きょうの昼間、雷が鳴って一時ひどく降りました。幸い長い時間ではなかったですが、近県ではハイキングに出ていた子どもたちが落雷で怪我をする事故もあったようです。
こういう降り方を cats and dogs と言うのかなと思いました。
英語の時間にどしゃぶりのことを raining cats and dogs と習って、なんでかなあと思ってそのままになっていました。今はネットがあるからすぐ調べられますね、この言葉の由来には二説がありました。
一つは、犬と猫の喧嘩のようにけたたましいから。だから雷鳴を伴うような激しい吹き降りを形容する慣用句になったのでしょう。
また二つには、古代の北欧神話で、猫は天気を左右して大雨を引き起こし(しっぽに嵐を隠している)、犬は風のシンボル(暴風雨の神オーディンのしもべ)で強風を招くものと考えられていたから、という説もありました。
dogといえば、こんなのも見つけました。
Every dog is a lion at home.(どの犬も家ではライオンである)
日本語で「家の前の痩せ犬」という慣用句だそうです。私は聞いたことがないのですが、地方によっては使われているのかもしれませんね。
痩せて弱い犬でも、飼い主の家の前では強そうに吠えることから、「後ろ盾があると威張っているが、ないときは意気地のないたとえ」だそうです。類義語は「虎の威を借る狐」。
dogは概してあまりいい意味には使われないようで、
go to the dogs(堕落する)
be in the doghouse(面目を失う)
live a dog’s life(惨めな生活を送る)これはチャップリンの映画のタイトルにもなってますね。
put on the dog(見栄を張る)
work like a dog(あくせく働く)
また、犬は吠えたり噛み付いたりしますから、寝ている犬はそのままにしておけ、
Let sleeping dogs lie.さわらぬ神に祟り無し、とも言うようです。
英語で「犬の耳(dog ear)」と言えば、本のページの隅を折ることだそうです。犬の耳が垂れた様子から、と聞いて、うまいことネーミングしたものだと感心してしまいました。
(耳が三角に立った犬もカッコイイですが、折れて下がった耳も愛嬌があって可愛いですね)
辞書で確認したら、中にハイフンが入っています。ページの隅折れという名詞のほかに、隅を折る、転じて「(使いすぎて)…をぼろぼろにする」という他動詞もあります。また、dog-eared(隅の折れた)と形容詞にもなっています。
そして、このdog-earは日本語表記では「ドッグイア」と書かれ、同じ発音のdog-year「ドッグイヤー」と区別されているようです。
ドッグイヤーの方は直訳すると「犬の年」。ものすごいスピードで進化が進むIT業界を形容する言葉です。
と言うのも、犬は人間の7倍の速さで年を取るから。IT業界の一年はほかの業界の7年に相当するということでドッグイヤーと呼ばれるようになったそうです。
もっともこの、7倍の速さで年を取るというのはあまり正確ではないようですね。
犬種によって差があるようですが、犬は一般的に生後1年で人間の17歳程度まで成長し、その後は1年で4歳ずつ年を取るそうです。
3歳だと(17+2×4)人間の25歳、6歳だと(17+5×4)人間の37歳に相当。7倍数とはだいぶ数字がずれますね。ちなみに平均的な寿命は大型犬で10歳前後、小型犬で15年というところだそうです。

