全員の9人。サラダ、ピザ、スパゲティを取り分けながら積極的に歌いまくっていました。
私も、風邪でのどが痛いと言いながら、出る声で楽しく歌ってきました。(低くてちょうどよかったのが、チョー・ヨンピルの「ソウル・ソウル・ソウル」でした)
タンバリンを鳴らしたりして盛り上げてくれる人もいる一方で、カラオケは初めてというお母さんもいました。気晴らしにもいろいろありますから、カラオケで発散する必要はないけれど、大声で歌うというのはとてもいい気分転換になると思います。
カラオケに向かう前にしゃべっていたときの話で、ビリーズ・ブートキャンプ(のエクササイズ)を毎日やっているというお母さん(子どもは小学2年生の自閉症)がいました。10分間だけだけど、毎朝の習慣になっていてやらないと落ち着かないそうです。
その人がブートキャンプを始めた動機を、「子どもを追っかける体力づくりに」と恥ずかしそうに言うのに、私にもそんな時代があったなあとなつかしい思いでした。
ウチの子は多動はなかったので追っかける苦労は(あまり)したことはありませんが、今でも、見失わないように早足で歩くのは慣性(ならいせい)になっています。
ブートキャンプは「除隊」して、ヨガにはまっているというお母さんもいました。
彼女の場合は肩こりによく効くそうです。ヨガをやるとぐっすり眠れるというのも聞きますね。
エクササイズもヨガも、体調を整えて気分転換になるのはとてもいいと思います。
障害児の親はどうしてもストレスがたまりますから、うまく気晴らしをして発散しないと、キッチンドリンカーや鬱になる危険性も高まるんじゃないでしょうか。
きょうだい児がいたらなおさらのこと、お母さんはなるべく明るい顔でいたいものです。
キャンディーズや山口百恵を「懐メロ」と呼ぶお母さんが、<幼稚園のときだった>という「ひまわり娘」(伊藤咲子・1974年)を歌ったので、一緒に口ずさんできました。
やっぱりあとでのどが痛くなり、ひりつきます。明日はひどいガラガラ声かもしれません。
気晴らしの代償としては許容範囲、かな。
2007年12月05日
ダカーポ休刊
私もけっこう長く生きてるなあ、時代も変わっていくなあと思うのは、こういうニュースに接するときですね。マガジンハウス発行の雑誌「ダカーポ」が、きょう発売の号(通巻620号)をもって休刊、事実上の廃刊となるそうです。
(私はダ・カーポだと思ってましたが、ダカーポが正式名称だそうです)
1981年11月創刊、毎月第1、3水曜日の月2回発行の小さな雑誌。
夫が買ってくるこの雑誌を楽しみに待ち、二人で愛読していました。
夫が持ち帰らなくなってからは私もたまに買うくらいでしたが、毎年年末になるとその年を総括するような特集があって参考になりました。
「現代そのものが圧縮されているリトルマガジン」というキャッチコピーどおりに、政治から経済、文学、芸能界のゴシップからスケベなものまで清濁併せ呑むというか、きわめてコンパクトに世の中をまとめてありました。
「現代が3時間でわかる情報誌」と替わったキャッチコピーも、その内容をよく表していたと思います。
読者は中年以上のサラリーマンが多くて、オジサンが世の中に取り残されないために読んでいる、と言われてましたが、そんな役割にはぴったりな存在だったと思います。
個人的な思い出としては…。
一度だけ、私の投稿したものが採用になったことがあります。読者のページという名称だったでしょうか、最後のページに載りました。
