きょう出席した訓練会で、子どもの肥満について考えさせられました。
息子はその会には長く参加していて、現在はOBの立場です。仲間は一人を除いて全員息子より年下、月に一度会うかどうかなので、名前も知らない子も増えました。
その会に所属している子どもの中で、かなりの(病的な、と言いたくなるくらいの)肥満体が何人かいます。
(母親も肥満体なのは一人だけで、あとはむしろ痩せているくらいのお母さんです)
みんな自閉症らしい子です。太っているせいも大いにあると思いますが、情緒的にもあまり安定していない感じです。
見た目はともかく過度の肥満は心臓や肝臓に負担をかけるでしょう。それに身体が重くなるとますます動かなくなってさらに太る、悪循環だと思います。
太っているのが自分の子どもだけなら、恥ずかしいとか、何とかしようと思うんじゃないか。
同じような境遇の人が集まると、油断というか馴れ合いというか、危機意識を持たず平気になるかもしれません。あまりよくない環境ではないのではないかと思いました。
親しいお母さんには「痩せさせなきゃダメ」と再三言います(ムダですけど…)が、さほど交流のない人にはあまり言えませんね。きょう、ちょっと言ったら気色ばまれた感じでした。私に言われなくてもわかってるはずですからね。
ふと思いました。「デブはうつる」って、こんなことかも…。
ショッキングなタイトルですが、たしかそんな記事があった…と思って探して見ました。7月の記事ですが、ありましたのでご紹介したいと思います。
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_07/t2007072620.html
http://shinshu.fm/MHz/14.30/archives/0000201267.html
米ハーバード大などの研究チームが米医学誌に発表したそうですから、眉唾ものではないと思います。
マサチューセッツ州で友人や親戚関係のある成人1万2067人を32年間(1971〜2003年)にわたって追跡調査。
体格指数(BMI)が30以上の肥満になった人の人間関係と、相手のBMIの関係などを統計的に解析したそうです。
その結果は、友人に肥満の人がいると肥満になる可能性は57%増。兄弟だと40%増、配偶者だと37%増加ということです。
地域による差はあまり無くて、隣人関係では影響がなく、逆に住居が離れていても友人関係では増加傾向がみられたそうです。
1月の記事にこんなものもありました。
http://www.igm.hokudai.ac.jp/crg/tutor/index.php?e=67&PHPSESSID=08ce7627dcfa5d98c343514ac2f57a49
2006年12月21日号のNature誌に載ったそうですから、これも少なからず信憑性のある内容だと思います。
肥満者の腸内にはやせた人と異なる構成を持つ細菌叢(フローラ)、いわば「デブ菌」(fat bacteria)がいるそうです。
意味がよくわからないのでそのままコピペすると…
「…肥満者ではバクテロイデス門および発酵菌門の相対比率が変化しており,よりエネルギー回収効率のよい状態が作り上げられているのです.これはレプチン遺伝子という摂食を抑制する遺伝子に変異があるob/ob肥満マウスにても確かめられ,そのマウスの細菌叢を正常マウスに移植するとマウスの体脂肪の増加がみられました.デブは伝染るんです!?」
以前から肥満との関連が疑われてきた、アデノウイルス36というものもあります。
(米ウィスコンシン大学の研究チームは00年、このウイルスに感染させたニワトリやハツカネズミが、 感染させなかったものより脂肪を2倍多く蓄積した、という論文を発表しているそうです)
米ルイジアナ州立大の グループがボストンでの米化学会で発表した内容は…。
人間の脂肪組織から、さまざまな 細胞に変化する能力を持つ幹細胞を抽出し、このウイルスを加えた。 その結果、ウイルスを加えられた幹細胞の半分以上が脂肪細胞に変わったが、加えられなかった 幹細胞で同様の変化を示したのはわずかだったそうです。
ウィルス感染による肥満、というものもあるということでしょうか。太りやすい体質はたしかにあると思います。
研究が進めば、いずれ(過食によらない)肥満はこの世からなくなるのかもしれませんね。

