きょう出先の大きなスーパーに行ったら、二階分ある駐車場が満車という混みようでした。雨の日は濡れないで買い物できる屋内駐車場つきのところが、やっぱり人気ですよね。
売り場ももちろん混んでいて息子を見失いそう。いったいどれくらいの客が来ているんだろうと思いました。
客がすべて車で来ているなら、車の台数(収容台数)に1.1か1.2をかけるぐらいの数でしょうか。徒歩や二輪車の人もいるから、駐車台数の2倍ぐらいかなと考えたりしました。
客はレジを通るから記録は残るわけで、「2時から3時までに買い物した客の数」など、調べようと思えば簡単にできると思います。コンピューター制御になっていればグラフもすぐ作れる。
やって来た客はベビーカーを押してたり家族総出だったりするから、レジを通った客と来店した客の数はイコールではないですよね。
防犯カメラの画面に映ったような感じに人をぱっと見て数えた数と、レジで支払いをする人数には開きがあると思います。
ぱっと見て数えるというと、私が連想するのは「紅白歌合戦」投票での「日本野鳥の会」のみなさんです。赤白のカードの数を即座に数える姿に、いつもすごい特技だなあ、何かコツがあるのだろうと思っていました。
ちゃんとした統計をとるために、売り場をぱっと見て今そこに何人ぐらいの人がいるか、カードが何枚か数えるのには、ライントランゼクト法というのを使うのではないかと思います。
たとえば1メートル四方の枠の中に何人いるかぱっと数えて、それを面積比で積算する数え方です。
先月、開通を控えた関西空港の新しい滑走路で、数百匹から千匹のバッタが異常発生して、捕獲作業が行われたというニュースがありました。このバッタを数えるのにライントランゼクト法が使われたそうです。
この耳慣れない方法、「バッタの数 ライントランゼクト」と走り書きしたメモ(ワイドショーで解説していました)が出てきたので思い出して、検索してみました。
もともとは海の中で、魚の数や海草の数を調査して、藻場(魚の住処)の働きを守るためのもののようです。検索では海洋関係がいろいろでてきました。実際にロープを張って(ラインを作って)魚や藻の数を記録するようですね。
なお、干潟や湿地など水が濁って調べにくいところでは一定の広さを囲い込むドロップネット式というのも使われているそうです。
こちらに詳しい解説があります。http://www.ies.or.jp/japanese/mini/mini_hyakka/57/mini57.html
ライントランゼクトは、海水浴場や、花火大会の人出などを調べるのにも用いられているそうです。交通規制など警備の資料にされるのでしょうか。
以前明石の歩道橋で、花火大会帰りの混雑で命を落とした人もいました。警備する側の呆れるような見通しの甘さが批判されましたね。
コンサート会場で将棋倒しになって亡くなった人は昔もいました。多すぎる人が集まると(おとなしい人ばかりでも)それだけで危険なことも起こりますね。
人が集まるイベントには、どこにどれくらいの群集が押し寄せるか前もって研究し、それなりの警備体制が必要とされると思います。前の年のビデオでもあれば参考になるんじゃないでしょうか。
花火大会はこれからがピークでしょうから、是非ライントランゼクト法を活用してほしいですね。