本の売上ベスト10の書名一覧を見ていたら、「なんとか殺人事件」というのがたしか半分ぐらいあったのです。
「殺人事件があまりに日常化して、恐ろしい犯罪という感覚が麻痺しないか。殺人に抵抗がなくなるように感じるが、これでいいのか」
というような問いかけだったと記憶しています。(今でも通用するような内容ですね)
掲載誌を保存してもいませんが、原稿料として4,000円(たしか…)いただき「やった!」と喜んだことを覚えています。
最盛期には20万部もあった発行部数が、近年は8万部と半分以下。売れ行きの急激な落ち込みは、インターネットの普及が原因と言われます。
ダカーポに限らず雑誌全体の売上が20%ぐらい落ちているそうです。
たしかに、知りたいことがあるとGoogleやYahooで検索する習慣の人は多いと思います。その方が雑誌を買ってきて読むより手軽だし、ずっと早いですからね。
ネット検索に慣れると、雑誌の記事は「何で今さら?」と思ってしまうほど時期を失した印象を受けることがありますね。
ダカーポに象徴される一部の雑誌は、もうその存在意義を失ったということでしょうか。残念ですが、そんなものかもしれません。
(私はダ・カーポだと思ってましたが、ダカーポが正式名称だそうです)
1981年11月創刊、毎月第1、3水曜日の月2回発行の小さな雑誌。
夫が買ってくるこの雑誌を楽しみに待ち、二人で愛読していました。
夫が持ち帰らなくなってからは私もたまに買うくらいでしたが、毎年年末になるとその年を総括するような特集があって参考になりました。
「現代そのものが圧縮されているリトルマガジン」というキャッチコピーどおりに、政治から経済、文学、芸能界のゴシップからスケベなものまで清濁併せ呑むというか、きわめてコンパクトに世の中をまとめてありました。
「現代が3時間でわかる情報誌」と替わったキャッチコピーも、その内容をよく表していたと思います。
読者は中年以上のサラリーマンが多くて、オジサンが世の中に取り残されないために読んでいる、と言われてましたが、そんな役割にはぴったりな存在だったと思います。
個人的な思い出としては…。
一度だけ、私の投稿したものが採用になったことがあります。読者のページという名称だったでしょうか、最後のページに載りました。
本の売上ベスト10の書名一覧を見ていたら、「なんとか殺人事件」というのがたしか半分ぐらいあったのです。
「殺人事件があまりに日常化して、恐ろしい犯罪という感覚が麻痺しないか。殺人に抵抗がなくなるように感じるが、これでいいのか」
というような問いかけだったと記憶しています。(今でも通用するような内容ですね)
掲載誌を保存してもいませんが、原稿料として4,000円(たしか…)いただき「やった!」と喜んだことを覚えています。
最盛期には20万部もあった発行部数が、近年は8万部と半分以下。売れ行きの急激な落ち込みは、インターネットの普及が原因と言われます。
ダカーポに限らず雑誌全体の売上が20%ぐらい落ちているそうです。
たしかに、知りたいことがあるとGoogleやYahooで検索する習慣の人は多いと思います。その方が雑誌を買ってきて読むより手軽だし、ずっと早いですからね。
ネット検索に慣れると、雑誌の記事は「何で今さら?」と思ってしまうほど時期を失した印象を受けることがありますね。
ダカーポに象徴される一部の雑誌は、もうその存在意義を失ったということでしょうか。残念ですが、そんなものかもしれません。
2007年12月04日
桂銀淑ふたたび!
きょう紅白歌合戦の出場者が発表になりました。
「紅白はもうやめたら」と年頭に書いた私ですが、誰が選ばれたのかと人並みに興味は覚えます。
名前一覧を見て思ったのは、今は覚せい剤や大麻で逮捕歴のある歌手でも、復活出来る時代だなってこと。槇原敬之も出るらしいし、国民的人気のある美川憲一は今やNHK御用達という感じですよね。
今年は出ないみたいだけど、長淵剛、研ナオコにも大麻で逮捕された前歴がありますね。ドリカム、サザンの元メンバーにもいます。
「失恋レストラン」で一世を風靡した清水健太郎(もちろん紅白にも出ました)は覚せい剤中毒で4回も逮捕されました。服役したあとは引き受けるところもないようですね。
薬物中毒から抜け出せなくて人生をふいにしてしまう人もいるけど、見事復活を果たした人もいる。この人には是非、後者の仲間入りしてほしいと思うのは、桂銀淑です。
11月26日、覚せい剤取締法違反(所持)で関東信越厚生局麻薬取締部に現行犯逮捕されてしまいました。
覚せい剤と共に吸引用のガラス製パイプ2個も押収され、「自分で使うつもりだった。すみませんでした」と謝ったそうですから、常習者なのでしょうか。
桂銀淑(ケー・ウンスク)は韓国出身の演歌歌手。紅白歌合戦には1988年から1994年まで7年連続出場しています。
浜圭介に師事して、「北空港」ではデュエットしています。これはカラオケで今でもとても人気のある曲だそうです。
彼女の絶頂期には私はあまり関心がなかったのですが、10年ばかり前、カラオケで「すずめの涙」を聞かせてくれた人がいて、彼女のテープも貸してくれました。
往年の青江美奈や、森進一を連想するハスキーな声ながら、よく伸びる豊かな声量の、不思議な魅力のある歌声です。玄人好みと形容する人がいますが、そんな感じかもしれません。
すっかり気に入って、連日車の中で聞いていました。
最近はあまり見ないけどどうしているのかと思っていた時に、アルコールでダメになったと聞きました。アル中から覚せい剤に拡がったのかもしれません。
逮捕されて監視されれば覚せい剤を続けることも出来ないでしょうから、これを期にすっぱりと薬物から手を切り、荒れたであろうのどを取り戻して、またあの切ない歌声を聴かせてほしいと思います。
中毒から抜け出した経験を語って、本の一冊も出したらどうでしょう。
そして、また紅白に華々しく復活してくれたらいいなと思っています。
(敬称略)
「紅白はもうやめたら」と年頭に書いた私ですが、誰が選ばれたのかと人並みに興味は覚えます。
名前一覧を見て思ったのは、今は覚せい剤や大麻で逮捕歴のある歌手でも、復活出来る時代だなってこと。槇原敬之も出るらしいし、国民的人気のある美川憲一は今やNHK御用達という感じですよね。
今年は出ないみたいだけど、長淵剛、研ナオコにも大麻で逮捕された前歴がありますね。ドリカム、サザンの元メンバーにもいます。
「失恋レストラン」で一世を風靡した清水健太郎(もちろん紅白にも出ました)は覚せい剤中毒で4回も逮捕されました。服役したあとは引き受けるところもないようですね。
薬物中毒から抜け出せなくて人生をふいにしてしまう人もいるけど、見事復活を果たした人もいる。この人には是非、後者の仲間入りしてほしいと思うのは、桂銀淑です。
11月26日、覚せい剤取締法違反(所持)で関東信越厚生局麻薬取締部に現行犯逮捕されてしまいました。
覚せい剤と共に吸引用のガラス製パイプ2個も押収され、「自分で使うつもりだった。すみませんでした」と謝ったそうですから、常習者なのでしょうか。
桂銀淑(ケー・ウンスク)は韓国出身の演歌歌手。紅白歌合戦には1988年から1994年まで7年連続出場しています。
浜圭介に師事して、「北空港」ではデュエットしています。これはカラオケで今でもとても人気のある曲だそうです。
彼女の絶頂期には私はあまり関心がなかったのですが、10年ばかり前、カラオケで「すずめの涙」を聞かせてくれた人がいて、彼女のテープも貸してくれました。
往年の青江美奈や、森進一を連想するハスキーな声ながら、よく伸びる豊かな声量の、不思議な魅力のある歌声です。玄人好みと形容する人がいますが、そんな感じかもしれません。
すっかり気に入って、連日車の中で聞いていました。
最近はあまり見ないけどどうしているのかと思っていた時に、アルコールでダメになったと聞きました。アル中から覚せい剤に拡がったのかもしれません。
逮捕されて監視されれば覚せい剤を続けることも出来ないでしょうから、これを期にすっぱりと薬物から手を切り、荒れたであろうのどを取り戻して、またあの切ない歌声を聴かせてほしいと思います。
中毒から抜け出した経験を語って、本の一冊も出したらどうでしょう。
そして、また紅白に華々しく復活してくれたらいいなと思っています。
(敬称略)
2007年12月03日
病児の保育
養護学校のスクールバスに熱のある子を連れて来て、
「きょうはどうしても仕事を休めないから、お願いします!」
と強引に乗せていった母親がいたそうです。子どもはもう中学生の年齢ですが、健常児と違って家に一人で置いておくことはできないのでしょう。
話していた人はその母親の無責任さに怒り心頭という感じ。聞いていた同じ学校の保護者も口々に
「その子がかわいそう」「熱があるんじゃ休ませなきゃねえ」「他の子にうつったら困るね」
とあきれてましたが、考えてみたら仕事をどうしても休めない、預かってくれるところもないという状況は、働くお母さんならありうる話です。
子どもはかわいそうだし学校に迷惑をかけるのは百も承知。
だけど学校になら保健の先生もいるし保健室で寝ていることもできる。
ここなら安心だからと甘えてしまうことは、いいこととは言わないけど、あまり非難できないかもしれないなあと思いました。その母親のことは知らないけど、もしかしたら生活のために働かなければならないのかもしれないし(夫が闘病中という人もいます)。
ウチの子が通っている養護学校にも、フルタイムで働くお母さんは何人もいます。
そういう人の子は、夏休みにも一人で留守番できるくらい軽い障害であることが多いですが、たまには一人に出来ないこともあるでしょう。仕事を休めないなら、見てくれる家族や親族が近くにいないと、件の母親のように周りに迷惑をかけて顰蹙を買うはめになりますね。
医師や歯科医、通訳など、そのスキルを身につけるためにそうとうの努力や投資をしたと思われるお母さんたちもいます。男性に伍して働き、それなりの収入や社会的評価を得て当然の人たちですが、子どもの障害のために仕事を辞めたり、ほんの少しだけ仕事に出たりしているようで、不本意だろうなあと気の毒になります。
働くお母さんにとって一番困るのが子どもの病気でしょうか。
自閉症のようにめったに病気をしない子が多い障害もありますが、体が弱くてよく学校を休むような子の場合は、ことに大きくなってからは(入院以外)預けられる機関はないと思います。
障害児の場合はともかくとして健常児の病児保育は、少子化対策の中でも、その効果が顕著に現われるものじゃないかと思います。
「ここがウチの近くにあれば、私は仕事を辞めなかった」「もう一人生めた」とため息をつくお母さんがきっといそうな場所が、新潟にあります。
わたぼうし病児保育室
http://www.kodomo-iin.com/byouji/byouji.html
小児科の医院に併設された、病気の子どものための保育室。朝は8時から夕方まで2,100円で預かってくれるそうです。
はしか以外なら大丈夫。いざというときはすぐ診察も受けられるし、保育士4人で見守ってくれます。定員は8人ですが、今まで断ったことは一度もないということでした。
公の施設は急性期の病児を受け入れず、病後児のみを受けるなど親のニーズに叶っていなかった。市民が本当に求めるものを、ということで始められた事業です。
毎年大幅な赤字が出ているそうですが、続けられるだけ続けたい。
「私の夢は、どこの小児科医院にも病児保育室が作られ、かかりつけの小児科で必要なときはいつでも病児保育を受けられるということです」
と語る、塚田院長の使命感に支えられています。誰か大口の寄付でもしてあげてほしいものです。
「きょうはどうしても仕事を休めないから、お願いします!」
と強引に乗せていった母親がいたそうです。子どもはもう中学生の年齢ですが、健常児と違って家に一人で置いておくことはできないのでしょう。
話していた人はその母親の無責任さに怒り心頭という感じ。聞いていた同じ学校の保護者も口々に
「その子がかわいそう」「熱があるんじゃ休ませなきゃねえ」「他の子にうつったら困るね」
とあきれてましたが、考えてみたら仕事をどうしても休めない、預かってくれるところもないという状況は、働くお母さんならありうる話です。
子どもはかわいそうだし学校に迷惑をかけるのは百も承知。
だけど学校になら保健の先生もいるし保健室で寝ていることもできる。
ここなら安心だからと甘えてしまうことは、いいこととは言わないけど、あまり非難できないかもしれないなあと思いました。その母親のことは知らないけど、もしかしたら生活のために働かなければならないのかもしれないし(夫が闘病中という人もいます)。
ウチの子が通っている養護学校にも、フルタイムで働くお母さんは何人もいます。
そういう人の子は、夏休みにも一人で留守番できるくらい軽い障害であることが多いですが、たまには一人に出来ないこともあるでしょう。仕事を休めないなら、見てくれる家族や親族が近くにいないと、件の母親のように周りに迷惑をかけて顰蹙を買うはめになりますね。
医師や歯科医、通訳など、そのスキルを身につけるためにそうとうの努力や投資をしたと思われるお母さんたちもいます。男性に伍して働き、それなりの収入や社会的評価を得て当然の人たちですが、子どもの障害のために仕事を辞めたり、ほんの少しだけ仕事に出たりしているようで、不本意だろうなあと気の毒になります。
働くお母さんにとって一番困るのが子どもの病気でしょうか。
自閉症のようにめったに病気をしない子が多い障害もありますが、体が弱くてよく学校を休むような子の場合は、ことに大きくなってからは(入院以外)預けられる機関はないと思います。
障害児の場合はともかくとして健常児の病児保育は、少子化対策の中でも、その効果が顕著に現われるものじゃないかと思います。
「ここがウチの近くにあれば、私は仕事を辞めなかった」「もう一人生めた」とため息をつくお母さんがきっといそうな場所が、新潟にあります。
わたぼうし病児保育室
http://www.kodomo-iin.com/byouji/byouji.html
小児科の医院に併設された、病気の子どものための保育室。朝は8時から夕方まで2,100円で預かってくれるそうです。
はしか以外なら大丈夫。いざというときはすぐ診察も受けられるし、保育士4人で見守ってくれます。定員は8人ですが、今まで断ったことは一度もないということでした。
公の施設は急性期の病児を受け入れず、病後児のみを受けるなど親のニーズに叶っていなかった。市民が本当に求めるものを、ということで始められた事業です。
毎年大幅な赤字が出ているそうですが、続けられるだけ続けたい。
「私の夢は、どこの小児科医院にも病児保育室が作られ、かかりつけの小児科で必要なときはいつでも病児保育を受けられるということです」
と語る、塚田院長の使命感に支えられています。誰か大口の寄付でもしてあげてほしいものです。
2007年12月02日
ニュース蔵出し
丸い布粘着テープがフラットに
http://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/0709/04/news094.html
会場のスタッフによれば、「他社でも平型にチャレンジしていた」という。ところが、平らな芯にテープを巻くことが難しかった。協和紙工では発想を転換。もともと丸い芯のテープから、芯材を抜いて平らな芯を入れることでフラットな粘着テープを実現した。
ということです。こんなの欲しかった! ですよね。
平らな(フラット)というか、横から見たら長四角い形のガムテープです。
ガムテープは生活必需品だけど、かさばるのが困りものでした。
これは急速に普及するんじゃないでしょうか。
イブの夜もPCへ向かう IT戦士 に贈る USBハブ
クリスマスケーキ型のUSBハブです。注文受付が明日まで。
イブにも仕事で、せめてこれでクリスマス気分というのもカワイソウだけど、生活の中にこういう遊びがあると楽しそうですね。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071120-00000012-giz-ent
鏡にも透明にもなるフィルム=電気で切り替え、窓に張れば省エネ−産総研が開発
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/business/jiji-24X906.html
商品化はまだのようですが、弱い電流で鏡になったり透明になったりするフィルムを貼ったガラスが出来るらしいです。遮光カーテンのかわりになるでしょうか。
車の中で寝込んでも、寝顔を隠さなくてもよくなりますね。
ジャクソン・ファイブ、2008年に再結成か
http://journal.mycom.co.jp/news/2007/11/16/024/index.html
ジャネット・ジャクソンは乗り気、マイケルも前向きらしいですが、ホントに可能なんでしょうか?
マイケルとほかの4人はもはや兄弟には見えなそう…。
実現したらセンセーションを巻き起こす…のかな?
「ジャクソン・ファイブってダレ?」と娘はきょとんとしてますが、無理もないですね。
<東京地裁>DV元夫に女性の住所漏らす…書記官がミス
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071130-00000017-mai-soci
もと夫の暴力から逃げ出した妻の住所や携帯電話の番号を、こともあろうに夫に教えてしまったそうです。
女性側は「恐怖と不安にさいなまれ、信じた裁判所を通じて極秘の連絡先を知られ苦痛は大きい。居住先を定められず職も失った」と提訴に踏み切った。…そうですが、当然だと思います。
妻が子どもを連れて避難したため、殺人事件にならなかったのが不幸中の幸いですね。
はいて興奮、捨てて嫌がらせ…女性下着不法投棄の男逮捕http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20071202i503.htm?from=navr
女性用の下着を身に着けた後、民家に投げ捨てる行為を繰り返したとして、大阪府警茨木署は2日、大阪府茨木市彩都あさぎ3、会社員押谷和夫容疑者(48)を廃棄物処理法違反(不法投棄)の疑いで逮捕した。
押谷容疑者は「女性用の下着をはくと興奮した。発見した住民が嫌がるのが楽しくて捨てた」と容疑を認めている。
トホホな事件ですが、私がへえーと思ったのは、罪名が廃棄物処理法違反(不法投棄)という点。ゴミの山を連想してしまいますね。
http://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/0709/04/news094.html
会場のスタッフによれば、「他社でも平型にチャレンジしていた」という。ところが、平らな芯にテープを巻くことが難しかった。協和紙工では発想を転換。もともと丸い芯のテープから、芯材を抜いて平らな芯を入れることでフラットな粘着テープを実現した。
ということです。こんなの欲しかった! ですよね。
平らな(フラット)というか、横から見たら長四角い形のガムテープです。
ガムテープは生活必需品だけど、かさばるのが困りものでした。
これは急速に普及するんじゃないでしょうか。
イブの夜もPCへ向かう IT戦士 に贈る USBハブ
クリスマスケーキ型のUSBハブです。注文受付が明日まで。
イブにも仕事で、せめてこれでクリスマス気分というのもカワイソウだけど、生活の中にこういう遊びがあると楽しそうですね。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071120-00000012-giz-ent
鏡にも透明にもなるフィルム=電気で切り替え、窓に張れば省エネ−産総研が開発
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/business/jiji-24X906.html
商品化はまだのようですが、弱い電流で鏡になったり透明になったりするフィルムを貼ったガラスが出来るらしいです。遮光カーテンのかわりになるでしょうか。
車の中で寝込んでも、寝顔を隠さなくてもよくなりますね。
ジャクソン・ファイブ、2008年に再結成か
http://journal.mycom.co.jp/news/2007/11/16/024/index.html
ジャネット・ジャクソンは乗り気、マイケルも前向きらしいですが、ホントに可能なんでしょうか?
マイケルとほかの4人はもはや兄弟には見えなそう…。
実現したらセンセーションを巻き起こす…のかな?
「ジャクソン・ファイブってダレ?」と娘はきょとんとしてますが、無理もないですね。
<東京地裁>DV元夫に女性の住所漏らす…書記官がミス
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071130-00000017-mai-soci
もと夫の暴力から逃げ出した妻の住所や携帯電話の番号を、こともあろうに夫に教えてしまったそうです。
女性側は「恐怖と不安にさいなまれ、信じた裁判所を通じて極秘の連絡先を知られ苦痛は大きい。居住先を定められず職も失った」と提訴に踏み切った。…そうですが、当然だと思います。
妻が子どもを連れて避難したため、殺人事件にならなかったのが不幸中の幸いですね。
はいて興奮、捨てて嫌がらせ…女性下着不法投棄の男逮捕http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20071202i503.htm?from=navr
女性用の下着を身に着けた後、民家に投げ捨てる行為を繰り返したとして、大阪府警茨木署は2日、大阪府茨木市彩都あさぎ3、会社員押谷和夫容疑者(48)を廃棄物処理法違反(不法投棄)の疑いで逮捕した。
押谷容疑者は「女性用の下着をはくと興奮した。発見した住民が嫌がるのが楽しくて捨てた」と容疑を認めている。
トホホな事件ですが、私がへえーと思ったのは、罪名が廃棄物処理法違反(不法投棄)という点。ゴミの山を連想してしまいますね。
2007年12月01日
子供の虐待
子供への虐待予防や、被虐待児保護の仕事をしている人の話を伺う機会がありました。
核家族が増えて第三者の目が届かない世の中になり、虐待の数も増え、深刻になっているようです。
虐待の例として話されたのが、池田小学校で子供たちを殺傷しすでに死刑執行された宅間守のことでした。
彼の父親はアル中で、一升瓶を提げて話を聞きにいったリポーターには息子の子供時代の話など、(不利なことでも)何でもべらべらしゃべっていたそうです。「子供より酒を取るんですね」。
宅間自身も父親には「呑んでは殴られて」育ち、母親のことは自分からは決して口にしなかった。何度も聞かれてやっと「血まみれで倒れていた」姿をイメージしていたそうです。
DV(ドメスティック・バイオレンス)の加害者と被害者が両親というわけです。
どんな環境でもまっすぐに育つ子供もいるのですから、死刑執行を免れなかった男を弁護するつもりはありませんが、そんな家庭に生まれた不運は同情に値するかもしれません。
暴力を振るうのは傍目にもわかりやすく発覚もしやすいですが、ネグレクトと呼ばれる「ほったらかし」の方は、親にも虐待をしている自覚がなく、子供もその環境から逃げようとしないようです。
1988年に西巣鴨で実際に起こった事件をもとにした「誰も知らない」という映画は、ネグレクトがよく描けていると推薦されていました。
ご存知ない方のためにざっとあらすじを書いておくと…
父親の違う4人の子を持つ母親。出生届けを出しておらず、もちろん学校にも行かせていない。
引越しに際して大家には「父親は海外出張中で長男と二人暮らし」とウソをつき、存在を隠されている下3人の子供たちは大きな声を出すことも、外(ベランダも含む)に出るのも禁じられて生活する。
新しい恋人が出来た母親は、12歳の長男にあとを託して出奔する。勝手だとなじる息子に「私も幸せになっちゃいけないの?」と開き直って。
母からは時たま現金封筒が届くだけで全然足りず、家賃は滞納、電気もガスも水道も止められてしまう。コンビニの捨てる食材を恵んでもらい、公園の水でなんとか生き延びる子供たち。
下の子が椅子から落ちて死ぬ、という悲劇が訪れても、警察に行こうとしない長男。なぜなら、保護されるときょうだいが一緒に暮らせなくなるから…。
映画では事故になっていますが、実際の事件では長男のタチのよくない友人がふざけ半分で殺しています。山の中に捨てた遺体が発見されたときには長男も逮捕されたようですね。
放置された子供たちの長子(長男)を演じた少年が、カンヌ映画祭で最年少の主演男優賞受賞で話題になったこの映画、私も見ました。
気まぐれでペットを飼っているような、無責任に留守をするまだコドモの母親(YOUの演技は秀逸で、適役だと思いました)の描き方や、そんな母親でも帰りを待ち望むしかない子供たちの切なさに心が痛みました。
自分の気が向いたときだけ世話すればいいなら、子育てを楽しむ余裕もあるでしょう。虐待も起こらない。
また子供を産むとき、子育てにはお金がかかると覚悟している人はあまりいないんじゃないでしょうか。生活苦や病気、夫婦の不和(片親も含め)の中で常に笑顔で子供の相手をするのは難しいと思います。
母子家庭の生活保護の額を順次減らす(母子加算削減)というとんでもないことが行われていますが、そういうのは子供の虐待に直結すると断言できますね。
共産党の議員さんが母子加算削減の見直しを求めたそうです。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2006-12-01/2006120101_05_0.html
日本共産党の小池晃議員は三十日の参院厚生労働委員会で、生活保護費のうち一人親世帯に支給している「母子加算」を厚生労働省が二〇〇七年度から段階的に全廃する方針を決めたと報道された問題で政府をただし、廃止方針の撤回を求めました。
核家族が増えて第三者の目が届かない世の中になり、虐待の数も増え、深刻になっているようです。
虐待の例として話されたのが、池田小学校で子供たちを殺傷しすでに死刑執行された宅間守のことでした。
彼の父親はアル中で、一升瓶を提げて話を聞きにいったリポーターには息子の子供時代の話など、(不利なことでも)何でもべらべらしゃべっていたそうです。「子供より酒を取るんですね」。
宅間自身も父親には「呑んでは殴られて」育ち、母親のことは自分からは決して口にしなかった。何度も聞かれてやっと「血まみれで倒れていた」姿をイメージしていたそうです。
DV(ドメスティック・バイオレンス)の加害者と被害者が両親というわけです。
どんな環境でもまっすぐに育つ子供もいるのですから、死刑執行を免れなかった男を弁護するつもりはありませんが、そんな家庭に生まれた不運は同情に値するかもしれません。
暴力を振るうのは傍目にもわかりやすく発覚もしやすいですが、ネグレクトと呼ばれる「ほったらかし」の方は、親にも虐待をしている自覚がなく、子供もその環境から逃げようとしないようです。
1988年に西巣鴨で実際に起こった事件をもとにした「誰も知らない」という映画は、ネグレクトがよく描けていると推薦されていました。
ご存知ない方のためにざっとあらすじを書いておくと…
父親の違う4人の子を持つ母親。出生届けを出しておらず、もちろん学校にも行かせていない。
引越しに際して大家には「父親は海外出張中で長男と二人暮らし」とウソをつき、存在を隠されている下3人の子供たちは大きな声を出すことも、外(ベランダも含む)に出るのも禁じられて生活する。
新しい恋人が出来た母親は、12歳の長男にあとを託して出奔する。勝手だとなじる息子に「私も幸せになっちゃいけないの?」と開き直って。
母からは時たま現金封筒が届くだけで全然足りず、家賃は滞納、電気もガスも水道も止められてしまう。コンビニの捨てる食材を恵んでもらい、公園の水でなんとか生き延びる子供たち。
下の子が椅子から落ちて死ぬ、という悲劇が訪れても、警察に行こうとしない長男。なぜなら、保護されるときょうだいが一緒に暮らせなくなるから…。
映画では事故になっていますが、実際の事件では長男のタチのよくない友人がふざけ半分で殺しています。山の中に捨てた遺体が発見されたときには長男も逮捕されたようですね。
放置された子供たちの長子(長男)を演じた少年が、カンヌ映画祭で最年少の主演男優賞受賞で話題になったこの映画、私も見ました。
気まぐれでペットを飼っているような、無責任に留守をするまだコドモの母親(YOUの演技は秀逸で、適役だと思いました)の描き方や、そんな母親でも帰りを待ち望むしかない子供たちの切なさに心が痛みました。
自分の気が向いたときだけ世話すればいいなら、子育てを楽しむ余裕もあるでしょう。虐待も起こらない。
また子供を産むとき、子育てにはお金がかかると覚悟している人はあまりいないんじゃないでしょうか。生活苦や病気、夫婦の不和(片親も含め)の中で常に笑顔で子供の相手をするのは難しいと思います。
母子家庭の生活保護の額を順次減らす(母子加算削減)というとんでもないことが行われていますが、そういうのは子供の虐待に直結すると断言できますね。
共産党の議員さんが母子加算削減の見直しを求めたそうです。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2006-12-01/2006120101_05_0.html
日本共産党の小池晃議員は三十日の参院厚生労働委員会で、生活保護費のうち一人親世帯に支給している「母子加算」を厚生労働省が二〇〇七年度から段階的に全廃する方針を決めたと報道された問題で政府をただし、廃止方針の撤回を求めました。